二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 目安ボックス・・いやめだか箱
- 日時: 2012/02/04 15:48
- 名前: 栖樺 啼 (ID: ZEjsU2TR)
めだかボックスでいうところの
才能、つまりは 能力 スキル の究極でも探そうとか思って、
とりあえず試してみる、ぐらいの感じで書きたいなと・・。
勝手な内容にも程があり
創作の内容すら変ですが
確かなのは
話が荒唐無稽で支離滅裂の非散惨状となっています。
話に飽きてしまえば、不都合が悪く中味も中味も変わりますが
とりあえず、見ていただければ公営、いや光栄なのです。
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- 第11箱ーキミにちょうどいい名前だよー ( No.20 )
- 日時: 2012/05/13 17:12
- 名前: 栖樺 啼 (ID: zRrBF4EL)
「『ボクらしいって・・。』『あったばかりの』
『キミに言われても』」
「『うーん・・。』『それもそうだね。』」
でもなんか合わないよねぇ。と彼は続けた。
ボクから見れば彼の方がおかしいし、合わないんだけど。
なんだろうこの人。
「『そうだな。』『ところで笹海ちゃん』
『質問をしてもいいかな?』」
少年はさっきから質問しかしていないのだが、
少女は
「『お好きなように』」
「『うん。』『じゃあ聞くね』」
少年はためらった様子もなくいきなり
悪びれもせず、当たり前かのように聞いた。
「『君はー。』
『人を殺したことはないかい?』」
瞬間、
球磨川が話終えるとほぼ同時、
彼女は球磨川の首のい狙いをしぼり、そこらへんにあった
缶を何個か使い創った鋭利な刃物を突き刺し、
勢いで背中や頭にも刺し
球磨川の後ろ半分が血で染まったのを確認すると、
頭をつかみ、ブランコの上の柱に《なすりつける》
その拍子に彼の持っていたねじが落ち、それを歯で受け止め、
彼の背中にまた刺す。
というか貫通したと思った。
そして今度は地面へ突っ込む。
一通りの作業を終え、彼女は溜息をつく。
「『いったいなぁ。』『意外と気が荒いんだね。』」
「『そうですか?』」
「『そうそう。』
『キミはこうやってきっと、何人もころっおしお・・。』」
今度は話し終える前に一刺し、
そして、口の中に手をツッコミ、今度は、ブランコの
横の柱に交互にぶつけ合う。
何百回か繰り返した後。
また溜息。
「『な、にを。』」
「『ごめんなさい。』」
意外にもあっさり謝る。が、
それは彼女のした行為のことではなく、
「『ボクはこういう方法でしか、』
『人と接したことがない。』
『なるべく、我慢するので、続けてください。』」
「『う、ん』」
口の中もすごいことになっているのだろう。
彼は話すのも辛そうだ。
「『どうせ、キミの名前って本当の名前じゃないよね?』」
「『・・・。』」
「『そして、それをつけた母親はきっと
殺したんだろうね。』」
今度は頭を横に切っただけですんだ。
「『もちろん。その母親も本物じゃないんだね。』」
そして足の3か所を迷いなく刺し、
「『だから、名前なんて、適当に言っただけで』
『ホントはキミに名前なんてないよね?』」
地面に頭が、というか胸のあたりまで埋まる。
それを蹴って起こす、
「『名前がほしいかい?』」
柱に支えられつつ立ちながら彼は問う。
少女は黙った。
「『キミにちょうどいい名前だよ。』」
「『・・・欲しい。』」
「『それがボクの名前・・?』」
「『うん。』『ぴったりだよ。』」
球磨川禊はすでに立ってもいられない程の
状態だったが、家に帰って行った。
這ってでも帰って行った。
地面には血の後が残っている。
「『球磨川、訃隙か。』」
それが少女の名前となった。
これが少女の初恋となった。
そしていずれ初故意になり。
今となれば初濃である。
『球磨川訃隙。』
【訃】
意味@人の死の訪れなど
「『きみにはお似合いだね。』」
- 第12箱ー誰より、何より、どんな○○よりー ( No.21 )
- 日時: 2012/06/08 23:03
- 名前: 栖樺 啼 (ID: zRrBF4EL)
「『思えばあの子は、』
『僕がなんの細工もしなくとも』『ボクと似ていた。』」
河川敷の決闘(?)
