二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- *仮面ライダー*
- 日時: 2011/05/07 22:38
- 名前: 優貴 (ID: AZJJ1pU1)
初めまして。または、おはようございます。または、こんにちは。または、こんばんは。
優貴と申します!
仮面ライダー好きな、女です。男じゃないですよー←
以下、注意書きです。↓
*この書き方とかテンション気に入らない・てかこいつ(優貴)自体気に入らない!って人は戻るボタンをポチッとな♪←
*荒らし・誹謗中傷・批評等はやめてください。私のガラスのハートが傷付きます←
*駄作ばかりです。文才無いです。
*リクエスト等は喜んで受け付けますが、電王・DCD・W・OOOの内でお願いします。それ以外は全く分からないので…
*殆ど短編です。
*更新ペースはどうなるか分かりません。もしカタツムリ更新になっても許してやってください^p^;←
…以上の事が守れる&私のテンションについていける方は、読んでやってくださると嬉しいです^^;
不束者ですが、宜しくお願いします!←
*スレッド作成 2011/05/01
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- Re: *仮面ライダー* ( No.40 )
- 日時: 2011/08/30 16:27
- 名前: 優貴 (ID: uy93aNdK)
息抜きがてら伊達さん&後藤さんネター!
「伊達先生……」
保健室の扉が僅かにがらがらと音をたてゆっくりと開いたかと思うと、男子生徒の弱々しい声が聞こえてきた。
一見体調を崩し保健室に駆け込んできた生徒に見えなくもないが、伊達と呼ばれた男教師は彼の姿を見るなり、心配する様子もなくにこっと明るく微笑んだ。
「おう、後藤ちゃん! 今度はどうしたの?」
彼の名は伊達明。鴻上学園高等学校の一教師である。担当教科は保健体育。
何をするにも豪快で大雑把ではあるが、時に厳しく時に優しく、常に明るい良い教師だと生徒からはとても好かれている。
そして後藤と呼ばれた生徒の名は、後藤慎太郎。
鴻上学園高等学校の生徒会長。無口で無愛想で几帳面な性格だが、真面目でクールで頭の回転も速い。どんな仕事も着々と、素早く丁寧に、そして正確にこなしてしまう優等生。そのため、生徒からだけでなく、教師からの信頼も厚い。
完璧でなんでもできる——ように見えるが、伊達だけにたまに見せる“弱み”もあったりする。
「報告書の締め切り日、勘違いしてたみたいで……もう一週間も遅れてるんです……」
じんわり、と後藤の目が潤む。伊達はそんな後藤を見つめ明るく笑うと、大丈夫だって、と言い元気付けるように後藤の肩にぽんと手を置いた。
「俺なんか小学生の頃、夏休みの宿題を夏休み明けて三週間ぐらい後に提出して、お袋と先生に死ぬ程叱られた事あるから! 一週間ぐらい全然大丈夫だって!」
もはや輝かしい程の爽やかな笑みを浮べて、実に堂々と言い張る伊達を見て後藤は、一瞬きょとんとした表情を浮べてから、思わずぷっと吹き出した。
「全く、何やってるんですか。伊達先生ってば……」
そう言ってくすくすと微笑む後藤を見て伊達も微笑を浮べ、後藤の頭を優しく撫でた。後藤の黒髪がふわふわとゆるく揺れる。
「やっぱり後藤ちゃんには笑顔が一番だって」
後藤はそう聞くなりかあっと照れ臭そうに頬を赤らめ、
「もう、伊達先生ってば、からかわないでください」
と視線をそらした。
(あー、可愛いなー)
伊達はそんな後藤を見つめながら、ふっと柔らかく微笑んだのだった。
伊達さんも後藤さんの事を気に入ってるし可愛がってて、後藤さんも伊達さんに対して憧憬の念を抱いてるし、尊敬してるみたいな感じです^^
- Re: *仮面ライダー* ( No.41 )
- 日時: 2011/08/30 16:29
- 名前: 優貴 (ID: uy93aNdK)
アンク(+映司)と後藤さんが校内でばったり出会います!
