二次創作小説(紙ほか)

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東方異聞録♯TH 【オリキャラ募集中】
日時: 2017/07/23 20:31
名前: ミヅキ (ID: RSw5RuTO)

この物語は、東方と♯FEをクロスオーバーさせたものです。
♯FEの設定を東方に逆輸入させたものです。
主にファイアーエムブレムと東方のキャラが、世界を救う為に頑張るシナリオです。
♯FE本編のキャラはほとんど出ません。
ファイアーエムブレムの設定やネタバレも含みます。
東方旧作のキャラや設定も組み込みます。
個人的に好きなキャラをどんどん贔屓しますので、ご注意ください。




ストーリー

運命に導かれし少女と英雄の物語。

圧倒的な力に抗う術を知らない少女がいた……。
誰かを救うのはいつも「だれか」。自分を忘れた英雄がいた……。

だがしかし。

少女は夢を持つ素晴らしさを知っていた。
英雄は立ち向かう力を持っていた。

幻想郷を舞台に、少女達が異世界の英雄達と共に紡ぐ新たな英雄譚。




登場人物 >>1 >>2 >>44

専門用語 >>3 >>38

ミラージュクラス >>83

オリキャラ募集詳細 >>9

登場人物オリキャラ
>>15 >>20 >>22 >>26 >>42 >>50 >>69 >>75

(続編登場予定)
>>81


目次 >>31

Re: 東方異聞録♯TH 【オリキャラ募集中】 ( No.41 )
日時: 2017/07/06 01:24
名前: ミヅキ (ID: RSw5RuTO)

第14話 深まる謎、そして黒い影



「あだだだだ!!」
「魔理沙さん、じっとしてください!」


インバースとグレンをなんとか撃破した霊夢たち。
一行は、イドラスフィアから脱出して、紅魔館を借りて怪我を治療していた。

「んなこと言ったってよ・・・・いだいっ!!」
「ったく、なかなか手強かったわよ、あいつ。」
「ホントにね・・・・。」

霊夢とカムイは魔理沙の様子を横目に、グレンとの戦闘を振り返っていた。

「ま、ここでゆっくり療養していくといいわ、あなた達には・・・・いつも世話になっているし。」

レミリアが微笑みながら言う。





「いやー、ボクのおかげだってことも忘れないでよね☆」

銀髪がのぞくローブを羽織った少年が、踊るように場に割り込む。




あの後、このローブの少年・・・・ヘンリーが全容を話してくれた。





「あり?みーんな倒れてる、死んじゃってるのかな〜?」

ヘンリーは紅魔館の廊下に倒れてる妖精たちを叩いたり蹴ったりするが、反応がない。

「生きてる人、いないのー?」

ヘンリーが呼びかけるが、返事がない。


「イヤアアアアアアアアアア!!」

外から女性の悲鳴が聞こえた。
ヘンリーは、慌てて外に出ると、

金髪の少女が腰を抜かして上を見上げる。
赤い髪の悪魔が、少女に剣を振り下ろそうとする間近だった。


「そぉら、グルンレイヴン!!」

ヘンリーは、カラスの魔法体の群れを赤い髪の悪魔にけしかけ、
烏の魔法体は水圧へと変貌した。


「ほぉら、こっちこっち!」

ヘンリーは悪魔を引き付け、たまたま近くに開いていたイドラスフィアの中へ入り込む。






(中略)





