二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜雪華録始動!
日時: 2012/12/26 15:17
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

こんばんは桜舞姫です。
前から考えていた新作を書く事にしました。
私の事をご存知の方、そうでない方、双方お楽しみください。

作者紹介

名前 桜舞姫・さくらまいひめ
性別 女  14歳の中一
誕生日 4月2日
埼玉県越谷市在住

<ここへ来た皆様へ>

・荒らしに来た人、薄桜鬼嫌いな人。回れ右。
・辛口コメント程々に。
・色々募集します。その時はどうぞ、よしなに。
・アニメ、ゲーム、オリジナル…ゴッチャです。
・千鶴の家族とか過去とか、意外と捏造です。
・不定期更新です。

これを読み、理解してなお足を踏み入れるという方。
………ようこそ。小説の世界へ……。

>>60 目次 


  【採用オリキャラ】
>>91 クラア殿
>>99 ノエ 殿

ありがとうございました<m(__)m>
キャラの詳細は、後日『新・オリキャラ』に
記載します。

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Re: 薄桜鬼夢小説〜生きる者達よ〜 ( No.19 )
日時: 2012/01/07 09:59
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

皆さん、ありがとうございます。

これからも頑張りますっ!最近更新できないんだ〜(ToT)

Re: 薄桜鬼夢小説〜生きる者達よ〜 ( No.20 )
日時: 2012/01/07 15:33
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

久々に更新します!

7話 保護決定

局長近藤の決定により、千幸の保護が決まった。
沖「殺さないんですか?早く殺った方がいいんじゃ?」
沖田は多少瞳に驚きの色を浮かべ、顔に笑顔を張り付けている。
水「私は貴方達に教えられることは無いし、生かしておいても
  貴方達に得は無いですよ?」
沖「僕は殺した方がいいと思うんだけどね。」
水「どうぞ。でも、貴方に私は殺せませんよ?」
平「お前さ、新選組の沖田総司って、聞いた事ねぇの?」
水「藤堂平助君、それを知った上で言ってるのよ?」
今の千幸は刀を持っていないが、素手でも多少手傷を負うだけで
すむだろう。千幸は実際、それほどの実力を持っていた。
水「ここにいる貴方達全員に勝つ自信はありますから。」
沖「へぇ、じゃあ手合わせ頼める?」
斎「総司、いい加減にしないか。」
会話がそこまで進み、呆れた声で斎藤が止めに入る。
土「とにかく、近藤さん。こいつの部屋は…」
原「余り部屋だろ?確か残ってるのは……」
原田がそこで区切り、視線が千鶴に向く。
雪「私の隣室…です。」
どうやら、千幸が暮らすために残っている条件の良い余り部屋は、
千鶴の隣室だけらしかった。
雪「私、構いませんけど。」
水「何処でもいいですよ、別にそこでも。」
気楽に了承する二人の言葉に耳を傾けながらも、幹部は皆黙っている。
それもそうだろう。『羅刹』という化け物をいとも簡単に斬り殺し、
幹部の誰よりも腕が立つと自称するいきなり来たおかしな女を、
武術の心得もない一人のただの少女の隣室に入れるわけにはいかない。
まあ千鶴はただの少女ではないのだが、それは今の新選組は知らない
ことである。
水「(なるほど、彼女が心配なんだ?)」(ニヤ
心の中で千幸は幹部達に笑みを送っていたが、実際その通りだった。
今の幹部達の心には共通して、『千鶴を危険な目にあわせたくない』
という思いがあった。それは『守りたい』という思いで、純粋に
『好意』と言えるかもしれない。そんな雰囲気を感じたのか、
千鶴が小さく、千幸の保護了承の声を上げる。
雪「あの、私別に気にしません…。」
その小さな声を聞き取って、千幸も微笑む。
水「隣室の本人もこう言ってるし。私から刀も取り上げてるし。」
千幸の刀、太刀の水龍。彼女としては、家宝の為早く返してほしい。
が、ここで刀を返せなどと言えば、さらに怪しまれるかもしれない。
近「そう、だな。」
ここでようやく、局長が決断した。
水「(衣食住は問題なしかな…)」
結局、その後は皆、各自の部屋に戻って行った。
土「千鶴、何かあれば俺の所へ来い。」
雪「はい。ありがとうございます。」
最後に土方が千鶴に声をかけ、全員が広間を後にした。


