二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- Angel Beats! SSSの日常
- 日時: 2010/12/09 17:50
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: .ys/4ZzH)
ゆり「Angel Beatsの小説始まるわよ〜」
音無「どんな小説なんだ」
ゆり「とりあえず考えてないわ!!」
日向「それダメじゃん!!!!」
ゆり「うるさいわね・・・だったら、あんたと音無君のBLでも・・・(日向「わー!!すみません!!!」)
立華「とりあえず、短編系の小説にしてみたら」
音無「それもいいんじゃないか!?」
ゆり「まあ〜なんとかなるでしょ」
日向「なるのかよっ!?」
ゆり「とりあえずスタート!!」
日向「はじめちゃったよ!?」
音無「ちなみにこれは、紹介プロローグです」
立華「次は、自己紹介です」
音無「そしてここから下が目次です」
・自己紹介(音無・奏・ゆり・日向)&訂正 >>01 ・自己紹介(直井) >>02
・文化祭1 >>03 ・文化祭2 >>04 ・〜タイトル訂正〜 >>05
・文化祭3 >>06 ・文化祭4 >>07 ・文化祭5 >>11
・〜あとがき〜 >>12 ・〜作戦会議〜 >>17
・野球大会1 >>18 ・野球大会2 >>19 ・野球大会3 決戦前日 >>20
・野球大会4 スタメン発表 >>21 ・野球大会 プレイボール >>22
・野球大会 3回戦 >>23 ・夜 >>24 ・4回戦、新たな変化球 >>25
・4回戦、接戦&試合後 >>26 ・目標 >>27 ・準々決勝 >>28
・打ち上げ >>29 ・〜あとがき〜 >>30 ・風邪 >>33
・〜あとがき〜 >>34 ・カラオケ >>35 ・カラオケ2 >>40
・カラオケ3 >>41 ・カラオケ4 >>42 ・〜あとがき〜 >>43
・恐ろしいもの >>44 ・恐ろしいもの2 >>47
・ラジオ >>48 ・ラジオ2 >>49 ・〜あとがき〜 >>50
・再び野球大会 >>53 ・音無の練習 >>54
・練習を見た二人 >>55 ・練習を見た二人(奏バージョン) >>56
・気持ち >>59 ・1回戦前日 >>60 ・1回戦開始 >>61 ・1回戦Ⅱ >>62
・緊急事態 >>65 ・波乱の2回戦 >>66 ・不利な状況 >>67 ・9回裏 最後の攻撃!? >>68
・舞い降りた奇跡 >>69 ・見舞い >>70 ・休息 >>71 ・順調 >>72
・準決勝 襲った悲劇 >>73 ・決勝前日 >>74 ・番外編「みんなの夢」 >>75
・決勝戦開始 >>76 ・決勝戦 エース登場 >>77 ・結末 >>78 ・帰宅 >>79
・ビールかけ >>80 ・〜あとがき〜 >>81 ・テストⅠ >>82 ・テストⅡ >>83 ・テストⅢ >>84
・テストⅣ >>85 ・テストⅤ >>86 ・テストⅥ >>87 ・テストⅦ >>88 ・大晦日 >>89
・1月1日 >>90 ・お知らせ >>96 ・100スレ記念 〜運動会〜 >>102
・100スレ記念 〜運動会Ⅱ〜 >>105 ・100スレ記念 〜運動会Ⅲ〜 >>108
・Angel Beats!長編もくじ>>97
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- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.21 )
- 日時: 2010/09/24 21:39
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)
「野球大会4 スタメン発表」
今日は野球大会だ
今回の大会はトーナメント式みたいで、俺らは10時から試合開始みたいだ
ゆり「さぁ〜みんな今日は試合よ!!
オペレーション名、ベースボールゲーム」
音無「そのまんまだな」
日向「もうちょいひねり考えろよ」
ゆり「仕方ないでしょ!あまり思いつかないんだもん!!
