二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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魔天使マテリアル〜闇に染まる少女〜
日時: 2012/03/30 13:13
名前: ウサギ年 (ID: J//WTKlw)

どうも!ダメ作者のウサギ年です。

3作目ですね。

というわけでちゃんと完結できるようにがんばりますっ!

中傷コメントはやめてください。(駄文なもので・・・

あ、コメントもアドバイスもどんどんお待ちしています☆

それでは♪

○登場人物○

今までのマテマテのキャラクター
毎回ですね。すみません。

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17、「迷いの森」 ( No.22 )
日時: 2012/04/02 19:03
名前: ウサギ年 (ID: Tb7tY/V8)

森の中に入った。

あちこちから何かのうめき声や風で草木が揺れる音がする。

ジャングルを不気味な普陰気にした感じだ。

危険な人食い花や魔物がいつ出てくるか分からない。

そのとき、一匹の魔物が突進してきた!

「光よ!闇を絶つ剣となれ!」

光のマテリアルが具現化し、敵を切り裂く。

         ザンッ

「ギャアアアア!」

まるでそれがスイッチだったかのように足を何かに絡めとられた。

驚いて後ろを振り返るとどうやら植物から伸びてきているらしい。

足からツタを切り取り。その植物に向かって剣を振り下ろした。

なんとかピンチを切り抜ける。

そう、ここは「迷いの森」一度迷うと抜け出せない。

地図や方位磁針はあまり頼りにならない。

不安を押し殺し、レイヤは進む。

そのとき。

「あった・・・」

「闇ノ沼」これ以上ないくらいの漆黒の沼だ。

一度踏み入れたものをけしてこの世には戻さない。まさに闇でできた沼

である。

そのとき小さな魔物がうっかり足を踏み入れてしまった。

その魔物は声を上げるまもなく沈んでいく。再び浮いてくることはなか

った。

少し気分を悪くしつつ、レイヤは闇ノ一族を呼び出すための準備に取り

掛かる。

 

18、闇ノ一族 ( No.23 )
日時: 2012/04/02 19:17
名前: ウサギ年 (ID: Tb7tY/V8)

沼の真ん中にろうそくを立て、火をつける。

「沼の住人闇ノ一族よ、我の前に現れよ」

レイヤはいちおう王子だったため、呼び出し方は知っていた。

すると、沼の中からまるでその一部を切り取ったかのように真っ黒で小

さな人型が現れた。

少し待ってレイヤは声を掛けた。

「頼みごとがあります」

『なんだ』

それは、音ではなく、頭の中に直接流し込まれているような感覚だっ

た。

「月光草のありかを教えてもらいたい」

『して、お前はなぜ取りに来た』

あせる気持ちを抑え答える。

「姉が闇蜂に刺されました」

一族はしばらくだまり、

『あの道を真っ直ぐ行くと途中で闇林檎の木がある。その下の洞窟の中

 に月光草は生えている』

「ありがとうございます」

『いいな。くれぐれもこの森で迷うな』

そういって姿を消した。

しばらく呆然としていたが、すぐにその洞窟へと歩きだした。

Re: 魔天使マテリアル〜闇に染まる少女〜 ( No.24 )
日時: 2012/04/02 22:43
名前: 優亜 (ID: GHOy3kw9)

 やばいです! もうやばすぎるくらい、ウサギ年さんの小説、おもしろすぎですっ!! 翔でてきましたね〜(*^^)v  これからも更新頑張ってください〜!

Re: 魔天使マテリアル〜闇に染まる少女〜 ( No.25 )
日時: 2012/04/03 14:18
名前: ウサギ年 (ID: NegwCtM0)

いつも見てもらっていて、嬉しいです♪
これからも翔だします☆
更新どんどんしていきます^^

19、月光草 ( No.26 )
日時: 2012/04/03 14:29
名前: ウサギ年 (ID: NegwCtM0)

闇ノ一族が言っていたように進むと、真っ黒なりんごが実る「闇林檎の

木」があった。

土をはらい、洞窟へのふたをあけると、悪魔蜘蛛がいてこちらに牙をむ

いてきた。

レイヤはひるまず、光の矢を放つ。

「光よ!悪を討つ鋭き矢となれ!」

          キシャアアアア!

悪魔蜘蛛の体に突き刺さり、霧散していった。

レイヤは一息ついた。

人間界から持ってきた懐中電灯を点けて、洞窟へとはいった。

しばらく進んでいくと、鮮やかな水色の湖を見つけた。

その周りには黄緑色に光る月光草が生えている。

レイヤはほっと胸をなでおろす。

「よかった」

花をつみとり、新聞紙にくるんでリュックにつめる。

レイヤは洞窟を後にした。

             ***

洞窟を出て、もときた道を後戻りする。

迷わないように、慎重にー。

やっと出口が見えてきた。
 


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