二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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    ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐  
日時: 2010/03/29 17:20
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

 
 
 
 
    
 
       「 お前みたいな優秀な奴を
         手放すのはまったいないな… 」




       片腕のない赤髪の男、
       我が船の船長はそういった


       
 
       「 次に逢うときは、お前の……
         新しい船長が麦わら帽子を返すときだな 」 


 
       そういい、温かく大きな手で頭をなでた
 
 
       肉を食ってる大男も、銃を持った男も
       みんな彼女の頭を撫でている。

 
       この別れは、永遠の別れではない
       ほんのちょっとした"約束"だ


 

  
  

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Re:   —— ONE PIECE ——   ( No.13 )
日時: 2010/03/27 18:00
名前: 志筑 ◆aIk.35GwhE (ID: JryR3G2V)

今度話せたら話そうぜ? vv


それじゃ、その時を心待ちにしてるね(笑

ばいばい☆ノシシ

Re:   —— ONE PIECE ——   ( No.14 )
日時: 2010/03/29 14:36
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

 

 
きましたあ!
今から、のんびり更新します

 
 

Re:   —— ONE PIECE ——   ( No.15 )
日時: 2010/03/29 15:07
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

  
  
 
   
 

   「 それじゃあ、皆で家に来る?
     疲れてそうだし、お腹すいてるでしょ 」


   「「 はぃぃ!!! 」」



   サラの優しい問いかけに
   チョッパーやウソップやルフィは
   元気よく返事をした


   
   「 ……とその前に、サラさんパンツを 」



   御約束のお言葉をブルックが
   言おうとした瞬間、ナミの凄まじい蹴りが入る



   「 ……ブルッグ、黙ってね 」


   
   怖いくらい笑顔のナミ。
   ブルッグは魂が、抜けたような顔をしながら倒れていた


   
   麦わらの一味は、海を離れ
   サラの家や村があるところへと歩き出した



   「 ——— とまあ、あたしたちの自己紹介はこれくらいね 」


   「 個性豊かな一味だね、本当に 」



   ナミは移動中、仲間の紹介をしていた
   紹介するときのナミの表情がすごく嬉しそうだった



   「 あらナミ…、サラ気にいったの? 」


   「 ええ、なんか可愛い妹みたいで!!! 」



   確かに、この仲間的からみると
   16歳のサラが一番年下のチョッパーと同い年だ


   だがチョッパーはトナカイだし、
   可愛い一面もあるが妹としては……

   そういうところも含め、
   ナミはサラが妹みたいでたまらいのだ



   その頃サラは、ご機嫌よさそうに肩を組んで歩いている
4人の後ろに静かに歩いている男に気付いた



   ゾロであった

   静かに黙って、みんなの後ろを歩いていた
   静かすぎて歩きながら寝ているようにも見える

 

   「 ね、貴方は剣士なの? 」


   「 あ?……見ればわかるだろ 」



   サラの質問にめんどくさそうに答えた
   
   だが、サラは相変わらずの笑顔でいった


 
   「 へー、かっこイイね剣士。 」


   「 サラちゃんー、そんなクソまりもより
     俺のほうが何倍もカッコイイんだぜ 」



   ものすごい速さで回転させ、
   目をハートにしながら近寄ってきたのはサンジ。


   
   「 知ってるよ、サンジさんもカッコイイね 」


 
   こんな可愛らしい子にそういわれて
   喜ばない奴なんて、あまりいないだろう。


   サンジはもっと目をハートにさせ
   サラの笑顔に夢中になっていた


 
   「 ……クソコックが 」


   
   サンジに聞こえるか聞こえないかの声で、
   ゾロは小さくささやいた


   その言葉を聞き逃さなかったサンジ。

   そこで、いつもの口論が始まった

 

   「  あっ!あれだよ、あそこがあたしの家 」



   サラは喧嘩している二人をよそに
   戦闘に立ち、家を指差した



   「 よぉぉし、飯だああ!!! 」



    

 
   

Re:   —— ONE PIECE ——   ( No.16 )
日時: 2010/03/29 15:32
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

  
  
  
  
  
   やっと村についてサラの家に向かっていた
   先頭を堂々と歩く、ルフィとサラ。

   それ以外の皆はこそこそと歩いていた



   「 …俺たち海賊なのに、
     こんな堂々としていて怖がられねぇのか? 」



   フランキーの言葉にサラは首をかしげた
   

   
   「 大丈夫だよ、あたしと一緒にいれば 」


   「 …それはどーいう意味だ? 」


   「 これでもあたし、この村のなかでは権力あるほうだから 」



   軽々話すサラに麦わらの一味は
   なんとなく納得しているフリをした


   そんな疑問いっぱいの一味の表情に
   サラは思わず笑ってしまった


 
   「 そんな深く考えないで。
     ほらあたし、能力者だから強いってこと 」



   簡単に説明してくれたサラに
   やっと理解したようだ


   サラは自分の家の扉をあけていった
 
 
 
