二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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目安ボックス・・いやめだか箱
日時: 2012/02/04 15:48
名前: 栖樺 啼 (ID: ZEjsU2TR)


めだかボックスでいうところの
才能、つまりは 能力 スキル の究極でも探そうとか思って、
とりあえず試してみる、ぐらいの感じで書きたいなと・・。

勝手な内容にも程があり
創作の内容すら変ですが

確かなのは
話が荒唐無稽で支離滅裂の非散惨状となっています。
話に飽きてしまえば、不都合が悪く中味も中味も変わりますが

とりあえず、見ていただければ公営、いや光栄なのです。

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第8箱ー見落としているのかもしれん。− ( No.15 )
日時: 2012/04/24 19:08
名前: 栖樺 啼 (ID: mJ3JfBLO)


「球磨川は・・大嘘憑きを無くし、その上却本作りは無効化だろ?
 スキルを使うも何も、スキルが無い。」
「あぁ。そう。球磨川《は》だ。だが訃隙は・・。」
少し考え込むめだかちゃん。

「何してんですか!ちょっと鈍ってますよ。
 手加減とかはボク(マイナス)相手には無用ですよ!」
「『知ってるよ。』『僕はマイナスの頂点とも言われていたんだからね
  キミよりも』『誰よりも』」
「そりゃあ、そうだよ。ボクははマイナスとしては
 落第点もいいとこだ!」
殴り、蹴り、絞め、捻じり、また、言う。
それを繰り返すマイナス同士の、頂上とどん底の戦い。
それは、まるで、何日か前、
球磨川禊と黒神めだかが行った、会長戦によく似ていた。
ひたすら、戦う。−相手が負けを認めるまで。

「思えば。」
「ん?」
「今思えば、だ。彼女は、私との戦いも一回きりだった。」
「能力の私用を制限するマイナス・・・か。」
そんな理由・・。
「なぁ、善吉よ。」
「なんだよ。改めて。」
「ひょっとしたら、我々は何か、見落としているのかもしれん。」
そんなことを言うめだかちゃんは、
もう全てを悟ったような顔だった。
でも、まだ、その《理由》とやらは、見つけてないらしい。
「何かって、いつから。」
「・・・始めから。」
「は?」
何を言っているんだ?
意味がわからない。
数キロ離れた、球磨川妹の顔を見る。
球磨川禊そっくりな、少女。
遠いが、わかる。
「つまりな。あいつ、訃隙の能力は、
 何でもあったことにできるんだ。」
「知ってるけど・・。」
すごい、なんて言葉じゃ、言い表せない程の。
「つまり、訃隙は未来にも、今にもましてや」
「過去にも・・?」
「あぁ。ひょっとしたら、奴はっ・・・・が・・。」
「!? あ! ぐわ、!」
「『え? な、何』『訃隙チャ・・。』」
瞬間。
一瞬。
刹那。
彼女、球磨川訃隙は、

数キロ離れた黒神めだかの後頭部をつかみ、地面へめり込ませ、
そこらへんにあった、砂で善吉の目をくらませ、膝をつかせ、
球磨川禊の頭をつかみ、    
           頭を思い切り振って   頭突いた。

「「「「『なっ・・・。』」」」」
めだか、善吉、球磨川禊ばかりか、何故か
何もされていない、白糠 南兎星までもが声を上げる。

「あはは★」
笑い、一呼吸おき、一気に息を吸い込み、叫ぶ。問う。

「何も気づいてないよね?
 何も勘付いてないよな?
 何も触ってないよね?
 何も味わってないよな?
 何も視ていないよね?
 何も思ってないよな?
 何も、感じてないよね?
 何も話してないよな? 
 何も、何もかも! 全て! 全部!
                     聞いてないよねぇ!!!?」

球磨川訃隙の、叫び。
一つ一つの、叫び。
当然、そんなことよりも、彼らには疑問が生じる。

たくさんの何故?
いくつものおそらく。
ある程度のどうして。

ー、一旦切り上げ。−

第9箱 ( No.16 )
日時: 2012/04/24 19:30
名前: 栖樺 啼 (ID: mJ3JfBLO)


彼女の行動。

どうして、あの距離からの会話が聞こえたのか。
     あの距離までの移動が一瞬で可能なのか。
     球磨川禊に頭突きをしたのか。
     白糠南兎星は、驚愕をしたのか。
     過負荷を使わず、自ら動いたのか。
     
それらには
たくさんのきっと、おそらくがあった。

きっと、数キロなんて距離は彼女にとっては、距離ではなく。
    彼女は、音速、光速以上に早く動くことができ、
    球磨川禊には知られたくなくて、
    彼女は普段こんなに声を荒上げせず、
    過負荷を使えない理由がー、あるのだ。

