二次創作小説(紙ほか)
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- マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録
- 日時: 2018/01/17 20:56
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
これはマシュ&マロさんとのコラボ合作です。
順番は私(にゃあこ)→マシュ&マロさんです。
「マジか…」
「嫌まぁ確かに手は付けられないって言ったけどさぁ…」
地獄にすむ獄卒達が閻魔に反乱し幻想郷へその騒動が起こる。
霊夢は手が付けられないと人手が欲しいと言ったところ、別の幻想郷から
助っ人を呼んできたのだ。
「どうも、渡城 一真です」
「あ、あぁ私は平海璃夢です、よ、よろしく」
なんだこのぎこちない緊張感は!と思いつつ霊夢は一つ溜息をついた。
「さぁ、あんた達にもこのことは手伝ってもらうっていうか任せるからね!」
「「え!?」」
- Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.16 )
- 日時: 2018/01/21 17:07
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
神社の居間に二人の人物がいた
「お前が勝つ...だと?」
「そうだよ...、でも私の力だけじゃないよ?」
「えっ?」
すると十神の肩に誰かが触れた、咄嗟に振り返ると骨の鎧姿の一真だった。
「ヤッホー♪」
その一言と共に一真は渾身の右ストレートをお見舞いした。
「うっ!、中々効くな」
頬を擦りながら十神は体勢を元に戻した、そして一真を見据えてアゴへのアッパーカットを喰らわした。
「・・・重さが足りねぇ」
「ッ!!、意外に頑丈だな」
「私の事も忘れないでよね “悪霊「夢想怨恨」”」
後ろにいるリムのスペル宣言が聞こえ、同時に十神の背に大量の弾幕が炸裂し体ごと居間の外に吹き飛ばした。
「チッ!、こんな程度の攻撃が効くかよ」
十神は地面に手足を使って着地する、顔を上げるとそこには一真の脚があった。 ドッバァァァアンッ!!
「くっ!、畜生が!」
蹴られた顔を抑えながら視点を一真に向ける、十神には少しの怒りと疑問が浮かんだ。
「(おかしい、おかしいぞ、あいつらからも力は吸収したし何よりも、少し前まで確かに俺のペースだったはずだ)」
しかしどう考えても答えは見つからず
、軽く首を振って自身の疑問を無理矢理に振り払った、すると十神にある感情が溢れ出した。
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ははははハハハハハハハハハハ」
少しの静けさの後、十神は急に笑い出したのだった、その様子を見ていた二人は疑問に思った。
- Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.17 )
- 日時: 2018/01/21 17:49
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「面白れぇじゃねえか!これこそが醍醐味なんだ!!
アハ、ハハハハハハッ!!!!」
しばらくしてまた沈黙する。
「なんだよ、お前ら二人のどっちかの能力ってヤツかぁ…
なら——」
瞬間、その場から十神が消え、次に現れたのは。
リムの前に現れ彼女の顔面を鷲掴みにしようと手を伸ばしていた。
パァン、パァン!という発砲音がする。
リムの手には霊力の拳銃があった。
その二発が十神の右肩と右腕を貫通し、流石の十神も顔を
歪ます。
「怯んだな?」
「しまッ——!?」
腹を思いきり殴られ階段付近へ吹き飛ぶ。
だがすでにそこにはリムがスタンバっていた。
「“繋符「地底のローズガーデン」”」
赤い大きな薔薇の蔓が十神の身体をキツく巻き付く。
「クソッ、棘が!!」
青い薔薇の花弁は刃物のように体を切り裂いた。
その攻撃が止み、解放された十神はそこで膝をつき吐血した。
「ふざ、けるなよ…」
「ふざけてませんよ?」
立ち上がった十神は目を見開く。
いつの間にか自分の懐に一真は入り込んでいた。
「“骨折「骨密剣」”」
「ッ!?」
十神は斬られ視界がぼやける。
「“繋符「レヴェリースパーク」”」
決着が着いた。
長い戦いに二人は勝った。
- Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.18 )
- 日時: 2018/01/21 23:37
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
ここは博霊神社、ここでの戦いは二人の勝利とうい形で決着が着いた
「ハァ、ハァ 勝った...の?」
そう呟くリム、その目の前には床に倒れ伏した。
死力は尽くした、二人は疲労困憊の状態でも警戒は緩めなかった。
「ま、まだ終わってねぇ」
「「ッ!!」」
十神は震える手でヨタヨタと起き上がり、二人を凝視した。
その目には、燃え尽きる事のない闘志が燃え盛っていた。
「俺は負けねぇ、アイツの目的が達成させるまでは...俺はまけねぇ」
「「 ・ ・ ・ ・ 」」
だがリムと一真の二人は無言のまま警戒を解いた。
「ふざけてんの ブッ!!」
「アンタねぇ、人の家で暴れ過ぎ」
その声の主は博霊の神社の巫女である博霊 霊夢であった。
彼女は床に再び倒れてしまった十神を見下ろし片手に持ったお祓い棒を肩に掛けた。
「お帰り霊夢、それと勾時」
「ただいまリム、それと一真」
霊夢はそう返事を返し、また十神を見下ろして少々怒り気味にこう言った。
「ちょっとねぇ、どこの誰だか知らない人、人の家に勝手に上がったうえに友達まで殺そうとするとはどういう考えで?....覚悟はできたかしら、安心して半殺し程度で済ましてあげるから」
殺気の含んだ笑みを十神に向けながら霊夢はそう言った
- Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.19 )
- 日時: 2018/01/22 06:51
- 名前: にゃあこ (ID: hd6VT0IS)
その後は分かるだろう。
夢想封印が炸裂し、十神の悲鳴が響いた。
「まぁ、今回はこれぐらいで勘弁してあげるわ」
「最近、妺が怖いんだが...」
勾時はため息をついて腹を抑えて痛みを我慢
している十神の顔面を掴んだ。
「まだやるか?」
涙目になり首を振った。
勾時は手を離した。
十神は天狗並の速さで逃走した。
「霊夢たちってヤバいね」
「だな」
改めて二人の強さを知った二人だった。
- Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.20 )
- 日時: 2018/01/22 08:24
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
ここは打って変わって白玉楼、そこでは庭師が二本の刀を持って練習に励んでいた
「ハッ!、ヤッ!、ハァッ!」
「フフフ、いつも練習に励んでるわねぇ〜、どうかしたの妖夢?」
その声の主は白玉楼の主である西行妖 幽々子であった。
妖夢は主の声が聞こえて練習を中断し、声のした方に振り向いた。
「頑張ることも大事だけど、そんなに張り切ることもないんじゃない」
そう言う主は白玉楼の縁側に浮いていた、まぁ幽霊だから仕方がないのだが
「また異変が起きると、先程ここを訪ねてきた霊夢と勾夢から聞きました、だから私は早く人の力になりたいんです」
そう決意を言う妖夢とそれを微笑みながら聞いていた幽々子、これもまた幽々子にとって微笑ましい事だった。
■
ここは夜となった博霊神社、今日は三日月でここからでもよく見える
「んー・・・今のところ黒幕の尻尾どころか影すら見えてないとなると困ったわねぇ」
そう言うと霊夢は眉間にシワを寄せながら頬を掻いた、確かに黒幕を特定できる物が全くないというのは確かかもしない。
「となると、どうしますかねぇ」
リムもそう言って首をかしげる、だが妖刀の復活に今日のような急な敵の襲来とまでなると誰かが裏で糸を引いてるのは間違いなさそうだ。
それとリムには十神の言った[アイツの目的が達成するまで]という言葉も気になった。
「う〜ん....どうしたら・・・」