複雑・ファジー小説

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神様チルドレン【久々更新】
日時: 2013/07/10 19:17
名前: 三月兎 (ID: kJLdBB9S)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6843

こんにちは、駄作者三月兎です。
またまた新たな話を書いてしまいました(^◇^;)

今回の話は能力をもった犯罪組織の話です。
彼らはいったい何を目的に……的な(-_-;)

リク・依頼掲示板より、オリキャラを募集しています。ぜひご確認ください。

【お客様】

・無花果様
・けろけ様
・純金リップ様
・tetu様
・めい様
・秋桜様
・てら様
・竜胆様
・馬屋様
・いんせ様

【オリキャラ提供者様】

・666様
・磁石様
・金平糖様
・無花果様
・いたみ様
・小説馬子様
・グレイ様
・tetu様
・柚子様
・ミク様
・忍月様
・たもつ様
・馬屋様
・てら様
・noeru様
・Dr.クロ様
・柏様

【世界観、メンバー】>>1

【物語】
プロローグ>>2

第一章〜神様チルドレン〜
>>3>>4>>10>>14>>18>>21>>25>>26>>29->>33>>35>>38>>45>>56>>59


【参照900突破記念雑談】>>34
【バレンタイン番外編】>>41
【替え歌(ナル姫様より)】>>44

Re: 神様チルドレン【参照900突破ありがとう!】 ( No.43 )
日時: 2013/02/16 21:36
名前: 三月兎 (ID: UgVNLVY0)

純金リップさん

コメントありがとうございます。
めっちゃ嬉しいです(●´ー`●)

はい、バレンタインねたですよ笑
私もなんで書いたかわかりません。リア充いなくなれーっですよ笑

小説面白いだなんて最高の褒め言葉すぎて泣けてきます(;_;)
感謝感謝です(≧▽≦)

これからもよろしくお願いします。

Re: 神様チルドレン【参照900突破ありがとう!】 ( No.44 )
日時: 2013/02/16 21:38
名前: 三月兎 (ID: UgVNLVY0)


『神様チルドレン』で
チルドレンレコード



白いiPhoneを確かめて 少しニヤッとして合図する
湧いてくその気持ちが ドアをノックした瞬間に 溢れそうになるよ
「モウイイカイ?」目を凝らして犯す犯罪者
あの日躊躇した脳裏から「今だ、走り出せ」とコードが鳴り出しそう

愛しくて、辛くて、世界が嫌ったヒトの
酷く理不尽な『能力』 活用しなくちゃ、未来は生み出せない

少年少女、前を向く 赤い返り血さえ希望論だって
「ツレモドセ」 「ツレモドセ」
三日月が宵に光り出す
さぁさぁ、コードを0で刻め 常識を遥か越えた世界で
オーバーな能力戦線へ


「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な眼
「ほら出番だ」その力で 目を覚ました本能は止まらない
もう夜が深くなる 「オコサマ」でも燃える能力戦
逆境ぐあいがクールだろ? 敗けないよまだまだ ほらもっと!もっと!!

イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば
考えてちゃ怖いでしょう? ほらノっかってこうぜ
ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだ仲間が渦巻けば
冗談じゃない出来るはず そのハイエンドの風景の未来で

さぁどうだい?この世界も、すれ違いそうだった感情も
「悪くないかな?」 目を開き、手を取り合ったら
案外チープな言葉も 「合い言葉だ」って分かり合う
少しだけ前を向ける


少年少女、前を向く 赤い返り血すら希望論なんて
思い出し、口に出す 不可思議な力と仲間を
「ねぇねぇ、突飛な未来のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」

事件は終わる


少年少女前を向け! 赤い返り血すら希望論だって
「ツカミトレ」 「ツカミトレ」と
太陽が顔を覗かせる
さぁさぁ、コールだ 最後にしよう 最善策はその目を見開いた
オーバーな能力戦線 感情性の常識を越えて!




ーーー

ナル姫様に書いていただいた替え歌です(●´ー`●)
素晴らしいですね!

