二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【イナGO】ランジーンコード〜不思議な夏の物語〜お知らせ
日時: 2012/08/14 08:37
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)

プロローグ

私とロゴにいを乗せたバスが止まる
私達が降り立ったその町の名は−−稲妻町、この日本では数少ない、コトモノという言葉が未だに定着していない町。

コトモノ−−遺言詞と呼ばれる言葉によって脳が変質し、普通の人間とは別の形で世界観を捉えるもの達。私とロゴにいも、コトモノだった 。

これから始まろうとしているのは、とある夏の物語。


〜お知らせ〜

突然ですが、作者からのお知らせです

この小説に登場するキャラ達をイラストにしてみたいと思います

オリキャラでもそうでなくても構いません

作者は絵が下手なので、皆様に満足してもらうことはできないかも知れないですが、気軽にリクエストしてくれてOKです

特に期限はありません どんな絵にしてほしいのか、どんなキャラを描いて欲しいのかを書いてくれれば描けます

描いた絵はこのスレで見ることが出来るようにします

長々とすいません 時橋でした!

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Re: 【イナGO】ランジーンコード〜不思議な夏の物語〜 ( No.37 )
日時: 2012/07/25 13:23
名前: リン (ID: D2/XByEl)

いえいえ、ありがとうございました。
私、イナGO大好きですから
いろいろなサイトで、イナGO小説見てるんですよ。
占いツクール、ピクシブ、小説カキコで、
でも、この小説は、私の大好きな天馬(チョココロn((殴
ごほん、が主人公なので、とてもうれしかったです。(^O^)
更新頑張ってください。

Re: 【イナGO】ランジーンコード〜不思議な夏の物語〜 ( No.38 )
日時: 2012/08/01 22:36
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)


りんさんへ

ありがとうございます

これからも頑張ります

第十七話 ( No.39 )
日時: 2012/08/01 22:38
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)


「くっ…」
神童は刺された肩を抑えた
止血をして包帯を巻いたが、痛みは続くようだ

俺はもう痛くないけど、コトモノのおかげ?
天馬は刺された肩をさする

「剣城は?」
「寝てます、…でも、うなされてるみたいで」
狩屋は言った

何で剣城があんなことをしたのか
少なくとも剣城自身の意志ではないと天馬は信じていた

「剣城は…何かに操られてたんじゃないですか?」
天馬は言った

「…私もそう思う」
すると由沙美は口を開く
「剣城さんはあんなことする人じゃない」

「でも、一体何に?」
神童は言った

「…聞いたことあるんですけど」
狩屋は言った
「遺言詞症候群の人はもちろん、『治療』した人も、そのあと脳が完全に正常になることは無いらしいです」
「そうなんだ…」

「この話と何か関係があるのか?」
神童は訪ねる

「…コトモノを『治療』した初めの十五年辺りは精神が不安定になりやすいらしいです、だからなんか…弱い電波とかの影響も受けやすい」
「剣城くんは…何かの電波に操られた可能性があると言うことか」
ロゴは言った

「…思ったんですけど」

天馬に皆の視線が集まる

「…俺には、希緒莉さんが俺を襲うことと、コトモノだった人が次々と倒れる事件と、剣城が何かに操られたこと…すべて繋がっている気がするんです…」
「何で?」
狩屋は訪ねる

「だって…こんなに一度に起こると不自然じゃ無いですか?」

「…君の読みは当たってると思うよ、天馬くん」
ロゴは携帯を見ながら言った

「都市のニュースが載った携帯新聞を見たんだけど、…コトモノを『治療』した人が都市の方で殺人未遂を起こしたんだ」

皆の目の色が変わる

「同じような事件がほぼ同時に七件起きたんだ、しかも被害者はみんなコトモノを持ったことが無い普通の人間…剣城くんと似てない?」

「確かに…」
神童は呟く

「…でも、これに希緒莉が関わっているのかは分からない」

ロゴが言ったその時

小屋のドアが開き、剣城が出てきた

「剣城…」
天馬は呟く

剣城の顔色は悪く、汗だらけだった

「身体大丈夫?」
「…平気だ」
剣城は答える

「…なぁ、俺は何をしたんだ?」

六人の間に重たい空気が流れる

「俺は…まさかキャプテンを殺そうとしたのか…?」
肩に包帯を巻いている神童を見て剣城は言った
「………」
神童は何も言えなかった

「剣城…」

「………ッ!」
突然剣城は背を向けて走り出した

「剣城!」
天馬は追いかける

「天馬…っ!!」
追いかけようとした神童は肩を抑えて膝をつく

剣城……

第十八話 ( No.40 )
日時: 2012/08/03 20:41
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)


部屋の中には電子音が鳴り響く

「円堂…」
稲妻総合病院の一室に、円堂の親友の風丸がいた
目の前には、バンダナを外し、酸素マスクをつけて眠る円堂がいた 腕には輸血の点滴が施されている

手術は成功したが、円堂は目覚めない

もうすぐ、連絡を受けた夏未、鬼道も来るだろう

「…久しぶりに会えたと思ったら、これかよ」
風丸は言った

「なぁ円堂…覚えてるか?」
風丸は円堂に言った
「中二の時、俺がサッカー部に入った頃、お前は自分がコトモノだって教えてくれた…その時のお前は今にも泣きそうで、見てられなかったよ」

「円堂!!」
すると、サッカー部のコーチ 鬼道が勢いよく入ってきた
「鬼道…」
「円堂の容態は?」
「意識がまだ戻ってない」

でも、俺だけに教えてくれた事、うれしかったんだぜ

風丸は円堂を見て思った

——————

「剣城ーッ!!」
神社の近くにある森の中で天馬は叫ぶ

剣城はこの森に入ったあと、見失った

すると雨が降ってきた

瞬く間にどしゃ降りとなり、天馬はびしょ濡れになった

「剣城!!どこ!?」
さっきから探しているが、剣城がどこにいるのか全く分からない

剣城は責任感が強い、…
何をするか分からない

君のせいじゃ無いのに
剣城…

「…あっ!」
走っていると、ぬかるんだ地面のせいで天馬は思い切り転んだ 着ているジャージには泥がべっとりとつく

「剣城…」
起き上がり、天馬は土を握りしめる

その時 天馬ははっと思い付いた

もしかしたら…

「…君ならできる?」
天馬は胸に手を当て、そう言った

薄々感じていた
さっき、天馬の目の前に現れたあの少年は…

「…<インデックス>なんでしょ?」

『やっと気づいたね?』

声がした

<インデックス>は意識の同一型のコトモノ
だから本来ならこうやって話しなどできない

なのに 天馬は話している
突然 天馬の視界が変わるそれは先程見たのと全く同じ場所だった

「…<インデックス>…」
目の前には、フードを被った少年 <インデックス>がいた

「<インデックス>、あの…」
『わかってるよ、君の考えは伝わるから、…剣城を探したいんだろう?』
<インデックス>は言った

「…できる?」
天馬は訪ねる

『出来るよ、…<インデックス>は探知能力に長けているからね』
<インデックス>は言った

「じゃあ…」
『ただし、俺の要件を飲んでくれたらね』

「…要件って?」

<インデックス>は不適な笑みをみせる

『いつかキミの身体を使わせてもらう』

Re: 【イナGO】ランジーンコード〜不思議な夏の物語〜 ( No.41 )
日時: 2012/08/04 12:03
名前: 素海龍 (ID: REqfEapt)

わー!!

ここに神がいる!!

めっちゃおもしろい!!
うん、翔也の小説大好き!!
もち、翔也のことも友達として大好き!!


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