から壱日後である。
今日。球磨川禊による説明が終わった。
球磨川の話によれば、
朝、球磨川が起きた時には、球磨川の記憶では
球磨川訃隙は妹ではないということになっていたのだ。
記憶を操作。
あんな過負荷を持っていれば、
簡単なんだろう。
そのあと、
数時間後、球磨川禊が去ったあと。
彼女、球磨川訃隙「箱庭学園には《いるハズのない》」
「入る予定もない」「それどころかまだ、《11歳》」の
彼女は来た。
顔じゅうに痣、絆創膏、湿布、包帯、テーピング、
眼帯、傷、へこみ、歪み、そんな病人のような、
そんなものは一切ない。
そして、生徒会執行部の面々は聞いた。
球磨川訃隙の過負荷
《全部、あったことにする》
そんな恐ろしい程の【可能性】という名の《能力》の全貌を。
それは、
そのスキルは、
誰よりも強く、
誰より立派な、
誰より偉く、
何より確かで、
何より素敵で、
何より美しく、
そして、どんなものより
ー重かった。
それは、
弱い,
齢、11歳の少女にはとても背負いきれない。
ものだった。
それでも彼らは問う。
彼女は聞く。
少女は答える。
「球磨川訃隙ー、貴様の能力について、
全て、答えてもらう。よいか?いいな?」
「はい。」
少女は括弧を外し、
格好付けずに答える。
自分の嫌いな顔を隠したまま。俯きがちに。
- 第13箱ー忙しい人でしたからー ( No.22 )
- 日時: 2012/06/14 22:55
- 名前: 栖樺 啼 (ID: zRrBF4EL)
「私の過負荷は、球磨川さんと出会ってすぐ生まれました。」
生徒会一同は黙って彼女の話を聞いた。
ここからはだらだらと長い、ただ、少女の説明だ。
文章がおかしくとも、すこしの我慢だ。
多少の質問が入るが基本的にそれはめだかちゃんだ。
ちょうど、空気の読まない球磨川はいないことだし、
全部話してもらうことになる。
「最初は、始めは、ほんの些細な出来事で気が付きませんでした。
確か、『ごはんが食べたい』とか、『のどが渇いた』
とか、そんなごくも当たり前の想像、妄想をしていたら、
公園のすみのベンチに毎日食べ物が置いてあるようになりました。」
「毎日?」
「はい。えぇ、そうでした。
私が食べるには十分すぎる量で、週に1,2度くる球磨川さんに
あげて、一緒に食べたりしていました。」
「1,2度か少ないのだな。」
「はい、球磨川さんはその頃から、学校を転々としていましたから、
私は、その理由を聞いたことはないですが、
とにかく忙しいのだと、思っていましたから。
でも球磨川さんは当然ながら、疑問に思ったようで、
私に聞いたんです。
『此の食べ物はどうしたんだい?』と、直球に前置きもなく、
私は、『そこのベンチにいつも置いてあるんです』と答えました。」
「【置いて】ある?」
「あ、いえ、正確にいえば【現れる】なのですが、
その時はそう思っていました。
そしたら、球磨川さんは笑顔で立ちあがり、
『キミに教えることはもうない!』と言って、
敬礼のようなポーズをとり、去って行きました。
あ、別に、そのあとも公園には来てくれましたよ?」
(・・・・その頃から漫画脳か・・。)
「私と球磨川さんは
その公園で、遊んでいました。
私は、当時コミュニケーションの取り方を知らなかったので、
何度も、球磨川さんを殺しかけました、それでも彼は、
『全然大丈夫。こんな怪我すぐなかったようになるさ。』と
笑って答えるんです。
ー、実際彼は怪我を負った次の日には傷は完全回復です。」
(大嘘憑きか!)
「私は、その頃にはもう、自分の過負荷に気付いていました、
けれど、使う必要は特にありませんでした、その時までは、
その時というのはのちに話しますね。
それでー、」
「ちょっと待て、訃隙、いや。【舞愛】か?」
「その名はもう捨てたので、できれば訃隙か、・・・。
仮に訃李とでも読んでください。」
「では、訃李」
「なんでしょう?めだかさん。」
「球磨川がその技を使えるようになったのはいつからだ。」
「あぁ、すいません。
めだかさんは誤解してますね。完全回復というのは、
傷が治ったのではありませんよ。
ただ、包帯も絆創膏もしてるけど、ぴんぴんしてるということです。
私は、最近まで、【大嘘憑き】という過負荷を
知りませんでした。」
「そうか、続けてくれ。訃李」
「はい。
この後、私と球磨川さんは一度分かれます。」
「ふむ。」
「球磨川さんが中学生になったからです。」
「・・・・・・・。」
「球磨川さんは、
『キミの能力のことは誰にも話さないで、
もし、キミがこの能力の重さを知ったとき、
僕はもう一度、キミに会いに行くからね。訃隙ちゃん。』
そういって、
『覚えておいてね。
君は僕の義理の妹ともいえる、僕によく似た、
【異常な負】どちらとも言えない。
けれど、忘れないで。君のスキルは間違いなく、【過負荷】だ。』
その次の日から、球磨川さんは、こなくなり、
私は、ほんの一年か二年だったけれど、《初恋》を経験しました。
そして、それから《6年間》ずっと私は球磨川さんを
