二次創作小説(紙ほか)

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マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録
日時: 2018/01/17 20:56
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

これはマシュ&マロさんとのコラボ合作です。
順番は私(にゃあこ)→マシュ&マロさんです。

「マジか…」
「嫌まぁ確かに手は付けられないって言ったけどさぁ…」
地獄にすむ獄卒達が閻魔に反乱し幻想郷へその騒動が起こる。
霊夢は手が付けられないと人手が欲しいと言ったところ、別の幻想郷から
助っ人を呼んできたのだ。

「どうも、渡城 一真です」
「あ、あぁ私は平海璃夢です、よ、よろしく」
なんだこのぎこちない緊張感は!と思いつつ霊夢は一つ溜息をついた。

「さぁ、あんた達にもこのことは手伝ってもらうっていうか任せるからね!」
「「え!?」」

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.31 )
日時: 2018/01/26 17:46
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「ようやく到着か閻魔さんよぉ」
響樹は映姫を見て歯を見せて笑った。

「彼の回復を優先していたので…そして彼女の能力は立ち上がる程度の
 能力、不死身にも見えますがそうではありません。
 我慢勝負に持ち込んでいるだけです」
「ちょ、ちょっと話を割るようで悪いんだがそっちの獄卒は?
 なんでいるんだ?」
一真は雷鬼の方を指さす。
獄卒である限り警戒されることは不思議ではなかった。

「紫電雷鬼、確かに獄卒さ。それでもアタイ達の味方で居続けて
 くれたのさ。それで雷鬼の回復を待ってたって言うのは彼も
 霊夢たちとかよりも前に戦ったんだけど相手の人数も力も強くて
 負けちゃったのさ」
雷鬼は少々困った顔をしていた。
言おうとしたことを全て小町に言われてしまったようだ。

立ち上がったクーを目に写す。
「雷鬼、アンタ負けたじゃん、学習力がない奴だとは思ってもなかった
 いい加減降伏してアタイ達の味方にでも付けば死ななくて済むのに」
「すまないが諦めるつもりはない。映姫さまのためにも、地獄の
 ためにも、な…俺もしっかり本気を出してやるから楽しみに
 してろ」



Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.32 )
日時: 2018/01/26 18:45
名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)


「はっ!、それなら楽しみにしておくよ、だがまずは周りの奴らをブッ潰してからだッ!!」
そしてクーは金棒を構えた。

「いやその必要は無い、それと初対面早々に失礼するがクーとの戦いから引いてくれ、仲間だった奴に一発ブチ込んどきたいんでね」
その言葉に全員が後ろへと引いていった、これはクーにとっては絶好のチャンスかもしれない。

「かかってきな雷鬼!!」
「そうさせてもらう」
その瞬間、雷鬼の姿が消えた。

「ハッ!! グッ!」
クーの顔に雷鬼の蹴りがメリ込む、後ろによろけるが気合いで耐えて乱暴に金棒を振った。

「遅いッ!」
「ブッ! ウッ! グエッ!! ゴボッ!」
次々と雷鬼の怒りの鉄拳がクーの体に叩き込まれていく。
「お前は映姫さまを裏切った!!、そして俺の信頼も裏切ったッ!!」
力の込められた重い一撃がクーの頬にクリーンヒットして後ろへ後ろへと叩き飛ばした。

「フー、フー、舐めやがって」
起き上がったクーは雷鬼へと飛び出しこう叫んだ。
「強打「地獄のスィング」」
豪快に振られた金棒は雷鬼の体に向かって振り落とされた。

「弱いッ!!」
その声と共に金棒は雷鬼の放った拳によって砕かれクーを驚愕させた。

「あ...あぁ....そんな..嘘」
これにはさすがにクーも面喰らったらしく持ち手だけとなった金棒を持って呆然としていた。

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.33 )
日時: 2018/01/26 20:20
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


呆然と立つクーに近寄る。
「…さてと、一旦眠ってろクー」
紫の電気が雷鬼の右手に集まっていく。
「そんな…はずは…!」
クーの顔面に雷鬼の拳がめり込み数メートル吹き飛び動かなくなった。