   「 さあ入って、ちょっと狭いけど…… 」


   「 おっじゃましまーす、 」



   ルフィの元気なことばに
   家のなかにいた女性がすぐ反応した



   「 あらサラ、おかえり」


   「 ただいまーさっそくなんだけど、ご飯つくって? 」


  
   サラは坦々と説明した

   海岸で出会ったこと
   この一味の名前などを。



   「 こいつはサラの母親か? 」



   よほどはらぺこなのか、
   すでにテーブルに座りナイフとフォークを手にもっている



   「 ルフィ、指差すのは失礼よ 」


   
   指差しているルフィの腕を
   ナミは優しく叩いた


   
   「 面白い子ね、私の名前はミシェール。
     残念ながらサラのお母さんではないわ 」


   「 本当のお母さんは別にいるけど、
     ミシェールさんもあたしの家族だよ 」



   笑いながら説明するサラ。

   
   深い絆でつながってるからこそ、
   こういう話も笑って話せるのだ



   家のなかでは、遊んでいるものや音楽を奏でているもの、
   料理を一緒に手伝っているものやおしゃべりをしているもの……

   みんな自分の家のように
   それぞれくつろいでいた


   作り上げた料理を並べているとき、
   ソファに座っている男に興味をしめした


 
   「 あら、あなた…… 」



   ミシェールにそう話し掛けられたのは
   またもや、ゾロであった



   「 剣士なんだよ、ね?ゾロ 」


   「 そうだなって、お前はなんで俺だけ呼び捨てなんだよ 」



   確かにサラは、他のみんなには
   "さん"や"くん"をちゃんとつけている


   だが、ゾロが気にいったのか
   ゾロだけ呼び捨てであった



   「 えーいいじゃん、 」


   
   子供がイタズラしたとき
   謝るような軽いノリでいうサラ。


   
   「 そうだぞ、ゾロ!照れるなよ 」


   「 照れてねーわっ!! 」



   ウソップの言葉に、ゾロがすかさずツッコミをいれた


 
   

Re:   —— ONE PIECE ——   ( No.17 )
日時: 2010/03/29 15:48
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

  
 
 
 

   「 なあなあ、サラの頭についている花ってなんだ? 」


   「 そーいえば、この村の色んなところに咲いてたわね 」



   おいしそうにご飯を食べるチョッパーと
   綺麗にゆっくり食べるロビンが
   サラのヘアゴムを指差していった


   
   「 これは向日葵だよ、知らないの? 」


   「 俺はしらねー、島で咲かないからな 」



   冬島であるチョッパーは
   ヒルルクの研究のおかげで桜はみれた

   だが、夏の花……向日葵までは知らなかった



   「 この花大好きなんだ、村中にもたくさん咲いてるしっ 」


   
   そうしゃべりながら、サラは
   自分がもっているのと同じような
   ヘアゴムをチョッパーに渡した



   「 あげるね 」


   「 お…おう、ありがとな 」



   チョッパーは嬉しそうな表情で
   それをとりあえず、腕につけていた



   「 ……そうだ、向日葵畑を見に行こうよ 」

 
   「 おー!俺行きたいぞ 」



   元気良くそういったのはチョッパーだ
   すっかり、向日葵を気にいったようだ



   「 いや…俺は飯くってるぞ 」

  
   まだ食べるのか、ってほど
   たくさん食べるルフィ。

 
 
   「 俺たちは道具をみにいきたい 」

 
   
   船大工のフランキーは
   いろんな島を訪れるたび
   その島の道具をみるのが楽しみであった


   ウソップもまた、新しい武器の道具に
   使えそうなものをみてみたかった


 
   「 あたしとロビンはショッピングしたいわ、時間はたっぷりあるし 」   
   


   そう話す、ナミと笑顔で答えるロビン。

   この村の人の服装がとても可愛くて
   おしゃれが好きなナミは興味があるようだ
 
 
   
   「 そうだなー材料をみたいな、俺は 」



   食後の煙草を吸いながら、
   サンジは船の少なくなっていった
   食料を買いにいきたいといった



   「 わたしはですねー、寝ます!
     骨だから折れたら大変ですし、ヨホホホホ 」



   そういって、コーヒーを一杯飲むブルッグ。
   

   
   「 じゃあ、トナカイくんとゾロとあたしの3人ね 」


   「 なんで俺が行かなきゃいけねーんだよ、そんなもん二人でいけ 」



   大きなあくびをしながらそういったゾロ。

   その間も、チョッパーは行くき満々だ



   「 いーじゃん、暇なら行こうよ 」


   「 そうだ、可愛い女の子とトナカイ一匹じゃ危ないだろ。ボディーガードだ 」



   サンジは笑いながらそういい、
   窓をあけて外の空気をすった


  
   「 私からもお願いするわ、不安だから…… 」



   ミシェールもそういって、頭をさげた

   そこまでいわれると、ゾロも断れない
   ゾロはため息をつき「わかったよ」とつぶやいた



 
 


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