複雑・ファジー小説
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- 神様チルドレン【久々更新】
- 日時: 2013/07/10 19:17
- 名前: 三月兎 (ID: kJLdBB9S)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6843
こんにちは、駄作者三月兎です。
またまた新たな話を書いてしまいました(^◇^;)
今回の話は能力をもった犯罪組織の話です。
彼らはいったい何を目的に……的な(-_-;)
リク・依頼掲示板より、オリキャラを募集しています。ぜひご確認ください。
【お客様】
・無花果様
・けろけ様
・純金リップ様
・tetu様
・めい様
・秋桜様
・てら様
・竜胆様
・馬屋様
・いんせ様
【オリキャラ提供者様】
・666様
・磁石様
・金平糖様
・無花果様
・いたみ様
・小説馬子様
・グレイ様
・tetu様
・柚子様
・ミク様
・忍月様
・たもつ様
・馬屋様
・てら様
・noeru様
・Dr.クロ様
・柏様
【世界観、メンバー】>>1
【物語】
プロローグ>>2
第一章〜神様チルドレン〜
>>3>>4>>10>>14>>18>>21>>25>>26>>29->>33>>35>>38>>45>>56>>59
【参照900突破記念雑談】>>34
【バレンタイン番外編】>>41
【替え歌(ナル姫様より)】>>44
- Re: 神様チルドレン【オリキャラ募集中】 ( No.23 )
- 日時: 2012/11/28 18:46
- 名前: てら (ID: omWr5eXd)
能力モノ発見!
しかも面白いだと…!
…あ、どうもこんにちは
てら と申すモノです
いいですね
能力系小説とオリ募は僕の大好物です(笑
というわけで(今は無理ですが)オリ投下してきますね
更新頑張ってください!
では
- Re: 神様チルドレン【オリキャラ募集中】 ( No.24 )
- 日時: 2012/11/29 20:11
- 名前: 三月兎 (ID: eldbtQ7Y)
tetuさん!
ありがとうございます♪───O(≧∇≦)O────♪
頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします!
てらさん!
はじめまして!コメありがとうございます(((o(*゜▽゜*)o)))
とっても嬉しかったです!
お、オリキャラ投稿してくださるんですか!?ぜひお願いします((((;゜Д゜)))))))
これからもよろしくお願いしますね!
皆さん本当にありがとうございます。
実は今週からテストがはじまり、更新がかなり不規則になります。
申し訳ありませんが、更新できるまで待っていてください!
続きは必ず書きます。
- Re: 神様チルドレン【オリキャラ募集中】 ( No.25 )
- 日時: 2012/12/08 11:58
- 名前: 三月兎 (ID: 57S6xAsa)
「もったいぶってないで、早く話してくださいよー」
一方鐘咲家リビングでは、航と同じように壁にもたれかかっていた少年がムウっとした表情で言った。
少年は金色の短髪で前髪を赤いピン2本で止めている。瞳は明るいオレンジ色をしていて、制服の着こなしも派手だ。カーディガンのかわりか、紫のパーカーを羽織っている。
「涼君、落ち着いてくださいよぉ」
次に口を開いたのは、私立の制服を着た少女だった。
背中当たりまでの茶色いストレートの髪に、大きな黄色がかった瞳。
身長は160cmくらいだろう。細いところは細いが、太ももや二の腕などは少しばかりムチムチしていた。
女の子体系というのだろうか。胸もかなり大きい。それこそ立夏と言い勝負だ。
「美雨ちゃんだって顔に書いてあるよ。早く話してって!」
「マジックでですか!?ちょっと鏡見て来ますー」
「いや、そういうことじゃないけど……」
涼ら困ったように頬をかくと、リビングを出て行こうする美雨の腕を掴んだ。
美雨は頭の上にはてなマークをたくさん浮かべて、涼を不思議そうに見つめる。
そんな2人をあきれたように眺め、航の隣で胡座をかいていた少年が響に視線を浴びせた。
「で、団長?話の続きは?」
「……そうだね」
響もどこか緊張感のない中、そう言い出した少年を見た。
少年はジャラジャラ派手なネックレスをかけていて、右耳にはピアス5つもついている。
髪は色素の抜けたような金髪で、瞳は鮮やかな青色をしている。
座っているから身長はわかりにくいが、おそらく180cm以上はあるだろう。
「今回はね、ヤクザを狙う予定じゃないんだ」
「え?」
詩織は驚いたように声をあげた。
ほかのメンバーも、お互いに顔を見合わせる。
響はつづけた。
「いや、ヤクザじゃないと言えば嘘になる。ヤクザと関わっている大富豪、かな?」
響はフフッと笑った。
その瞬間、ドタバタと廊下を走る音が聞こえてくる。
皆が思わずリビングのドアを見つめたとき、そこが勢いよく開かれ、2人の人間が転がり込んで来た。
「お、おくれてごめーん!!」
先に入って来た茶色いボブヘアの少女か、ヘラヘラと笑いながら顔をあげた。
色白で可愛らしい、雰囲気はまさにアイドルだが大きなサングラスが違和感しか放ってない。
「まい、人の家にはいるときはインターホン鳴らしてね。いくら鍵かけてないからって……」
