二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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    ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐  
日時: 2010/03/29 17:20
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

 
 
 
 
    
 
       「 お前みたいな優秀な奴を
         手放すのはまったいないな… 」




       片腕のない赤髪の男、
       我が船の船長はそういった


       
 
       「 次に逢うときは、お前の……
         新しい船長が麦わら帽子を返すときだな 」 


 
       そういい、温かく大きな手で頭をなでた
 
 
       肉を食ってる大男も、銃を持った男も
       みんな彼女の頭を撫でている。

 
       この別れは、永遠の別れではない
       ほんのちょっとした"約束"だ


 

  
  

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Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.28 )
日時: 2010/04/06 15:46
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  



あげます、 
 
 

Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.29 )
日時: 2010/04/06 16:28
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

  
 
 

 
   「 その数年後が、今日ってわけね 」



   ロビンはイスに腰をかけ、
   冷静をたもちながらそうつぶやいた



   「 ……うん 」


   「 で、サラはどーしたいの?
     この島を守るためにあいつらの仲間になる? 」



   ため息をした後にナミはそういった


   サラの過去を聞いてる時、
   ナミはずっと昔の自分と照らし合わせていた


   自分も辛かったから ___



   「 ———— 嫌だ 」



   サラはあの頃と同じように
   真っ直ぐな目をしてそういった


   何年経ってもかわらない、
   "約束"をはたさなければならないから。



   「 はやい話を…あいつを倒せばいーんだろ? 」


   「 サラちゃんを守るなら、俺はなんだってするぜ 」



   寝ていたかのように見えた
   ゾロは急に起き上がりそういった

   サンジも煙草に火をつけそう言った



   「 でもみんなに… 」



   サラはためらった


   麦わらの一味だからこそ、
   最高の人たちだからこそ、
   この闘いに巻き込みたくなかったのだ


   自分のためにこれ以上
   血を流してほしくなかった。



   「 大丈夫よ、あたしたち強いしっ!!
     それにサラを守らなきゃ、ルフィが怒っちゃう 」



   ナミは優しく笑った

   
   サラを守りたいのは、ルフィだけではなく
   ナミ自身もそう思っていたのだ

   過去の自分と似ているから
   自分と同じ想いをさせないように。


   「怒るから」
   …その言葉の意味がまだ分からなかった

   けど、なんとなく気持ちが通じたから
   涙目になりながら「ありがとう」とささやいた   
   

   「 よぉぉし、俺とチョッパーはケガ人を見よう 」



   ウソップの言葉にチョッパーは
   「おう」と強く返事をした


   一味の決心は固く、
   誰がいっても止まらないだろう



   「 じゃあ…後の皆はそれぞれ闘うわよ 」



   ナミの言葉に皆が返事をする。


   その時、ミシェールがサラの名前を呼び
   一つの刀を投げつけた


   ゾロの刀とは違い
   太くて長く、大きいものである。
   
   しかも、綺麗な蒼色に染められている
   握るところには一つの宝石が埋め込まれていた
   
 
   そんな様子をみていたフランキーが
   すかさずサラに問い掛けた


 
   「 お前…刀使えんのか? 」


   「 うん、昔やってたんだ 」



   昔刀を使っていたというサラ。
   このことを時期わかるだろう



   「 ジャックは見てたとおり、そうとう強い。
     あいつらの手下もあまり甘く見ないほうがいいかも 」



   ジャックとジャンの部下たちもかなりの強さだ
   数も多いし、甘くみてはやられてしまう。



   「 ……ジャンはあたしが倒す 」



   刀をみつめ、そういうサラ。

   
   このことはサラが解決しなければならない、

   それを知ってるからみんなは
   サラがジャンを倒すことに反対しなかった
 

 
   「 よし、行こう 」



   サラが立ち上がり、みんなにそう言う
   麦わらの一味も立ち上がった



   「「 おぉー!! 」」



   心強い返事が、響き渡った
 
 

 
 
   

Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.30 )
日時: 2010/04/06 16:56
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

  
   
 
 
 
   みんなが走って、宮殿に向かってる途中
   体に異変を感じだのはサラだった


   だけど、サラは黙っていた
   "心配かけたくない"から。



   「 サラどこに行く!? 」



   声をかけられたサラ、
   麦わらの一味はいったん立ち止まった



   「 あいつらと決着つけてくる 」

  
   「 やめとけ、お前は…逃げたほうがいい 」



   村の人々が一成にそういった

   ミシェールは止めなかったが
   普通の人ならば止めるだろう。


   これ以上、サラに任せておけない
   任せっぱなしじゃにけないと思ったからだ


   
   「 死ぬ気で闘ってくるから!
     んでもって、この島守るから 」


   
   サラはそういうと、
   一味に「行こう」とささやいた


   黙っている村の人々に背中を向け
   またサラたちは走り出した


   と思ったら、サラが急に止まり後ろをむいて、
   村の人々に向かってピースをした


   それは"大丈夫"だという合図。


   
   「 俺たちもいきましょう 」


   「 …いつの間にたくましくなったんだ、サラ 」



   村の人々はそんな会話をしていた



   ———————————


 
   「 でけーな、 」


   「 こりゃあすごいですね、ヨホホホ 」



   宮殿につくなり、フランキーとブルッグは声をもらした
   

   確かに宮殿は広いし大きい。
   大きな門があって、そう簡単には入れなそうだ



   「 これはどうやってあくんでしょうか? 」



   ブルッグはそういいながら、
   門をばしばしと何回も叩いた


   すると、なんと簡単に開いた



   「「「 えぇぇ!? 」」」


   「 ヨホホホ 」



   ブルッグは嬉しそうにスッキプをし
   門を一番最初にくぐりぬけた



   「 怪しいわね、こんな簡単なんて 」


   「 えぇ。まるで、あたし達を歓迎してるみたい 」



   ナミとロビンは小さい声でそんな会話をしていた


   その時だ、先頭を歩いていた
   サラの目にある人が視界にはいった


   ジャンであった ___


   優雅にイスに座り、
   サラたちを本当に待っていたかのようだ



 
   

Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.31 )
日時: 2010/04/06 17:11
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

   
 
 
 
  
   「 やはり来たか、サラ。
     お前の気持ちはそれでいいのか 」


   「 当たり前でしょ 」


   「 ならば全力で闘おう、兄貴のでるほどではない 」



   ジャンは余裕の表情でそう答えた

   と同時に、数百人ほどの部下たちが一成に現れた



   「 おぃおぃ多すぎねーか? 」


   「 予想外ね、これは 」


 
   麦わらの一味とサラは
   大勢の部下達に囲まれた


   いわゆる、ピンチ状態でもあった




   ——————————



   「 …目を覚ましたぞ! 」



   心配そうにルフィの顔を覗きこむウソップ。


   けが人を部屋にいれて、
   看病をしていたチョッパーも喜びの声をあげた


   さっきのジャックの攻撃で
   ルフィたちでなく村の人々の数人も
   ケガをしてしまったのだ



   「 あいつらはどーした? 」


 
   ルフィは起き上がりながらそう聞いた


   ミシェールはその時、
   ただ黙ってイスに座り
   サラたちの無事を祈っていた


   黙っていかせたが
   やはり心配だったのだ


 
   「 あいつらは…行ったよ 」


   「 そうか、俺もいかねーと。
     ジャックって奴許しておけねぇからな 」



   そういったルフィの声が
   あまりにも冷静だった


   そして、表情も真面目であった
   


   「 それとルフィ…麦わら帽子が 」


   
   チョッパーがそういいかけて、
   ルフィは麦わら帽子がないことに気付いた

 
   と同時に、さっきの攻撃で
   飛ばされ消えてしまったことも思い出した


   ルフィはチョッパーの声には
   返事をせず、扉に向かって歩き出す



   「 ……俺があいつを倒す 」
 
   
   「 えぇ、信じてる。 」



   ルフィの言葉にミシェールがそう答えた


   そして、ルフィはジャックがいる宮殿へと走り出した
 

 
 

Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.32 )
日時: 2010/04/06 17:48
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

  
 
 

 
   「 人数多すぎなんだよ、ったく…… 」



   ゾロはそういいながら、
   頭にバンダナを巻き刀を握った



   「 …鬼切りっ!!!!!!!!! 」


   「 眠り歌・フラン 」


   
   ゾロやブルッグが攻撃をする、
   フランキーも改造された、自分手の銃を使う。

   ロビンも悪魔の能力でエンジョし
   サンジも強烈なキックで敵を倒していく。



   「 きりがないわ… 」


   「 本当だ、多すぎる…… 」



   疲れてきたのか、息遣いが荒れていた


   そんな中、部下たちをナミたちに任せ
   サラは一人でジャンと闘っていた



   「 水飛龍!!!! 」


   
   サラはそういって、攻撃をした
   初めてみたサラの攻撃。


   "水飛龍"とは水を龍の形に変化させ、相手に攻撃するのだ
   その威力は"痛い"ではおさまらない

   もろにあたれば骨だって折れる。



   「 だからきかねーって 」



   そういいながら、にやっと笑うジャン。


   ジャンの目の前にトゲトゲの太いツルができ、
   サラの攻撃から身を守ったのだ
 

   "ニョキ・ニョキの実"の能力だ。
 
 
   どんな場所からも、緑をはやせる。
   そして、水の攻撃は奴の能力を強くさせる


 
   「 水と緑じゃ、相性があわねーんだよ
     次は俺からだ…覚悟しろ 」


   
   サラの下の地面から、
   さっきのトゲトゲのつるがでてきた

   そのつるはサラを巻き込み
   きつく強く引きしめた

   サラは苦しそうに声をあげる、
   つるはまだかというようにどんどん伸びた
   かと思えば、急にサラを絞めていたつるがゆるんだ

   その拍子でサラは数十メートルとういう
   高さから固い地面にたたきつけられた


   頭を強打し、目の前が一瞬白くなった

   叩きつけられた痛みとは別で、
   胸をしめつけるような痛みをサラの体をはしった



   「 !?!? 」


   「 お前…、回復する能力を使ったな? 」


   
   なかなか起き上がれないサラに
   ゆっくりとジャンは近づいてそういった


   サンジはたまらず、サラを助けようとする。

   だが、すぐにゾロにとめられた
   「俺たちはまだ必要ねえ」と。



   「 馬鹿か、忘れたのか?その能力は、傷ついた相手を回復できる
     だかな、そのダメージの半分は自分がうけるんだ 」



   そのとき、一瞬だが一味の動きがとまった


   —————— "嘘"か?



   「 え、あいつ…何いってんの? 」


   「 分からない、けど…本当だとしたら 」


   「 サラはルフィたちのケガを治したよな? 」


   「 やばくないですか? 」



   ナミ・ロビン・フランキー・ブルックが
   次々に声をあげてそういった


   つい先ほど、三人ものケガ人を
   能力をつかって治していたからだ。

   もしも、奴のことが本当ならば
   ある程度のダメージがサラを襲っていたことになる



   「 自分の能力ぐらい…自分が一番知ってるよ 」



   サラはそういって、起き上がった
   そして、ついに手に持っていた刀をとりだした



   「 水が駄目なら、コレでいく 」


   「 …そんなもので倒せるか? 」


   
   サラが刀を握ると、すかさず
   ジャンは闘う態勢にもどった


 
   「 ————— 葉弾 」



   
   何百枚という葉が、サラめがけて飛んできた


   が、刀を回転させ風をおこし
   その葉を次々と華麗にかわしていく

   一瞬のすきをみて、サラが刀を振りかざした
   その攻撃で、思わずジャンは後ろへとのけぞってしまった
   



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