二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜
日時: 2012/04/27 22:55
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

「えー、と・・・;」


静かな森、ドアだらけな木。

それしか存在しない、謎の場所。



「ここ・・。」


見覚えがない・・・。
諦めてやれやれのポーズを取った。


「どこ?;」



なんとなくメルヘンな感じ。

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Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.3 )
日時: 2012/04/28 14:28
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

カノン様

おぉ、お久しぶりです!
覚えてますよ!
いえいえ、何かあったんでしょう、きっと。
ありがとうございます^^
はーい、気をつけていってきてください^^

コメありです^^ノシ

Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.4 )
日時: 2012/04/28 15:06
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

第1章「空間時計」


志「う〜ん・・。」

頭を抱えながら考えてます。
もしかしたらこの変な世界に来る前触れがあるのかも・・。
ポツンと扉がいっぱいの場所に少しビビりながら考える。


朝起きて、いつも通りランニングをしようと玄関の扉を開けたら、こんな所に来てしまった。後ろを向いても家の扉は見当たらない。どこを向いても。

さすがに知らない場所での独りはさびしいです。誰か来ないかと望む。


志「・・・あ!もしかして・・・。」

———あれが原因・・?———




・・・・・・・・・来る前・・・・・・・・・・・・・・・・


ふわふわと宙に浮かんでいるような感覚。
キラキラ光る世界。

どうやら夢のようです。


志「キラキラ・・・。」

はっと我に帰る。

夢の中で、夢と自覚するのはおかしい。
じゃあ、現実?・・・。いや、それはやだなぁ・・。


??「さすがに動揺しているね。」


どこからか男性の声。


志「!だれ!?」


声がする場所を振りむくと、顔色が悪い、見たことない服装をした男の人が浮いていた。


??「そんな警戒しなくても大丈夫さ。なにもしない。」

志「・・・じゃあ、聞くけど。」
??「ここは夢の中さ。」

志「なっ・・;」
あたしが言う前にこたえられてしまった。しかもピッタリと答えが質問の返答に合っている。

なにこの人・・こわっ・・。

??「怖くないぞ!安心しなさい!」
志「できません;」

またもや心の中を読んだように答えた。

ん・・・?読む・・・。


??「そう私は心が読めるんだ!」
志「え!?」
ありえない、と顔の前で片手をぶんぶんふるが、多分相手が言ってることは事実だろう。実際読まれてしまっているのだから。

??「さて、まぁ茶番は置いておこう。」
志「え。」



??「君は目が覚めたら不思議な事が起こるだろう。」
志「不思議な・・・?」

??「そう、不思議な事。」
志「・・?」

??「君は、ゲームが好きか?」
志「そりゃ好きだよ?」

そう返答すると、唇が歪んだ。

??「そうか。ならば・・・。」






??「ワンダーランドにいってらっしゃい。」


白い光が大きくなり次第に男の人も飲み込まれてしまった。

そこで目が覚めた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



まぁ、起きても何もないと油断してた・・。

志「はぁ・・・。」

大きな溜息が出る。
しょんぼりとした気持ちでキョロキョロしてみる。

いや、待てよ・・・。

森だと言っても道があるんじゃないか・・・?


その考えが浮かぶと明りがついたようにバッと立ち上がった。

再びキョロキョロ見渡してみた。

志「やっぱり・・!」

道発見。
でも、なんか先が暗くて怖い・・・。


志「う〜・・・・。」


志「いや、こんなところでためらっていては何も始まらん!」

勇気を出して向こうに歩こうとしたところで、



「あんた、どこに行くの?」



またもや男性の声。





あとがき
こんな感じです。どうでしょうか?今回の主人公は私が作る子の中で、
えらく前向きな子です。
森と言えば・・?誰でしょうね。

Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.5 )
日時: 2012/04/28 15:45
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

第2章「猫の案内人、1」


「あんた、どこに行くの?」

なんで?さっきまで誰もいなかったのに。
ゆっくりと後ろを向いた。
でも誰もいない。


??「ここだよ、ここ。」

声がするのは若干上らへん。

あたりを見渡すと、
志「!?」

派手なストライプが見えた気がした。
やっぱり何もなかったことにしようかと探すのを一瞬やめてしまった。

??「いま、目あったよな?;」

志「ナニモキコエナイヨ—。」

??「いやいやいや;」


トンッと何かが落ちる音がして前を向く。
その視線の先には、やっぱりド派手な色。パンクスタイルの服装。ゲームに出てきそうな整った顔。それ以前に気になるのが、あの猫耳。


??「あんた見たことない奴だな。」


じっとあたしを見降ろしてくる猫のような目。

今すぐ逃げ出したい・・・。
猫は好きだけど、猫耳男はいやだ。命名はニャンコさんだな。


んー、と、うなっているニャンコさん。

志「あ、あのぉ・・・。」

ニャ「ん?あぁ、ごめん。」

またもや目をそむけて考え込んでしまった。

志「・・・・;」

困った。どうすればいいんだろう。

その途端、ニャンコさんが何か思いついたようで、ちょっとごめんと、あたしを抱きかかえた。

志「!?」

軽々と抱きかかえたたと思ったら、猫のふさふさした猫の耳をあたしの胸に押し当ててきた。

志「なっ!?」

初対面でこれは失礼だ。さすがに優しい(?)あたしでも殴りかかろうと思って手をグーにしたら、


ニャ「やっぱり余所者だ。」


志「・・余所者・・・?」


思考があらわれる前に口が問いだしていた。

そう、余所者。と答えた後、優しく地面におろしてくれた。

ニャ「この世界じゃあんたみたいなやつを余所者って言うんだ。」

志「なんで?」

ニャ「珍しいから。」

志「めずらしい・・・?」

何が珍しいか分らない。ぐるぐると悪い頭で一生懸命考える。

志「何が珍しいの?」



ニャ「あんたのその胸の音。」



胸の音・・・・

心臓・・・?


志「そんなの誰だって同じじゃん。」

ニャ「でも、ちがうんだ。俺らの胸の音は。」


そう、誰だって同じ心臓の音。一回しかない人生。

ニャンコさんの大きな手があたしに伸びてきて、次は自分の胸にあたしの耳を押しあてた。

志「なっ・・・!」



カチ・・・・・コチ・・・・・カチ・・・・コチ・・・・・



耳を疑った。
時計の音がしてくるから。







あとがき
ピアスだと思った?ボリスだよ!ww



Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.6 )
日時: 2012/04/29 14:19
名前: 竹中朱音 (ID: hsews.TL)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=12034

初めまして!
アリス…と思ったら主人公がちがって新しい感じの小説ですね!!

おもちゃとか私得です^^*
続き待ってます!

私も「童話の国のアリス」を執筆しています!
URL張ったんでよかったら来てください!

また見に来ますね!

Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.7 )
日時: 2012/04/29 17:38
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

竹中様
返信遅れました><;
初めまして^^
はい、少し違う感じの主人公です。アリスとは正反対な。

おぉ、それはよかったです!

おー!はい、是非行かせていただきます!

ありがとうございます!またのお越しお待ちしております。


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