二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 魔天使マテリアル〜闇に染まる少女〜
- 日時: 2012/03/30 13:13
- 名前: ウサギ年 (ID: J//WTKlw)
どうも!ダメ作者のウサギ年です。
3作目ですね。
というわけでちゃんと完結できるようにがんばりますっ!
中傷コメントはやめてください。(駄文なもので・・・
あ、コメントもアドバイスもどんどんお待ちしています☆
それでは♪
○登場人物○
今までのマテマテのキャラクター
毎回ですね。すみません。
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- Re: 魔天使マテリアル〜闇に染まる少女〜 ( No.17 )
- 日時: 2012/04/01 23:04
- 名前: ウサギ年 (ID: xkqmATKo)
優亜さんへ
また見ていただいて嬉しいです^^
レイヤがサーヤのために魔界でがんばっちゃうので今後の展開期待しておいてください!
- 13、告白 ( No.18 )
- 日時: 2012/04/01 23:16
- 名前: ウサギ年 (ID: xkqmATKo)
放課後、志穂だけ残るようにいい、サーヤを伊吹のもとへ帰した。
サーヤが行ったことを確認して、志穂が圭吾先生を問い詰める。
圭吾先生はレイヤから聞いた事情をすべてつたえた。
やはり、信じられないという表情になる。
「そ・・・んな・・・紗綾さんが闇に?しかもレイヤ君は魔界
へ・・・」
「それを食い止めるためにレイヤ君は魔界へ行きました。
どうにも思い普陰気になる。
やがて風が窓を揺らし、それが合図だったかのように圭吾先生が尋ね
た。
「今日、サーヤちゃんに変わった様子はありましたか?」
「実は・・・」
志穂は今日の朝のことを話し、たった今の様子も伝えた。
そう、少しずつではあるがサーヤは闇に転じかけている。
そのことを二人とも察し、さらにレイヤが現在無事かも分からない不安
にかられた。
そこで志穂はマテリアルの仲間たちにメールを送った。
すぐに返信が返ってくる。
「さあやっちが!?」
「紗綾ちゃんが!?」
「サーヤが!?」
だが驚くのはこれからだと思い気持ちになりつつ返信を送った。
「詳しい話は後日です」
- 14、魔界への帰還 ( No.19 )
- 日時: 2012/04/01 23:28
- 名前: ウサギ年 (ID: xkqmATKo)
一方のレイヤ。
あの後魔界への入り口へ飛び込み、時間はかかったがなんとか魔界へた
どり着いた。
とたんになんともいえない寂しさがこみ上げてくる。
人間界には仲間がいる。が、ここは魔界。
そう、仲間なんてどこにもいない。たった一人の世界なのだ。
「サーヤ・・・」
なんとなく呟いてみた。
が、サーヤが現れる訳はなく。
一年ぶりの魔界。
空には魔王の城が見えている。
本当なら今すぐあそこに殴りこんで魔王を倒し、薬も持ち去りたいとこ
ろだが、今は唇をかみ締め、歩き出すしかなくて。
そう、今はサーヤを助けるのが先なのだ。
そう思って「迷いの森」へと歩き出すしかなかった。
***
かなり歩いたころ、やっと標識が見えてきた。
−危険ー この先「迷いの森」
この先には得体の知れない植物、魔物が潜んでいる。
いつ襲ってくるかも分からない。
ーそれでも
サーヤを助けたい。
サーヤがいたから、自分は生きてこられた。
だから今度は自分が助ける。
でもそれらがうごめくこの地には誰も近寄らない。
まずは闇ノ湖に行き、闇ノ一族に会わなければ。
そう思い、不安な気持ちを奮い立たせ、レイヤは「迷いの森」へと歩き
だしたー。
- 15、さらなる不幸 ( No.20 )
- 日時: 2012/04/02 14:02
- 名前: ウサギ年 (ID: Tb7tY/V8)
それから何日か経った。サーヤは日課だった店の手伝いをしなくなり、
無口になった。
今では頼んだらやるのような感じで。
「サーヤ、窓を拭いてくれ」
「はい」
話しかけてもなんだか上の空。
まるで抜け殻になってしまったかのようだ。
伊吹はある約束を思い出していた。
ー日守の忌み子が闇に転じたとき
この世から消すー
それはサーヤとレイヤを預かるときに交わしたことだ。
自分が引き受けなければ誰かがやらなければならない。
そう思い、自分が引き受けた。
本当は殺す気なんてさらさらない。
また肩がじりじり痛む。
心の中で誰かに問う。
(綾香、やはりこれはお前を、お前の子を守れなかった俺への罰なのか
ー・・・?)
誰かが答えてくれる訳もなく。
痛みだけが伊吹を攻める。
- 16、緊急会議 ( No.21 )
- 日時: 2012/04/02 14:15
- 名前: ウサギ年 (ID: Tb7tY/V8)
一方、小学生組、中学生組、圭吾、耕平は圭吾先生の家で緊急会議を開
いていた。
志穂と圭吾先生がレイヤから聞いた事情をすべて伝える。
「ウソだろ・・・じゃあレイヤは今魔界に?」
翔がありえないという表情で呟く。
それはサーヤが秘密を明かしたときに覚悟はしたつもりだったけど。
やはりショックは大きくて。
「はい、大変危険なことなんですが、それしか方法がないとレイヤ君が
悩んでいましたので、行ってもらうことにしたんです」
「それでレイヤは・・・?」
翼も不安気に聞く。
そう、レイヤの無事が分からないのだ。
「無事かどうかは分かりませんが、きっとうまくやってくれます」
そう、レイヤはかつて魔界で王子として暮らしていたのだ。
耕平はやはりあの二人は特殊なんだとあらためて思った。
「サーヤは?」
そう、サーヤはウィンドミルにいるのだ。
「とにかく、これ以上悪化しないよう、私たちが頑張るしかありません
ね」
きっぱりと志穂が言い放つ。
ふと耕平が
「柊会にはまだ連絡しなくていいのか?」
一番はそこにある。
サーヤの命がかかっている。
結局は、
「まだ黙っておきましょう」
となった。
耕平はレイヤと同様、伊吹を心配していた。
(涼・・・)
こうして会議はお開きとなる。
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