BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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作品集1月2日ハッピーシュガーライフを投稿
日時: 2020/01/15 22:06
名前: 千早 (ID: uKwvUktb)

ここではBL,NL、GL、その他の小説を書いて行こうと思います
もしかしたら長編も書くかもしれません
リクエストを書いていただいたらチャレンジしてみたいと思います
つたない文章ですが許してください

投稿作品


ハッピーシュガーライフ
(※理由があって未完です、すいませんが続きを読みたいって方がいない限り続きを書きません)
松坂 さとう×神戸 しお

GL

>>175

響け! ユーフォニアム

黄前久美子×高坂麗奈

GL(百合)

君の心に響け!

前編

>>169

後編

>>170

あなただけの特別になりたい

前編
>>171

後編

>>172

暴走幼女藍沙ちゃん
オリジナル
高校生×子供
GL

第一話
>>165


D.C.(ダ・カーポ)
朝倉 純一×芳乃 さくら
NL

小学生編

第一話
>>153

第二話
>>154

第3話(完結)

>>161

ミカグラ学園組曲
一宮 エルナ×藤白 おとね
GL
>>151

劇場版アイカツ
(ネタバレあり)
GL
神崎 美月×星宮 いちご
>>137
>>138
魔法のプリンセスミンキーモモ
マリンナーサのモモ×フェリナーサのモモが人間に転生したモモ
GL
>>136

黒執事
セバスチャン・ミカエル×シエル・ファントムハイヴ
BL
>>128


戦国BASARA(バサラ)
徳川家康(とくがわ いえやす)×石田三成(いしだ みつなり)
BL
>>127

Aチャンネル
一井 透(トオル)×百木 るん
GL 
>>131


プリティーリズム ディアマイフューチャー
GL
上葉 みあ(あげは みあ)×ヘイン
>>117


高山 春香(たかやま はるか)×園田 優(そのだ ゆう)
GL
前篇
>>109
後編
>>110

桜色のお泊まり会
前編
>>162
後編
>>163

それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ
松明屋紅葉(かがりや もみじ)×メオ・ニスのエリュトロン
GL
>>100

きんいろモザイク
大宮 忍×アリス・カータレット
GL
>>96

>>130

>>135

プリキュアシリーズ
調辺アコ(キュアミューズ)×円亜久里(キュアエース)
GL
>>93

げんしけん二代目
斑目 晴信×波戸 賢二郎
BL
>>78

マジすか!?学園
センター×ゲキカラ
GL
>>143

シブヤ×ブラック
GL
>>90

優子×サド
GL
>>87

前田敦子×鬼塚だるま
GL
>>84

センター×ネズミ
GL
>>25

>>28

>>81
ブラック×ゲキカラ
GL
>>39
サド×シブヤ
GL
>>42
魔法少女リリカルなのは
その他
>>1
フェイト・テスタロッサ×高町なのは
GL
>>2
ハンター×ハンター
キルア=ゾルディック×イルミ=ゾルディック
BL
>>3
カードファイト!!ヴァンガード
先導アイチ×櫂トシキ
BL
>>6
ドキドキプリキュア
菱川 六花×イーラ
NL
>>106

菱川 六花×相田 マナ
GL
>>7
相田マナ×レジーナ
GL
>>37
TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)
鏑木・T・虎鉄(ワイルドタイガー)×バーナビー・ブルックスJr.
BL
>>8
ONE PIECE(ワンピース)
モンキー・D・ルフィ×ウソップ
BL
>>9
モンキー・D・ルフィ×トラファルガー・ロー
BL
>>23
マギ
アラジン×アリババ・サルージャ
BL
>>10
マリア様がみてる
福沢 祐巳×松平 瞳子
GL

>>168

>>22

>>57

>>63

>>72

>>139

>>141

>>144
藤堂 志摩子×二条 乃梨子
GL
>>66
島津 由乃×有馬 菜々
GL
>>69
黒子のバスケ
火神大我×黒子テツヤ
BL
>>24

黒子テツヤ×青峰大輝
BL
>>145

>>147
お釈迦様もみてる
柏木 優×福沢 祐麒
BL
>>38

プリズマ☆イリヤ
イリヤスフィール・フォン・アインツベルク×美遊・エーデルフェルト
GL
>>75

イリヤスフィール・フォン・アインツベルク×美遊・エーデルフェルト×クロエ・フォン・アインツベルン
GL
前編
>>133
後編
>>134
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
宿海 仁太(じんたん)×本間 芽衣子(めんま)
NL
>>53

オリジナル
その他
>>12
NL
義兄妹物(新しい小説投下)
>>149
GL
>>16

>>32
小学生の百合物
白川みずき×青野るり
GL
>>47
蒔田みのり×植原あかね
GL
>>50

Re: 作品集、プリズマ☆イリヤ、あります ( No.133 )
日時: 2014/11/09 10:02
名前: 千早 (ID: NQa2PI2Y)