Re: 神様チルドレン【参照900突破ありがとう!】 ( No.45 )
日時: 2013/02/21 21:02
名前: 三月兎 (ID: DMJX5uWW)


 「止まれガキども!」

 屋敷の通路に響く男の怒声に、尚は苛立たしそうに頭をかきながら振り返った。樹と蘭斗も、同じように振り返る。
 そこで三人の視界に入ったのは、十人ほどの警備員の姿だった。先頭の五人が銃を構えているところを見ると、他の警備員も所持しているだろう。

 尚は警戒心むき出しの彼らを鼻で笑い、呆れたような口ぶりで言う。

 「ハッ、その『ガキども』に銃を使うだなんて、ずいぶん大人気ねえんだなあ」
 「う、うるさい!」

 一人の警備員はそう叫び、血走った眼を尚達に向けた。
 圧倒的に自分たちが有利に感じるはずなのに、その様子はおびえているようにも見える。

 「お前たちは『神様チルドレン』なんだろ!?」

 その言葉に、樹はピクリと眉を動かした。蘭斗は樹のほうを見ないまま、彼にだけ聞こえるような音量でつぶやく。

 「樹さん……。一般情報網じゃ、知られないんだよな……?」
 「ああ。仙川が裏社会の人間なら知ってても仕方ないが」

 樹は蘭斗にそう返すと、警備員のほうへと足を踏み出した。
 警備員はあわてたように声を漏らす。

 「う、動くな!動いたら撃つぞ!言うことを聞け!」

 しかし、樹は全くそれに反応しなかった。ゆっくりと、何かを確かめるように彼らに歩み寄っていく。
 蘭斗と尚は、ただその背中に目をやっていた。

 「来るなって言ってんだろおっ!!」

 警備員の一人が狂ったようにそう叫ぶ。そして次の瞬間バンッという銃声が響き、それとほぼ同時にカランカランと乾いた何かの音がした。

 「え……」

 警備員は驚愕に瞳を揺らし、震える声でつぶやいた。それは樹に銃を向けたもの以外も同じ。皆が、呆然とした様子で固まっていた。

 「……危ないな」
 「な……!?今打ったはずなのに……!」

 冷や汗すらかかず目の前に立っている樹を見て、警備員はかすれた声を張り上げる。
 それに対し樹は、何も言わずに足を動かした。彼のはいているローファーのつま先に何かが当たり、再びカランと音がする。

 樹が蹴ったそれは、きれいに真っ二つに裂けた銃弾だった。

 「こうなりたいか……?」
 「ひっ……!どうして……」

 静かだが覇気を感じるその声に、警備員たちは顔を引きつらせる。しかし、彼らもそこで引くわけにはいかないのだろう。
 必死に声を振り絞り、無事でいる樹に問いかけた。

 それに答えるかのように、樹はスッと瞼を閉じる。
 あまりに無防備なその姿に、警備員が怪訝そうに眉を寄せた……その時だった。

 スパッという空を切る音が聞こえたと同時に、警備員の頬に痛みが走る。
 その違和感に思わず自分の頬に手をやると、べっとりとした気持ちの悪い感覚を覚え、その手に視線をやった。
 頬に触れた指先は、赤く染まっている。

 「だ、大丈夫ですか!?」

 愕然としている警備員に、別の警備員が声をかけた。
 
 「……刃物か……?」
 「いや?」

 警備員は仲間に返事をせず、樹にそう聞いた。樹は軽く首を振る。
 彼の髪の毛はふわふわと浮いているように見えた。

 「小林さん!気にしてる場合じゃありませんよ!」

 どうやら目の前にいる警備員は小林さんというらしい。
 後ろからそう声を上げた彼より若い警備員は、銃を構え前に飛び出す。

 「若いのは勇気があっていいねえ」

 尚は珍しく、穏やかな口ぶりでそう言った。彼のが年下だというのに。

Re: 神様チルドレン【参照900突破ありがとう!】 ( No.46 )
日時: 2013/02/22 01:44
名前: 無花果 ◆VnpZyIK0Ao (ID: 4qcwcNq5)

待ってましたぁ!!!

あいも変わらず流石の文才ですこと!!

やっぱりこの小説大好きですww
友達にジャンジャン紹介してしまいましたww

・・・迷惑だったらごめんなさい(汗)

ちなみに友人たちには好評ですww

続き楽しみにしていますww

Re: 神様チルドレン【参照900突破ありがとう!】 ( No.47 )
日時: 2013/02/22 22:30
名前: 三月兎 (ID: DMJX5uWW)

無花果さん

ありがとうございます!(●´ー`●)

文才だなんてそんな……泣けます。感激ではげます笑
大好きだって言われて喜びながら死ねます笑

迷惑なわけないじゃないですか!
むしろとても嬉しいです(〃艸〃)
更新頑張っていくので、これからもよろしくお願いします!


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