BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ!
- 日時: 2013/09/27 20:29
- 名前: レーズンパン (ID: yWcc0z5O)
まぁ、題名のとおりなんだけど・・・。
好きなCPあげると、
・グレイ受け全般!
・ナツルー
・ナツリサ
・グレジュビ・ジュビグレ
・エルルー
・ジェラエル
な感じ。
書いて欲しいCPはどうぞいってください^^
リクエストは、いつでも受け付けております^^
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.244 )
- 日時: 2013/11/04 17:31
- 名前: レーズンパン (ID: yWcc0z5O)
「ふーむ・・・あ、じゃあじゃあ、プレゼント作戦でいいんじゃね?」
天使グレイが、目を輝かせて言う。
まぁ、良いかもな。
「よーし!燃えてきたあああああ!」
「まじか、じゃあ火かして。煙草吸いたいから、な?」
「え、今の本気にしたのか?」
そして、翌朝
「るるるるるる、ルーシィ!」
「あ、ナツ!おはよ!」
慌て過ぎちまった・・・。
プレゼント作戦、開始だぜ!
「これ、やるよ!」
「?なに、これ・・・。」
綺麗・・・とは言えねぇが、天使グレイに手伝ってもらったぜ、包装。
「・・・あ、はは・・・。」
(喜んでない!!むしろ引いてる!!!)
俺も、さすがに直感でわかる・・・。
苦笑いされた・・・!
駄目かな、『激辛タバスコ』・・・。
帰り道の路地—
「駄目だろ。」
う、天使グレイにまで・・・!
こいつ本当に天使か?天使なのか?
もうすこし慰めてくれたっていいじゃねぇかー!
「・・・だって、それルーシィの好みか?」
「え、」
「ルーシィは、甘いものが好きなんだって、ナツが言ってただろ。」
あれ?俺そんなこと言ってたっけ。
・・・あ、昨日言ってたな。
「プレゼントする勇気はついたんだからさ、次は成功すると思うぜ?」
「だ、だよな!」
「おう、じゃあ・・・あの菓子屋にいってきたらどうだ?」
「おう!」
やっぱ天使だ。
グレイマジ天使だ!
・・・あ、天使なんだっけ。
翌朝
「あ〜・・・眠い・・・。」
包装に手間かけすぎたぁ・・・。
でも、こんなに綺麗になったし大丈夫だ!
「お?ナツ、なんだよソレー。」
「おぅ!?グレイ、何でここに・・・!」
「はぁ?」
・・・ああ!
そうだ、こいつは普通のグレイだ。
やべぇ・・・、今ので変に思われたな。
「変なやつ、で?それ、なんだよ。」
「んお?・・・あー・・・、これは、えとー・・・。」
ぬうううああああ・・・グレイ頼むからその冷たい目でみるなぁぁ・・・。
いえねぇ、ルーシィにあげるやつだって、いえねぇ!!
「これは、あれだ!・・・爆弾だ!!」
「ええええええええええええええええええ!?」
回避方法間違えた!
でもこれで「嘘だ」っていったら、また問い詰められる・・・!
「うそつけー!なんで爆弾がこんな綺麗に、ラッピングされてんだ!」
「あああああれだろ?これで貴方達は死ねます、おめでとう的な・・・。」
「全くおめでたくない!」
グレイ、めっちゃ喉がからからじゃん・・・。
そのまま、俺はルーシィにプレゼントを渡せなくなった。
路地に入る途端、ドロップキックをくらった。
「馬鹿かああああ!!」
「ぐぼえぁっ!」
「プレゼント渡せなかった!?呆れる!」
「うぅ〜〜・・・。」
申し訳なさ過ぎる・・・!
どうすればいいんだぁああ・・・。
「・・・プレゼント、できないのか?」
「え?」
「勇気ないから、できないんだろ?じゃあ、やるな。」
こいつ、何言ってやがる!
「告白、お前じゃできないな。」
「っ、てめぇ!」
「じゃあ、やってみろ。」
なんだよ・・・!
「分かったよ!やってやんよ!」
そして、翌朝
「ナツ?話って・・・?」
ルーシィは首をかしげている。
言わなくちゃ。
俺は、弱虫じゃない!!
『嫌われるかも』
『怖い』
『やめとけよ』
やばい・・・なんかが俺を止めようとしてる・・・。
「なんでもない」と言ってしまおうか。
『やってみなきゃ、わかんねぇだろ!』
「!!」
あれ、俺なんで・・・
いつのまにか、ルーシィ抱きしめてる!?
「な、ナツ!?」
「る、しぃ・・・。好き、好き、好きだ!愛してる!」
あれ、ルーシィ顔、俯いてる?
告白したけど、こんなにいきなりだから・・・?
