二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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NARUTO疾風伝 —第四幕 誰も見ずに— 
日時: 2012/02/12 11:19
名前: おぷゥ (ID: /kFpnDhT)

初めまして、おぷゥです


NARUTO小説…えっとオリキャラでますね。
あと、あまりNARUTOも把握できてないので、いろいろ崩壊しそうです;

そんなgdgdでもいいよ。心オーップンだよ。って人はどうぞ付いてきてやってください
とにかくこのアホな主をよろしくお願いします。((ペコリ





 第一幕 鉛の国

一. 鬼の存在

>>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>8

二. 咎

>>9 >>12 >>13 >>14 >>15 >>16 >>17 >>18

 第二幕 常闇の蝶共(上)


一. 其れは唐突に

>>19 >>20 >>21 >>22 >>26

二.  霞

>>29 >>30 >>31 >>32 >>35

三. 威圧

>>36 >>37 >>38 >>41 >>44

四. 安堵

>>45 >>47 >>48 >>50 >>51

 

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Re: NARUTO疾風伝 —第三幕 余興に杯を—  ( No.52 )
日時: 2011/07/04 00:13
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)



 風邪引きました……喉がガラガラで痛いです(泣)))

 ……ナルトの映画が見たい、カラオケ行きたい、とりあえずリア充になりt


 相変わらず願望大きいです・・・・・・

明日は学校休むよ!

Re: NARUTO疾風伝 —第三幕 余興に杯を—  ( No.53 )
日時: 2011/07/04 10:08
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)

カカシが天井を見上げると同時に、夜鐘もピクッと体が動いた。
 そして、カカシは小声で「静かにしろ」と厳しい表情になり、クナイをかまえた。

 「……何か居るぞ」

クナイを構えたカカシはそう言った、そして夜鐘はハッとした表情になり無羅を見る。

 「……俺、ちょっと前に抜け忍の処分頼んだよな……?」

夜鐘は少々、引きつった笑顔で無羅を見ている。

 「あ……ごめん、忘れてた」

無羅は少し変な汗をかきながら小さく呟いた。


・・・・やば、コイツすげぇキレてる……。


 「……えーっと…今度はちゃんとするからさぁ」
あはは、と作り笑いで誤魔化す無羅にため息をつきながら、夜鐘はカカシに近づいた。

 「何人くらいですか?」

 「……今のところ、三人かな……それなりに力はあるみたいよ」

カカシのその言葉に九愚羅は眉をさげる。


 「……我も老いたものよ、気づきもしなかった……、虎猿」

九愚羅の言葉にピクリと反応した虎猿はニタァと笑った。
 目を多少ギラつかせながら、少し獣めいた気を体から放っている。

 「ん、じゃあ行ってくるよ」

虎猿はカカシと夜鐘に向かってそう言うと、スタッと天井近くの壁に飛び移り、ジーっと天井のある一点を見つめだした。すると……



    ガラガラガラッ!!!!!!


音を立てて再び天井が崩れた。一度、夜鐘達が壊した天井だったが、また再生していたのだ。 


 瓦礫が落ちる最中、虎猿は巻き上がる煙の中へと姿を消した。



 「……雷切」
バチバチと地上に居るカカシは自身の技を発動させている。
 九愚羅はその様子を見ていた、そしてナルト達も戦闘体勢を取る。


  煙がモクモクと立ち込め、未だ轟音が止まない。






  すると、





 「うわああああああああああああ!!」


 煙を突き破って何かがコチラに落ちてきた。

カカシは写輪眼を大きく見開きその目に落ちてきた者を写し取った。

 
 間違いないな………霧隠れの抜け忍だ!!!





そして手に纏った雷を抜け忍に向けた!!

Re: NARUTO疾風伝 —第三幕 余興に杯を—  ( No.54 )
日時: 2011/07/04 22:32
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)

 ドゴッ!!
「ぐぅっ…」

カカシの目の前で、抜け忍が表情を歪める。

 「……!?」
カカシは呆気に取られてしまい、目を見開く……そしてそのまま抜け忍はドアリと音を立てて倒れこんでいった。

    「……は…?」

 抜け忍に与えられたのはカカシの雷切ではなく、強い打撃だった。
カカシはフッと雷切の発動を抑えると、抜け忍から視線を背ける。

  すると、目の前には金棒を持った少女が立っている。


 「……君は」

 カカシが声をかけようとすると、フイッと少女……一瞳は少しだけカカシに振り返った。

 「この一瞳!!助太刀致します!!……」

強い目で言われたカカシは一瞬、動きが止まったがすぐに正気を取り戻したようで一瞳の腕を掴んだ。

 「まった……さすがに危ないでしょ」

一瞳の腕を掴んだカカシはそう言ったが、一瞳は首を横に振った。


 「いいえ、……それに貴方達にも借が出来てしまいましたし」

 「借り……?」

 
カカシが聞き返すと無羅は、優しい笑みでニッコリと笑っていた。
 思わずカカシは手の力が緩んだようで、その隙に一瞳は乱戦の続く中へと消えてしまった。

カカシは自分の手をまじまじと見つめる。

 「借り……ねぇ」


そういえば、今回の任務。特に何も聞かされて無かったな……。
 ナルトとサクラの奪還ってことが主な事だったし……それに借りって……そんな大きな事、した覚えはないんだけど……。


