二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜雪華録始動!
日時: 2012/12/26 15:17
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

こんばんは桜舞姫です。
前から考えていた新作を書く事にしました。
私の事をご存知の方、そうでない方、双方お楽しみください。

作者紹介

名前 桜舞姫・さくらまいひめ
性別 女  14歳の中一
誕生日 4月2日
埼玉県越谷市在住

<ここへ来た皆様へ>

・荒らしに来た人、薄桜鬼嫌いな人。回れ右。
・辛口コメント程々に。
・色々募集します。その時はどうぞ、よしなに。
・アニメ、ゲーム、オリジナル…ゴッチャです。
・千鶴の家族とか過去とか、意外と捏造です。
・不定期更新です。

これを読み、理解してなお足を踏み入れるという方。
………ようこそ。小説の世界へ……。

>>60 目次 


  【採用オリキャラ】
>>91 クラア殿
>>99 ノエ 殿

ありがとうございました<m(__)m>
キャラの詳細は、後日『新・オリキャラ』に
記載します。

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Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.111 )
日時: 2012/09/02 13:51
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

目次を整理させていただきました。

さらに見やすくなったと思います!!

……疲れたなぁ…

Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.112 )
日時: 2012/09/02 14:15
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
参照: この番外編、意外と重要なキャラが登場します。

【番外編】
31話 聞き込みと新たな情報

その日の夕方。千幸と千鶴は一緒に洗濯物を畳んでいた。
雪「もうすぐ日が暮れますね…。」
水「お、千鶴ちゃん怖いの…?」
からかい口調で千幸が訊くと、千鶴の頬がかぁっと赤くなった。
雪「あ、えと!怖いわけじゃっあ、でも…!!」
あたふたと照れ隠しを始める千鶴に、千幸は微笑んでみた。
水「千鶴ちゃん、可愛い。私に妹がいたらな…。」
雪「千幸さん、一人っ子でしたっけ?」
小首をかしげる千鶴に曖昧な返事を返してから、話題を変えた。
水「ねぇ、洗濯物が済んだらさ。隊士さんに噂の事聞いてみようよ?」
雪「うーん、何か分かるでしょうか…。」
反対はしない千鶴を見て、千幸は「決まりね!」と言わんばかりに
仕事を済ませてしまった。
雪「わ、千幸さんはやい…!」
千鶴の分も少し手伝ってから、仕事を済ませた。
水「隊士さんて、この時間は井戸端会議してるよね。行こ。」

裏庭にある井戸に周って見ると…案の定、隊士たちが3〜4人固まっていた。千幸達を見ると軽く会釈をしてきた。
水「どうも。あの、少し訊きたい事が。」
隊士「水月さんが?何です?」
この時点で千幸は男声を出しており、千鶴は口を閉じているので
何の問題もない。
7,8分の聞き込みをして、お礼を言ってから二人はその場を離れる。

水「やっぱ噂に尾鰭はつきものだね。」
雪「少しねじ曲がっている所もありましたね。」
分かったのは、出現する猫は黒猫であり、出る前に必ず鈴の音が聞こえるということ。青年は目撃した時、殆どにおいて頭巾で顔を隠している
ということだった。
雪「どうして性別が分かったんでしょう?」
水「声を聞いたか、背恰好からの推測か…ま、噂なんて何でもあり
  だしね。」
ふいにふわりと風が吹き、夕餉らしき匂いが漂ってきた。
水「うん!考えるよりまずは食事。行こう。」
雪「はい!」
日は沈み、月が顔をのぞかせていた。

Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.113 )
日時: 2012/09/09 18:06
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

【番外編】
32話 突然の出来事

それは突然の事だった。

ドォォォォォオンンッッ!!!

雪「きゃあ!?」
水「なにっ!?」
いきなり来た破壊音に驚いていると、続けざまに怒号が上がった。
羅刹「うがァァァァァァッ!!」
幹部「!!」
ハッキリと聞こえた。羅刹の声が。
各々刀を持って、土方に続き部屋を飛び出す。
平「どうなってんだよ!?」
水「この騒ぎよう…少しマズイんじゃ…!?」
千幸が気にかけたのは、今頃就寝準備などをしている
であろう平隊士たちが、騒ぎの所為で来てしまうかも
しれない事だった。
原「くそ!一体どこに!!」
土「落ち着け!必ず奴は屯所内にいるからな。」
永「ンな事言ったって!早く見つけねぇと!!」
幹部達が土方に詰め寄るが、さすがに勘のいい土方
でも、物音一つ立てずに潜んでいる羅刹の隠れ場所
など知りようがない。
水「……仕方ない。」
本当はやりたくなかったが。と、千幸は少しだけ幹部達から離れる。そして、全神経を集中させた。千幸達
鬼の一族は、まがい物の鬼である羅刹の気配にも
敏感に反応できる。頭領ほどの実力を持った者が
少し本気を出して力の鍵なるものを外してみれば、
羅刹を探る等朝飯前だ。
……そして見つけた。
水「…裏庭。」
斎「裏庭?」
千幸の呟きを聞いた斎藤が反応する。
原「裏庭だな!新八、平助っ!!」
平・永「おうっ。」
原田達3人はさっそく行動を起こした。
斎「副長、俺達も。」
土「あぁ。…お前達は広間にいろ。」
雪「は、はい…。」
千鶴の返事を聞いて、土方も幹部達の後を駆けて
いった。

Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.114 )
日時: 2012/09/09 18:05
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

続き書きました。途中更新って難しいんですよね。

で、長文になっちゃいました。すみません<m(__)m>

Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.115 )
日時: 2012/09/17 13:57
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

【番外編】
33話 青年の幽霊

土方に広間に戻れと言われた二人は、言いつけ通り広間で待機していた
…が、二人とも自分達だけ無事でいるような性格はしていない。
水「……中庭に行ってくるから。」
雪「あっわ、私も!」
千幸の瞳の鋭さに、千鶴は違和感を感じながらも、二人で中庭に
向かったのだった。

雪「は、はぁ…!」
千鶴は必死に千幸を追い駆けていた。少し離れた所から、幹部達の声が
聞こえてくる。
原「くそ、何処行ったんだ!?」
土「斎藤と原田は玄関方面!残りはこっちだ!!」
会話からすると、どうやら羅刹を見失ったらしかった。しかしその
声を気にする様子もなく、千幸はどんどん先を行く。
雪「あ、千幸さん!!」
千鶴は今日の千幸に違和感を感じていた。いや、正確には羅刹騒ぎが
起こった以降から。なんだか
雪「…千幸さんじゃないみたい…。」

そして辿りついたのは、月明かりに照らされる中庭。見慣れた場所の
はずなのに、今宵は妖しく感じた。
そして
水「千鶴ちゃん、私の後ろから出ないで。」
一言だけ千鶴に声をかけ、千幸は向き直る。

……中庭の真ん中に静かに立つ、謎の青年らしき人影に。


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