とりあえず!勝つつもりで頑張ってちょうだい!!」
全員「オゥ!!」
ゆり「ちなみに相手は去年ベスト4にまで残ったチームよ」
日向「初戦から厄介な相手だな」
ゆり「まぁもし勝っていったとしても、結局最後には強い相手と戦うことになるんだから
初戦で強い相手と戦えることだけでも、ラッキーと思わなくちゃ!!」
音無「その先発が俺か・・・」
立華「大丈夫よ結弦
結弦なら絶対に勝てるから」
音無「奏・・・そうだな!!
ありがと奏!!」
立華「頑張って」
日向「ホント音無はモテモテやな」
大山「天使と名前で呼び合ってるぐらいだからね・・・」
野田「へっ!いざ戦う時にあっけなくやられてもしらねぇぞ」
椎名「あさはかなり」
ゆり「みんな!そろそろ準備するわよ!!」
日向「は〜い」
野田「了解だ!ゆりっぺ」
高松「ついにこの肉体を見せるときが・・・」
ゆり「脱がなくていいわよ高松君」
高松「そうですか・・・残念です」
椎名「あさはかなり」
試合開始10分前
ゆり「それじゃあ奏ちゃんに今日のスターティングメンバーを発表してもらいましょう」
立華「(コク)」
奏は小さく頷きポケットから紙を取り出した
立華「1番、レフトTK君」
TK「OK」
立華「2番、ショート直井君」
直井「この神である僕が出ればチームの勝利は確定だ」
立華「3番、セカンド日向君」
日向「オゥ!!」
立華「4番、サード野田君」
野田「フン!(バキッ!!顔面蹴り)」
ゆり「ちゃんと返事しろ!!」
野田「・・・・はい」
立華「5番、キャッチャー松下君」
松下「おぅ!!」
立華「6番、ピッチャー結弦」
音無「俺か・・・はい!!」
立華「7番、ファースト高松君」
高松「はい」
立華「8番、センター椎名さん」
椎名「あさはかなり」
立華「9番、ライト岩沢さん」
岩沢「おっ!スタメンか、うれしいね」
ゆり「この試合のスタメンはこれだからね!!
みんな張り切っていくわよ
オペレーションスタート!!」
続く
- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.22 )
- 日時: 2010/09/25 15:02
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)
「野球大会 プレイボール」
プレイボール!!
審判の声で試合が始まった
俺たちSSSは後攻だ
音無「(相手は去年ベスト4のチームか・・・
簡単に抑えられるかわからねえけど、とにかく初回はゼロに抑えないとな)」
すると音無は先頭バッターから気合いのこもったピッチングで1番、2番を連続三振に抑え、あっという間にツーアウトにした
ゆり「さすが音無君ね」
立華「うん
今日の結弦は調子がいい」
ゆり「さすが監督
チームの選手の調子も良く見てるわね」
カーン
カーブを打ち上げた
音無「日向!」
日向「まかせろ!」
高々と上がったフライを日向がキャッチしセカンドフライ
初回、音無は相手を三者凡退に抑えた
初回のSSSの攻撃は、TKがサードゴロ
直井がセカンドゴロ
日向はいい打球を見せるもレフトフライと、こちらも三者凡退だった
2回の音無のピッチングは、4番を130キロのストレートで空振り三振
5番をスライダーでショートゴロ
6番を見逃し三振に抑え、またしても三者凡退に抑えた
するとその裏、SSSは野田、松下五段が連続ヒットを打ちノーアウト1,2塁のチャンス
バッターは6番ピッチャーの音無
音無「奏サインは?」
立華「送りバント」
音無「了解!」
音無はしっかりバントを決めて、ワンアウト2,3塁とチャンスが広がった
そしてその後、7番高松がライトへの犠牲フライでSSSが先制
8番椎名がレフトオーバーのタイムリーツーベース
9番岩沢がセンターへのタイムリーヒットを打ち、この回俺らは一挙3点を先制した
音無は3回に先頭バッターにヒットを打たれるも、後続を打ち取りこの回も無失点に抑えた
その後の音無は完璧なピッチングで、結果7回を96球で2安打無失点のピッチング
