二次創作小説(紙ほか)
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- ゆっくり討伐していってね!!【ゆく育】
- 日時: 2023/02/22 16:23
- 名前: \(^o^)/ (ID: AtgNBmF5)
こんにちは、\(^o^)/と申します。
「ゆっくり育てていってね!」様の二次創作、
『ゆっくり討伐していってね!!』のご観覧ありがとうございます。
最近投稿サボっててすみませんでした。
この度、垢移動します。
自分の書きやすさという点から、別サイトさんへ移動させていただきます。
もし出会えたらよろしくおねがいします。
ここに出てくるゆっくりたちは、
○○ゆっくりとか言いますが、主本人は擬人化して小説を書いてます。
本編へどうぞ
- 十二話 凸開始 ( No.12 )
- 日時: 2022/07/10 09:47
- 名前: \(^o^)/ (ID: 8DXjmx02)
「侍くん!お疲れ…様?」
雰囲気が変わった侍にヴァルキリーが話しかける。
「…」
無言だった。
「えっと…騎士が聖剣の誓いを発動したら、凸りに行くから、準備しておいてね!」
振り向きもしなかった。ただ、前、アマノ=ハシダテを見つめていた。
刀が光った。『聖剣の誓い』が発動された。
ヴァルキリーが赤い筒を割った。力の陣だった。
侍の足が動く。
爆雷閃だった。
「…侍くん…?」
怖くなる。それでも依頼は解決しなければ。
…いや、いいんだ。やる気が出るのは普通なのだから。
鼓舞、逆境。それがヴァルキリーを強くする。
剣から弓に切り替える。立ち回りを変えた。
「私は、ヴァルキリーだ。」
そうつぶやいた彼女は壁の後ろの鬼ゆっくりを倒していった。
- 十三話 凸開始((ネタ切れではない!…タブン ( No.13 )
- 日時: 2022/07/16 12:58
- 名前: \(^o^)/ (ID: 96KXzMoT)
京都、アマノ=ハシダテの廊下に足音が響く。
長い、同じ景色の廊下をずっと見て走っているからか、飽き始めた騎士が口を開く。
「……侍さんは、どうして妖怪退治専門家になったの?」
今思い出した。忘れていた。
……目に光が戻る。
「…あれ?」
侍が口を開く。
騎士が驚く。無理もない。さっきまで積極的だったのに、突然止まるんだから。
「え?いや、侍s…」
騎士が反応しようとした途端、
隣の扉から誰かが体当たりをしてきた。
侍が刀を構えつつ、足を滑らす。
「うわあ!?」
窓から外に落ちる。……災難だ。
だが、とっさに瞬刃閃を発動させ、怪我は無かった。
「なんだ!?」
騎士の心臓がまだバクバクしている。
侍が居たはずの場所は、水色の雪の結晶の模様の着物を着たみつあみの女性…というより少女が立っていた。
「侍さんのように、ここから出ていかなければ、
凍らせます!」
手に三本の矢のような氷をもった、雪女だった。
- 14話 炎と氷 ( No.14 )
- 日時: 2022/10/02 18:38
- 名前: \(^o^)/ (ID: 8DXjmx02)
まずい、感情にまかせて変なことしてしまった。
そう、雪女が後悔する。でも、この近くには…
そうおもうと、他の四天王のプレッシャーを雪女がしっかりと受け取った。
「…いくぞ!」
上から襲ってきた。剣に炎が宿る。
「インパクトエッジ!」
氷に炎は天敵だ。…しかし、範囲攻撃のほうが強い。ただ、
……相討ちに終わるだろう。
「妖術・アイスエイジ!」
2つの必殺技がぶつかりあった。
「廊下が騒がしいな…」
そう、九尾が呟く。
「…そう?」
面倒くさそうに貧乏神が喋る。
「いや、今戦争(?)中じゃんか。」
超正論を天狗が二人にぶつける。
「…本当にまずい時は、わしがアレを持って、あやつらに捧げる」
九尾が横目でみる。みたのは、光る緑のまんじゅうだった。
「そのまずい時を起こさないように動く、ということだね」
「そういうことだ。……寒っ!」
九尾の後ろの壁を見る。
「あいつ…殺り合ってるな…」
貧乏神が小さく呟いた。
- 15話 騎士vs雪女 ( No.15 )
- 日時: 2022/07/16 09:55
- 名前: \(^o^)/ (ID: 96KXzMoT)
「くっ…!」
鋭い氷、いや、雹だ。雹が騎士のHPをガンガン削る。……しかし、騎士の硬い防御力で、効果は抑えられている。
でも、雪女もHPが赤色だ。いつ、死んでもおかしくない。
雹が収まった。
あとは攻撃力の問題だ。
ただ、聖剣の誓いと力の陣を忘れてはいけない。
剣が光った。
「絶炎衝!」
雪女の氷の羽に当たり、割れた。ダメージは、大きかった。
白い煙になって、消えていった。
「あっっぶない…」
残りHPが黄色だった騎士が独り言を呟いた。
ずっと寒かった廊下は、一気に暖かくなった。
「…おい、起きろッッッ!」
机を枕に寝ている天狗に、九尾が叫ぶ。
「…はにゃ?」
重い体をゆっくりおこした。
九尾が大きくため息をつく。
「お前、そんなんでよく勝ったよな…
…おい、貧乏神、起きてるか?」
目を開けているが、何も喋らない。
「…暖かくなった」
ずっと感じていたことを口にする。九尾も薄々気付いていたが、話していないだけだった。
「…知ってる。それ以上言うな」
「へ?なんのこと?」
呑気に、気付いていない天狗が喋る。
二人は黙っただけだった。
- 16話 妖術 ( No.16 )
- 日時: 2022/07/23 19:32
- 名前: \(^o^)/2 (ID: 8DXjmx02)
前置き
こんにちは、\(^o^)/です。
最近更新出来なくてすみません。
親にスマホ隠されました…
なので別の端末から書きに来ます。当分更新出来なくなるとおもいますが、ご了承ください。
では本編をどうぞ。
これはまずいことになった。
そう、猫又が思う。何を隠そう、あの九尾を討伐した侍さんが敵に回ったのだから。いつ落とされるか分からないし…
よくよく考えたら、カウンターネイル、発動しなかったな。
侍さんの効果なのか?
そんなことを考えながら、無線でカッパゆっくりに屋根から見える状況を送る。
…しかし、本当に大丈夫なのだろうか。
「教えろや!!」
どこまでも鈍感の天狗が叫ぶ。
「おまえなぁ…妖怪のプライバシーを考えろ…もっというと静かにしろや…」
少し呆れ気味の九尾が言う。
「…妖術・ナルコプレシー」
(要するに)睡眠ガスを天狗に放った。睡魔が天狗を襲う。
……一番の問題"児"が眠った。.
「…なぁ、お前はこれ以上、犠牲を増やしたくないか?本当に、大丈夫か?」
いつもよりも弱々しい九尾が喋る。綺麗な緑の目は、不安の色が混ざっていた。
「大丈夫、と言ったら嘘になります。でも、九尾様に任せますよ。」
動揺が見えた。小さく息を吐いた。
重い空気が漂う。
無線が鳴った。
『猫又です。もしかしたらですが、侍さんが敵に回りました。』