「ナツ・・・」
「な、なに——」
ちゅ
「・・・アタシも。」
—好き。
路地
「・・・?」
天使グレイは、殴りかかってこない。
あれ、いつもなら何か攻撃してくるのに。
「・・・おめでとう。」
優しく、笑う天使グレイ。
隣には、金髪の天使がいた。
「・・・え!?」
「おめでと、これでアタシも素直になれるわ。」
天使—ルーシィは、にこりと笑って消えていく。
「これからも、俺はお前のアドバイスするから消えないから。」
覚悟しろよ?
そう言う彼の黒曜石の瞳は。
不適に微笑んだ。
恋の天使は、どこにいるかって?
天国?違う。天空?違う。
お前等の、心の中に。
いつまでも、笑って生きてるよ。
END
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.245 )
- 日時: 2013/11/04 22:07
- 名前: エルザ (ID: q.GNWgNw)
レーズンパン様
おおお!!おおお!!!
来てない間にたくさんの小説が!!
ありがとうございます!
どれもが面白い!
鼻血が!止まらん!
ナツ〜、グレイ〜、ルーシィ〜、エルザ〜大好き!
リクエストいいですか?
ナツグレでお願い致します
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.246 )
- 日時: 2013/11/04 22:09
- 名前: レーズンパン (ID: yWcc0z5O)
エルザ様
どれもが面白いだなんて・・・!
ありがとうございます!
リクエスト、受けました!
えっと、内容は指定されてないので、おまかせということで?
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.247 )
- 日時: 2013/11/05 19:02
- 名前: エルザ (ID: q.GNWgNw)
レーズンパン様
はいそうです!
どんな状況でもいいです。
小説楽しみにしています!
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.248 )
- 日時: 2013/11/05 22:10
- 名前: レーズンパン (ID: yWcc0z5O)
エルザ様
はい!承知しました!
では、リクエストをどうぞ♪
『僕等の意識』 ナツグレ シリアス 不思議表現
目の前は、海だった。
簡単な話だ、誰かに突き落とされただけだろう。
青年はただ、静かに目を細める。
浮遊する不思議な感覚は、すぐに重力の重みへと変わった。
最後に後ろを振り向くと、目をぎらつかせた男。
口では確かに、こういった。
「死ねばいい」
お前なんか。
依頼で残った、残党だろうか。
それとも、昔の過去関連だろうか。
それさえも、今はどうでもいい。
青年は目を瞑り、目の前の蒼い海にへと落ちた。
落ちた衝動で出来た泡は、青年—グレイを歓迎するようにきらめく。
それはグレイを暗く蒼い世界へと、誘おうとしていた。
(それも、良いかもしれないな)
何も見えない世界で生きるのは、案外良いと思う。
誰にも見られず、独りでいられるのだから。
新しい色彩も見れて、良いかも知れない。
そんな考え事が頭をよぎり、グレイは静かに目を瞑る。
ちゃぽん、きらきら、ぱしゃん。
もう一つ、何かが落下する音がする。
『そいつ』は確かに色彩を持ったもので、こちらに近づいてきた。
(来るなよ・・・見えない世界に、いられると思ったのに)
もう、うるさい喧騒の世界へいたくない。
そんな世界にいたら、自分の体がどうかしそうだ。
だから無理矢理だとしても、この美しく輝く誰にも見えない世界でいたいのに。
す、腕がのばされる。
泡に染められる事もなく、色彩のある腕はこちらを掴もうとしていた。
引き上げるつもりなのか、それとも握らせたいだけか。
(どうでもいいだろ、そんなの)
独りで居させてくれ。
薄れていくグレイの意識に、一つの感覚が芽生える。
それは、『そいつ』の腕を少し掠ったと同時に起きた。
『熱い』
すると、ふいにその腕に手を伸ばしたくなった。
何故だろう、涙が頬をつたう。
「あ、う」
水中じゃ声が上手く出せないが、確かに言った。
(ナツ)
だが。
それでも、グレイは手を伸ばさない。
そのまま深く深く、落ちていった。
どこか、低く熱い声で「グレイ」と呼ばれた気がした。
ここは、どこだろうか。
海、ではない。
もうこの世界は慣れてきて、またモノクロームへと戻りつつある。
落ちてく感覚は変わらないというのに。
暗く、蒼さが少なくなってきた場所で体は止まる。
もう、あの恋しい熱い腕はない。
「—————」
頭を下に落ちてきたので、本当の上を見るのが難しい。
諦めたが、目の前に大きな光が見えた。
それは碧く輝く、大いなる光。
(まるで、)
陥落する意識の中。
グレイは確かに、自分自身の核を見ていた。
流れるモノクロームの意識と、拾おうとする色彩の腕。
それでも青年は、探す事を選んだ。
自身の、核を。
END
エルザ様、リクエストありがとうございました!
ナツグレに見えませんね・・・すいません><
あ、内容的には以前あげさせていただいたグレイver.のglitterに若干あ
わせてあります。
グレイが最後に落ちたところは、どこなのでしょうか。
・・・・す、すいません!!
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