複雑・ファジー小説
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- 悪魔と神に魅入られし者 続編
- 日時: 2011/06/11 12:50
- 名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
はじめまして?久しぶり?どちらかはわかりませんがついにこちらまで手を伸ばしてしまいました。
描写もないし・・・というダメ文ですので見たくない方はここで戻るボタンクリック。小説もどきしか書けない作者なので・・・
とりあえずルール説明です。
1、「神文作者はここか?」→ここには紙文作者しか居ませんが?
2、「かりん?知らないよ」→読むか読まないかはご自由に
3、「更新亀はちょっと・・・」→読まなくて結構です
4、「荒らしに来たぜ☆」→お帰り願います
5、「そんなに小説書いて大丈夫?」→大丈夫なはずです
6、「かりんだ〜☆」→スクローr(殴
7、「題名に惹かれてやってきました」→内容があれでも文句言われないことを望みます
8、「ダメ文なんて・・・読めるか?」→最初に戻るボタンクリックしてくださいと申し上げましたヨ?
9、「わたしor僕も同じだよ?」→ありがとうございます。慰めてくださって・・・
10、「オリキャラ投稿だけに来た」→やめてください
ルールが長くなりましが、お楽しみ下さい
- Re: 悪魔と神に魅入られし者 続編 ( No.64 )
- 日時: 2011/07/02 23:25
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
>JOKER様
すごくないですって。
結果的に描写は少ないし見てると泣きたくなるぐらいのだめ作ですよ?
話ですか?考えたこと……ないですね。
書きたくなったときに書いてるんで……
参考にならなくてごめんなさい。
- Re: 悪魔と神に魅入られし者 続編 ( No.65 )
- 日時: 2011/07/03 18:33
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
地上編2(誠人目線)
「誠人。わたしよ。皐月よ」
「……?」
誰?
いきなり人の目の前に現れて……何がしたいんだこいつ……
皐月って言われてもな……
って、何いきなり泣き出してんだよこいつ!
「ど、どうしたんだ?」
とりあえず俺は声をかけたが……
「……」
答えろよ!
「えっと……と、とりあえず……座ろうか」
俺は校庭の片隅に存在するベンチを指差した。
「うん……」
皐月という娘はうなずいた。
「なぁ、何で泣いてるんだ?」
俺はベンチに座り、皐月に訊ねた。
「理由は、いえない……」
は?言えないじゃねぇよ。
と、言いそうになる気持ちを抑え……
「そっか」
とつぶやき、前を向いた。
- Re: 悪魔と神に魅入られし者 続編 ( No.66 )
- 日時: 2011/07/18 16:52
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
魔界編
「沙織はまだ、帰らぬか?」
蝋燭だけの明かりの部屋に、低く、鋭い声が響いた。
「はい。紅火とともにまだ、帰って来ていません」
落ち着いた声が響く。
その声を聞き、すぐあとに鋭い声が響く。
「一刻も早く……沙織を連れ戻せ!」
「わかりました」
その言葉をあいずに、その声の主は消えた。
- Re: 悪魔と神に魅入られし者 続編 ( No.67 )
- 日時: 2011/07/21 18:26
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
地上編3(沙織達)
「ん?」
「どうかしました?沙織様」
「いいえ……何とも無いわ」
その瞬間!
「沙織様!」
紅火が叫ぶ。
「え?」
沙織は自分の体が浮き上がるのを感じた。
「待って!沙織様」
紅火が沙織の手を掴もうとした……だが……
「紅火は邪魔よ!」
何者かに背中を殴られ、地面にたたきつけられた。
「……!」
「紅火!」
空が駆けつけ、紅火を抱き上げる。
その一部始終を見ていた沙織は、後ろにいるはずの者をにらみつけ、言った。
「あなた……お父様の手先ね」
「ふん。やはり……サタン様の娘だな」
そういって姿を見せたのは……
銀色の髪を一つにまとめた女の子だった。
「まさか……零?」
「ええ。そうよ。あなたがかえってこないからサタン様がお怒りになられたのよ」
「お父様が……」
「さぁ。魔界に帰るわよ」
「いやよ!」
わたしは叫ぶ。
その様子を見て零はあきれたようにため息をつき、水晶を出した。
「なら……これを見ても帰る気にならないかしら?」
その水晶に映っていたのは、皐月と誠人の姿だった。
そして、その後ろには、ナイフを構えた魔物の姿が……
「どういうこと?」
「沙織が魔界に帰らなければ……神の子とその人間は死ぬわよ?」
「そんなこと許されないはずよ?いくらお父様だって……皐月を殺すだなんて……」
「いいえ。死に値する掟を……神の子は破ったの」
「え?どういう意味?」
「空が、あの人間の記憶を消したわよね?」
「え……ええ」
「天界と魔界には、共通の掟があるの。記憶を消した人間の元へいってはならぬって掟がね」
「そ……そんな……」
「でも、サタン様なら、あの神の子を助けられるの。だから、魔界へ帰りなさい」
「……わかったわ」
すると、零の体から黒い光が出てきて、わたしの体を包んだ。
- Re: 悪魔と神に魅入られし者 続編 ( No.68 )
- 日時: 2011/08/01 12:44
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
魔界編2
そこには蝋燭がおいてあるだけの暗い場所。
沙織はこの世界が嫌いだった。
暗くじめじめしたこの世界が。
「沙織!」
低く、鋭い声が響いた。
「お父様……」
沙織が声の主を見つめた。
「やっと、汚らわしい人間界から帰ってきたな」
「汚らわしくなんかないわ!確かに……争いあうけど……でも、私たちより、優しく深い愛情を持っているんです」
「人間に毒されたか……まぁ、この世界にいるうちに、元の冷たい悪魔に戻るだろう。それで、零!」
「はい。あの件ならば、そろそろ、始まるかと」
「ほう。よくやった。これで、汚らわしい人間と汚れた神の子が片付くな」
「お父様!皐月達を……助けてくれるんじゃ……」
「いつ、そんな約束をした?」
「零……あなた、言ったじゃない。私が魔界に戻れば、皐月たちは助かるって……」
零は薄笑いを浮かべ、言った。
「馬鹿ね。信じたの?サタン様は、あなたが帰ってくれば、他はどうなってもいいのよ?」
「う……そ……騙したの?」
「サタン様がそうおっしゃっている。もう、覆せないわ」
「そんな……」
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