BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 文スト 太中 【文豪ストレイドッグス】
- 日時: 2016/06/19 07:20
- 名前: ハフェズ (ID: 9KS5hO21)
注意
太宰×中也書こうと思います
(思ったよりシリアス展開です。太宰さんが病んでます)
太中(中太)嫌いと言う方は御遠慮下さい
全て自己責任でお願い致します
初投稿になりますので、誤字脱字、その他色々な
御迷惑をお掛けするやもしれません。御了承下さい
評価に限らずコメントなど頂けると嬉しいです
太宰・中也について共感し合いましょう!
多分ですが、数ヶ月の間更新することができません
できるだけ早くここに来て、続きを書けるようにがんばります
【2016.1/31 参照1000突破致しました!ありがとうございます!】
【2016.3/14 参照2000突破致しました!ありがとうございます!】
【2016.4/14 参照3000突破致しました!ありがとうございます!】
【2016.4/23 参照4000突破致しました!ありがとうございます!】
【2016.5/1 参照5000突破致しました!ありがとうございます!】
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【2016.6/10 参照9000突破致しました!ありがとうございます!】
【2016.6/19 参照10000突破致しました!ありがとうございます!】
- Re: 文スト 太中 ( No.1 )
- 日時: 2015/12/16 19:04
- 名前: ハフェズ (ID: Zxn9v51j)
彼は誰のものでもない。
私も又、彼のものではない。
だけど私は彼が欲しい。自分だけのものにしたい。
此れはそんな私と彼、中也の物語。
《学パロになりそうです…。それでも良いと言う方、どうかお付き合い下さい。
大人小説の方では双黒の太中のお話を書いてます。よろしければそちらもどうぞ》
- Re: 文スト 太中 ( No.2 )
- 日時: 2015/10/31 23:14
- 名前: ハフェズ (ID: GqvoTCxQ)
設定
・太宰治 :高2。趣味は自殺
・中原中也 :同じく高2。森さんの運営する養護施設に入っている
・芥川龍之介 :高1。太宰さんに憧れる。やつがれもまた、中也と同じ施設に入る
・森鴎外 :中也たちがいる養護施設の院長。本業は別にある
・尾崎紅葉 :中也たちが住む『舞姫荘』の管理者(女将的な)。姐さんと呼ばれる
・その他 : 安吾、織田作、樋口、探偵社の皆さんなどなど、気が向いたら出すかもしれません
*注意* 文汚いです
言動に違和感を感じるかもしれません(下手なので)
書きながらストーリーをまとめていくので、私自身先が読めておらず、
おかしなことを書いてしまうことがあると思います。更新も遅いです
- Re: 文スト 太中 ( No.3 )
- 日時: 2015/10/31 00:44
- 名前: ハフェズ (ID: GqvoTCxQ)
〜 洗脳してみた 〜
最近、と言っても一、二週間前程からだが、太宰が何だかおかしい。
自分の事を太宰治とフルネームで呼ぶ。詰まり、一人称が〝私〟から〝太宰治〟に変わったのだ。
しかしながら、中也は初めの頃こそ不気味がって落ち着きが無かったが、其れも最初の数日で慣れてしまい、今は太宰の横で二週間後に控えた試験の勉強をしていた。
「率直に言って」
「Frankly speaking,」
「死にたい気がする」
「I feel like ...dying...って、さっきから何で手前は縁起でも無い様な例文を出してくんだよ」
「アイ ハブ ノー アイデア」
「巫山戯ねぇでやれ」
「厭だ」
「は?」
「だって愉しく無いんだもーん」
そう言うと太宰は、手に持っていた英語の問題集をポンと閉じた。
「てか何で太宰治が中也の試験勉強の手伝いをしてあげなきゃならないの。試験は二週間後だよ?まだまだ、沢山日にちはあるよ?中也其れ解ってる?」
「煩ぇな。此方は解っててやってんだ、ぐだぐだ言ってねぇで付き合え」
「ええー。何其れ。勉強熱心にも程があるね」
呆れてから太宰は「知〜らない」と言って外方を向いた。
いつもの見馴れた通学路。近頃朝夕の気温が低くなり、其れにつれてセーターを着用した者が増えて来る。季節は、秋口。空気が澄んでいて今日は秋晴れだなぁ、と口にしたのが15分前。二人は問題を出しては答え合いながら学校へと向かっていた。
「良い点を取りたい気持ちも解らないでもないけどね、流石に今から始めるのは、張り切り過ぎと言うものだよ」
「そりゃお前からして見れば、そうかもしれねぇけど」
中也が頭の後ろで手を組みながら言う。
「…俺はあの人の為にも、良い点取らなきゃなんねえんだ」
「あの人って…、」
太宰は露骨に不快感を露わにし、顔を歪めた。
森さん…。太宰が呟く。
- Re: 文スト 太中 ( No.4 )
- 日時: 2015/11/01 00:02
- 名前: ハフェズ (ID: GqvoTCxQ)
「期待されてんだよ、俺は」
「さぁてどうだか。遊ばれてるのかも知れないよ」
「はっ。どーせ解らねぇだろうけど」
丸でお前には俺の気持ちなど理解出来ないだろうと言われた様な、否、明らかにそう言う意味を含んで発せられた中也の言葉は、更に太宰をムッとさせた。
「解らないね。大体君は勉強などせずとも、〝頭だけ〟は良い方だろう」
「だけ、は余計だ」
「…何だって好き好んでやろうと思うんだい?」
「別に勉強が好きな訳じゃねぇ」
「はぁ。益々理解不能」
「理解不能で結構!」
「お小さい方の使われる言葉は、太宰治には難解な言葉の様だね。中也の種族は皆、同じ感じなのかい?」
「っおい太宰!馬鹿にすんな!!」
中也の拳が空を切ったが、太宰は平然として其れを避けた。其の為文字通り拳は空を切っただけであった。
「駄目だめ、君の行動は全て此の太宰治の頭の中さ!」
太宰はそう言って自らの頭を指差して見せる。顔には例のドヤ顔が浮かべられていた。