黒神めだかが、ほんの数秒前に出せたハズの、
辿りつくハズの、答え、事実、真実。

彼女(球磨川 訃隙)は
黒い髪の、ツインテールがよく似合う、ローラーシューズを使用し、
瞬間移動が可能な、激情などしない、血液型がAB型であり、、
中学一年生で、年齢は不明の、飛び級をするハズの、
ランドセルを背負っていない、やけに小柄な、
スポーティーな私服を着ている、マイナス一組所属(仮)の
可愛く、幼い、あどけない、誰より強い、
球磨川禊にそっくりな顔つきの、喋り方の。

何でもあったことにできる。そんな少女の。
未来、今、過去。

『あぁ、ひょっとしたら、彼女は、
 《球磨川禊》の【妹】では≪ない≫』

黒神めだかのばあい、[かもしれん。]がつくのだが・・。
最初の設定を崩す、
もしこれが小説か何かなら、作者泣かせの、
全てを騙せるハズの・・・スキル。

そして、
河川敷の、草の上。
悪平等と、二人。独り、立っている少女は問う。
「『ちがう・・・!』」
喋り方を戻し、

「『ボクは、僕は!』
 『正しい!間違ってない!合ってるんだ!』
 『ねぇ!【お兄ちゃん】!?』」

その問いにこたえられる、解をだせる者はそこにはおらず、
例え答えが帰ってきても、返ってきても、それは。
【少年】の

すがりつきたくなる、【嘘】でしか、なかった。

第3ボックス 予酷 ( No.17 )
日時: 2012/04/24 19:41
名前: 栖樺 啼 (ID: mJ3JfBLO)


と、いうわけで、次回は。
球磨川禊と、球磨川訃隙と、白糠南兎星による。
答え合わせ。
みんなで元気に過去編ですね・・。
ちなみに、
今回、またしても!タイトルうち忘れて、第9箱しか打ってないですね。
ココで書いときます

[第9箱 ー、すがりつきたくなる、嘘]

少年と少女のお話。
過去の、一つのどこでもある。
上手くいけば、ラブコメとかになったかもしれない。
だけれど、
少女にはそれすらできず、
バトル展開にしかならず、終わるかもしれない。
それでも、これでも、あれでも、どれでも。
少女はこの道を、この道しか。
選ばなかっただろう。

『ボクの、名前はね。・・・・』

これは、
球磨川禊の、彼に対する、たった、最期の、最後の。
            とても、最初の、最所の。
初恋であり、発恋、初故意。
「『キミは、あの時に』」

おぉ!
なんか、少女マンガの前振りっぽくできたぞ!
よかったね!訃隙ちゃん!

ちなみに、白糠ちゃんは、安心院ちゃんの性格になってますので。
普段のこの子はこんな子じゃ、ないんだぜ♪

第10箱 ( No.18 )
日時: 2012/04/28 12:16
名前: 栖樺 啼 (ID: zRrBF4EL)


「お母さん・・。」
「そんな名前知らないから。」
ボクの、《初め》の母親。言うならば、[生みの母親]
だが、本当のことを言えば、[生みの母親]ですら、ない。
あえていうなら、いうならなのだ。
つまり、彼女の、いわゆる物心ついたころの、その時からの
初めの記憶はその母親からだったのだ。
当然。その母親は、彼女に愛情など注いでなど、くれない。
むしろ、注いでいたのは、
憎しみ、痛み、悲しみ、苦しみ、
そんな【負】の感情。
そのほうが、まだマシだった。
ときには、何の感情も注いでくれない親もいた。
見てくれない。視界の端にすら、入れない。そんな子供であった。
「ボクは・・・。」

『ボクは、いったい何なんだろう・・。』

当時、2、3歳にして少女は思っていた。
つねに。常時。思っていた。
しかし、そんな人間は現代には、何人もいた。
だけれど、彼女は、本当に何もなかったわけでは【ない】
そんな人間たちのように
家族は一人もおらず、学校に行けばいじめられ、
こもる家すらなく、警察すら顔をしかめ、
友達や知人、親族すら、おらず、わからず、
生んでくれた人すら知らず、何も感じられず、
何も食べられず、一人で生き、
汚く、足掻き、ひたすら、ずっと彼女は生きてきた。
それでも、一つだけ彼女にはあったものがある。
それは、
    【可能性】
主に、スキルの、しかも、《過負荷》ではなく《異常》の、だ。
それでも、彼女のスキルが、《過負荷》になってしまったのは。
一人の少年。
当時、その少年は、11歳。
普通なら、小学5年生あたりだ。
そして、少女。球磨川訃隙は4歳であった。
その、少年と少女の出会いが。
【彼女】の《生まれ》とつながった。
《少女》の【死】へと通じたのだった。

