二次創作小説（紙ほか）
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- 黒魔女さんが通る!!『さいキョーのへなチョコ』ver.4
- 日時： 2020/05/16 16:43
- 名前： 塩月 夏子 （ID: rGHCUuqr）
こんばんは〜(ノ´Д｀)
そしてお久しぶりです...。
ブランク沢山ありまして、おうち時間ということもあり、書いてみることにしました！
さいキョーのへなチョコはどうなるのか、内容を忘れたので過去のものを見比べながら、１からの構想練り直しになるので、皆さんどうかあたたかい眼差しで見届けてくれたらと思います。
(ただの自己満ですけど)
どうぞ、よろしくお願いいたします！
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これまでのあらすじ
松島くんのゴールデンレトリバーのサチコがウサギくんを引き連れた男の子によって戻ってきて一安心なチョコ。しかし、帰りの車に乗り遅れ、大ピンチなところに未来のボスくんがあらわれて...？
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ブランクがあきすぎたので一応、登場人物を整理したいと思います。
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黒鳥千代子
:マイペースだけどグロいもの大好きな第一小学校１年２組。
〜〜〜
山本ミドリ
:同じく第一小学校１年２組。
チョコの初めての友達。
成田やよい
:若くて頼りになるチョコのクラスの先生。
高波明南
:ミドリにべったりくっついている友達(?)でチョコたちのグループのボス。
松島修人
:チョコたちのグループをひっぱるサッカー少年。飼い犬のゴールデンレトリバーのサチコをなくす。
宇津田千里
:チョコたちのグループにしては比較的おとなしい女の子。
「ウサギのぬいぐるみ」
:第一小学校にひそむ魔の手。それはいったい誰の仕業なのか...。
〜〜〜
おなじみのメンバー
ギュービッド
:魔界一ビューテホーでワンダホーな黒魔女。チョコのインストラクター黒魔女になるのはまだ後のおはなし。
桃花・ブロッサム
:ギュービッドの後輩黒魔女。
紫苑メグ
:チョコの腐れ縁。
麻倉良太郎(未来のボスくん)
:チョコのボーイフレンド候補その１
(ウソですbyチョコ)
東海寺阿修羅
:チョコのボーイフレンド候補その２
(やめてくださいbyチョコ)
大形京
:チョコをフライングゲットする魔界の王
(いいかげんにしてくださいbyチョコ)
〜〜〜
...と他にも沢山出てくるかもしれないので
よろしくお願いします！
- Re: 黒魔女さんが通る!!『さいキョーのへなチョコ』ver.4 ( No.5 )
- 日時： 2020/04/30 18:48
- 名前： むう （ID: 9Yth0wr6）
懐かしいなぁぁ黒魔女さんが通る！
小っちゃいころ見てました。
あ、どうも、むうといいます。
推しはギュービットと桃花ちゃんですね。））おもしろすぎ！
笑ったｗ①とかで説明するところが懐かしくて笑いました！
頑張ってください！
- Re: 黒魔女さんが通る!!『さいキョーのへなチョコ』ver.4 ( No.6 )
- 日時： 2020/05/06 13:45
- 名前： 塩月 夏子 （ID: lwQfLpDF）
優羽さん、むうさん、おたよりありがとうございます！
頑張って書きますねー！
- Re: 黒魔女さんが通る!!『さいキョーのへなチョコ』ver.4 ( No.7 )
- 日時： 2020/05/06 14:22