これはプリズマ☆イリヤの百合小説です
登場伽羅はイリヤスフィール・フォン・アインツベルクと美遊・エーデルフェルトとクロエ・フォン・アインツベルンです
この小説の視点は、最初は美遊、次はイリヤと変わります
〜いつまでも三人一緒〜
私にはかけがえのない親友が二人いる、親友の名前はイリヤとクロ、同じ顔と体格の二人はまるで双子のようだ、実際は似たような者だけれども、そして親友の一人のイリヤに私は特別な感情を持っている
その日は、イリヤとの学校の日直の当番の為に朝早くイリヤの部屋に向かった、するとイリヤのベットにはイリヤとクロが眠っていた
「クロ…イリヤと一緒に眠っているなんてずるい…」
私は恨めしそうにクロの頬を突っついてからイリヤの寝顔を覗き込んだ
「イリヤ、気持ち良さそうに眠っている…」
「うっ…ん……美遊…」
「ッ…」
イリヤの口元が色っぽくて、無意識に私の口とイリヤの口を重ねた
「イリヤ…」
「へ〜〜〜〜美遊って、そんな事をするんだ」
「ッ!?」
私はとっさにイリヤから離れると声をした方を向くとクロがにやにやしながらこちらを見ていた
「美遊って、眠っている無防備なイリヤにキスをする趣味があるんだ、良い趣味ね」
「クロ!?ち、違うの、これには訳が」
「何が違うの?実際に眠っているイリヤにキスをしたじゃない、この事をイリヤが知ったらどう思うでしょうね」
クロは意地悪っぽく微笑むと足を組んだ
「クロ、お願い、イリヤには言わないで!」
「良いわよ、言わないであげる、その代わりに美遊、私とキスをして」
「な、何を言ってるの、クロ」
「最近、魔力の補給してないのよね、さいわいの事、美遊とのキスは相性が良いみたいだし、それに美遊にとっても悪い話ではないはずよ」
「それはどういう事なの?」
「あら、だって私とイリヤの顔は同じなのよ、イリヤとキスしてると考えれば、まんざらではないはずよ」
「…それは共感できる」
「決まりね、なら美遊からキスしてよ」
「うっ…」
「ほら、美遊、早く」
クロは目を瞑りクロの唇に人差し指で触った
「……」
私はゆっくりとクロの唇に自分の唇を近づけてそのままクロとキスをした
「んっ…」
いきなりクロは私の頭に右手を回して左手を背中に回して押し倒してきてクロの舌を私の舌を吸い付けるように絡ませてきた
「んん!?」
「んっ…むちゅ…にゅちゅ…んん…れろ…」
「んっ…!んちゅ……んん…!!むちゅ…」
「んんっ…にゅちゅ…ん…れろ…」
私はクロに激しく舌を絡まされて吸い付けれれる事に自分の体は感じるみたいに痙攣するみたいに体がぴくぴくと動した
「んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
しばらくその状況が続きやがて最高潮を迎え体を大きくびくって震わせてクロの方に倒れこんだ

(ここからはイリヤの視点です)
イリヤは眠っていると隣が煩くて目が覚めてゆっくりと目をあけた
「うんん…クロ、うるさいよ……」
イリヤは目をこすりながら周りを見渡すとクロが美遊を押し倒しながらキスしていた
「ク、クロ、何してるの!?」
「ん、何ってキスよ、見ればわかるじゃない」
クロは美遊から口を離すと美遊はベットに倒れこんだのを見てからイリヤの方に向いた
「あ〜〜もう、そういう事を言ってるんじゃないよ!」
「何、イリヤ、もしかして妬いてるの?」
「妬いてなんかないよ!」
「で、私と美遊のどちらに嫉妬してるの、もしかして私達にとかだったりして」
クロは人差し指でクロの唇を触り色っぽく微笑んできた
「うっ…だから違うよ…」
イリヤはクロにイリヤが考えている事を言われてクロから視線を逸らした
「本当にイリヤは素直ではないんだから、あっ、そうだ、せっかくだからイリヤともキスさせてよ、イリヤに邪魔されたせいで美遊からちゃんと魔力補給できなかったのよね」
「何でクロとキスしないといけないのよ!」
「キスぐらい、良いじゃない、それに魔力補給は私には、必要な事よ。それはイリヤも解ってるはずよね」
「そうだけれども…でも心の準備があるんだよ」
「イリヤは私がこのまま消えてもいいのね、イリヤったらは冷たい…」
「あ〜〜もう、解ったよ、キスすればいいんでしょう!」
「えっ…?その…」
「うっ…」
クロは顔を赤らめて横を向いた、クロのその様子を見て、イリヤも顔を赤らめててクロから視線をそらした
「イ、 イリヤ、何、照れてるのよ!」
「そ、それはクロもでしょう!」
「っ……」
「うっ……」
イリヤとクロは顔を赤らめながら黙り込んで俯いた、しばらくするとイリヤは顔をあげてクロの方に向いた
「そ、それじゃあ、キスしようか、クロ?」
「そ、そうね」
クロはイリヤの肩を掴んで顔を近づけてきたからイリヤとクロは目を瞑りそのままイリヤとクロはキスをした
「んっ…」
「っ…」
クロは舌をイリヤの口に入れてそのまま舌を絡ませてきた
「んんっ…れろ…んっ……むちゅ………むちゅ……ねちゅ…ん…」
「んん……!んっ…んん…う…ん……むちゅ……!」
イリヤはクロに舌を絡ませられてあまりの激しくてイリヤは涙目になった
「んっ…イリヤ…むちゅ…んんっ……むちゅ…んっ……にゅっ……」
「う…んんっ……!んっ…ひゃ…ん……んん…むちゅ……んっ…!」
クロに舌をからめられるたんびにイリヤの体がビクビクと体を動かした
「むちゅ……うん…んんっ……にゅちゅ…んっ……むちゅ……んんっ……」
「うん……!あ…んっ……!にゅちゅ…んんっ……むちゅ…ひゃん……」
クロがイリヤにするキスが徐々に!激しくなりイリヤは苦しそうにクロから離れようとするけれども両脚と両手でイリヤを掴んで離れなくなった
「むちゅ……んんっ……んちゅ…んっ…むちゅ……にゅちゅ…んんっ……」
「んんっ……!んっ…むちゅ……うん…ひゃん……んんっ……」
「むちゅ……うにゅ……んんっ……んちゅ……!」
「んんっ……うん…ひゃん……んんっ〜〜〜〜〜〜〜!?」
クロに激しくキスをされてイリヤは限界を超えて体を大きく震わせてクロの方に倒れこんだ
「ぺろっ、ご馳走様、イリヤ」
クロは色っぽく微笑みながらクロの人差し指を舐めた