試合も8対0で勝利した
さらに初戦を勝った勢いで、続く2回戦も12対0で4回コールド
音無はランナーを一人も出さない、すばらしいピッチングで俺らは3回戦にコマを進めた
続く
- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.23 )
- 日時: 2010/09/25 23:07
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)
「野球大会 3回戦」
俺たちは3回戦まで勝ちあがった
次の相手は去年の3位のチームだった
日向「また強豪チームかよ・・・」
音無「そしてまたそんなチームの試合の先発かよ・・・」
ゆり「音無君は毎回先発でしょ」
音無「そうだったな」
立華「でも今日の結弦のピッチングはかなり調子が良いから、大丈夫だと思う」
日向「へぇ〜よく見てるんだな」
立華「ちなみに今日の日向君の打席は7打席中1安打だけ」
日向「・・・・よく見てるんだな・・・」
立華「記録に取ってるだけよ」
ゆり「次の試合で2安打打たないと、スタメンから外すわよ」
日向「それだけはご勘弁を!!」
野田「ゆりっぺ!そろそろ試合だぞ!」
ゆり「わかったわ
それじゃあ行くわよ!!」
そして3回戦が始まった
スターティングオーダーは、1番ショート直井
2番ファースト高松、3番セカンド日向
4番サード野田、5番キャッチャー松下
6番レフトTK、7番ピッチャー音無
8番センター椎名、9番ライト藤巻
ゆり「さぁ〜みんな張り切って行くわよ!!」
全員「オゥー!!」
すると1回から打線がつながった
1番直井がいきなりレフト線を破る二塁打を打つと、2番高松が送りバントを決めワンアウト3塁のチャンス
そして3番日向
日向「(まじでこの試合打たねえとな・・・
先発の音無のためにも!!!)」
カキーン!!
日向の打球はレフトへのツーランホームラン
まずはSSSが2点を先制した
その裏、相手チームの攻撃
音無は先頭バッターをピッチャーゴロに打ち取ったが、2番、3番と連続ヒットを許しワンアウト1,2塁でバッターは4番
だが音無は135キロのストレートで空振り三振
5番も134キロのストレートでキャッチャーへのファールフライに打ち取り初回のピンチをしのいだ
すると2回の表にも、6番TKが四球で出塁
7番結弦が送りバントを決め、8番椎名・・・
ワンスリーからライトへのタイムリーツーベースを打ち3対0になった
2回の裏、相手の攻撃
先頭6番をスライダーでセカンドゴロ
続く7番も128キロのストレートでセカンドゴロ
そして8番は132キロのストレートでレフトフライで、音無は三者凡退に抑えた
その後、試合は3対0のまま進んだが5回に野田のエラーから連打を浴びて3対3の同点になってしまい、尚ワンアウト1,3塁のピンチで奏が動いた
日向「(ピッチャー交代!?)」
音無「(さすがに今じゃ打たれ続けるまんまだしな・・・
やっぱ良いところで奏は動いてくれるな)」
立華「ピッチャーの結弦じゃなかった、音無をライトへ、ライトの藤巻に変えて仲村をピッチャーに交代ね」
音無「えっ?俺がライト?」
立華「そう、また結弦には投げてもらうかもしれないから」
ゆり「じゃあ私はこの回だけで終了かもしれないってこと?」
立華「まだ考え中」
ゆり「そう・・・
じゃあ音無君、とりあえずライトお願いね」
音無「あぁ!!」
すると、ワンアウト1,3塁から6番をサードゴロでツーアウト1,3塁になった
すると7番にはライトへ大きな打球が
ゆり「音無君!!」
音無「大丈夫!」
音無は打球を読んでいたように、すでに落下地点に入って打球をキャッチし、この回のピンチをゆりが抑えた
すると6回の表に、5番松下五段がヒットを打ち、6番TKがレフトへのヒットでワンアウト1,2塁のチャンス
ここでバッターは7番ライト音無
音無「(次の回はまた俺が投げるのかな・・・
もし違わなくてもゆりが楽に投げれるように、この回に点を入れて絶対勝ってやる!!)」
カキン!!
