二次創作小説(紙ほか)

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マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録
日時: 2018/01/17 20:56
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

これはマシュ&マロさんとのコラボ合作です。
順番は私(にゃあこ)→マシュ&マロさんです。

「マジか…」
「嫌まぁ確かに手は付けられないって言ったけどさぁ…」
地獄にすむ獄卒達が閻魔に反乱し幻想郷へその騒動が起こる。
霊夢は手が付けられないと人手が欲しいと言ったところ、別の幻想郷から
助っ人を呼んできたのだ。

「どうも、渡城 一真です」
「あ、あぁ私は平海璃夢です、よ、よろしく」
なんだこのぎこちない緊張感は!と思いつつ霊夢は一つ溜息をついた。

「さぁ、あんた達にもこのことは手伝ってもらうっていうか任せるからね!」
「「え!?」」

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.26 )
日時: 2018/01/24 17:05
名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)

・ ・ ・ ・ 場所は変わって閻魔の統括する罪の終着点“地獄”、しかし普段の地獄と打って変わって極卒がいなくなり静まりかえっていた


「む〜・・・早く地獄を元の状態に戻さないと...、私達も何か霊夢達の役に立てないかしら小町・・・」
振り返った映姫の後ろには呑気にせんべいを食べる小町の姿があった。
ポカンッ!

「ねぇ小町、どうしたら良いと思いますか」
映姫は痛みで頭を抑える小町にそう質問したのだった。



「だがしかしよー霊夢、地獄から大量の極卒どもが逃げたっていうのに隠れ家の場所は全く手掛かり無しだな」
遊びに来ていた魔理沙はアクビをする霊夢にそう言った。

「まぁ確かにそうだけど私の勘だと意外な所にある気がするのよねぇ」
目を軽く掻きながら霊夢はそう言った

「意外な....所?」
疑問気味にリムはそう呟いた。

「ん〜だったら、例えば地下とか?」
話を聞いていた一真も質問するように霊夢を見て呟いた。

「ん〜、たぶんそんな感じだと思うわ」
そう言って霊夢は再び大きなアクビをして頬を掻いた。

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.27 )
日時: 2018/01/24 18:35
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


霊夢の勘を確かめるために地下、地底へと足を踏み入れた。
荒れた地を地霊殿や旧街道のある方向とは別の方向へと進むと
その先に一人の鬼の少女が立っていた。

「あぁー、こいつらがあの方が言ってた人間達ね」
「鬼?あぁ獄卒ね、なんていうのかしら?」
「クー、で人間のくせにアタイを倒す気?」
金棒を握り、こちらを向いた。

「当たり前よ。それに何か知ってそうだしね」
霊夢は片手にお祓い棒を握った。

 ■

その頃、数人の妖怪が旧街道を駆けていた。
「お姉ちゃん、こっちだよ!霊夢たちが鬼の子と戦ってるの!」
「分かったわ!急ぎましょう、こいし!お燐には勇儀さんを
 探しに行ってもらってる。私たちにとってはとてもいい助っ人に
 なるはずです」
さとりとこいし、お空は前を向き走りながらそう話す。
決戦はおそらく近く、そしてこの地底で行われるに違いない。

 ■

そしてこちらには一人の獄卒が四季映姫の前で片膝をつき頭を
下げている。

「頭を上げなさい、雷鬼」
雷鬼と呼ばれた男は首を振った。
小町も話に割って入る。
「アンタだけが悪いわけじゃないさ。それにアンタはたった一人、
 獄卒でこっち側に付いて戦っていたじゃないか」
「でも!俺は止めるどころか、負けてしまった!」
「ならば私たちと共に地底に来なさい。貴方の力があれば霊夢たちの
 負担も減るはず、さぁ行きますよ小町、雷鬼」


Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.28 )
日時: 2018/01/25 14:24
名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)

ここは鬼の住まう地底、霊夢達は地底の都市部から離れた荒れた地で一人の獄卒と向き合っていた


「一真はクーとの接近戦任せた、魔理沙は一真のサポートを、それとリムは私のサポートよろしく」
「「「OKッ!!」」」
その声が辺りに響き渡り全員が行動に移った。
「“魔符「スターバルス」”」
「“冥符「骨兵軍」”」
クーに向かって魔理沙からは巨大な星弾が発射され一真は地面に触れると白骨化した旧日本兵の軍隊が這い出してきた。