なんとかヘンリーは、逃げ出せた。








「その中略の部分が重要じゃないの」

霊夢はジト目でヘンリーを見た。
ヘンリーはヘラヘラ笑いながら

「いいじゃん、気にしないでよ巫女のくせに。」
「ハア、もういいわ。・・・・で、そっちのミラージュはどうやってレミリアと出会ったの?」

霊夢はヘンリーを無視して、ポニーテールの剣士のミラージュ、リンディスに話を振る。

「気軽にリンって呼んで。私は、紅蓮の悪魔に襲われているレミリアとレミリアを庇って大けがした咲夜を守っただけよ。」


リンディス・・・・・リンの説明によると、

紅魔館に突如現れた紅蓮の悪魔が、紅魔館の住人たちを襲い、
レミリアに斬りかかろうとした時に、咲夜がレミリアを庇って、肩から致命傷を負ってしまったらしい。




「ちょっとまって、時を止める能力とか、運命を司る能力は?」

霊夢は思わず口に出す。

「でもレイム、ミラージュたちの前では能力は打ち消される的なことあったでしょ。」

カムイは妖精たちの持ってきたクッキーをリスのように食べながら指摘する。

「あんたね・・・・」
「つまり、あの紅蓮の悪魔・・・グレン兄さんは、ミラージュだといいたいの?」

レミリアはカムイを睨みつける。

「あら、あんた兄さんがいたの。」
「別に言う必要なかったし。・・・・で、どうなの、カムイさん」

レミリアは、カムイを問い詰めた。

「可能性はないこともない。」

カムイは自分の推測を述べる。

「・・・・と思う、そこはチキさんか、岡崎教授が詳しいと思うよ。」
「まあブルームパレスに一度戻る必要があるわね。」

霊夢は腕を組んで渋柿を食べたような顔をした。



















ところ変わって紅魔館のイドラスフィア。



糸が切れた人形のように動かなくなったグレンに人影が近づく。

「ふふっ、一瞬だけど、私の術が打ち消されたみたい。
 ホラ起きて、グレン。あなたはまだやるべきことがあるよ。」

グレンの前でしゃがみこみ、グレンに手を近づける謎の人影。

「あらら、しばらく動けそうにないっか。
 まー、私も力を失ってるから、仕方ないっか。」

グレンに闇が包み込み、そのまま消えてしまう。

謎の人影は腕を組み、考え込んでいた。

「もうしばらく泳がせておこうと思ったけど、流石に邪魔になってきたなあ。喰べちゃおうかな?」




「ま、いっか。「彼」の目の前で、霊夢も魔理沙もエレンも早苗も、レミリアも・・・チキも。全員嬲り殺してココロを壊してあげようっと。ウフフ」

謎の人影は不敵に笑うと、どこかへ消えてしまった。

Re: 東方異聞録♯TH 【オリキャラ募集中】 ( No.42 )
日時: 2017/07/06 18:21
名前: ルイージ (ID: eH196KQL)

クロノス
性別:男
性格:残酷で冷酷
容姿:緑のマントに黒い髪、そして赤と青の目
一人前:私
設定:時間を戻す、進める、止める、動かすことができる ちなみに彼は蘇生もでき、彼が止めた時の中で死を迎えた者は復活できない(完全体でもましてや誰かが蘇生能力を持っているとしても)
過去:昔は幻想郷が壊れたときに直すために時を操る力を使っていた、しかしいつしか闇に手をさしのべ正しい道から堕落し、完全に心も見た目も闇に染まった
ボイス:「私はクロノス」
    「グレンスカーレット、君はもう要はない、君は今日限りこの世から絶版だ」
    「古明地姉妹、君たちには少し協力してもらおう」
    「私の目的は、この幻想郷の秘密を解き明かし、この世界を支配すること!」

これでお願いします、クロノスの仲間は後でリクエストします

Re: 東方異聞録♯TH 【オリキャラ募集中】 ( No.43 )
日時: 2017/07/06 19:52
名前: ミヅキ (ID: RSw5RuTO)

ルイージさん>
ありがとうございます!
頑張って活躍させます!登場は当分先になりますが、少々お待ちくださいませ!

Re: 東方異聞録♯TH 【オリキャラ募集中】 ( No.44 )
日時: 2017/07/26 03:43
名前: ミヅキ (ID: RSw5RuTO)

登場人物(敵キャラ)


インバース

悪逆非道で男を虜にする女性ミラージュ。
本編「幻影異聞録♯FE」にも登場した敵キャラ。



ギャンレル

粗暴で全てを力でねじ伏せようとする男性ミラージュ。
本編「幻影異聞録♯FE」にも登場した敵キャラ。



ゼフィール

大らかで全てを支配する野望を持ち、ギムレーとは利害の一致で手を組む。
戦闘時には巨大な斧に変わる。



クライネ

ガサツで口が悪い弓兵ミラージュ。
狙った獲物は逃さないという信念を持っている。
ギムレーとは、はぐれた姉を探すという交換条件で手を組んでいる。



リオン

普段は無口で必要最低限はしゃべらないネクロマンサーのミラージュ。
エフラムとエイリークの親友で、二人とはかなり仲が良かったが、
同時に何をやっても二人に追いつけないコンプレックスでもあった。
変わりたい一心でギムレーと手を組み、闇に手を染めてしまう。




ヴィガルド

リオンの父であるジェネラルのミラージュ。
しかし、ギムレーと出会ってしまい、身も心も闇に染まったリオンの手により、
拷問と人体実験を重ね、廃人と化して、
リオンの命令だけに従う操り人形と化してしまった。



ヴェロニカ

高貴なドレスを身にまとう幼女のミラージュで、
喋り方も見た目相応だが、残酷で冷酷。
ずっと一人ぼっちだったところをブルーノとギムレーに救われ、
ギムレーのために幻想郷を壊そうと目論む。



ブルーノ

ヴェロニカにだけ従う仮面をつけた男性ミラージュ。
ずっと一人ぼっちで泣いていたヴェロニカに手を差し伸べ、付き従っている。
ギムレーに従うのはあくまでヴェロニカのためだと割り切っている。



ハイドラ

ギムレー程ではないが、大きめの屋敷の空を覆うくらいに巨大な体を持つミラージュで、
同時に二人のマスターに力を与えることができる。
かつて平和だったミラージュたちを、私怨で憎んでいた邪竜で、
利害の一致でギムレーに従う
ハイドラの吐く闇のブレスは、体の芯から凍えさせる神経毒の息である。




ギムレー(カムイ)