Re: 作品集、プリズマ☆イリヤ、あります ( No.134 )
日時: 2014/11/09 10:09
名前: 千早 (ID: NQa2PI2Y)

「クロ、イリヤ、何してるの…?」
「あら、美遊、もう回復したの?」
「そんな事よりイリヤと何していたの…?」
「ちょっと待って、美遊、これには訳があるの!」
「イリヤは黙ってて!」
「は、はい…」
「何って、美遊としたのと同じキスよ。美遊もイリヤとキスをすれば良いじゃない」
「ちょっと、クロ、いきなり何言うのよ!?」
「あら、イリヤは美遊とキスをするの嫌なの?」
「嫌とか、そう言う意味ではなくて、だいたい女の子同士で、キスって可笑しいでしょう」
「あら、女の子同士でキスは普通よ、でも美遊たらかわいそうにイリヤは美遊とキスをするのは嫌だってよ」
「……そう」
美遊は一瞬辛そうに俯いた
「あっ…」
「もうイリヤは常識に囚われすぎよ、良いじゃない、女の子同士でキスしても、それにイリヤは美遊の事が好きなんでしょう、正直になりなさいよ」
「クロ…イリヤを攻めなくていい、イリヤの言葉は正論、私がおかしいだけだから…」
「…イリヤ、美遊にここまで言わせておいて、美遊の事をほっておくって言ったら怒るわよ」
「そんなの…わかってるよ」
イリヤは美遊の方を向いた
「ねえ、美遊、美遊さえ良かったらイリヤとキスしない?」
「イリヤは私とキスしてくれるの…?」
「うん、だから美遊、イリヤとキスをしよう」
「ありがとう、イリヤ…」
美遊は少し照れながら控えめに微笑んだ、イリヤと美遊はしばらく見つめあった
「美優……」
イリヤは美遊の両手で肩を軽く触ると一瞬美遊の体がビクッてしたけれども美遊はイリヤを見つめ返した
「イリヤ……」
イリヤと美遊はゆっくりと口を近づけてキスをした
「ん…美遊…むちゅ…んんっ…むちゅ……んっ…」
「んっ……イリヤ……んんっ…むちゅ……んんっ……」
イリヤと美遊は互いを求めるみたいに舌を絡ませた
「むちゅ……美遊…んんっ……むちゅ…んっ……むちゅ……」
「んんっ……イリヤ…むちゅ……んっ……んちゅ……むちゅ…」
「美遊……んんっ……むちゅ…美遊……んっ…むちゅ……」
「んっ……イリヤ…むちゅ……んんっ…イリヤ…むちゅ……」
「んんっ……美遊…むちゅ……んっ…美遊……んちゅ……んっ…」
「イリヤ……んんっ……むちゅ…んっ……イリヤ……むちゅ…」
「ん……?」
イリヤは視線を感じる方を見るとクロが切なさそうにイリヤを見ていて、イリヤとクロの目が合うと、クロは気まずそうに視点をそらした
「イリヤ、どうしたの……?あっ…」
美遊は不思議そうにイリヤを見るけれども、すぐにイリヤの視点の先に見るとクロと目が合うけれどもすぐに気まずさそうにクロは視線を逸らした
「ねえ、美遊、良いよね?」
「イリヤがしたいようにすれば良い…」
「ありがとう、美遊」
イリヤはクロの方を向いた
「ねえ、クロ」
「な、何よ…」
「クロも一緒にキスをしようよ、やっぱりイリヤとクロと美遊と三人でキスがしたいかななんて思ったんだけれども駄目かな?」
「ちょ、ちょっと、イリヤ、あんた正気なの?」
「うん、正気だよ」
「まさか、美遊もイリヤと同じ考えなわけ?」
「私はイリヤの考えを尊重する…」
「は〜〜〜…二人そろっておかしいわよ、三人で何てありえないでしょう」
「ねえ、クロはイリヤ達とキスをするのは嫌?」
「嫌じゃないけれども…」
「なら三人でキスをしようよ」
「でも…」
「やっぱり嫌なんだ…」
「だから違うって!」
「だって三人でしたくないんでしょう?」
「だから違うって!あ〜〜もう解ったわよ、キスするわよ、あんた達のキスは全然なってないから手本を見せてあげる」
クロは顔を赤らめてやけっぱちで話したのを見てイリヤと美遊は互いに見つめてイリヤと美遊は声を出して笑った
「あはは〜〜〜〜〜〜」
「くすくすくす…」
「もう何よ、笑う事は無いじゃない!」
クロは不機嫌そうに腕を組み横を向いた
「あはは〜〜…ごめんって、クロ」
「だから笑うなって!」
