二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ネギま! 美空の暴走
日時: 2010/09/19 17:29
名前: sasa (ID: LJORQFwR)

prrr

美空「もしもしアキラ?今すぐ会いたいんだけど大丈夫?…うん、待ってるね」

彼女の名前は春日美空、彼女にはひとつ悩みがあった
作中での自分の扱いだ
空気キャラ扱いされていることに不満だった
どうすればこの状況から脱出できるだろう、彼女は考えた末たどりづいた答えは…

クラスメートの抹殺であった

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Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.31 )
日時: 2010/09/20 16:25
名前: sasa (ID: LJORQFwR)

美空「あ〜、いいものもらった。ありがとね☆」
美砂「……」
美空「さてと、もう十分に楽しんだし…あんたを達処分しちゃおうか?w」
美砂「………」
桜子「………」
美空「…なにその顔?そんな無表情だとムカつくんだけど、怖くないの〜?もう死んじゃうんだよ〜?」
美砂「……」
桜子「……」
美空「ちょっと!少しは怯えなさいよ!」
美砂「私たちは…命乞いなんてしないから…」
桜子「もう覚悟はできてるもん…」
美空「っ!なによそれ…」
桜子「美砂…天国に行って三人で仲良くしようね」
美砂「うん、桜子…」

二人は完全に自分の運命を受け入れていた
ならせめて、どうせ死ぬなら
心は綺麗なまま死にたい
例えどんな悲惨な殺され方をしても

桜子「殺すんだったら…早くやりなさいよ」
美空「…………あなた達みたいな綺麗な瞳をした人間、初めて見たわ」
美砂「え…」
美空「私…なにやってるんだろう。こんな酷いこと…」
美砂「あなたは…」
美空「ごめんなさい、私がどうかしてたんだわ…本当にごめんなさい…」
桜子「美空…」
美空「もうこんなことやめる…自首するわ」
桜子「じゃあ…」
美空「ええ、今すぐ開放してあげる。そして、私は自分の罪を償うわ…」

Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.32 )
日時: 2010/09/22 00:34
名前: sasa (ID: LJORQFwR)

奇跡だと思った
まさかあの悪魔のような女が自らの行いを反省するなんて
二人は救われた気分だった

美空「今ロープを解いてあげるね」

美空は桜子のロープを解く

美空「ごめんなさい…私、あなた達の家族や親友まで…」

許せない
それは確かに許せないことだ
だがここでとやかく言うことではない
桜子は怒りを飲み込んだ

桜子「いいの…もう…」
美空「ホント、あなたって強いのね…ほんと…気持ち悪い…」
桜子「え…」

サクッ


桜子は首に冷たいものを感じた
深く、冷たく
視界が変わった
美空が横に倒れる?
いや違う、自分の首が切り落とされているのだ
美空は鉈で桜子の首を一刀両断した
一瞬だった
あっという間に血しぶきが飛び散る
赤い血が部屋中に飛び散る
何なのこの女?
なんで笑っているの…



美空「自首するって?んなわけないじゃwwwん」
美砂「あ…あぁ…」

桜子の首が切り落とされるのを見た美砂はショックのあまり動けない
なぜこんなことに?
さっき反省したって…
開放するって言ったのに…

助かると思った
この地獄から抜け出せると思った
そんな希望は見事に打ち砕かれた
美砂の希望は絶望に
そして恐怖に…

美空「あははははは!!あははははは!!あーっははははははははは!!」

美空は桜子の生首をぶら下げながら笑っている

美砂「ひっ、ひぃぃぃっ」

目の前にいるのは悪魔
恐怖そのものだ
さっきまであった運命を受け入れる覚悟はすでになかった
覚悟は美空によって塗り替えられた
生きる希望を、助け舟を出したことにより桜子と美砂は覚悟を捨て、生きることを心の隅で懇願した
そして美空は彼女たちの願いを打ち砕いた