かつて竜の子としてとある国に生まれ、
その後拉致され、幽閉されていた子供。
ある理由で邪竜ギムレーと名乗り、ミラージュたちの世界を滅ぼす。
しかし、クロムら7人のミラージュたちの力で、
二つの光になって、幻想郷に降り立つ。
その直後、ミラージュたちの世界にヒビが入り、そのまま崩壊。
本来、世界を壊す程の力を持っているが、
カムイと分かれているため本来の力よりは落ちている。

Re: 東方異聞録♯TH 【オリキャラ募集中】 ( No.45 )
日時: 2017/07/07 00:17
名前: ミヅキ (ID: RSw5RuTO)

インターミッションその5 ふたごのきょうだいとのであい


「幻想郷はやっぱり空気がいいわね、夢月!」

金髪の天使の翼を背中から生やしたかわいらしい少女が、
隣のメイド服を着る少女に話しかける。
顔が似ているので、双子なのだろう。

「ええ、姉さん。今日は天気もいいですし、たまには夢幻世界から出てきて散歩するのも悪くないでしょう?」
「うーん、まあ悪くないわね、久しぶりにゆうかちゃんに会って驚かせてやろうかしら!」

姉さんと呼ばれた少女は幻月、メイド服を着る少女は夢月。
二人は悪魔であり、夢幻世界の管理人である。

現在、留守番はたまたま近くを通りかかったエリーに門番を任せ、
散歩をしている途中だった。


「ていうかゆうかちゃんはどこに・・・・ん?」

幻月は幽香を探そうとしていると、目の前に緑の髪の女性が歩いているのを見つけた。

「あ、ゆうかちゃ〜ん!」

幻月は手を振り、女性に近づく。

「・・・・・じゃなかった。」

女性は振り返ると、その姿は、噂のミラージュであった。
仮面を被っており、体は鎧で固めているが、少し動きやすそうな格好である。

「えっと・・・・どなたでしょうか?」

「す、すみません、姉は今探している人物がいまして・・・・」
「あら、奇遇ですね、私も兄上を探している途中なのです。」

幻月は女性ミラージュの言葉を聞くや否やパァァっと目を輝かせ

「そっか!あなたは妹さんなのね!じゃあ私もお兄さんを探してあげるわ!」
「本当ですか?ありがとうございます!兄上は、私の双子の兄で・・・・。」










緑の髪の女性の名は、エイリーク。
数日前に赤い館のイドラスフィアから兄上・・・・エフラムと出てきて
エフラムがどこかへ走り去っていってしまったらしい。

エイリークの話によると、エフラムは
強気でイケイケで、エイリークと同じ髪色で、槍を持っている。
というカンジらしいが・・・・・

「わからん。」
「まあ、私もわからないし・・・・」

夢幻姉妹は頭を抱えた。
が、双子の兄妹でしかも、兄想いの妹に二人は共感を感じ、
エイリークに協力する。




そして、陽も傾いてきたころに・・・・

「エイリーク!どこだ!!」

青年の声が聞こえた。

「あ、兄上!探しました!!」

エイリークが声の主の元へと走っていく。
そこには、緑の髪に、口元をマントで隠す、鎧を着た男性のミラージュが立っていた。

「エイリーク、探したぞ・・・・どこへ行っていたんだ。」
「私もですよ兄上!どうかもう、話さないでください!!」

二人は抱き着いて離れなかった。

幻月と夢月は、感動して涙で顔がくしゃくしゃになっていた。

「感動の再会・・・・おめでとう、エイリーク!」
「もう離れちゃだめですよ!」

「この人たちは?」
「この方々は、兄上を探すのに協力してくださった、幻月さんと夢月さんですよ。」

エフラムの質問にエイリークは答える。
エフラムは二人の容姿を見て、

「お前たちも双子なのだな・・・・」

と感動していた。

「エフラムおにいちゃんってよんでいいですか?」

幻月は上目遣いでエフラムを見る。

「・・・・・!?」
「夜一緒に寝てくれませんか?」

夢月も上目遣いでエフラムを見る。


「お二方、その辺で勘弁してください。」

エイリークは静かな殺気を放つ。
夢幻姉妹は悪魔のような笑顔で「ごめんごめん」と謝罪した。









「で、二人はどうするの、これから。」

幻月は二人に質問する。

「うむ、俺たちは記憶がないし、帰る場所もないからな・・・・しばらく幻月と夢月のところでかくまってはもらえないだろうか」

と、エフラムは提案する。
ミラージュは元の世界の記憶がないが、絆や強いトラウマなどの記憶は覚えているという話をくるみから聞いた・・・・
幻月はそう考えると

「いいよ。エフラムのマスターは私で、エイリークのマスターは夢月ね。」
「感謝する。」
「ありがとうございます、これでパフォーマを失わずに済みます。」




「よーし、そうと決まれば、夢幻館に帰るわよ!」

と幻月はハイテンションでエフラムとエイリークの背中を押す。

「ちょ、押すな!」
「そ、そうですよ!きゃあっ!!」






「そういや私たち、誰かを探してた気がするけど・・・・ま、いっか。」

夢月はそう言って、幻月達の後を追った。


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