「ごめんね、クロ、もう笑わないからさ」
「ふんっ」
「…ねえ、クロ、美遊」
「私はいつでも大丈夫…」
「私もいつでも良いわよ」
イリヤはクロと見つめあうとゆっくりと口を近づけそのままキスをして舌を絡ませた
「クロ…んっ……むちゅ……んんっ…ぬちゅ……」
「んっ……イリヤ…ぬちゅ……んんっ…むちゅ……」
イリヤはクロから口を離すと次はイリヤは美遊と見つめあいゆっくりと口を近づけてそのままキスをして舌を絡ませた
「んっ……美遊……むちゅ…んっ……むちゅ……んんっ…ぬちゅ……」
「イリヤ……んっ……ぬちゅ…んんっ……むちゅ……んっ…むちゅ……」
イリヤは美遊から口を離すと次は美遊とクロが見つめあってからゆっくりと口を近づけてそのままキスをして舌を絡ませた
「美遊……んっ……むちゅ…んんっ……ぬちゅ…んっ……むちゅ……」
「んんっ……クロ……むちゅ…んっ……ぬちゅ……むちゅ…んっ……」
クロは美遊から口から離すとすぐにイリヤとクロは口にキスをして舌を絡ませた
「んっ……クロ……むちゅ……んんっ…んちゅ……んっ…ぬちゅ……」
「イリヤ……んんっ…むちゅ……んっ…ぬちゅ……んんっ…むちゅ……」
クロはイリヤから口を離すとすぐにクロと美遊は口にキスをして舌を絡ませた
「んっ……クロ……むちゅ…んんっ……ぬちゅ…んっ……むちゅ……にゅちゅ…」
「美遊……んんっ…むちゅ……んっ…ぬちゅ……んっ…むちゅ……んんっ……」
美遊はクロから口を離すとすぐに美遊とイリヤは口にキスをして舌を絡ませた
「美遊……んっ…むちゅ……んんっ…ぬちゅ……んんっ……んちゅ…んっ……」
「んんっ……イリヤ…むちゅ……んっ……にゅちゅ…んんっ…ぬちゅ……んっ…」
イリヤは美遊から口を離すとすぐにイリヤとクロは口にキスをすると舌を絡ませた
「んんっ…イリヤ……むちゅ…んっ……ぬちゅ……んんっ……むちゅ………んっ……」
「クロ……んっ…むちゅ……んんっ…むちゅ……んんっ…にゅちゅ…んっ……ぬちゅ……」
イリヤはクロから口を離すとクロとイリヤと美遊はベットに倒れこんだ
「は〜〜〜…くたくた…イリヤはもうキスは無理だよ」
「ふぅ〜〜〜〜…さすがに私もこれ以上キスは無理ね」
「私もこれ以上はキスをする体力がない…」
「ねえ、クロ、美遊、好きだよ、二人と結婚したいくらいにね」
イリヤはベットで倒れたまま横になっているクロと美遊を見つめた
「いきなり何、言ってるのよ、イリヤ!?」
「私もイリヤとクロの事が好き、二人と結婚したいくらいに…」
「ちょっと、美遊もいきなり何言いだすのよ」
「ねえ、クロはどうなの?」
「何がよ…」
「だからイリヤ達の事をどう思ってるかだよ」
「そんなの…好きに決まってるわよ…」
クロは照れながら横を向き小声で話した
イリヤはそのクロの様子が可愛らしくてクロを抱きしめた
「ひゃん!?い、いきなり何よ、イリヤ」
「もうクロったら可愛らしんだから」
イリヤはクロの頬に頬ずりをした
「イリヤ、あんた、キャラ変わってるわよ、美遊も見ていないで何とか言いなさいよ!」
「……」
美遊は無言でイリヤとクロを抱きしめた
「クロだけイリヤと抱き着くなんてずるい…」
「美遊もあなたもなの!?あ〜〜もう、まともなのは私だけなの?」
「ねえ、クロ」
「今度は何よ?」
「これからもクロと美遊と三人でいつまでも一緒にいようね」
「そんなのイリヤに言われるまでの事ではないわ、私達はずっと一緒なのはこれからも変わらないわよ」
「うん、これからも三人でいられると良いよね、でも…うんん、何でもない…」
「どうしたのよ、美遊、何か気になる事があるの?」
「そうじゃない…気にしないで、クロ」
「そう?でも悩みがあるんだったらいつでも言うのよ、相談にのるからさ、もちろん、イリヤも相談にのるわよね」
「うん、もちろんイリヤも相談にのるよ」
「ありがとう、クロ、イリヤ…」
この時のイリヤ達は美遊の抱えてる悩みの大きさを理解してなかった
この時のイリヤとクロと美遊はこの三人でずっとそばにいれる事を信じて疑わなかった
〜終わり〜