「俺は鳴らそうって言ったんだけどな」
まいに腕を掴まれ一緒になって転がり込んだ少年が、紺色の髪をかきながら呟いた。
「樹、まいと一緒だったのかい?」
「ああ、そこで会っただけだけどな」
樹はいつもと同じように、表情を変えずに言った。
- Re: 神様チルドレン【オリキャラ募集中】 ( No.26 )
- 日時: 2012/12/12 21:41
- 名前: 三月兎 (ID: eldbtQ7Y)
「それと……きてそうそう悪いけど、今回まいは抜けてもらいたいんだ」
「ええ!なんで!?」
遠慮がちに、しかし突然響の放った言葉に、まいはおもわず叫んだ。響は続ける。
「相手は大富豪なんだよ。警備が半端じゃないことはもうわかってる。今までのヤクザたちはアイドルにあまり興味がなかったから少し顔を隠せば気づかれなかったけど、警備員なんて多種多用なわけだし」
「それはそうですけど、その辺は純一君がなんとかしてくれるじゃん」
「純一の体力がもたなかったらどうするの?」
唇を尖らせるまいに、響は呆れたように言った。
「それは……!」
「俺だってまいにも参加してほしい。だけど人気も出て来て忙しいだろ?まいがテレビ局にいないと大騒ぎになる」
「その辺は問題ないわ」
まいがなにかいう前に語る響に、詩織は声をあげた。
まいも響も、同時に詩織を見つめる。
「私の能力で、テレビ局にいるようにみせれば大丈夫でしょ?」
「そうですよぉ!やっぱり仕事は皆でやらないと!それに団長もらいつも言ってるじゃないですかぁ!「皆揃っての俺たちだ」だって!」
たんたんとした口調で言う詩織に続き、美雨も響に異議を唱えた。
女の子3人の勢いにたじろぎながらも、響はそれによって考えるそぶりをみせる。
「……そうだな。悪かったよ。じゃあまいと詩織は今から、テレビ局に行って準備してきてくれ。終わったら連絡をくれると助かる」
「了解」
「え〜、私今来たばっかだよ〜?」
なおもうだうだとし続けるまいに、「誰のためだと思ってんの!?」と怒鳴りつけながら、詩織は大股でリビングを出て行った。その右手はまいの左手を、がっしり掴んでいる。
「……それにしても、俺やまいより遅いなんて影無さんたちは何をやってるんだ?」
「そうだね」
樹は小さく呟いて、ちらりと響に視線をやった。
響は答えたが、特に気にしてはいないらしい。鼻歌交じりに、iPhoneの画面を指でなぞり始める。
「ショータイムが近づいている」
誰かがポツリとそう言った。
*
「おはようございまーす!」
「こ、こんにちは……」
まいは飛び切りの作り笑顔で、テレビ局の中へと入って行く。
その後ろから、詩織が緊張で顔をこわばらせながら室内に足を踏み入れた。
「しおりん、もっと楽しもうよー!」
「ちょ……まいと一緒にしないで!」
全く緊張感のないまいを睨みつけ、「で、マネージャーは?」と付け加えた。
まいは早足になりながら、テレビ局の中を見回す。そして曲がり角の前で足を止めた。
「あの人だよ」
わざとらしく声の音量を下げ、まいは男性を指差す。男性黒髪に大きなメガネをかけており、いかにも弱そうな雰囲気をたずさえていた。
「……あの人ね」.
詩織は男性を確認し、持っていたカバンからスケッチブックと赤い色鉛筆をとりだす。
そして色鉛筆を持ち、スケッチブックに芯を走らせた。
真っ白だったスケッチブックは、徐々に赤い何かが描かれていく。
集中している詩織からは、不思議な青いオーラが放たれていた。
ふわふわと髪の毛の先は浮かんでいるようにすら見える。
「できた……!」
詩織がそう声を漏らした瞬間青いオーラはふっと消え、同時に目の前に青い煙が現れた。
もくもくとした煙が消える頃、そこには一人の少女の姿があった。
茶色いボブに明るいオレンジの瞳。その容姿はまいと瓜二つ、いや同じだった。
「まいのかわりにアイドル活動して。できるわよね?」
詩織の言葉に【まい】はこくりとうなずき、曲がり角を曲がって消えて行った。
そしてその先からは「まいちゃん!どこ行ってたのさぁ!」と、オドオドした男性の声が聞こえる。
まいはその様子を耳で聞きながら、先ほど詩織がかいたスケッチブックを覗き込んだ。
そして感嘆の声を漏らす。
「相変わらずすごいねぇ!しおりんの能力」
「な、なによ今さら!当たり前じゃない!」
詩織は少し頬を紅潮させながら、そっぽを向いてそう言った。
彼女の能力はスケッチブックに書いたものを、確実に実物として表す能力である。これだけでもかなりすごい能力だが、まいが言ったのはそこではなかった。
まいは心の中で(こんな絵から私が出来上がることがだけど……)と考えつつ、もう一度スケッチブックを見直す。
そこにあるのはまいとは似てもにつかないほどの絵だった。もはや女子校生の絵とも言えないほどにド下手である。
人間とも言いにくい物体を書いて起きながら、どうしてしっかりと自分が出来上がったのか、まいはつくづく不思議に思うのだった。
- Re: 神様チルドレン【オリキャラ募集中】 ( No.27 )
- 日時: 2012/12/14 21:22
- 名前: tetu ◆bk8TpmBxRM (ID: B2ieMulP)
ガンバレー
楽しみにしてるよ
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