二次創作小説(紙ほか)
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- 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜
- 日時: 2014/06/06 20:45
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: 9fVRfUiI)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=11499
こんにちは!マヤです
タイトルを見れば分かると思うのですが…これは、「ペンダントの秘密」の続編です
読んでない人は、↑からどうぞ
更新が遅くなってしまうかもしれませんが、お願いします
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.18 )
- 日時: 2014/07/21 21:36
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: L0v6OTPI)
ありがとう
あ、小説のほうにコメントしといたよ☆
★ ★ ★
「………」
———熱を感じる 唇から伝わる、君の体温
そっと唇が離れ、綾美は唇にそっと手をかざす。
(あれ、今わたし…れんと…あれぇ?)
ゆでだこのように顔が熱くなっていくのを感じ、今度は頬を両手ではさみこむ。
「…戻ろうぜ」
「へ? …あ、うん」
れんはそっぽを向き、すたすた歩き出す。
「あ、ちょ、ま…っ きゃあ」
石につまづき、前のめりに倒れそうになる。
しかし、思わずれんの服の裾を掴み、なんとか無事。
「ご、ごめん」
謝りながら、綾美は手を離した。
「…また転ぶなよ」
れんは、ぽつりとそう言うと、手をぎゅっと握ってきた。
(…熱い…)
———つながれた手の指から伝わる熱
(ドキドキしすぎて…ヤバい)
風に乗って、ふわりとラベンダーの匂いがした。
★ ★ ★
「愛川さん、おはよーっ」
「うん、おはよう」
綾美は、みんなより一足早く学校に着くと、ランドセルを置き、外へ出た。
「ふふ、綺麗」
週に何回か、花壇の花に水を上げるのが楽しみになっていた。
「あ、愛川さん」
「———え?」
後ろから声を掛けられ、綾美は後ろを向いた。
「えっと…誰……?」
「同じクラスの…」
「…ああ! 朝倉君ね。わたしに何か用?」
その少年は、クラスでも目立たなくて、いつも本を読んでいるイメージがある。
長い前髪であまり見えなかったけど、結構綺麗な顔立ちをしている。
「…愛川さんが…好きです。付き合ってください」
———え?
綾美の目が、思わず点になる。
「わたし…を? なんで…」
「いつも笑顔で、なんでも器用にこなして…」
綾美が立ちあがって聞くと、朝倉はぐいっと顔を近づけて言った。
「お願い。付き合ってください!」
「で、でも…わたし…」
(わたしは、れんのことが好きだし…)
「どうして?」
そう言うと、朝倉は綾美をぎゅっと抱きしめてきた。
「…綾美に触んじゃねえっ!」
ぐいっと体を引っ張られ、綾美の体は朝倉から離れる。
「…れん……」
綾美は、ほっとした目でれんを見つめる。
やっぱり、わたしはれんが好き
この優しいぬくもりは…れんにしか感じない
「綾美は、オレの彼女だ。手を出すな」
朝倉は、そう言われ、退散していった。
「ごめん、綾美」
れんは、綾美に向かって頭を下げた。
「オレ、綾美のことになるとつい…」
そんなれんが、とても愛しくて。
「ううん、嬉しいよ」
そして、2人はそっと2回目のキスをした。
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.19 )
- 日時: 2014/07/27 09:20
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: KVjZMmLu)
はい、作者のマヤでございます
いやー、最近オリキャラの性格がだんだんと変わってきてしまいました。。
読み返してみると…まあ酷い
だというのにいつの間にか参照が300を越えておりました
ありがとうございます…
綾美「ただ単に作者が暴走してんじゃないの?」
レイヤ「綾美がれんとちゅっちゅっしてるしな」
綾美「うわあああっ! な、なに言ってるの、ホンット生意気な弟っ」
サーヤ「…あはは。(綾美、れんくんとキスしたんだ…)」
綾美「てゆーか、あんたはそんなこと言って恥ずかしくないのっ!?」
レイヤ「は? 何が」
サーヤ「……(レイヤくんがちゅっちゅって言葉使うと思わなかった…)」
綾美「…(頬を赤く染めて)はい! 終わり!」
レイヤ「ずいぶん強引な終わり方…むぐ(綾美に口を塞がれる」
サーヤ「え、えーと…これからも、どうぞよろしく!」
レイヤ「そういえば、ここにれんがいなくてさみしくないのか」
綾美「……バイバーイ! ペンダントの秘密、これからもよろしくね♪」
レイヤ「……(イラッ)」
サーヤ「あ…あはは……」
…はい! グダグダですがここまで!
サーヤは苦労しますねー((あんたのせいだろ
…でわ、また今度!
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.20 )
- 日時: 2014/08/02 23:00
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: L0v6OTPI)
あー…なんでだろ
完結小説図書館のほう見たら、参照が消えていた←は?
少なくとも1000は超えてたはずなのに… 今ひとケタだよぉ
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.21 )
- 日時: 2014/08/16 09:33
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: YiZPkx73)
二人で教室に入る。
ちなみに、二人とも顔が真っ赤。
「…愛川さん」
すると、朝倉が近寄ってきた。
それと同時に、れんが綾美の前に立つ。
「…君に用はない」
「うるせー。さっさと用件言え」
二人でバチバチと火花を散らす。
クラスのみんなは、興味津々といった感じで見ている。
(…めっちゃ目立ってる……)
綾美は冷や汗をかく。
こんなふうに注目されるなんて、思っていなかった。
「…とにかく! 綾美はオレの彼女だから手ぇ出すな!!」
れんがキレた様子でそう言うと。
『えー!!?』
みんなの驚く声が一斉に放たれた。。
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.22 )
- 日時: 2014/08/30 14:25
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: YiZPkx73)
「二人って付き合ってたの!?」
みんなからの視線。
一斉に放たれる質問の嵐。
付き合っていることを知っていたサーヤたちは遠くで苦笑い。
「え、えと…」
「あーもう、逃げるぞ!」
「ひゃっ」
れんに手を引かれ、教室を出る。
そして、空き教室に入り、とりあえず鍵をかける。
「ここなら平気だろ……ちょっとの間ここにいよーぜ」
「うん」
れんの言葉に頷き、座ろうとした…が。
「痛っ!」
「悪魔か!?」
首筋に痛みを感じ、崩れ落ちるように座り込む。
そんな綾美をかばうように立ち、辺りを見回す。
「二人相手か……なんとかいけるかな?」
「……光よ、悪を討つ鋭き矢となれ!」
れんが力を放つが、悪魔はそれを軽々と避ける。
ここは学校。
あまり音を立てると、人に気づかれてしまう。
「……フフッ」
「何が可笑しいのよ」
「王女…気づかないのですか?」
ニヤリと笑い王女、否、綾美を見つめる。
「その声……!」
「そうだよ。君の兄、夕夜だよ」
ユウヤがそう言うと、辺りが真っ暗になる。
何も見えず、ユウヤがどこに行ったのか分からない。
「光よ、闇を照らせ」
れんが力を使い、辺りに光が灯る。
……そこにいたのは………
「夕夜、その身体……」
「ああ。やっと元に戻ることができた……」
レイヤとそっくりな少年……
魔界の王子、ユウヤ。
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