二時限目の音楽が終わり、中間休み。
映司とアンクが教室に戻ろうと、階段をおりていた時。
「あっ、後藤さん?」
映司が階段を上がろうと近づいてくるとある人物の姿を見つけ、嬉しそうに声をあげる。
その声に反応し名前を呼ばれたその人物が、映司の方へ向く。
「火野?」
彼は、後藤慎太郎。
映司と後藤は、家が近所で付き合いも長く、互いに相手に対してよき先輩、よき後輩というイメージを抱いていて、それなりに仲も良い。
「わあ、なんか“久しぶり”って感じです! ここ一ヶ月くらいあまり話す機会とか無かったですよね? 朝会で見かける事はありましたけど。学年も違うし、家が近所でも、最近なかなか会えませんもんね」
「ああ。最近生徒会の仕事やら個人の仕事やら色々忙しくて、放課後も少し残っていたりするから、少し他人と帰る時間が微妙に遅くなってるんだ。朝も以前より少し早めに出ているしな」
「ひえ〜……生徒会って大変なんですね」
後藤は三年生になってから生徒会長になったため、今までも、学年が違うという事もありただでさえあまり話す機会が無かったというのに、以前よりも更に話す機会がなくなってしまったのだ。
それに以前は登校時や下校時にたまに話す機会があったものの、今となっては登校、下校する時間まで違ってきたとなると、もはや話す機会など皆無といっても過言ではない。
映司は、比奈ちゃんも後藤さんと話したがってたのにな、とこの場に比奈がいない事を少し残念に思いつつも、それを紛らわすように明るく微笑んだ。
「そんなに大変なのに、皆のために精一杯努力して……やっぱり後藤さんは凄いですよ! 尊敬します……」
「そ、それは流石に大袈裟だろう……」
「大袈裟なんかじゃないですって! 無理しない程度に頑張ってくださいね」
「……ああ。有り難うな火野」
映司は笑顔で応援の言葉を言う。そんな映司を見て後藤もつられたように少し嬉しそうに微笑を浮べると、感謝の言葉を返した。そして、密かに、良い後輩を持ったな、としみじみ思う。
すると後藤はふとアンクの方に視線をやる。
その瞬間、後藤が僅かに顔を顰めた。
「……お前、赤羽アンク、だったな?」
「……それが?」
後藤は真面目で曲がった事は許せないような性格だ。対してアンクは、“鴻上高の王”と称される五人の内の一人であり、この学校の殆どの生徒から“不良”というイメージを持たれている。
そんなアンクを後藤が厭わしく思わないわけがない。
「そのチャラチャラした服装や髪型、どうにかならないのか? 鴻上高の風紀を乱されては困るんだが」
「ああ?」
一方こちらは、自分に関する事に文句を言われ、アンクが黙っているわけがない。
「うるせえんだよ、俺の勝手だろうが。俺にとっちゃお前みたいな馬鹿みたいに真面目な奴の方が気に入らんがなあ」
「なんだと?」
まさに売り言葉に買い言葉。
火花が散らんばかりに睨み合う。
そんな二人を見て、映司が慌てて止めに入る。
「ちょ、ちょっとアンク落ち着けって! 仮にも相手は先輩だし、生徒会長なんだからそんな言葉遣いしちゃ駄目だろ! 後藤さんも落ち着いてください! アンクは確かにこんな容姿してるし態度も悪いですけど、根は良い奴なんですって!」
そう“根は良い奴なんだ”と言った後、映司は他人に聞こえないくらいの声で“多分”と密かに付け足した。幸いにも二人には聞こえていないらしい。
二人とも漸く落ち着いたのか、軽く互いに睨み合いながらも、
「仕方ないな……今回は火野に免じて許してやるか」
「……はっ! やってられないな……おい映司、行くぞ」
ぐい、とアンクに腕を引っ張られながらも、
「あっ、じゃあ俺はこれで!」
とぺこりと礼儀正しく頭を下げてから、アンクの後をついて行った。
後藤はそんな二人の後姿を見つめながら、小さく溜め息を吐いた。
仲の悪いアンクと後藤さんが好きですw
次回やっと“鴻上高の王”が勢揃いしますよ♪
- Re: *仮面ライダー* ( No.42 )
- 日時: 2011/09/05 17:12
- 名前: 優貴 (ID: uy93aNdK)
祝! グリード組登場ネタ!