その様子を全員が唖然として見ていた。
「…で、映姫さま。クーはどうすればいいんだ?放置か、それとも
 持ってくか?」
「とりあえずどこかに縛り付けておきましょう逃げられては困りす」
雷で出来た鎖がクーの身体に巻き付いた。

「あーあ、倒されちゃった」
吞気な声と共に二人の人影が上空から降りてきた。

「不神ね、そっちは響樹のニセモノってところかしら?」
「ニセモノ、ねー…彼は勇樹だよ、別の世界のね。僕の忠実な
 部下さ」
不神は不敵な笑みを浮かべ一真の方に目を移した。
それと同時に…。

「っ!?」
霊夢は体を反らし後退する。
「アンタ何してんのよ…一真!」
虚ろな目をした一真はさらに霊夢に追撃しようと接近する。
霊夢の身体を突き飛ばし勾時がその攻撃に対応した。
「…ッ!?まさか一発で結界を壊されちまうとはな!」
勾時の頬に一真の拳が当たり、後退する。

「なるほどな…お前の能力、味方を敵に変えちまうのか。
 お前の性格上、なんとなくは予想してたけどな…」

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.34 )
日時: 2018/01/27 08:49
名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)

仲間が仲間を襲うという光景を見ていた不神は抑えられなくなったのか大きな声で笑い出した。

「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
途切れなく続く笑い声、その様子を見ていたリムが堪らなくなったのか
「“白黒「白黒リバーズ」”」
白と黒の2つの弾幕が勢い良く不神へと飛び出した。

「おいおい、いきなり大将狙いはねぇだろ“星散「チリジリ彗星」”」
すると勇樹を中心に小さな星弾が全体に飛び散り2つの弾幕を打ち消した。

「クっ! なら今度は ・ ・ ・」
「やめとけリム」
「響樹.....?」
「アイツは俺のニセモノなんだろ、なら俺に戦わせてくれよ」
そう言うとリムを後ろに下がらせて響樹は前へ出た。

「自分VS自分の戦いってとこか」
そう勇樹は言って響樹と同時にこう言った。
「“星災「大黒星」”」
「“流星「星屑アラレ」”」

「おぉアッチは盛り上がってるな、しかしコッチは少し困ってるんだけどよ」
勾時は一真の攻撃を軽々と避けながら言って一枚のスペルカードを取り出した。

「“霊縛「呪珠縛り」”」
無数の黒い鎖が一真の足元から現れて一真を縛り殺す勢いで巻きつき捕縛した。

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.35 )
日時: 2018/01/27 09:11
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「さてと、こっちは終わったな——ッ!?」
勾時は背を向け他に加勢しようとするも何者かに脚を掴まれる。
後ろを振り向くと今にも千切れそうな鎖が目に留まった。

「お、おい!冗談じゃねえぞこりゃあ…」
そして鎖が千切れ、一真を解放する。
勾時はマズイ、という顔をする。

「なるべく傷つけたくはないが…」
いつの間にか負っていた右腕の深い傷と一真が握っている刀から
滴り落ちる血を見て苦笑いをした。

「この際、仕方ないか。出し惜しみしてたら俺が死んじまうしな」
勾時から漏れ出ていた霊力がだんだんと別のモノに変わっていく。

「兄さん、まさか…!」
「あぁ、だが安心しろ霊夢。約束したことは守る、三分あれば
 どうにかできる」
妖力を持った勾時がその場から消える。
そして一真の背後に回り蹴りを放つ。
その蹴りを両腕をクロスさせて一真は防いでいた。

「予想通りに動いてくれて助かるぞ、一真」
「ッ!?」
妖力と霊力が何重にも薄く頑丈な結界が張られた。

 ■

「…ッ、あっちも終わったようだな!こっちも負けてらんないぜ!」
青いレーザーを何十本も放ち勇樹をジリジリと追い詰める。
「無駄だ!お前がどんだけ頑張ろうとお前じゃ勝てないぞ。
 俺があの方のためにここにいる奴らを全員、殺す」
「残念だったなぁ!俺はその言葉を言われるとやる気が出ちまうんだ!
 お前のように禁忌魔法を使ってを楽して強くなった奴なんかに
 努力して強くなった俺が負けるわけねえだろ!!」
ピクリと勇樹が反応する。

楽して力を手に入れた者と努力して力を手に入れた者の戦いが
幕を開ける。


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