二次創作小説(紙ほか)

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マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録
日時: 2018/01/17 20:56
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

これはマシュ&マロさんとのコラボ合作です。
順番は私(にゃあこ)→マシュ&マロさんです。

「マジか…」
「嫌まぁ確かに手は付けられないって言ったけどさぁ…」
地獄にすむ獄卒達が閻魔に反乱し幻想郷へその騒動が起こる。
霊夢は手が付けられないと人手が欲しいと言ったところ、別の幻想郷から
助っ人を呼んできたのだ。

「どうも、渡城 一真です」
「あ、あぁ私は平海璃夢です、よ、よろしく」
なんだこのぎこちない緊張感は!と思いつつ霊夢は一つ溜息をついた。

「さぁ、あんた達にもこのことは手伝ってもらうっていうか任せるからね!」
「「え!?」」

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.21 )
日時: 2018/01/22 17:40
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「…脅迫?」
「…怖そうだね、まぁでも聞き出せる、かも?」
リムは苦笑しつつ意見を言った。
霊夢は立ち上がった。

「じゃ、決まりね。ってなるかぁ!!ていうか天狗の新聞の
 写真」
霊夢は手に持っていた写真を見せた。
小さい男の子の写真だ。

「??」
「こいつが怪しいことをしてたんだってさ。まぁでも黒幕自ら
 こっちに姿を現すんじゃない?私の勘だけど…」

 ■

誰も近づかないような森に数人の集団がいた。
「まさか本当に十神さんが負けてしまったのですか!?」
折り紙の付喪神、鳴紙は口を押えて驚く。
他の獄卒のクーも目を見開いた。
「そのようだ。一部始終は見てたけどね、最初は一人ダウンさせられし
 優勢だったけどもう一人を倒し損ねて不利になったみたいだ」

その話を聞き不神はニヤリと笑った。

 ■

三日月は消え、日が昇りいつもの朝が訪れた。
全員が目を覚まし支度した。

「・・・ふぅ、にしても驚いた。勾時、料理上手いんだな」
「そんなんじゃないさ。それよりも、だ…リムは今いるが霊夢は
 いない今、客人が来たようだ」
「え?」

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.22 )
日時: 2018/01/22 21:58
名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)

ここは博霊神社の昼時の居間、そこに一人の少年が現れた、だがその少年は普通ではないとこの場に全員が分かった


「いっらっしゃい、なんか用か?」
勾時は気にしていない様子で少年に話しかけた。

「俺は不神、どうもよろしく」
そう不神は挨拶すると勾時に握手を求めた。

「 ・ ・ ・ ・ でっ、なんの用だ」
淡々と問いかける勾時、どうやら握手をする気は無いらしい。
この様子に観念したのか不神は本題に入った。

「簡単に言う、お前らを殺しに来た」
無邪気に笑いながら言う不神、途端にリムと一真は警戒態勢になった。

「生憎だが、うちはそういうの受け付けてないんで」
完全に相手にしていない様子で勾時は不神の肩に手を置いた。

「舐めるなよ、クズがッ!」
そう言うと勾時の目の前から不神の姿が消えた。

「危ねッ!」
一真はそう叫ぶと近くにいたリムの体を強引に引き寄せた。
するとさっきまでリムのいた場所は焼け焦げており、それと一緒に不敵に笑う不神の姿もあった。

「あ〜あ、もう少しでゴミの処理ができたのになぁ〜」
「てんめぇ、危な ウッ!!」
「黙ってな不要物」
不神は一真の首を鷲掴みにしながらそう呟いた。

「ちょっと良いか、ここ俺の家なんだけど」
不神の肩を掴みながら勾時はそう言った、この時の勾時は恐怖も無いし油断もしていなかった。
それどころか死闘でもしそうな雰囲気だった。

「下等生物の分際で俺に意見を言うか」
すると不神から体からドス黒いオーラが溢れ出てきた。

「 ・ ・ ・ ・ ・ まぁ今回はただの品定めだ、失礼するぞ」
オーラが収まるとその言葉を言い残して不神は消えてしまった。

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.23 )
日時: 2018/01/23 14:21
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