出会ったのは、普通の公園。
でも、その少女はあまりに幼く、名前を覚えていない。
そして、滑り台ではなく、シーソーではなく、
鉄棒ではなく、ジャングルジムでもない。
【ブランコ】で、だ。

少女は一人。
ブランコに乗り。こいでいた。
その公園時計はすこしずれていた。が、それもほんの10分ぐらい。
現在(と、いうのもおかしいが)時間は深夜1時。
先程、書いたとおり、彼女には家族がいない、家もない。
だから、さもどこかのホームがレスしている中学生のごとく、
公園で、日夜をすごしていた。
少し、錆びれた公園で。
たぶん、今ではつぶされたであろう公園だ。
そこに。
少年は【居た】
そう。
《現れた》でも《寄ってきた》でもなくいた。
「『やあ。』」
急に、突如、声をかけてきた少年に、
初め少女は興味をもたなかった。その喋り方以外には。
その少年とは、話し方からもわかるように、
その少年の胸にはネームプレートらしきものにある名前は

○崇小学校
《球磨川 禊》

その○の部分はよくわからなかった。
だが、その小学校は確か、数週間前につぶれた、廃校になったハズだ。
少女は、名前がよく読めなかったが、
少年は自分でいってくれた。
「『僕の名前はくまがわ みそぎ。』
 『わけあって今は、学校にいっていないよ』」
そりゃあ、そうだろうと少女は思う。
通う学校が廃校なのだから。
「『キミの名前は?』
 『見た感じ、学校には行っていないみたいだね。』」
[ボクは、口を開こうと思えなかった。
 この少年に、個人名、つまり個人情報を教えていいものかと]
「『(・・・えーっと。)』
 『人見知りなのかな?それとも人間不信かい?』」
いうまでもなく少女はどちらでもない
あえていうなら人間は腐心だとは思っていた。
だけど、いくら、黙っていようと彼は話しかけてきた。
まるで《何か、ボクに対して感じているような》。
《何か》、たとえば《同族意識》
そこで、
そこで、だ。
ようやく彼女は思う。
彼は、私服を着ている。自分は、その辺に捨てられていた服と服を
枝で縫い合わせたものだ。そして、彼は。
《どうしてこんな時間にここにいるのだろう》

そこでようやく、思った。
そして、思った以上に彼は、少年は危険人物らしいのだ。
これ以上、無視をすれば、《何か》をされる気がした。
少女は、少年がねじを出す、5秒前に口を開く。
「『ボクは・・。』」
数年、誰とも会話をしていなかった彼女は、
話し方を忘れていた。だから、少年の喋り方をそのまま使った。
少年は少し驚き、《笑った》声も出さず、歯も見せずただ。

「『ボクの名前はー笹海 舞愛ー』
 『−さざめ まいとーだよ。』」

それが彼女の【少女】の名前。
これが本当の名前かは、知らない。
だけど、自分の一番古い記憶では、そうだったと思ったからだ。
そう。これが【少女】の。名前だ。

「『そう。君らしくもない』」

少年は、残念というより、失念という感じだった。
これが《初めての》【最期】の出会い。

球磨川禊と 《笹海 舞愛》と
      《球磨川訃隙》の』」



「あーあぁ。」
「回想シーンと過去シーンは少年漫画では退屈だぜ☆」

お知らせと第4ボックス 予穀 ( No.19 )
日時: 2012/04/28 12:32
名前: 栖樺 啼 (ID: zRrBF4EL)


すみません。
もーしわけないかぎり。
またもや、タイトルが書かれていない。

[第10箱 −僕の名前はくまがわみそぎー]

です。
普通ですね。
残念ながら、失念ながら、予酷のような
甘い展開にはならなかったのですが・・。
まぁ、よかったです。はい。
次回は二人の掛け合いと、
少女、笹海 舞愛さんの話から、球磨川訃隙の話へ。
「『ボクの名前?』」
「『そう。それが、キミの名前さ』」


ここから、お知らせー
もう一本、二次創作を書くこととなりました。
友人からのススメで
【妖狐×僕SS】の二次創作ですね。
まだ、漫画が全館あ、いや全巻もっていませんが。
とりあえず。
目安ボックス同様にオリキャラ中心に話を進めます。
ハンドルネームを考え中です。


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