「面白いねぇ」
クーは星弾を避けながら言うと自分に向かってくる軍隊へと金棒を構えて突っ込んでいった。
さすが地獄の鬼だけあって骸骨兵を次々に打ち砕いて一真へと突き進んだ。

「“骨符「骨骸装」”」
その声と共に骨の鎧が纏われた一真、迫り来るクーへと拳を構えた。

「“殴打「獄卒バット」”」
クーは金棒をフルスィングで一真に振った。
「ウオッ!」
これは力負けしてしまい体ごと後ろへ飛ばされてしまうが鎧のおかげで多少のダメージだけですんだ。

「“彗星「メテオストライク」”」
クーの背に彗星の似た弾幕が炸裂しクーを遠くに吹き飛ばした。
「ヨッシッ!」
ガッツポーズをしながら笑う魔理沙、だがその笑顔も平然と立ち上がったクーによって消されてしまった。

「アタシはこの程度じゃ倒されやしない」
「“霊神「夢想神雷」”」
リムのスペル宣言と同時にクーの頭上に純白の雷が降り注ぎクーの姿を飲み込んだ。

「これならさすがに ・ ・ ・」
「うーいててて、これは効いたわぁ〜マジで」
再び立ち上がるクー、その場に全員いたは目を見開いて驚いた。
「だから言ったでしょ、この程度じゃ倒されやしないってね」
不敵に笑うクー、そんなに強いわけでもない....それなのに倒せない違和感。

「これはちょっと時間がかかりそうね ・ ・ ・ ・ 」
長期戦を予想した霊夢はスペルカードを構えながら自然とそう呟いていた。

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.29 )
日時: 2018/01/25 17:29
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


早20分の戦闘。
四人の限界が近づく。

「やっぱりこんなもんなんだ。あの三人を倒したって聞いたから
 どんなもんかと思ったけど」
瞬間、目の前から消え霊夢の頭上に金棒が迫っていた。

「マズイ!!」
「霊夢!!」
「まずは…一人!」
その時、一人の鬼が割って入った。
片手で金棒を受け止め、投げ飛ばすほどの怪力。
「ずいぶんと暴れてるようだね、アンタら」
「なっ、勇儀!?」
「勇儀さん!?」
リムと霊夢は目を見開く。

「アタシだけじゃないさ。さとりたちもこっちに向かってる」
「おっと勇儀だけに良いところは渡さないぜ?」
回復魔法がかけられたのか全員の疲れが消える。

「響樹、兄さん!それに妖夢たちまで!」
霊夢の力がフッと抜け、倒れかけると勾時が霊夢を抱きかかえる。
「すまなかったな、遅れて…響樹たちを探していて手間取った。
 選手交代だ、魔理沙、霊夢、リム、一真」
妖夢と咲夜とレミリアと勾時と響樹が前に出る。

「まぁ何人来ようと変わりはしないよ」
「そのタフさと自信は尊敬してしまうが勝つのは俺たちだ。
 今頃、閻魔様たちも仲間、かき集めて地底に訪れるだろうし」

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.30 )
日時: 2018/01/26 07:12
名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)


戦いは圧倒的な力で勾時達が押していた、だが粘るようにクーも負けじと応戦する。

「“星々「降り注ぐは隕石」”」
クーの頭上に無数の隕石が現れクーの体を押し潰す。
「まだだッ!」
墜落した隕石を粉砕してクーは飛び出し響樹に向かって金棒を片手に飛び出す。

「ウゥリャァアアアァアッ!!!」
だが駆け出すクーを勇儀が殴り倒す、こして地面へと思いっきり転んだ
「クソッ」
「“霊符「夢想封印」”」
いきり立って起き上がろうとするクーの背に勾時の攻撃が炸裂しまたしてクーは倒れ込む。

「・ ・・まだ...だ.....まだダァァアー!!」
その怒号が辺りに振動として伝わった
「やっぱ中々タフだな」
肌にひしひしとくる怒号を受けながら勾時はそう言うと一枚のカードを構えて叫んだ。
「“夢符「妖魔針」”」
するとクーの周辺に無数の長針がどこからともなく飛び出しクーの体を貫いた。

「私は...死な..ない」
「コイツの体ってどうなってんだ?」
「それは彼女の能力が関係しています」
「ッ!!」
咄嗟に全員が後ろ振り向くとそこには小町と雷鬼、そして映姫が立っていた。


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