Re: 作品集、プリズマ☆イリヤ、あります ( No.135 )
日時: 2014/12/25 10:54
名前: 千早 (ID: kzWZEwhS)

きんいろモザイクの百合小説です
登場伽羅は大宮 忍とアリス・カータレットです
〜ラブレター(きんいろモザイクバージョン)〜
事の発展はしのに一通の手紙が届いた所から始まる
「しの、手紙が届いてたわよ…」
しののお姉ちゃんがしのに一通の手紙を渡した
「えっ、私にですか?いったい誰からでしょうか…」
しのは手紙を開けると読んだ
「しの、誰からだったの?」
「それが名前が書かれていないんです、ただ明日の夜の六時に小学校の近くの公園に来てください、伝えたい事がありますとしか書かれてないみたいでして…アリスは伝えたい事って何なのか解りますか?」
「しの、それって告白だよ」
「告白って、あなたの事が好きです。て言う、あの愛の告白の事ですか?」
「そうだよ!それでその…しのは付き合うつもりなの?」
「そうですね…会ってみないと解りませんが多分付き合わないと思います、私は付き合うとか実感はありませんからね」
「そうなんだ、良かった…」
私はほっと胸をなでおろして自分の両手を握りしめた
「どうしてアリスがほっとしているんですか?」
しのはきょとんとした
「き、気のせいだよ、しの」
「そうですか?」
「うん、そうだよ、それでお願いがあるの、その待ち合わせの場所に私も行って良い?」
「かまいませんけれども、どうしてですか?」
「それは…そ、そうだ、しのが心配だからだよ」
「もうアリスは心配性ですね、私は大丈夫ですよ」
「それでも心配なんだよ、とにかく私もしのについて行くからね」
私は次の日にしのについて約束の場所に行った
「来てくれてありがとうございます」
背後から声が聞こえてそちらを振り向くと金髪の幼稚園児が立っていた
私は悪い予感しかしなかった
「お願いします、サーシャと付き合ってください!」
「はい、もちろんです!」
「ちょっと、しの、本気なの!?」
私は慌ててしのの肩をゆすった、しのは相変わらずうっとりとサーシャの金髪を見つめていた
「しのの…馬鹿〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
私はしののほっぺたを手のひらでひっぱ叩いた
「はっ、私は今までいったい何をしていたのでしょうか…?」
「良かった、我に返ったんだね、しの」
サーシャはしのに近づいてきた
「それで告白の返事を聞かせてください、お姉ちゃん」
私はしのとサーシャの間に立った
「しのはサーシャと付き合えないよ、だってしのは私の恋人だから」
「お姉ちゃんとお姉ちゃんは付き合ってるのですか?」
「そうだよ、しのと私は付き合ってるんだよ」
「えっ、そうだったのですか?」
「しのは黙っていて!!」
「は、はい…」
「わかりました、お姉ちゃんの事は諦めます…お姉ちゃんの事を幸せにしてください、お姉ちゃん」
「もちろんだよ、だから安心して、サーシャ」
「はい、ではさようなら、お姉ちゃん」
サーシャはお辞儀すると去って行った
「ほっ、どうにかなって良かったね、しの」
しのは考え込んだように俯いていた
「どうしたの、しの?」
「あの…アリスと私は付き合っていたのですか?」
「あ、あれはその…そう、サーシャを諦めさせる口実だよ、ああ、言えばサーシャも諦めるでしょう」
「そうだったのですね、でも少し残念ですね」
「えっ、何がなの?」
「アリスと恋人同士だったら幸せになれる気がしましたから残念です」
「し、しの!?」
しのは悪戯っぽく微笑んだ、私は恥ずかしくて俯いた
「それでは帰りましょう、アリス」
しのは優しく微笑みながら私の方に右手を差し出した
「うん、早く帰ろう、しの」
私はしのの右手を掴むと手を繋いで家に帰宅した
しのに良い意味でも悪い意味でも私の心をかきみだされてばかりだ
でもしのは私の欲しい言葉をくれる
私はそんなしのに恋してる
多分この先も私の気持ちは変わらないと思う
私はしのの手を握り締めながら、しのに聞こえないくらい子声で「好きだよ、しの」て呟いた
〜終わり〜


Re: 作品集、きんいろモザイク、あります ( No.136 )
日時: 2014/12/27 14:30
名前: 千早 (ID: BDgtd/v4)

