BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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プリキュアのGL小説。(あきいち多め)
日時: 2017/08/17 20:32
名前: シーチキン (ID: TeXDu9yk)

初めまして、魚が大好きなシーチキンと申します。
今回、気分転換という理由でこちらの方に百合、すなわちGLを書くことにしました。
基本的にはプリキュアを書こうと思っております(というかプリキュアの百合書くために来た)。
創作や他アニメも書くかもしれません。

〜書く予定のもの〜
キラキラ☆プリキュアアラモードより
あきら×いちか(あきいち)
ゆかり×いちか(ゆかいち)
あきら×いちか×ゆかり(あきいちゆか)

魔法つかいプリキュア!より
みらい×リコ(みらリコ)

創作も書く予定。

などなど、プリキュア中心でいく予定です。それにしてもプリアラ、一貫しすぎてない?いちかちゃん受けで。趣味バレバレやん。

リクエストは創作のみ受け付けております。よろしくお願いします。m(_ _)m

Re: プリキュア多めのGL小説。 ( No.1 )
日時: 2017/06/16 22:00
名前: シーチキン (ID: MX8BW3Ro)

そういえば、カキコ別館って、NLも書いていいんだっけ……?
書いていいのなら書きたいな〜

Re: プリキュア多めのGL小説。 ( No.2 )
日時: 2017/06/17 07:41
名前: シーチキン (ID: pqfEfqdv)

あきいち好きな方は少ないと思いますが、好きな方が1人でも増えてほしいので。

無防備なきみに恋をする

 隣で幸せそうに眠る彼女を見て、どうしたものかと苦笑する。
「いちかちゃん、起きて」
 一応名前を呼ぶも、いちかは寝言を言うだけで起きそうにない。誰かに助けを呼びたいが、生憎あきらといちか以外、皆帰ってしまったのだ。
 家が隣なので、抱き抱えて帰ることも出来るが、そんな気にはならなかった。
 カウンター席でぐっすり眠っているいちかは笑っていて、とても幸せそうなのだ。手元には何やら色々と書き込んであるノートもあり、彼女が努力家なのが見てとれる。
 そのノートを見ていると、チョコレートケーキの作り方の下にある一文に目を引かれた。

『いつかあきらさんと二人でチョコレートケーキ作るぞー!』

 タイミングよく、いちかが「あきらさん……」と寝言を言うので、あきらは思わず笑ってしまう。可愛い。確かにそう思った。
 だが、いちかのほんのり赤い頬に触れようとした手を止める。何故だろう。手を伸ばせば届くことに、あきらは戸惑っていた。

Re: プリキュア多めのGL小説。 ( No.3 )
日時: 2017/06/17 08:17
名前: シーチキン (ID: pqfEfqdv)

多分1ページで全部書けますが、一応分けました。なんとなく。

 思えば、今日から様子がおかしいのだ。いちかとスイーツを作っていて、いちかと一緒に生活していて。いつもと何ら変わりない距離が、近く感じてしまう。名前を呼ぶと同時に向ける可愛らしい笑顔を見ると、鼓動が速くなる。そして、今の眠っている姿。
「……あぁ、そうか」
 あきらは、ようやく気付いた。初めての気持ちに。
「これが__」


 いちかが風邪を引かないようにと、上着を掛ける。宙に浮いていたペコリンが、ふよふよと降りてきた。
「ペコ? まだ帰らないペコ?」
「うん。いちかちゃんが起きるまではね」
 ペコリンは「ペコ」と言ってから、奥の方へと向かう。あきらは腕を組むと、そのまま眠りについた。



「ん〜よく寝たな〜」
 いちかは腕を上に伸ばすと、背中に何かがあるのに気付いた。
「あれ? これ、あきらさんの服……」
 隣を見て、ぴゃっと小さく驚く。あきらが眠っているのだ。Tシャツ姿なので、寝ていたいちかに上着を掛けたのだろう。そう思い、心の中で感謝する。
 寝ている姿もかっこいいな。そう思うと、頬が温かくなってくる。まだ、恋は終わっていない。
「……女性のあきらさんにも、やっぱり恋しちゃいますよ」
 今なら、綺麗な頬に触れることだって出来る。だが、手は動かない。心のどこかで、止めている。
 決して叶うことのない恋。そう分かっているのだ。誰にでも優しいあきらは、いちかを妹のようにしか見ていないだろう。
 今日は、いつも以上にあきらの傍にいた。気づいて欲しくて、笑顔を向けた。だが、あきらはいつも通りだった。
 だから、いいんだ。このままで。隣家の人として、プリキュアとして、友達として。この関係のままでいよう。
 いちかは一息つくと、呟いた。

「……好きです、あきらさん」

 その言葉は、届くわけもなく消えていった。


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