音無の打った打球は左中間へ落ちるタイムリーツーベース
これで4対3と勝ち越しに成功
続く椎名もライトへのタイムリーヒット
9番ゆりはファーストゴロ
その間に1点を挙げて、6対3になった
ゆり「さて、後は音無君頼んだわよ」
立華「何言ってるの?ゆりはこの回も投げるのよ」
ゆり「えっ?私はさっきの回だけじゃ無かったの?」
立華「考え中って言ったはずだけど」
ゆり「そうだったわね・・・
じゃあ音無君ライトお願いね」
音無「あ、あぁ」
そして6回の裏もゆりは続投、だがしっかり三者凡退に抑えて、最終回に突入
最終回は音無がピッチャーに戻り、ライトにひさ子が入った
最後は、三者連続三振に抑えて6対3で勝利した
俺らは、初出場ながらベスト16まで残った
明日から4回戦だ
続く
- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.24 )
- 日時: 2010/09/26 10:22
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)
「夜」
俺たちは今日の試合を終えて、寮に戻っていた
とは言っても、すぐにゆりから集合の合図がかかって校長室に向かっている
日向「それにしても音無はいいピッチングするな」
音無「そうか?まぁみんなも打ってくれるし、それに応えるようなピッチングをしたいからな」
日向「おまえプロみたいな答えかたするな」
音無「プロ?あぁプロ野球選手か
プロってこんな答え方するんだ」
日向「俺もよくインタビューの練習したな〜」
音無「質問する側のか」
日向「答えるほうだっつーの!!」
音無「わかってる」
そうこう話しているうちに校長室前に着いた
扉の前には奏がいる
入る気配が無いが何をしてるんだろ・・・
音無「奏」
立華「結弦」
音無「どうかしたか?こんなとこに突っ立って」
立華「前にここにトラップがあったから」
音無「あぁそうか・・・」
そうか・・・前までは俺たちは奏と戦ってたからな
校長室も対天使用作戦本部として利用していたからな・・・
そして中に入るには合言葉がいる
音無「奏は合言葉を知らなかったな」
立華「うん。知らないわ」
音無「もう戦うことは無いから教えてもいいのかな・・・
どうだ日向?」
日向「ん?あぁ・・・これはゆりっぺに聞かないとな・・・
別に大丈夫だと思うけど」
音無「そうか
悪いな奏、教えるのはもうちょっと後でいいか?」
立華「私はかまわないわ」
音無「とりあえず中に入るか」
日向「神も仏も天使もなし」
そして俺たちは中に入った
中に入るとゆりや、大山・高松たちが集まっていた
まだガルデモの岩沢やひさ子が来ていないようだ
ゆり「ドアの前で何やっていたの?」
日向「なんだ気づいていたのか」
ゆり「声が聞こえたからね
奏ちゃんも来てくれてありがとう」
立華「(コク)」
奏は小さく頷いた
ゆり「まだ岩沢さんたちが来ていないけど、始めるわね」
音無「いいのか?始めて?」
ゆり「そこまで大事なことじゃないから・・・
みんな4回戦進出おめでとう
明日は4回戦よ!明日の試合に勝てば準々決勝進出よ、みんな張りきってちょうだい!!」
全員「オゥ!!」
ゆり「それから音無君」
音無「なんだゆり?」
ゆり「あなた次の試合だけど、できるだけ変化球を多めに投げてほしいの」
音無「変化球?カーブとスライダーか」
ゆり「えぇそうよ
次の相手はまっすぐに強いチーム
音無君のストレートが135キロでノビがあっても3回ぐらいから、打たれる可能性は高いのよ
でも相手はその分変化球を苦手にしているわ」
音無「わかった」
その時、岩沢とひさ子が入ってきた
岩沢「悪い遅れた」
ゆり「いいのよ、たいした内容じゃないし
それじゃあ奏ちゃん、明日のオーダーを発表して」
立華「わかった
1番ショート直井君、2番ファースト高松君
3番セカンド日向君、4番サード野田君
5番キャッチャー松下君、6番センター椎名さん
7番レフトTK君、8番ライト岩沢さん
9番ピッチャー結弦」
日向「あれ?音無は9番なのか?」
立華「今回は結弦のピッチングが鍵になるから、あまり打席に立たせない方が良いと思って」