もう覚悟はない
あるのは恐怖
あまりの恐ろしさに美砂は失禁した

美空「うわ、キモッ、なにおしっこ漏らしてるのよw」
美砂「あ…あぁっ…」
美空「ほら見て、あなたのお友達…こんなんになっちゃったー☆」

美空は桜子の生首を美砂の目の前に差し出した

美砂「ひぃっ!?いや…いやあああああああああ」
美空「あはははははははは!!」

美空は鉈で美砂の体を傷つける


ドスッ、ドスッ

鉈が美砂の体に食い込む

美砂「あがっ!?あぎゃああああああああああ」
美空「ひゃあああああああああああああっほおおおおおおおおおおおおおい!!」

美空は容赦なく美砂の体を切りつける
美砂は血だらけだ

美砂「あっ…あがっ…お母さん…お母さん…」
美空「ママはここにはいませwwwwwwwwwwwwwん」

美空の狂気は終わらない




朝になった
桜子と和美の部屋の前には植木鉢がある
そこには色とりどりの花が咲いていて、生徒たちの目にも止まった
だが今日は別のものがあった

女生徒「きゃあああああああああ」

植木鉢には桜子と美砂と円の生首が置いてある
そして三つの顔の表情は恐怖で歪んでいた…




美空「あたし完璧☆」


07番柿崎美砂 死亡
11番釘宮円  死亡
17番椎名桜子 死亡

Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.33 )
日時: 2010/09/20 16:34
名前: sasa (ID: LJORQFwR)

現在生き残っている3−A生徒たち
01番
02番
03番
04番綾瀬夕映
05番
06番
07番
08番神楽坂明日菜
09番春日美空
10番絡繰茶々丸
11番
12番古菲
13番近衛木乃香
14番早乙女ハルナ
15番桜咲刹那
16番
17番
18番龍宮真名
19番超鈴音
20番長瀬楓
21番那波千鶴
22番鳴滝風香
23番鳴滝史伽
24番葉加瀬聡美
25番長谷川千雨
26番エヴァ
27番宮崎のどか
28番村上夏美
29番雪広あやか
30番四葉五月
31番ザジ

Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.34 )
日時: 2010/09/22 01:03
名前: sasa (ID: LJORQFwR)

風香「わー!遅刻しちゃう!」

鳴滝風香は急いで寮を出た
いつもより20分も遅い出発である
昨晩、深夜にお笑い番組を見ていたせいで遅れてしまった

風香「急がなきゃ!でもお腹がすいて走れない…」

朝ごはんも食べていない

風香「くんくん…何かいいにおいがする…」

風香がにおいのする方向を見た
なんとそこには地面に肉まんが置いてあった

風香「わー!肉まんだぁ!」

風香は何の疑問も持たず地面に置いてある肉まんを食べた
彼女は以外と馬鹿だった

風香「あ、あれ?なんか急に眠くなって…」

そしてその後、鳴滝風香は行方不明になった。


翌日、土曜日
今日は休日だ雪広あやかは家に帰り、一人紅茶を飲んでいた
メイド達は全員、慰安旅行で誰もいない。

あやか(メイド達がいないだけで、こんなにも家が広く感じるのね…それにしても、風香さんったらどうしたのかしら…寮にも帰ってみてないみたいだし…あとで皆で探しに行こう)

ピンポーン

インターホンが鳴った

Re: ネギま! 美空の暴走 ( No.35 )
日時: 2010/09/22 01:04
名前: sasa (ID: LJORQFwR)

ネギ先生?

あやか「はーい」
男「こんにちわー、佐川急便でーす」

なんだ…
あやかは少しがっかりした

男「速達で荷物が届いてます」
あやか「速達?」

誰からだろう?
あやかは荷物を受け取った。

家の中に戻りダンボールを開ける
中に入っていたのは小さな箱だった

あやか「これは?」

あやかは箱を開けようとした
その時、

prrrr

あやか「!」

あやかの携帯電話が鳴った

あやか「え…」

あやかは驚いた
携帯を見るとそれは風香からの電話だった

pi

あやか「もしもし風香さん!?」

あやかはすぐに電話に出た

美空『もしもし、いいんちょ?』
あやか「えっ…」

風香ではなく、美空だった。
あやかは戸惑った

あやか「そうですけど…」
美空 『ビンゴ!』
あやか「美空さん…?何故風香さんの電話に…」
美空『決まってるじゃない、風香を誘拐したからよ…』
あやか「!誘拐って…美空さん!?」
美空 『いいんちょ、郵便は届いた?』
あやか「郵便…この小さな箱?」
美空 『届いてるみたいですね。それ、開けてみてくださいw』

小さな箱
一体なにが…
あやかは恐る恐る開けた

あやか「え……!?きゃあっ!!」

箱の中には何か球体のようなものが入っていた
初めは何だか分からなかった
だがよく見ると、すぐにそれが何か理解した
箱の中、中には眼球が入っていたのだ

美空『それ風香のですw』

風香さんの…?
何を言ってるのこの人?

あやか「美空さん!!これはどういうことですの!?」
美空『風香はこちらで預かっています。大丈夫ですよ、まだ殺してませんから』
あやか「ふざけないで!今すぐ警察に通報しますよ!」
美空『あっ、変なマネすると殺しちゃいますよ?』
あやか「な、なにを…」
風香『いいんちょ…助けて…』
あやか「っ!?」

遠くのほうで風香の声が聞こえた


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