魔法のプリンセスミンキーモモの百合小説です
登場伽羅はマリンナーサのモモとフェリナーサのモモが人間に転生したモモです
これはマリンナーサのモモの視点から書かれています
〜二人のモモ〜
人間界のパパとママの葬式が終わりマリンナーサのパパとママとも会えなくなって私は天涯孤独になった
でも自分で決めて人間界に残ったのだから後悔はしていない
葬式が終わりしばらくしてからロンドンに来ている
あの子に…私と同じ名前のモモちゃんにもう一度会いたくて
「ロンドン〜〜ロンドン来てみたけれども〜〜〜」
私は周りを見渡しながら街中を歩いていると突然後ろからよく知った声の特別な女の子に話しかけられた
「あれ、モモちゃん?」
「えっ、モモちゃん…?」
「わ〜〜やっぱりモモちゃんだ〜〜会いたかった〜〜」
「私もモモちゃんに会いたかった〜〜」
私とモモちゃんは両手を握り締めて笑いあうと次は抱きしめあって再会を喜んだ
「いつ来たの?」
「今来たところだよ、久しぶりにモモちゃんに会いたくなって来ちゃった」
「モモちゃんから来てくれるなんて嬉しいな、でもどうしたの、この前みたいに何か悩みがあるんじゃないの?」
「うんん、悩みはないよ、本当にモモちゃんに会いたくなっただけだよ、
それよりもモモちゃんはこの前言ってくれたよね
モモちゃんは消えないって私が消させないってあれって何か根拠あったの?」
「あるよ、私はモモちゃんの事が大好きだもん、愛は偉大なんだよ」
「モモちゃんは無茶苦茶、それに凄い我儘なんだね」
「うん、私は我儘で強欲なんだよ」
「モモちゃんらしいね、でもさっき言った大好きってどういう意味なの?その…恋人にしたい大好きだったりして…なんてね」
「私はモモちゃんを恋人にしたいくらい好きなんだもん、初めて見た時からなんだよ、いわゆる一目惚れなんだ」
「そう…だったんだ…なんだか改めていわれると恥ずかしいな」
「だからね、本当の事を話してよ、モモちゃんの力になれないかもしれないけれども、やわらげてあげる事はできると思うよ」
「モモちゃんにはかなわないな…パパとママが亡くなって天涯孤独の一人になったと思ったら寂しくて…そしたらむしょうにモモちゃんに会いたくなって会いに来たんだよ」
「モモちゃんは一人ではないよ、モモちゃんには私がいるじゃない、モモちゃんさえよかったら私の家族になってよ」
「えっ、それってどういう意味なの?」
「えっとね、今は無理だけれど、結婚できる年になったら私と結婚してくれる?」
「それって…?」
「うん、プロポーズだよ、良かったら返事を聞かせてくれる?」
「そんなの返事は決まってるよ、モモちゃんのプロポーズを受けさせてもらいます」
「本当に?」
「ほ、本当だよ…」
モモちゃんはじーと私を見つめてきた、私は恥ずかしくてモモちゃんから視線をそらした
「ありがとう、モモちゃん!!」
モモちゃんは、私に抱き着いてきた
「わっ!?もうモモちゃん、いきなり抱き着いたら恥ずかしいよ…」
私は恥ずかしそうに顔を赤らめた
「これで私達は夫婦だね」
「まだ違うよ、それに私達の場合は夫婦じゃなくて婦婦だよ」
「そうだね、でもごろが悪そうだよ」
「くすくす、本当だね」
モモちゃんは楽しそうに笑った、でも何か思い出したように私から離れると両手を後ろに組んだ
「あっ、まだやってない事があったよ」
「やってないことって?」
「結婚の誓いのキスだよ」
「えっ、キス!?」
「そうだよ、もしかしてモモちゃんは私とキスするのは嫌だった?」
モモちゃんは寂しそうに少し俯いた
「い、嫌じゃないよ、いきなりだから少し驚いただけだよ、いいよ、誓いのキスしようよ」
「良いの?でも無理にする必要はないんだよ」
「無理はしていないよ!それにモモちゃんが先に誓いのキスをしようと言って、私をその気にさせといて、今更キスしないとか言われたら、それでこそ酷いよ」
「ごめん…モモちゃん」
モモちゃんは私の肩を掴んだ
「なら誓いのキスをしよう、モモちゃん」
「う、うん…」
「モモちゃん、愛してるよ」
「私もモモちゃんの事を愛してるよ」
私とモモちゃんはじっと見つめると私とモモちゃんは目を瞑りキスをした
「えへへ〜〜〜、なんだか照れるね」
「本当だね…」
私とモモちゃんは顔を赤らめながら恥ずかしそうにお互いに視線をそらした
「ねえ、モモちゃん、さえ良かったら、今日は家に泊まりに来ない?お母さん達にも紹介したいから」
「それって…両親にモモちゃんをくださいって言うあれだよね」
「そこまで身を構えなくていいよ、ただ親にこれが私の恋人だって紹介したいだけだからさ」
「そっちの方が緊張するよ…」
「モモちゃんは、そのままでも魅力的なんだからどんと構えていていてよ」
「もう無茶ぶり、緊張しないわけないよ…でも努力はするね」
私はこの後、モモちゃんの家に泊まりに行った、モモちゃんへの挨拶は、心配をよそに順調に進み、モモちゃんの親に凄く気に入られて、『モモの事をよろしくお願いね』、とまで言われた、これでモモちゃんの親公認の婚約者になった
これからは婚約者のモモちゃんと生きていこうと思う
モモちゃんとなら輝いた未来になると思うから
〜終わり〜