探し、追い、求め、欲し、ついに、、会いに来ました。
彼は愛には、いえ、合いにはきてくれませんでした。
だって、」
「?」
「球磨川さんは忙しい人でしたから。」
少女は悲しげに、儚げに、呟いた。
ー14箱に続く
- 第5ボックスー予穀ー ( No.23 )
- 日時: 2012/06/14 23:04
- 名前: 栖樺 啼 (ID: zRrBF4EL)
「私の過負荷が過負荷なのには理由があるんです。」
少女は冷たくそう言った。
堂々としていた、彼女はもうどこにもおらず、
ただ俯いて、声こそ明るかったけれど。
少女は、ランドセルもなしに、
もう二度とは着られないであろう
箱庭学園の制服を着て、真実を語る。
「訃隙ちゃんー、」
「その名前で呼ばないでください。○○○○○。」
「!!・・・・・・・・。」
「驚きましたか?」
球磨川訃隙、笹海舞愛、名前は違えど、
確かに少女はそこにいた。
確かに、
いたのだ。
「ありがとう。
でも、」
「ボクの前では括弧つけてよ。副会長様。」
『「うん、」』
全部は語れないかもしれん・・・・・・汗
気付けばもう15話かぁ、次の話は何話になることやらだぜ。
- 第15箱ー異常だったんですよー ( No.24 )
- 日時: 2012/06/15 20:07
- 名前: 栖樺 啼 (ID: zRrBF4EL)
「それで、結局お前のスキルはなんだっつー話だが。。」
「それは今から話しますよ、
順を追っていえ、折って話しているんですから、
勝手に話題転換しないでくださいよ。人吉庶務さん。
そんなに話に入りたいなら、会長に昇格でもしてみてくださいよ。」
「ぐ・・・・・。っ」
実際、
少女のこの発言は、真実となるのだが、それはまた別の話。
「では、訃李話してもらうぞ。
貴様の【過負荷】はいったいどうして《そうなった》?」
「はい。」
そして、また、球磨川訃隙、いや訃李の開設、いや解説が始まった。
だらだらと、やけに長く、それでいてあっさりとしている。
そして、俯いたまま、マイナス特有の笑顔だ。
「私は、いえ、私のスキル、そうですね【大嘘憑き】にちなんで
【超正直】とでもいいますが、《それ》は始めは、
『異常』 だったんですよ。」
「!!・・・・・。何故そう思うのだ?」
「はい。私のマイナスは、他の人に迷惑をかけたりしないし、
害は及ぼしません。ですから、この明らかに普通ではない能力は
始めは《異常》でした。 ただの。」
「・・・・・・。」
「ちなみに私がサイコロを振れば、一つ残らず床に落ちて、
目は必ず(4)がでます。どんなふうに投げても。
きっとおに、いえ球磨川さんもそうでしょう。
あの人なら、サイコロが砕け散ってもおかしくないですね。」
(・・・・・悲惨すぎるだろ!)←善吉
(ギャンブルだとすごいことに・・。)←喜界島
「そして、それは、ある日突然、なんてことはなく。
当たり前のように当然にいえ、当たり前なので、
当前というべきでしょうか。私にとっては、【過負荷】でしかない。
それ以外の何物でもありませんでした。」
「「「・・・・・。」」」
生徒会一同は黙って聞き入る。
少女の話をただ静かに。
ただ一人を除いては
「え?なんで?『なんでもあったことになる』とか最強そうじゃない?」
(喜界島)
(喜界島さん空気よんでーーーーーーーー!!!)
喜界島もがなは当然のごとく首をかしげる。
それを見て訃李は笑う。
「あはは、そりゃあ、そうでしょうよ。
普通はそう考えて当然です。私は最初は嬉しくて、
たまに公園にくる子供に見せびらかした覚えもありますし。
あ、学校の友達とかにも。」
「お前友達とかいるのかよ!」
「じゃあ、なんで?」
「・・・・・。善吉失礼ではないか?」
「え。だってさめだかちゃん。」
「人吉って・・・そんな奴だったんだ。うわ。」
「おい!人の命より金とか言ってたくせに何言ってんだ!喜界島!」
「いえ、めだかさん。」
唯一、阿久根高貴は反対した。
彼はこう言った。
「オレも確かに気になりますね。
訃李さん。あなたは【学校になんて通っていたんですか】?」
「「「!!」」」
(((確かに!)))
「うん。通ってたよ?言ってなかったっけ?
6歳から、ボクは普通に小学生だよ?」
核心をついた此の質問にあっさりとしっかりと答えた。
正解なのかは定かではないけれど。
「でもそれだと計算合わなくない?
たしかキミって、中学一年生でしょ?」
「あぁ、はい。
そうだね。これも言ってなかったねぇ。」
「?」
「ボクって二回飛び級してんだよね。」
「「「「!!」」」」
(まじか・・・。)
(授業料が安く・・あ、給食費も!)
(どうりでこの子は雲仙君と似ているんだ)
(ふむ。やはりか。)
大事な話をせずに雑談をして、話は最終局面へ!
事態は、辞退は、そして次回は《奴》と【奴ら】が動きだすぜ!
by白糠南兎星(久)ww
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