二次創作小説(紙ほか)
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- 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜
- 日時: 2014/06/06 20:45
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: 9fVRfUiI)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=11499
こんにちは!マヤです
タイトルを見れば分かると思うのですが…これは、「ペンダントの秘密」の続編です
読んでない人は、↑からどうぞ
更新が遅くなってしまうかもしれませんが、お願いします
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.13 )
- 日時: 2014/07/05 17:56
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: j4S7OPQG)
「……」
れん、悠斗、レイヤの三人は、近くで騒いでいる男子たちを睨み付けている。
「愛川さんスタイルいー」
「やっぱ綺麗だなぁ」
「滝川さんもスタイルよくねっ」
「だよな、だよな!」
「日守姉、可愛いよなー」
「超癒し系!」
(クソ…そんな目で見んじゃねー)
れんたちが発する殺人光線に、男子たちは騒ぐのをやめた。
★ ★ ★
「きゃあ! れんくん泳ぐのはやーい!」
「フォームもきれーい!」
「………っ」
れんの泳ぎを見て、騒ぐ女子。
それを見て、怒りに震える綾美。
(れんは…わたしの彼氏なのに…)
思わずそう考えて、真っ赤になってしまう。
「愛川さん、次…あれ、愛川さん顔赤いよ。大丈夫?」
「だ、ダイジョブですっ」
「…そお?」
思わず敬語で返し、プールに入る。
すると、プールの反対側で女子たちがれんと話しているのが見えた。
それを見て、綾美は、少し頬を膨らませた。
(…さっさと泳ご)
れんと話したい、というのとれんから女子たちを引き離したい、という気持ちの両方が働いた。
「よーい、スタート!」
そう言うと同時に、綾美は綺麗なフォームで泳いでいく。
「はやっ!」
「神降臨……」
綾美があまりにも泳ぐのがはやいため、みんなはすごく驚いている。
もちろん、その声は綾美には聞こえていない。
「ぷはぁっ」
泳ぎきり、プールから上がるとそこにはれんの姿。
…そして、群がる女子。
「……れんのバカ………」
その言葉に、唯一れんが反応した。
…でも……
綾美は、走って反対側のプールサイドへ行く。
れんが綾美の名前を呼ぶ声がしたが、振り向かなかった。
……両想いって、楽しいことだけじゃないんだ…
胸が熱くなって、ドキドキして
胸が苦しくなって、悲しくなって
初めての恋は、まだよくわからない
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.14 )
- 日時: 2014/07/13 15:56
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: L0v6OTPI)
「綾美、おい」
———ぷいっ
自宅でれんが綾美に話しかけるが、思わず無視。
「綾美っ」
「紗綾、お菓子つくろーっ」
(ヤバい…どうしていいのか分かんないよーっ)
本当は、もっと、もっと話したい。
一緒の時間を、楽しみたい。
自分の部屋に一人になり、綾美はベッドの枕に顔をうずめる。
「もう、七夕かぁ…」
つぶやくように言い、今度は上を向いて、歌を歌う。
この前思いついた、新曲。
「ここの歌詞、どうしよう…」
そのテーマは、「記憶を失った少女の恋」。
愛する人のもとを離れ、記憶をも失ってしまった。
しかし、愛する人の町へと帰り、また恋をする、そんな曲。
ただ、どうやってその愛する人を思い出すか、が決まらない。
———バンッ
ドアが、急に開いた。
「綾美」
「———っ トイレ…「さっき行ってただろが。こっち来い」
無理矢理、れんに連れて行かれる。
腕を掴まれているのだ。
綾美は怪力だが、それは何かの攻撃。
れんの、男の子の力を、改めて感じた。
「…わあ……」
綺麗な景色が見える草原。
鮮やかな花が咲き、遠くまで見ることができる。
れんは、大きな木まで歩いていくと、綾美をそこに座らせた。
「綾美さ、どういうつもり?」
れんの顔が、一気に近づく。
綾美は、恥ずかしくて思わず顔をそらす。
「こっち向けよ」
れんに顔を引っ張られる。
「ムカつく…なんでこんなに避けてんだよ」
れんは、傷ついたような顔をした。
その顔に、綾美は後悔をした。
「オレのこと、嫌いになったのか?」
「違う! …そんなわけない」
「綾美は…オレと話したくないんだろ。もういい」
『もういい』 その言葉が、やけに重たく感じて。
そこを去ろうとしたれんの服を引っ張る。
「嫌! 行っちゃヤダ!」
「お前…どっちなんだよ……」
綾美は後ろから抱きつき、涙を流す。
「好きだから…怖いの。好きだから…不安なの」
恥ずかしい。けど、言わなければ、一緒にいられない気がする。
「女の子に囲まれてて、それが嫌で…」
綾美がそこまで言うと、れんは腕をゆっくり取り、木に綾美を押しつけた。
「…ヤキモチ、ってこと?」
ボン、とはっきり音が聞こえるくらい、綾美が真っ赤になった。
「な、ななななな…」
「どっち?」
顔を覗き込むように言ってくるれんに、綾美は正直に言った。
「———うん…」
すると、れんは綾美の首に何かをかけた。
「…王冠の…ネックレス……?」
よく見ると、中には香り玉が入っていて、ほんのり甘い匂いがする。
「プレゼント」
「…すごい……」
「———は?」
なにが、という目で見るれんに、綾美は袋を手渡す。
「なにこれ?」
「ポプリ。いい匂いでしょ」
れんがその袋に顔を近づけると、優しいラベンダーの匂いがした。
「その…これからも、ずっと大好きだから…えっと、よろしくお願いします…?」
おどおどしながら言う綾美が、とても可愛らしくて。
「…綾美……」
「え、なに、れん…」
2人の顔がゆっくりと近付き———
そっと、キスをした
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.15 )
- 日時: 2014/07/15 21:00
- 名前: 赤神試練♪ (ID: 5EErTwqm)
初めまして。
はじめから全部読みました!
ためokです!
よろしくお願いします
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.16 )
- 日時: 2014/07/18 22:48
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: L0v6OTPI)
え。。
はじめからですか! ありがとうございます
わたしもタメオッケーです(今度からタメでお願いします)
こんな駄作を読んでくださり、本当にありがとうございます(*^_^*)
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密Ⅱ」 〜天使の合奏曲〜 ( No.17 )
- 日時: 2014/07/21 18:36
- 名前: 赤神試練♪ (ID: 5EErTwqm)
マヤ
じゃあタメで!
だ、駄作なんかじゃないよ!!
とってもおもしろいよ!!
私も小説書いてるけどうまく書けない…
よかったらコツおしえて(>.<)y-~
続き頑張ってね!応援してる♪
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