 それにしても、人も変わるもんだな。俺はナルト達が居たからこうして、九愚羅の場所に居たとしても……もし、ヤマトだったら夜鐘は置き去りにしていただろうし……。ま、無羅とかいうのが居たからだろうな。


 「カカシ先生!!何ボケッとしてるってばよ!!!」

 「さっさといきますよ!!……って聞いてるのー!?」


カカシは「ああ、悪い」と呟いて急いでナルト、サクラ、ヤマトの元へと向かおうとした。……床には抜け忍が二人倒れている。その近くに一瞳、虎猿、無羅、夜鐘。

どうやら一人は逃げたようだ。夜鐘は一足早く天井の穴に向かって飛び上がり、無羅も月輪牙を肩に掛けて、跡を追った。


一瞳は急いでカカシの跡を追ってくる。

その様子を見たカカシは「先に行ってくれ」とナルト達を先に夜鐘を跡を追わせた。

そしてこちらに来る一瞳の道をサッとカカシは塞ぐ。


困ったように一瞳は、「あの……」と呟いたがカカシは、にこっと笑い一瞳を見下ろした。


 「此処から先は俺達がやるからね、俺達の任務だから」


 「でも……」

何か言いたらなさそうな一瞳の頭を、ぽんっと軽くカカシは叩くとまたやさしく笑う。


 「助太刀はさっきので十分だよ。助かったよ」


 「……貴方達、火の国の方が居てくださったから……薬を作って下さったから……私の母も……あ、いえやめましょう。……ともかくありがとうございました。……」


 「……」


カカシは何もいわず、シュッと瞬身を使いその場から消えた。
 
 一瞳は多少、崩壊した邸内を見渡しながら、再生し始める天井をみあげながら目を閉じた。




  「……御武運を……御祈りして……おります」







 

Re: NARUTO疾風伝 —第三幕 余興に杯を—  ( No.55 )
日時: 2011/07/06 22:04
名前: おぷゥ (ID: wnkXBzTQ)

「やっばー……バレタかなぁ?バレタよねぇ……」
碧い光を放つ目をした少年は、コツコツとゆっくり階段を下りていた。
 
遊郭の提灯には明かりは灯っておらず、辺りは真っ暗だ、どうやら客は追い出され遊女達はやっと寝静まったのだろう。

あそこまで活気があったはずなのだが……カカシ達が来てからかなり時間が立ったようだ。



「いやーつかれたな」
 少年は白いセミロングの髪をゆらし、黒い衣でその身を隠している。
一見、皆目無害そうなのだが……どうなのだろう。少しこの土地に居る九愚羅と笑みが似ている。




  「待つってばよ!!」

 ドンッと少年の姿を真っ先に見つけたのは、ナルトだった。
階段の少し上の段から少年を見下している。


 少年はナルトに振り返る。少し嘲笑した笑みを浮かべつつ欠伸をした。


「……あぁ、僕のコト捕まえに来たんでしょ?……あ、しかもキミ…」


パチッと少年の目が煌びやかに光る。だがかなり不気味だ。それにナルトはたじろいで「な、なんだってばよ……」と言った。


クス、と少年が笑ったかと思うといつのまにかナルト目の前まで飛び上がっていた。

 少年の瞳の模様や形が大きくナルトの瞳に映った。



 「尾獣じゃん」





 「!!」







 ゴオオオオオオオオッッ!!




 ナルトの中で何かが弾け飛んだ気がした。
全てが全て、熱く炎のように自身の内に巣食う奴の呪縛を

 壊された。


 






   『 ……こ…出…れる 』




  





  やめろ……ってば、熱い……。



熱い熱い熱い焼ける熱い熱い熱い……









  「うわああああああああああああああ!!!」



  「おうおう、みなぎるパワ〜」


地面に膝をつき頭を押さえるナルト、その周辺には赤いチャクラが力強く表れて滾る。そして、少年はニコニコと満足そうに見物をしていた。


 「さっさと、なってよね。僕なってからの方がもって帰り易いようにさ」

少年はまた妖艶に笑っていた。

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 「たっくもー……せっかちなんだから!」
サクラとヤマト、カカシ、夜鐘、無羅は先に行ってしまったナルトを追っていた。サクラは少しあきれつつ走っているようだった。


  「まぁまぁ………ッ!?」

 カカシが笑いながらその様子を見ていたが、ある程度、塔から離れてだいぶ経った頃その血相が変わる。

 「……このチャクラは…!!」


 「先輩!!」

ヤマトはそんなカカシと同じように厳しい表情になった。
そして彼の手には熱いようなまるで烙印のように浮かび上がった『二』という数漢字。

 カカシはそのヤマトの手を確認すると「急ぐぞ!!」と強く地を蹴った。



Re: NARUTO疾風伝 —第三幕 余興に杯を—  ( No.56 )
日時: 2011/07/07 22:08
名前: ムウ (ID: 8Xw8uslB)

自来也に…
暁…
そして…
ナルトォォォォォォーーーー!!
  
あ…すみません。絶叫しました。
そういや、暁のトビって凄い強いよね?


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