それは昼休みの事だった。
いつも通り映司とアンクが一緒に、各々の昼食を食べていた時、教室の扉がガラガラと音をたてて開いた。
「失礼しまーす」
その瞬間、教室にいた数人の生徒が一瞬表情を強張らせる。どうしたのだろう、と映司が扉の方へ振り向くと、映司までもが他の生徒と同じように表情を強張らせた。
しかしアンクだけは、一人、平然とした——僅かながら、少し不機嫌そうなオーラを感じるが——表情でその人物を見つめていた。
「なんだ、お前らか」
そう、それは、“鴻上高の王”と称され恐れられる生徒達だった。
「なんか久しぶりだね、アンク」
そう言ってうっすらと微笑を浮べる、綺麗な銀色の髪の少年。
黄瀬カザリ。
「そうよ、急に会いに来てくれなくなっちゃって……寂しいじゃない」
「おれ、急に来てくれなくなったから、びっくりしたー」
どこか怒ったような表情を浮べて話す、大人びた口調の、長い黒髪の少女。
青海メズール。
そのメズールの横に立つ、少し幼い口調の、黒髪の長身の男。
灰庭ガメル。
そして少し不機嫌そうな表情を浮かべカザリの横に立つ、不良っぽい外見の茶髪の男。
緑川ウヴァ。
この四人にアンクを含めたこの五人こそが、“鴻上高の王”なのである。
(うわあ……やっぱ全員そろうと、すごいな……)
映司は感じる恐怖感などに軽く圧されそうになりつつも、平静を装い弁当を頬張り続ける。
「何か用事でもあるのか」
「まあ……いっつもの事で悪いんだけど、この虫頭にまた勉強教えてやってくれない? 一応僕とメズールだけで頑張ったんだけど、ウヴァの虫頭にはもうお手上げなんだよね」
カザリがウヴァを指差しながら溜め息混じりに話す。ウヴァは“虫頭”と呼ばれたのが気に食わなかったらしく、誰が虫頭だ、と苛立った様子でぼそりと呟く。
アンクはカザリの話を聞いて、仕方ないとばかりに溜め息を吐いた。
「分かった。今日の放課後すぐにお前の家行ってやるから、大人しく待っとけよ? 前みたいに逃げ出したら今度こそは息の根止めるからな」
「わ……分かったよ」
ウヴァはばつが悪そうに頭を軽く片手で掻きながらも、渋々了承した。その隣でガメルが“息の根止めるってどーゆー事ー?”などと純粋な眼差しをメズールに向けながら問いかけているが、メズールは“貴方は知らなくて良いのよ”と苦笑を浮べながら言った。
映司はそんな五人の様子を、少し意外そうに見つめていた。
(皆仲良いんだ……しかも、明るそうだし)
もっと圧迫感があり、他人を絶対に寄せ付けないようなオーラがある、というようなマイナス方面なイメージを抱いていたが、意外と親しみやすいんじゃないか、と映司はふと思った。
するとメズールがふと映司の方へ振り向き、あら、と小さく声をあげた。
「貴方、火野映司くんよね?」
「えっ、あっ、はい」
まさか話しかけられるとは思っていなかったようで、一瞬びくっと肩を跳ね上げながらも返事をする。
するとメズールは、何故か嬉しそうに微笑んだ。
「あら、やっぱり貴方が火野映司くんなのね! アンクから話は聞いてるわ。アンクったら、もうすっかり貴方の事気に入っちゃってるみたいで——」
「えっ? それ本当?」
「おい! メズール、べらべら何でも喋るなよ」
映司に何でも話そうとするメズールをアンクが制止する。メズールは話を途中で遮られ少し残念そうにしながらも、あらごめんなさい、と少し棒読みがちに返した。
すると今度はカザリが、ふーん、と映司の顔に自分の顔を近づけじーっと見つめる。そして顔を離すと、にっこりと薄く微笑んだ。
「そう、君が噂の火野映司くんか。こんな奴だけど、これからもアンクと仲良くしてやってね」
すると続けざまにウヴァとガメルも、
「ふーん、お前が火野映司か」
「おまえが、ひのえいじー?」
と興味深そうに見つめながら言う。映司は、四人だけでなく今教室にいる全員の視線を感じ、少し照れくさそうに軽く俯く。
大体灰庭くん以外皆同じ学年なんだから、少しくらい同じ学年の人の事覚えておきなよ、と密かに思いつつも、映司は口には出さないでおく事にした。
そんな映司の思いも知らず、四人——というか、ほぼメズールとガメル——の映司に対する興味は深まるばかりで、どの教科が得意か、とか、趣味は何か、などというしょうもない質問攻めに遭ってしまい、昼休みはあっという間に過ぎて、予鈴が鳴り。
「じゃあね」
去っていく四人と三分の一ほど残ってしまった弁当を交互に見つめては、
(……お弁当、どうしよう……)
と顔をひきつらせる映司であった。
なんかぐだぐだですみませんウワァァン^p^;;
次回は息抜きがてら先生'sネタです!
- Re: *仮面ライダー* ( No.43 )
- 日時: 2011/06/04 12:40
- 名前: 紅蝶 (ID: 3i70snR8)
- 参照: 名前くれないちょうって読むんだぜ!でも一分前までべにちょうだったお←
うわぁ……!ガメルたんが可愛い!
しばらく自スレで連レスばっかしてた^^;
もう一度いう。ガメルたん可愛い!
- Re: *仮面ライダー* ( No.44 )
- 日時: 2011/06/04 15:24
- 名前: 優貴 (ID: AZJJ1pU1)
>>43(紅蝶)
そう?w
いいじゃん!
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