水「千鶴ちゃん?」
部屋に入る直前、千幸は彼女の瞳を見つめ問いかけた。
雪「はい…?」
水「貴方も、怪我の治りはやいんでしょ?」
雪「っ!何で!!」
水「別に、確認したかっただけ。」
雪「どういう…意味ですか?」
千幸はその質問に答えず、ただ穏やかに笑っただけ。
水「おやすみ。」
ぱたん。と、障子が閉まった。千鶴は数秒の間、立っている事しか
出来なかった。





長くなりました。今度から、6・7行書いて空白開けるの
やめたんです。ページが長くなるから。

ちょっと読みづらいかもだけど、お願いします<m(__)m>

Re: 薄桜鬼夢小説〜生きる者達よ〜 ( No.21 )
日時: 2012/01/07 18:26
名前: カノン (ID: L0v6OTPI)

来たよ!
とってもおもしろいよ。
ゆっくり、自分のペースでがんばってね。
でわ。

Re: 薄桜鬼夢小説〜生きる者達よ〜 ( No.22 )
日時: 2012/01/10 15:13
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

8話 深夜の命令

千幸は早速、案内された部屋の明かりをつけて見た。
(ふぅん、いい部屋ね。さすが西本願寺…)
想像とは違い、幹部が使うようないい部屋だった。
水「千鶴ちゃんと同室でもいいのになー。」
これは部屋の中でこそ言えること。幹部の前で行ったら、すぐに
怪しまれてしまうだろう。
水「さてとっ……」
そのまま布団を敷こうとはせず、部屋の奥についている小窓に向かう。
そして、小窓の障子を開け放ち、夜空を見たまま喋り始める。
水「花音、いるか?」
?「…千幸様、ここに居ります。」
今は4月。温かい夜風と共に入って来る少女の声。本人は、小窓の下、
土の上に跪いていた。忍び装束に身を包み、遠目では全く分らない。
水「そんな所にいなくても、私と会話はできる。立たないのか?」
花「私は、このままで結構です。それよりご用件を?」
苛立ちから急かしたのではなく、時間短縮の為に聞く声音。その言葉で
千幸は、何の為に彼女—水月花音を呼んだか思い出した。
水「あぁ、すまない。忘れるところだった。」
花「千幸様……」[呆
完璧に呆れていたが、動かず命令を待っている。何と優秀な部下だ。
彼女—水月花音は千幸の部下で、水月家の分家にあたる。
双子の妹、李音と共に、千幸の側近として役目をはたしていた。
水「命令だ、花音。千姫様への言伝をしてほしい。」
コクンと頷くと、伝言を聞く用意をする。といっても、ただよく聞ける
ように集中するだけ。
水「まず——————[伝言中]—————。以上だ、覚えたか?」
花「千幸様、私の記憶力をお疑いですか?」
先程までとは違い、少しムッとしたような返答で、千幸は苦笑した。
水「そうだな、すまない。では頼む。」
花「畏まりました。我が主、千幸様。」
水「そんなに畏まるな。主従関係と言ってもお前達とは従姉妹だろ?」
花「……失礼。」
千幸の話に相槌を打つことなく、一言残し風と共に消え去った。
水「千姫様、ご理解頂けるかしら?フフ…」
ぱたんと障子を閉めた。

その夜、千鶴はなかなか寝付けずにいた。
雪「どうして千幸さんは、傷の事を……」
土方に報告した方がいいだろうか。という思いが浮かぶ。
(でもそうしたら、私の体質も話さなきゃいけないよね…)
他に解決策も浮かばない。千鶴は善人な性格で素直なため、千幸を
問い詰めるというような過激な考えが浮かばないのだ。
雪「寝ようっ。」
これ以上考えていたら益々眠れなくなると思い、千鶴は布団を被った。
(明日寝坊して、皆に迷惑かけたりしちゃ駄目だもの…)
やがて眠りにつくが、彼女の頭の中は混乱していた。
(千幸さん……)




いつも長々とスイマセン。今回は1056文字になりました!
うわ……って感じです。

Re: 薄桜鬼夢小説〜生きる者達よ〜 ( No.23 )
日時: 2012/01/11 13:10
名前: 雪姫 (ID: NLcS5gZX)




桜舞姫さん!
この前は私の小説を見に来てくださってありがとうございました!!
あ、小説読みました。
なんだか、凄いお話ですね・・・でも、凄く面白い!
続き楽しみにしてますね^^

あ、タメ&呼び捨てっていいですか?
私はOKです(*^_^*)


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