複雑・ファジー小説

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【あれ?】俺様の勇者伝説【1300参照?】
日時: 2011/09/18 16:27
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)

   
New!

第五十九話 >>356

アリスキャラ紹介 >>353

1200参照記念は
何を描こうか迷っているんで募集中 >>357

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

はじめまして、こんにちは。
俺の名前はミロカロス13です。

注意点!
俺は、小説を書き始めたばかりのヒヨっ子野郎です。
故に文法が間違っている、あるいは、変換ミスなどがあるかもしれません。
その際は、ご指導願います。

あと、ミロカロス13は学生なので、更新が休みの日しかできません!特別な休みとかは
平日でもやっているかもしれませんが・・・。
そこらへん、お願いします。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・


目次ですよー!

本編!

プロローグ>>001 
第一話>>002

戦争、いや大きな集団リンチ編
第二話>>005
第三話>>007
第四話>>008
第五話>>011
第五話ライヒ視点>>013

殺し屋ゼロちゃん編
第六話>>015
第七話>>023
第八話>>025

第九話>>032
第十話>>034
第十一話>>048
第十二話>>055

冒険は、始ま・・・る?編
第十三話>>068
第十四話>>089
第十五話>>095
第十六話>>097
第十七話>>100
第十八話>>101

バトル編
第十九話>>106 
第二十話>>110
第二十一話>>113
第二十二話>>114
第二十三話>>119
第二十四話>>120
第二十五話前編>>121
第二十五話後編>>123

本当の冒険編
第二十六話>>130
第二十七話シャドウ登場>>133
第二十八話>>138
第二十九話>>141
第三十話>>144
第三十一話ライシェル登場>>145
第三十二話>>148
第三十三話>>156
第三十四話>>160
第三十五話>>163
第三十六話>>166
第三十七話ラク登場>>173
第三十八話>>178
第三十九話>>187
第四十話アリア登場>>192

白い髪の青年(?)編
第四十一話>>195
第四十二話>>198
第四十三話>>218
第四十四話>>228
第四十五話>>235
第四十六話>>263
第四十七話>>274
第四十八話>>275
第四十九話>>276

蘇らされし人間編
第五十話>>295
第五十一話>>304
第五十二話>>311
第五十三話>>322
第五十四話>>342
第五十五話>>344

お城で遊ぼうよ編
第五十六話>>346
第五十七話>>347
第五十八話>>352


番外編!

クルアの子育て日記>>027
俺とゼロちゃんと遺跡探索>>052
メリルの一日>>153
メリルと作者>>194
ミスコン>>283

そのほか、イラスト!

キャラクターまとめ>>050
(ネタバレを含むので初見の方はやめたほうがいいです)
第一回人気投票結果>>099
第二回人気投票結果>>231
100参照記念>>072
200参照記念>>093
500参照記念>>190
700参照記念>>262
1100参照記念>>345
勇者のメリル>>072
女の子なメリル>>167
〜ミスコン絵〜
メリル>>284
ゼロ>>285 
シャドウ>>286
アリア>>288
ライヒ>>291
ライシェル>>292
ラク>>293
ダウト>>294
この小説の由来w>>316
ミロカロス13イメージ画>>319
「08」キャラ紹介 >>349
「少女」キャラ紹介 >>350


キャラクター募集した方たちの紹介

シャドウ・グレイフォス >>125
ゴッドシャドウ>>348
ライシェル >>128
ラク・ミロース >>134
アリア >>142

Re: 【1000参照】俺様の勇者伝説【ガチでありがとう】 ( No.339 )
日時: 2011/08/19 20:02
名前: ふーまさん (ID: wmDqaJUX)

ミロカロス13ー。アメピグってなんだー?

Re: 【1000参照】俺様の勇者伝説【ガチでありがとう】 ( No.340 )
日時: 2011/08/19 21:06
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: Wpc96rD2)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?494396

たまに知ってる人の名前検索したりするんですが、

「えええええええええええええええええええええええええ((((ry」

・・・・・ってなりました。女の人!?ってなりました。

母にはうるせえ!と怒鳴られました。



今ひゅるりは農園で野菜作りをたーまにやってます。

Re: 【1000参照】俺様の勇者伝説【ガチでありがとう】 ( No.341 )
日時: 2011/08/20 09:22
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)

狒牙さん>

覚えてますよ!
あぁ・・・たまに凄いスピードで更新するんですよね、俺。
って読みきったんですか!ありがとうございます!