- 名前： 塩月 夏子 （ID: lwQfLpDF）
...てなわけで。
スリル満点(?)な遊びも、サチコ事件も、未来のボスくんとも、おんみょーじくんとの出会いも過ぎ、平和ながっこうせいかつにもどっていきました。
「ちょこぉ！」
ぐあっ！
...なんだあ、メグか〜。
「あたしくらいかわいいとぉ、ランドセルアタックもイチコロでしょおー？」
んー、あたしに恋のアタックしてもイミないよーな気がするけどなー。ほかのおとこのこにしたら？
「しんごちゃんのクラスの男子なんか、みーんなメグにはかなわないのよねぇ、もうみんなあたしのシモベってかんじィ？」
あー、そうですか。ならいいよべつに。
と、あたしはてくてくとげたばこに行ってくつを変えました。
「チョコヒドイ〜！！」
「ほらメグはあたしとちがって２階だったじゃん、はやくしないとチコクするよ」
「...むぅ。わかったわよお。」
そういうなり駆け出したメグ。やはり足が早いです...。(ちょっとうらやましい)
「チョコ！」
ん？こんどはだれ...って、あっ
「まつしまくん！」
あれ？今まであたしのこと、くろとりって言ってなかったっけ？
「いやー、なんか、あのときのお礼がしたくってさ」
「おれい？いいよいいよ！そんなこと。あたし口からでまかせめっちゃ言えるタイプだし」
「ハイ、あげる」
と、まつしまくんがくれたのは、サッカーボールのクッキーでした。
「うわー、なにこれ！かわいい！作ったの？」
「かあちゃんが作って渡せ、だって。」
あ。みんなに渡してた、ということか...。
「それと、ハイ。」
あれ、まだあるの？なんだろ。
と、包み紙を開けてみると...星のかたちのチャームに、何やら青黒い石がはめこんであるみたいです。
「月光石っていうんだって」
「げっこうせき？」
「ほら、これ、夜に光るってホソカワの姉ちゃんが言っててさ、俺たちと遊ぶとき、チョコ、ひとりで帰るだろ？そのときのお守り」
ほ、ホソカワ...ですか。ミドリとちがって、まつしまくんはあやしいとは思ってないみたいなので、みなまでは言いませんが。
でも、もらえるものはもらっておこうと思います。
「ありがとう」
「そんじゃーな！」
と、まつしまくんは２組に駆け出して行きました。
えっ、あたしをおいてくんですか。
ま、いいけど。
２組の方へあたしも歩いて行きました。
- Re: 黒魔女さんが通る!!『さいキョーのへなチョコ』ver.4 ( No.8 )
- 日時： 2020/05/06 15:09
- 名前： 塩月 夏子 （ID: lwQfLpDF）
ガラガラっ。
ふぅ。まだ学校始まるまでじかんがあるので、あんしんだなぁ。
「チョコー！」
「おはよう、チョコ！」
「きょうはチコクしてないね」
あっ...おはようです、みんな。さいごはいらないと思うけど。
アハハハハ！
つられて、あたしも笑っちゃいました。
「チョコ、こっちこっち！」
ミドリが手招きしてる。ちさとちゃんたちもニコニコしてる！
「はーい、ちょっとまって！」
クッキーとげっこうせきをランドセルのせまーいポケットに入れて、
ランドセルをロッカーにしまって、急いでかけていきました。
「ミドリ、どした？」
「ねえ、見た？あのクッキー」
「あっ、うん。かわいいよねぇ」
「まつしまくん、サッカーうまいのに、おかし作るのがシュミなんだよ、すごくない？」
「へえ〜、おかあさんが作ったんじゃないんだ」
「仲いい子しか作ってくれないんだよ」と、ちさとちゃん。
あっ、じゃあ、あたしもおともだちってみとめてくれたんだ...。ちょっとうれしいな。
「あっ、でもめいなちゃんにはひみつね」
「なんで？」
おんなのこたちが集まってあたしにヒソヒソ...