霊夢が帰ってきて霊夢は事を知った。
「…ふーん、じゃあ黒幕は決まりね。黒幕は絶対あの不神とかいう
 ヤツよ」
「そういえば品定めとか言っていたな。一番厄介な奴を見に来た、
 確認しに来たってところだろうが…」

 ■

「で、どうだったんだ?不神、アンタから見て厄介なのは…」
勇樹は空から降り、不神の前で片膝をついた。
「あのリムって奴よりも面白い奴を見つけたんだよね」
「面白い…?」
「渡城一真ってヤツだよ。まぁでも先に三人に任せるよ。
 勇樹、鳴紙、クー」
三人がすぐに消える。


 ■

今日は上弦の月が昇っていた。
「…折り鶴、かな?でも誰が作ったんだろう?」
白い折紙で折られた鶴。
その持ち主は。

「それ、私が作ったのよ」
「え?わぁっ!!」
辺りに折り紙が吹き荒れ、何事かと霊夢たちが駆けこんできた。
辺りには折り紙が散らばっている。

「これは都合がいいですね。こんばんわ鳴紙と申します。早速ですが
 貴方達には死んでもらいます、あの方のためにも」
「あの方、不神のことね」
三人と鳴紙は対峙した。

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.24 )
日時: 2018/01/23 17:17
名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)

ここは月の浮かんだ夜の博霊神社、そこの居間には人間が三人と一人の付喪神がいた


「たく次から次へと敵が現れるわねぇ〜....まぁでも出てきたところで倒すだけだけど」
そう言って霊夢は数枚の御札を構えた、そしてリムと一真も臨戦態勢に入った。

「・・・まぁ私の場合は倒されるんじゃなく倒すのですけどね」
鳴紙がそう言うと鳴紙の肌がパラパラと白い折り紙へと変わっていき気づけば何百枚という折り紙が辺りを浮遊していた。

「“紙札「折り紙祭」”」
その声が聞こえると同時に全ての紙が三人の捕らえようと迫ってきた。

「・・・“夢符「妖魔陣」”」
霊夢を中心に三人を囲む結界が現れた、結界に当たった折り紙は結界に弾かれたかのように弾き飛んだ。

「中々やりますね」
「そうじゃなきゃ博霊の巫女なんて名乗れないわよ、行くよ二人共ッ!」
その声と共に結界は消え、三人は一気に鳴紙へと飛び出した。

「クッ!」
鳴紙はこのままでは危険と判断し後ろへと床を蹴って飛び退いて家の外へと出ていった。

「“繋符「運命からは逃げられない」”」
スペルカードを持ったリムの体から何本もの紅い鎖が鳴紙を襲うように飛び出した。
鎖は鳴紙の体を強く締め付けるように何重にも巻きついた。

ハイタッチをする三人を見ながら鳴紙はある事を言った。
「これで私に勝った思ってるんですか?」
「「「え?」」」

Re: マシュ&マロさんとコラボ 東方骸璃録 ( No.25 )
日時: 2018/01/23 18:55
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


鳴紙の肌はペラペラと折り紙になり、すぐに声が聞こえた。
「“紙札「折り紙祭」”」
その折り紙はリムたちの身体にまとわりつく。
霊夢も一真も目を見開くだが、そのうち二人は頷く。

「紙、ですか。“繋符「河童と人魚のポロロッカ」”」
滝のように水が溢れ、辺りを飲み込む。


 ■

水が収まり、辺りを見た。
「ここだけ豪雨ね…」
辺りにはビショビショでふやけた折り紙が散らばっていた。
「な、なんてことをしてくれるんですか!!私の折り紙が・・・」
「まぁ所詮は紙ね。“神霊「夢想封印」”」
「容赦がない霊夢だった。“聖霊「夢想霊珠」”」

二人の似たような弾幕で決着が着いてやっと夜が終わった。

そしてまた暖かい日が昇り辺りの水たまりは消えていった。

「流石に連戦って辛いわね。リム、アンタ大丈夫?」
「いや大丈夫じゃない。キツイよ」
「主に足とかね」とリムは付け足した。
霊夢たちも連戦、それも中々手強い相手との戦いで少々疲れを感じているようだが流石博麗家の人間、疲れているようには見えなかった。


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