ふーまさん>

アンタはまずブログというものを知れ。

ひゅるりさん>

あぁ、実際は男性ですからねーw
全然やってないです、俺はwww

俺様の勇者伝説 第五十四話 機械 ( No.342 )
日時: 2011/08/21 01:59
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)


「機械・・・?」

ラクのその言葉にライシェルは顔をしかめた。
ラクはコクン、と頷くと、そのままクルアを見る。
クルアを見るラクは、子供らしからぬ表情だった。
「何か、違和感があったんだ。
生き物の気配がしなかった。・・・まるでそう、感情の無いロボットみたいに冷たい空気が、俺には伝わった。」
ラクが淡々と言うと、ダウトが不思議そうにたずねる。

「なぜ、ラクはそこまで、わかっ、た?」
「・・・俺は龍でもあるからね。ちょっと龍の人格に手伝ってもらった。」
そう言って苦笑したラクに、ダウトは若干の違和感を覚えたが、自分の気のせいだと思い、それ以上何も言わなかった。

「クルア・・・さん。」
ライヒが今だ真っ黒と真っ赤を繰り返すクルアに話しかけた。
「クル・・・ア・・・俺は・・・クルア・ハインケル。」
クルアが機械音と共につぶやく。

「へぇ、姓はハインケルというんですか。
私はライヒ・アードバークです。以後お見知りおき・・・と言いたいですが、これから潰す相手にそれは無いですかね。」
フフッと笑ったライヒは妖艶だった。

「真っ赤・・・メリル・・・メリルを・・・守る・・・

俺は、ガキの血を見て黙る奴じゃぁ・・・」

クルアがまた何かつぶやくと、ライヒの方を目を細めながら見据え、剣を握り直した。
「俺を誰だと思ってる。

『あの』戦争の英雄、クルア・ハインケルだぞ・・・!」


そう言ったクルアは楽しそうにククッと笑った。

















「あ?それより話すことがある?」
メリルは面倒臭そうに言った。
ゼロもまた、面倒くさそうにしているが、どうやらかなり必要な情報らしく、顔は真剣である。
「そうじゃ。シャドウ、アリア、『あの』戦争を知っておるかぇ?」
ゼロがそう言うと、シャドウは何か知っている風の反応を示したが、アリアはわからなかったのか、首を傾げた。
「『あの』戦争ってなんですか・・・?」
アリアが控えめ気味にゼロに尋ねると、ゼロは淡々と答えた。

「名前をつけるのもおぞましい、最凶最悪のデカイ戦争じゃ。」

















「『あの』戦争は俺が頑張った。」
クルアが言う。
「ただの土地争いだった。それぞれの軍を引き、敵国を倒し土地や文化などを手に入れる。
どの国にもよくある戦争。
・・・だが、神は国を見離した。

知ってるか?俺の国、まんまと騙されて袋叩きにあったんだ。」

















「袋叩きって・・・?」
メリルが怪訝な顔でゼロを見つめる。
「敵軍が、他国と同盟を組んでおったのじゃ。」
ゼロがそう言うと、シャドウが不思議そうにゼロに聞く。
「む?同盟を組むことがおかしかったのか?」

「なんじゃ、シャドウ。主、さては名しか聞いたことないな?
良いじゃろう教えてやるかの・・・戦うときは、他国と同盟を組まないという約束を交わしたのじゃ。」

ゼロが何か懐かしむようにうんうんと頷きながら言う。
「そんなものを・・・。」
アリアがつぶやく。

「じゃが、敵国は私らを裏切った。」


第五十四話 完

俺様の勇者伝説 第五十五話 機械だから ( No.344 )
日時: 2011/08/22 19:32
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)

「俺が一番頑張ったのは裏切られたとき。
そりゃもう目は瞳孔ひらきっぱで、変な顔してたらしいぜ俺。」
クルアはそう言ってニヤッと笑う。
「さっ、戦おう、ガキ。今度は本気だ。」

クルアはそう言って、剣を構えた。








同時刻———。


「私も頑張ったんじゃが、なにぶん体力がなくての。
最後の切り札的な扱いじゃった。」
ゼロはそういうと剣を持って立ち上がる。
それにつられてシャドウも立ち上がった。
「ゆくぞ、クルアは本気じゃ。」
「・・・うん、いこう。」
4人はお互いを見て頷くと、クルアたちの元へと走っていった。

















「よっえぇぜ、お前ら。」
そこには倒れた4人がいた。
クルアは一番近くにいたダウトを見ると、その髪を掴んで上を向かせる。
「俺、機械だからよくわかんねーけどさ、アンタまだ戦えるだろ?
強そうだし。」
そう言って人懐っこい笑顔を浮べた。
「・・・おまえとは、たたかわない。」
ダウトがそう言うと、クルアは笑顔だった顔をしかめさせた。
「なんで?」