Re: 作品集、ミンキーモモ、あります ( No.137 )
日時: 2015/01/03 16:02
名前: 千早 (ID: 2v9NroYJ)

これはアイカツの百合小説です
*注意*
この小説は、劇場版アイカツのネタバレが含まれています
読むのでしたら、先に劇場版アイカツを見るのをお勧めします
それでも大丈夫って方はそのまま読んでください
登場伽羅は星宮 いちご、霧矢 あおい、神崎 美月、紫吹 蘭、大空 あかり、光石 織姫、花音(KANON)です
〜私にとっての美月さん
(最初はいちごの視点から書かれています)
この一か月で色々の事で色んな事があった、学園長から私が主役のスペシャルライブの事を聞かされた。
でも美月さんに私のライブが成功すると美月さんはアイドルを引退すると聞かされた時は、胸が締め付けるように痛くなった。私は、ずっと美月さんとアイカツが出来ると思っていたから…でもこの時の私は、心の奥に隠された、自分の気持ちに、気づいていなかった。
「……こんな感じだけれどもどうかな?」
花音さんが作ってくれた曲を花音さんが歌ってくれた
「これはおだやかじゃな、凄く良い曲だよ」
「ああ…良いんじゃないか?」
「……」
私は思い考えたように両手を組んで少し俯いた
「いちご…?」
「ごめん、私の曲は、気にいらなかった?」
「いえ、凄く良い曲です、でも少し物足りないって言うか…」
「物足りない?」
「それって思いを伝えたい人がファンの方だけじゃないんじゃない?例えば美月さんにとかさ」
「そうか、美月さんにも伝えたかったんだ」
「方向性は決まったみたいだね、それじゃあ、美月に伝えたい事を聞かせてくれる?」
「美月さんに伝えたい事ですか?」
「そうだよ、美月さんの事をどう思ってるかでも良いよ」
「私が美月さんの事を思ってる思い…私にとって美月さんは、アイドルの門を叩くきっかけをくれて、憧れで、ずっと私のそばにいてほしい人で、それから…美月さんが笑っていてくれると私も嬉しくて、美月さんが悲しいと私も悲しくて、美月さんが私の全てってで、私が歩む道に迷った時には、導いてくれて、美月さんには、凄く感謝しています。だから私を今まで導いてくれてありがとうって気持ちと、美月さんの進む道を少しでも照らさせてもらいますって伝えたいです。」
「それって良いよね、恋しているみたいでさ」
「私が美月さんに恋…?そうか、私は美月さんに恋してるんだ…」
「やっと自分の気持ちに気づいたね、いちご」
「あおい…」
「まったく、いちごは自分の気持ちに鈍感なんだよな」
「蘭…」
「あ、あの…神崎先輩と星宮先輩は、お似合いだと思います」
「あかりちゃん…ありがとう、三人とも」
私はあかりちゃん達に最高の笑顔を向けた
「それじゃあ、伝えたい事が決まったみたいだし、その方向で歌を作るね」
「はい、お願いします、花音さん」
「まかせてよ、私は皆に思いを伝える歌よりも、ただ一人に思いを伝える恋の歌の方が私は、得意だからね。いちごの恋が成就するようにとびっきりのラブソングを作ってあげる」
「ありがとうございます、でもあらためて言われると照れます…」
「頑張ってね、私はいちごの恋が上手くいくように応援しているから」
「はい、ありがとうございます、花音さん」
「それじゃあ、私はもう行くね」
「えっ、もう帰るのですか?」
「うん、早速、帰って曲を作りたいから、じゃあね」
「はい、さようなら、花音さん」
「さようなら、いちごの曲をお願いします」
「さようなら、花音さん」
「お疲れ様です、花音さん」
花音さんはレッスン室を出ていった
この時の私は、あかりちゃんとあおいの隠された思いに気づいてなかった
(ここからあおいの視点に変わります)
踊りのレッスンが終わると少し中庭を散歩した
「ふ〜〜〜…いちごはとうとう自分の気持ちに気づいたんだよね、いつかこの日が来ると思っていたけれども…遅い方だったかもしれないな」
私は空を見上げた
「霧矢先輩、待って下さい!」
声をした方を向くとあかねちゃんがこちらに向かって走って近づいてきた
「どうしたの、あかりちゃん?」
「その…霧矢先輩は、このままで良いんですか?」
「このままでってどういう事なのかな?」
「だって霧矢先輩は、星宮先輩の事が好きではないですか、自分の気持ちを星宮先輩に伝えないんですか?」
「あかりちゃんは、私の気持ちに気づいてたんだね」
「だって霧矢先輩達の事をずっと見ていましたから解ります」
「あかりちゃんには敵わないな…私の気持ちはいちごには言わないよ」
「なぜですか?今なら霧矢先輩の気持ちを星宮先輩は受け止めてくれるかもしれないじゃないですか!」
「あかりちゃんは、優しいね。あかりちゃんだっていちごの事が好きなのに」
