二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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真選組恋物語++銀魂
日時: 2009/12/23 14:12
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12254

↑ので書いてたのですが、エラーが発生したため、
書き込めなくなってしまったのです…orz

なので、新しいのを作りました。
最初から書きます←

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Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.36 )
日時: 2009/10/31 14:51
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

月詠でありんす>

ではもうタメで行こう♪
あっははー。

めっちゃコメしてくれてありがとうね。
今、テスト期間だからあまり来れないの…orz
ごめんねwww

ウチはSだよ。
最近は、ドSになりかけてるかなぁ←

だよねっ!?
銀魂って映画化だよねっ!?
これは見なくては…!

じゃ、もう少ししたら更新できると思います^^
もうちょっと我慢してね。

でゎ♪

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.37 )
日時: 2009/10/31 15:12
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第三十訓


「えっ何?私がいない間にもうそんなとこまでっ!?」

 奏子に、菜摘と沖田の仲を聞かされる遥歌。

「でー。かなは?」

「ウチ?」

「うん、ウチ」

 奏子はしばらく考えていたが…

「べっつにー。何もないよー」

「ふぅん?」

 遥歌がニヤニヤ笑っている。こういう時だけSになる奴だ。

「あ、そうだ、かな。暇でしょ?」

「暇でしょ?って、アンタ…。赤ん坊が居るじゃない」

「あ、そうだった。でも、一応渡しとくよ」

 持ってきた鞄の中から黒いケースを出す遥歌。

「もしかして…!?」

「そぉ♪そのもしかしてだよ!」

 奏子がケースを開くと、クラリネットが入っていた。

「こっちに来る時、一緒に持ってきたの。もちろん、なつのサックスもね」

「力持ちだね〜」

 赤ん坊を遥歌に抱かせ、クラリネットを組み立てる奏子。

 その奏子の顔はとても楽しそうだった。

「じゃ、吹くよ。大丈夫?」

「赤ちゃんのこと?クラの音は綺麗だから大丈夫じゃない?」

 その言葉を聴いて、息を入れる。

 静かなメロディーが響いた。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.38 )
日時: 2009/11/01 18:52
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第三十一訓


「良い音だね〜」

 そう言ったのは遥歌ではなかった。

 もちろん奏子でもない。

 赤ん坊でもない。当たり前だけど。

 真選組の誰かでもない。

「あ、久しぶり」

 片手を挙げて、挨拶する人物は——

「みっきー!」

「やほー、かな、はる」

 奏子はクラを持ったまま、水葵の頬を抓った。

「痛っ。何するのー?」

「んー。久しぶりだから、この気持ちいいほっぺを触ろうと思って」

 椎名水葵。前にも書いた通り、奏子と菜摘、遥歌の親友である。

「で、何で来たの?」

「んー。ちょっとねー…」

「好きなキャラは…いなさそーだよね」

「みっきーはいないよ、うん」

 奏子も遥歌もうなずきあってる。

「で、その赤ん坊は?」

 遥歌が抱いている赤ん坊を見る。

「銀さんに押し付けられた」

「おい……」

 そして、またしばらく、3人で話した。

 赤ん坊は、そんな中、ずっと寝ていた。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.39 )
日時: 2009/11/01 21:57
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第三十二訓


「もうこんな時間かぁ」

 遥歌が腕時計を見て言った。

「帰るか…。あ、みっきーはどうするの?」

 水葵が頭を抱えた。

「それがあったんだ……。どうしよ」

「それならさ、万事屋においでよ。銀さん達も大丈夫って言うだろうし」

「いいの?」

「いいんじゃない?」

 水葵の眼鏡が光る。

「お金とか無いからね?」

「…大丈夫だって。その代わり…銀さんは取らないでね☆」

 遥歌が人差し指を立ててウインクをした。

「はるってこんなキャラだったっけ…?」

 奏子が言うと

「かなー?何か言ったー?」

「言ってない」

 違う中学に行ってから、人格が変わったのかもしれない、と奏子は心の中で自分に言い聞かせた。

「じゃ、かな。なつによろしく」

「うん、分かった。はるもみっきーも気をつけて帰ってね。あ、そうだ。明日一緒に買い物に行ってくれない?この子のオムツとか買わなきゃいけないでしょ」

「いいよ」

 遥歌と水葵は、奏子に手を振ると、屯所を出た。


—5分後—

「ただいま」

 菜摘が帰ってきた。

「あ、なつ。おかえり。さっきまで、はるとみっきーが来てたのに」

 奏子が普通に言うと…

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 菜摘は普通に叫んだ。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.40 )
日時: 2009/11/01 22:10
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第三十三訓


「お、総悟。今、帰ってきたのか?」

「土方さん…。そうですよ」

 廊下で会った沖田に土方が声をかけた。

「お前、今日仕事だったろ」

「俺はいつも仕事なんてしやせんよ」

 地震たっぷりに答える沖田。

 土方がため息をつく。

「お前なァ……。まァ、いいや。夜、ちゃんと書類まとめとけ」

「さァ。それはどうかな…」

 土方の首に青筋が入る。

「あ、そうだ、土方さん」

 思い出したように、沖田が土方の方を振り向く。

「姉上の事は忘れてくだせェ」

 2人の間に、春の風が吹き抜ける。

「姉上の事をいつまでも引きずってちゃ、アンタは幸せにねれねェよ。アンタは姉上の分まで幸せにならなくちゃいけねェんだ」

 沖田の言葉を、土方は煙草を吸いながら静かに聞いている。

「幸せになってくだせェ」

 沖田が土方に頭を下げた。異例な光景である。

「しるか」

 土方を沖田とは反対方向に歩き出した。


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