音無「俺が鍵か・・・」
日向「頑張れよ!」
ゆり「じゃあみんな今日はゆっくり休んで、明日に備えなさい
解散!!」
その帰り道
音無「(俺が鍵か・・・
相手はストレートに強い、だが変化球だって打たれやすい・・・
だったら!)」
日向「どうした音無?」
音無「悪い、先に帰っていてくれ
Keyコーヒー飲んで帰るから」
日向「寝る前にコーヒー飲んだら逆に眠れねぇぞ
じゃあな」
音無「あぁ」
そして俺はあるとこに向かった
続く
- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.25 )
- 日時: 2010/09/26 17:02
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)
「4回戦、新たな変化球」
今日は野球大会4回戦
相手は俺たちと同じで今回が初出場のチームだった
日向「それにしても音無?」
音無「なんだ日向?」
日向「おまえ昨日何時に部屋に戻ってきたんだよ」
音無「えっ・・・11時ぐらい・・・」
日向「そうか?俺昨日寝たの11時半ぐらいだったけど、おまえの部屋の電気ついてたか?」
音無「帰った後すぐ寝ちまってよ」
日向「よくコーヒー飲んだ後に眠れるな」
ゆり「ほら!あなたたち試合の準備しなさい!!」
日向「はいはい」
音無「了解」
ゆり「あっ!音無君」
音無「なんだ?」
ゆり「あなた昨日夜中に何してたのよ?」
音無「えっ!?なんのこと」
ゆり「とぼけても無駄よ
昨日あなたが投球練習してるところを奏ちゃんが見たんだから
あなたがすごく真剣な表情で練習してたから声はかけなかったみたいだけど」
音無「ばれてたのか・・・」
ゆり「あなたは疲労でぶっ倒れたいの?」
音無「まぁいろいろとね・・・」
ゆり「まぁいいわ
それよりも昨日言ったこと覚えてるわよね?」
音無「変化球を多めに投げろだろ」
ゆり「そう!
じゃあ頑張ってね音無君」
そして試合が始まった
音無は1番をカーブで空振
2番をスライダーでショートゴロに抑えツーアウト
音無「(たしかに変化球が苦手みたいだが・・・
念のためにストレート勝負してみるか)」
3番の初球
ビシュ!
ゆり「ストレート!?」
カーン
3番の打球はセカンドフライでスリーアウトチェンジ
音無「(今のは何キロかわからないが、一応抑えはできるか・・・)」
ゆり「ちょっと音無君!!」
音無「な、なんだゆり・・・」
ゆり「132キロのストレートってどういうことよ!?
確かにストレートもまぜないと打たれるけど、3番の初球にいきなりストライクゾーンのまっすぐを・・・」
音無「大丈夫!今のは確かめたかったことだから
次からはきちんとやるよ」
ゆり「たしかめたかったこと?」
スリーアウトチェンジ
音無「三者凡退か
それじゃあ行くな」
2回の相手の攻撃は4番から
音無は先頭の4番をカーブでピッチャーゴロ
だが5番にヒット、6番にはレフトオーバーの二塁打を打たれワンアウト2,3塁
音無「(スライダーで連続ヒットかよ・・・)」
日向「(相手は変化球が苦手じゃなかったのかよ!?)」
だが音無は落ち着いていた
7番をツーツーからツーシームでファーストゴロ
ゆり「ツーシーム!?」
立華「おそらく昨日結弦が練習してた変化球だと思う」
日向「(スゲーぜ音無・・・)」
続く8番にも、ツーシームを投げサードゴロでピンチをしのいだ
日向「音無!おまえツーシームっていつのまに!?」
ゆり「昨日の練習?」
日向「昨日?」
音無「あぁ昨日やっと投げれるようになったんだ」
立華「やっぱりあれは新しい変化球の練習」
音無「そうだよ
奏には気づかれてみたいだったけどな」
日向「でもストレートに似ているツーシームはかなり使えるぞ」
音無「カットボールと悩んだけど、ツーシームで正解だったな」
スリーアウトチェンジ
この回もSSSは無得点
ゆり「それじゃあ音無君!しっかり練習の成果を見せてきなさい!!」
音無「あぁ!!」
続く
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