「えっ、気、気づいてたんですか!?」
「そりゃあ、気づくよ、あれだけいちごに好意を表に出していたらね」
「私は、そんなに解りやすいですか?」
「うん、あかりちゃんは、素直でわかりやすいよ。でも安心していちごは気づいてはいないと思うからさ」
「そうですか…」
「でもあかりちゃんは、いちごに思いを伝えないの?」
「伝えません、私にとって星宮先輩は憧れで手に届かない高嶺の花で、私なんかと付き合うわけないって諦めています…だから私の事は良いんです」
あかりちゃんは、笑ってみせた。私は、あかりちゃんが無理してるのに気がついて優しく抱きしめた
「ど、どうしたんですか、霧矢先輩?」
「あかりちゃん、今は私しかいないだから無理しなくて辛かったら泣いても良いんだよ」
「無、無理なんかしてないです…うぅ……」
あかりちゃんの目から涙が一筋落ちると徐々に涙があふれてきてぽろぽろ涙を流した、私はあかりちゃんを優しく抱きしめたまま頭を撫でると、あかりちゃんは声を凝らして泣いた
「あかりちゃんは辛かったんだね…」
私もいちごの事を考えると自然と私の目からも涙が流れた。私はあかりちゃんに私の涙が見えないように私の顔をあかりちゃんの顔の横に持ってきた。私とあかりちゃんは、三分ぐらい涙を流して泣くと、あかりちゃんは、私から離れた。
「あ、あの…ありがとうございました。沢山泣いたおかげで気分が少し楽になりました。」
「それなら良かった。泣きたくなったらいつでも言ってね。私の胸だったら何時でも貸すよ。」
「ありがとうございます。その時は、お願いします。」
あかりちゃんは、照れながらにっこりと笑った
「その…今こんな事を聞くのも何ですが…星宮先輩と神崎先輩は、上手くいくと思いますか?」
「さあ、どうだろうね…これだけは本人しだいだからね」
「そうですか…でも上手く言ってほしいです。星宮先輩に、私と同じ失恋の気持ちを味わせたくないですから…」
「そうだね…でも今は、いちごの恋の行く末を暖かく見守ってあげよう」
「はい…」
「あかりちゃん、時間も遅くなりかけたから、そろそろ寮に戻った方が良いんじゃない?」
「えっ、もうそんな時間ですか!?時間を取らせてしまってすいませんでした。」
「気を遣わなくていいんだよ。私もあかりちゃんと話せて少し気が楽になったから。」
「それでは、失礼します。」
「うん、お疲れ様、あかりちゃん。」
あかりちゃんは、ふかふかと頭を下げると走って去って行った。
この時は、まさか物陰から私達の話を聞いている人がいるとは思ってもなかった。
(ここからはいちごの視点に変わります)
最初は、盗み聞きしようと思ったわけじゃなかった。あおいとあかりちゃんが真剣な表情で向かい合っているのを見て、悪戯心が芽生えて、二人を驚かそうと思って隠れてゆっくり近づいた、そして二人の話してるのに内容を聞いて、二人の気持ちに気づいた。私は、抱き合って泣いている二人を見ていられなくて、その場を離れるとそのまま自分の寮の部屋に戻った。
「あかりちゃんとあおいが、私の事を好きだったなんて、私、美月さんの事が好きなのに気づいて舞い上がっていて、あおいやあかりちゃんの気持ちなんか考えてなかったよ、私は、自分の事しか考えてなかったんだ、私って最低だな…」
私は、ベットに寝っころがると天井を見上げた。しばらくするとあおいが帰ってきた
「いちご、ベットに寝っころがってどうしたの?」
「ねえ、あおい、私、幸せになっていいのかな…?」
「えっ、それってどういう事?」
私はベットから起き上がるとベットに
「私が美月さんに思いを伝えていいのかなって事だよ」
「そんなの当り前だよ、でもどうして?」
「実はさっき、あおいとあかりちゃんが話してるのを聞いたんだ。二人の気持ちを知って、私は、思ったんだ。二人の前で美月さんに思いを伝えていいのかなって…」
「そうか、いちご、聞いてたんだ…ねえ、いちご、私とあかりちゃんの一番の願いは、いちごが幸せになってくれる事なんだよ。私達に気が引けるって言うなら、絶対、美月さんと幸せになって、それが私とあかりちゃんに対する罪滅ぼしだよ」
「あおい…そうだよね、ありがとう、あおい、私が間違っていたよ、絶対に美月さんと幸せになるね」
「それでこそ星宮いちごだよ。その為に必ずライブを成功させないとね。」
「うん、必ず成功させるよ。あおいも手伝ってね。」
「もちろん手伝うよ」
ライブの方向性が決まってからは、今まで以上に大忙しになった。
でもあおい達の助けがあって、ライブ当日の日を無事に迎えられた。でも美月さんから引退の事を聞かされてから、美月さんと連絡が取れてなかった。


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