「...めいなちゃん、まつしまくんのことがすきだから」
「ほー」
すき...かぁ。あたしにはあんまり感じたことないかなー。
じゃあ、げっこうせきもひみつにしとこーっと。
「クッキーもめいなちゃんだけもらったっていうことにしておいて。」
「うん、わかった。」
ガラガラっ、
「おっはよー」
「あっ、めいなちゃんが来た。」
「はなれよ。」
「うん」
あ、あたしも。
「めいなちゃん、おはよー」
「ねえねえ、きいてきいて！シュートが、シュートがね、手作りクッキー、あたしに、あたしに！ちょ、ヤバくない！？うれしすぎて泣いちゃう〜！」
「めいなちゃん、よかったね〜」
「ね〜」
「うんうん」
とてもうれしそうです...。あたしもニコニコ。
「わーいっ！」
と、めいなちゃんがバンザイしたとたん...。
ガラガラっ。
「はーい、みんなー、授業始めるわよー！」
あっ。成田せんせい...。
みんな、いっせいにシーンとなり、めいなちゃんのクッキーと、成田せんせいを次々と見上げました。
「た、たかなみ...」
「えっなに？」
「う、うしろ...」
えー？
くるりと振り返っためいなちゃん、すぐに顔をカチコチに...。
成田せんせい、わらってる。
わらってる...けど...。
目が、わらって、ない。
「たかなみさーん、それはなーにー？」
「えっ...とお...」
「ボッシュート、です！」
「そんなあ〜！！」
やっぱり...。
となりにいたミドリがこそっと耳打ち。
「シュートくん、だけにね」
「ボッシュート...」
くだらない。くだらなすぎますよ、ミドリ。
あたしは苦笑いしました、とさ。
- Re: 黒魔女さんが通る!!『さいキョーのへなチョコ』ver.4 ( No.9 )
- 日時： 2020/05/07 19:45
- 名前： 塩月 夏子 （ID: q4DESv2F）
5がつ27にち
でも、そんなあたしの幸せな一年生生活はそう長くはつづきませんでした。
たのしかった生活がガラガラっとくずれおちていく。
そんなかんじでした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
今日も、みんなに会えることが楽しくてはやくみんなに会いたくて、あたしは２組の戸を開けました。
ガラガラっ
「おはよう！」
シーン。
あれっ？...みんな？
クラスのみんなはあたしを見つめるだけで、なにも話してくれないどころか、みんなあたしをムシしました。
「えっ、どうしたの？」
あたし、なにかしたっけ...。
ふしぎに思いながら、ロッカーにランドセルをおいて、ミドリたちのところにむかうと、
「ちょっと、こっちに来ないでよ！」
めいなちゃんが両手を広げてあたしに立ち向かいました。
「えっなに、めいなちゃん、どうしたの？あたし、なにか悪いこと、した？」
「めいな、知ってるの。」
「な、なにを？」
「くろとりちよこ、あんたはめいなをバカにした。」
えーっ！？そんなの口からでまかせだって！
そんなことしてないよ！
「うそつき、あんたはめいなを見て笑ったんだよ、しかも聞いてよ、みんな」
「ちがうよ、あれはミドリのオヤジギャグがさむかっただけで」
「とぼけないで！ミドリはめいなのイチバンのしんゆうよ、そんなことするわけない。ねえ？ミドリ」
ミドリはうつむいて、何も言わない。
「それによ、くろとりちよこ、あんたはめいなのシュートをうばった」
う、うばったぁ！？
ま、まちがいだよ！まつしまくんはあたしのおともだちなだけで...
「おふざけはそれまでよ、くろとりちよこ。めいな、きいたのよ。あんたがまつしまくんからクッキーもらったの」
「えっ！？それはあたしだけじゃないよ！みんなもらってるって...」
「なにいってるのよ！ちさと、ほんとなの？」
「ち...ちがうよ、わ、わたしは、もらって...ない...もん」
ちさとちゃん、うそ...。
「ね、ねえ、うそだと言ってよ、ちさとちゃん！」
「わ、わたし、知らない！」
そ、そんなあ...。
「くろとりちよこ、めいなはあんたを一生ゆるさない。今日からぜっこうよ！」
みんな、うつむいて、何も言わない。
「ほかのみんなもいい！？あの子のことはおともだちにしちゃ、ダメだから！！だいたい、めいなはわかってたの、グロいものだいすきなおんなのこなんて、いじきたない黒いまじょよ！くろまじょ！」
くろまじょ...。
「いじきたないくろまじょはきもちわるいから消えて！！」
めいなちゃんのさけびごえが大きくクラス中にこだました。