まるで子供のようにそう呟くクルアは、もう———壊れていた。

「なんで戦ってくれねーの?」
クルアは顔を上げた。

機械からは煙が出て、ショートしているようだった。

だがクルアは普通に喋っている。動いている。

4人と戦っているとき、決してクルアは無敵状態だったわけではない。

攻撃は受けた。

やはり機械、攻撃を受けたところからは機械の部品と思われるものが出ていた。


でも機械は止まるナイ。



「クルアッ!!」



そこへ幼い声が響いた。

「クルアッ!」

メリルだった。
「メリル・・・メリル・・・クルアのジュウヨウジンブツ、だな。」
クルアはそう小さく呟くと、剣を持ち直した。
「メリル、俺と戦えよ。」
壊れた機械。
今のクルアはまさにそれだ。
「クルア、壊れたんだな。」
メリルがクルアを見据えて言う。
「何の話だ?」
「とぼけんな。自分が一番わかってるだろう?」
メリルが目を鋭くし、殺気立たせると、クルアは拍子抜けしたように笑い出した。

「あぁ、あぁ!そうダヨ!俺はキカイだ!
俺はもうゲンカイダ!生きられなイ!戦えナイ!

お前に・・・メリルにモウ会エナイ。」

クルアはそう言って笑っていた声を止めた。
苦しそうに顔を歪ませる。目から涙は出ない。

機械だから。

「隠し事をしてたんダ。これはクルアからの伝言。
『本物』のクルアからだから、お前らきちんと聞いていろよ?」
クルアは歌うように言った。

「メリルにはさよならだ。俺はこの世にはいない。

きっと生意気なお前だから俺に悪態ついてるだろう。

ゼロにはごめんなさい。俺は死んでしまった。

お前は柄になく泣き虫だから聞いた瞬間泣いただろう。

メリルの仲間にはメリルをずっと想って。

アイツは属に言うツンデレだからお前らが引っ張ってやるんだ。」

クルアはそういうと、がくんっと膝をついた。
「・・・ERRORだ。もうすぐ俺は死ぬから、お前ら行っていいよ。」
クルアはそう言うと、ばたんと倒れる。
するとクルアの身体が浮く。
「あ・・・?」
上を向くとゼロとメリルの顔があった。
「勝手に死のうとすんな、クソ爺。俺は手前に言いたいことがあるんだ・・・!」
メリルはそう言うと、クルアの腕を自身の肩にのせて引きずる。
「私もクルアには言いたい事がたくさんあるからのぅ・・・。」
ゼロがそう言うと、片腕を自身の肩にのせた。

「城をでるぞ。」

「・・・離せヨ。俺ハ機械でモウ死ぬんだ。だから・・・、」
クルアが次の言葉を発しようとすると、メリルが遮る。

「っざけんなよ!!!!
手前はクルアじゃねぇ!そうだ、機械だ!別人だよ!
でも、そこにたとえ機械だろうが、人間だろうが死に掛けてる命があったら、見逃すわけにはいかねーんだよ!
それが人間だろう?かつてお前が・・・っつても今のお前にはわからないだろうけど、俺に教えてくれたことだ!
もう一回覚えなおせ!バカクルアァ!!!!」

ブレス無しでメリルは叫ぶように言う。
それを見てゼロがふふっと笑った。
「よいことを言ったのぅ、メリル。たしかにクルアの阿呆、言っておったわ、そんな事。」
そう言って、メリルを撫でる。
そしてクルアを見ると、その鋭い目を細めて言った。

「主は今クルアになっておる。言っておることも似ておる。
すがたかたち、ましてやスリーサイズも一緒じゃ。」

「おい、今の変態発言だ婆。」
メリルが何か呟いたがゼロは聞こえなかったようだ。

「じゃが、芯までは無理じゃったようじゃな。」

ゼロがそういい捨てると、クルアはフッと笑った。
「そうだな、所詮コピー・・・機械だな。
メリル、本当ありがとう。そんなこと言ったのはお前が初めてだ。」
そう言って笑った。
心の底からクルアは笑った。
「ふんっ・・・。」
メリルはそっぽを向いた。
照れているのか顔が赤い。
「城からはここから出られる。さぁ行こう。」
クルアは肩を貸してもらいながら扉を開けた。

だが・・・

「え・・・?」
そこは外ではなく、大きな広間。
汚れを知らない白で埋め尽くされた部屋だった。
「なんでだ・・・?ここから出られるはずなのに・・・。」
クルアが呟くと、ライシェルとラクとシャドウとゼロが何かに気づいた。
「誰かいる・・・。」
ラクが言った。
ラクは天井を見た。

「「あそこだっ!!」」

ライシェルとゼロが叫ぶ。
そこには赤いドレスに身を纏った少女が居た。

「あ、もう気づいたの?あーあ、しばらく観察しようと思ったのに。
いいや。じゃあ、とりあえず『君』は殺すね。」
少女が君と言った視線の先には———クルア。

「クルアァ!!」




第五十五話 完


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