二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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悪ノ娘ノ召使
日時: 2011/03/17 18:07
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)

初めまして、双海です!

これは、悪ノP様の「悪ノ娘」と「悪ノ召使」を、私が自分なりに小説化したものです。
私の勝手な解釈に基づき小説化した為、あなたの解釈とは違う所があると思います。
ご自身の解釈を壊したくない方はご遠慮下さい。

また、私はプロなどではない為、非常に読みにくい文章になってしまうと思います。
それが嫌という方もご遠慮下さい。

あと、誤字などもあると思います;
見つけたら、ご報告して頂けると嬉しいです!

はい、こんな拙い文章を読んでくださり、ありがとうございました!
それでは無駄に長い本編となります、どうぞ!

目次らしきもの

序章
>>1

第一章
>>2, >>3, >>4, >>5, >>6,

第ニ章
>>7, >>8, >>9, >>13, >>14, >>15,
>>16, >>17, >>18, >>19, >>20, >>21,

第三章
>>22, >>23, >>24, >>25, >>26,
>>27, >>28, >>29, >>30, >>31,

第四章
>>32, >>35, >>36, >>41, >>45, >>46,

第五章
>>49, >>52, >>57, >>58, >>59,

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第四章 ( No.35 )
日時: 2010/12/20 20:45
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)


 程なくして彼女が兵士達と共にやってくる。
 遠目でもわかる、白い肌に、綺麗な緑の髪。
 この薄暗さが、彼女を引き立たせていた。

「レン、久しぶりね。」
 彼女は僕の所までやってくると、そう言い微笑んだ。
 久しぶりに見るその笑顔に、声に、僕の心臓が高鳴る。

「久しぶり、ミク。」
 僕がそう言うと彼女はまた微笑む。
 純粋な、笑顔。
 その笑顔を見ると、今からすることをやめたい、という気持ちに駆られる。

 けれど、やらなくちゃ。
 やらなくちゃ、いけないんだ。

「話しがあるんだ。」
 僕は平常心を装い、彼女に言う。

 まだ胸は高鳴っている。
 この高鳴りは、彼女の笑顔に対してか、今からすることに対してか。
 そんなの、僕にはわからないし、考える余裕もない。

「そう。」
 彼女は未だ横にいる兵士を一瞥すると、
「場所を変えましょうか。」
と言ってくれた。
 彼女から言ってくれるのはこの上なく好都合だ。
 案の定、兵士達は困ったような表情を浮かべながらも、場所を変えるのを止めはしなかった。

第四章 ( No.36 )
日時: 2010/12/20 21:40
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)

 生暖かい風が頬を撫でる。
 それと同時に彼女の綺麗な髪の毛がさら、と揺れた。
 日が沈むのが遅いこの季節は、もう八時をまわるというのに、まだ明るめである。
 月明かりだけでも、足りるくらいに。

「……。」
 どれくらいこうしていただろう。
 何もない空き地で、佇む二人。
 彼女は月を眺めている。
 僕はまだ、決心がつかないでいた。

「話、ってなに?」
 何も言わない僕に痺れを切らしたのか、彼女はそう言った。
 呆れられたかな、なんて思いつつ、顔を上げる。
 彼女と目が合う。すると、彼女は優しく微笑んでくれる。
 ーこの彼女を“消せ”、なんて。
 誰か、嘘だと言ってくれないか。
 握ったナイフの冷たさだけが、唯一現実味を帯びていた。

「ねぇ、どうしてそんなマント被っているのかしら?」
 彼女のその言葉に、自分でもわかるくらい肩が跳ねた。
 そして、冷や汗が吹き出る。
「……。」
 僕は俯く。

「どうしたの?」
 俯いた僕を、不思議に思ったのか、彼女は近寄ってくる。
 彼女が近づくにつれてナイフを持つ手の震えが大きくなっていく。
 僕はナイフを持つ手に力を込める。

 そしてー…

Re: 悪ノ娘ノ召使 ( No.37 )
日時: 2010/12/21 16:26
名前: 里梨 (ID: yghb58zo)

次々と新たな展開に胸を躍らせられています!!  次のお話待ってます(#^−^#)がんばってください!!

Re:悪ノ娘ノ召使 ( No.38 )
日時: 2010/12/21 17:46
名前: 梨音 (ID: WJdkfPQp)

そろそろファイナルですね。

すっごく読みやすいし、おもしろいです!リンレン大ちゅき♪

これから(もはや最後に近いのですが…)
執筆頑張って下さいね。次のお話も期待してます!

Re: 悪ノ娘ノ召使 ( No.39 )
日時: 2010/12/21 17:53
名前: 月音ララ (ID: 9QYDPo7T)

きゃ〜レンk、ミクを殺しちゃうの〜!?
あ・・取り乱してしまいました>m<
本当に読みやすい!この小説大好きです!!!

もう、期待しまくりです^O^
頑張ってください!


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