二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- LOVELESS×××【VanaN'Ice中編集】
- 日時: 2013/03/25 11:42
- 名前: 月森和葉 (ID: BsB4CdF8)
はじめまして、またはこんにちは。
月森和葉です。
VOCALOID、特にSCLproject(natsuP) feat.VanaN'Iceの中編集です。
LAST COLOR SCLproject(natsuP) feat.VanaN'Ice収録曲です。
※注意です。
・VOCALOID小説のくせに初音ミクが出てきません。
・結構シリアスです。
・落ちの後味悪すぎ。
・メインキャラクターが全員男という男の花園(薔薇小説ではありません。念為)。
目次
13943号室 Track 07
本編>>1-35
CAST・歌詞>>36
番外編>>37-39
バナナイス対談 >>40
眼 Track 01
本編>>41-58
扉絵>>40
CAST・歌詞>>59
LOVELESS××× Track 02
本編>>61-
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- 【VOCALOID】13943号室【VanaN'Ice】 ( No.14 )
- 日時: 2012/09/16 19:39
- 名前: 月森和葉 (ID: ngsPdkiD)
「良い物があったよ」
そう言ってガクが引っぱり出してきたのは、長いローブとオーバーズボンに布が何枚も重ねられた、派手な衣装だった。
「これ、かなり前に使ったやつなんだけど、使えるかい?」
「おお!」
「凄いな、お前」
「今までのイベントやPVで使ったやつなんだ」
「で……」
他の三人が示したのは、一つだけ違う形の衣装だった。
「……やっぱり俺が着るのか?」
一斉に頷く三人。
それは一つだけオーバーズボンでなくショートパンツで、その下からガーターのように布が伸びている。
「……っなんで、いつも、俺なんだ、よぉ!」
「だって、カゴが一番可愛いからじゃないか」
「俺の意志は無視か!?」
三人は顔を見合わせた。
なんだか疎外感を感じるぜ……。
「その前に、カゴのサイズが合うのがこれしかないんだ」
それで物凄く不満顔になった俺に、ガクが苦笑した。
「ごめんね、カゴ。前の警察の時は一回り小さいのがあったんだけど……。」
更に不満顔になる俺。
「でもねえ……」
「どうしようもないしねぇ……」
「なんで俺だけ腹出てるんだよ!」
「デザインがこれだけ違うんだよ」
これは仕方がないことなのか、あいつらの策略なのか。
いつか、絶対に仕返ししてやろうと心に誓った俺だった。
- Re: 【VOCALOID】13943号室【VanaN'Ice】 ( No.15 )
- 日時: 2012/09/16 19:54
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: mGXNpy6x)
うん、カゴはスカート似合うよ..ww
可愛いからスカートよしb
- 【VOCALOID】13943号室【VanaN'Ice】 ( No.16 )
- 日時: 2012/09/17 19:37
- 名前: 月森和葉 (ID: ngsPdkiD)
>>はるくさん
レンきゅんのスカート姿可愛すぎますよね^p^
「これね、飾りがあるんだ」
ガクが別の箱から薔薇の造花と紐の飾りが一緒になった物だった。
「あと、これね」
「なんだ、これ?」
「シール?」
薔薇の模様のタトゥーシールのようだった。
「これを頬に貼ってやるんだ」
「ふぅん…」
蛍光灯に透かしてみると、確かにシールのようだ。
しかし、こんな派手な格好で追いかけ回すのか?
「じゃあ、今回のルールを確認しよう」
キヨが人差し指を立てて言った。
「ひとつ、今回はサバイバル方式だ。全員が敵。途中で武器を手に入れて戦う。また、衣装を脱いでもいけない」
皆が神妙に頷いた。
「これだけ分かれば充分だろう」
ゲームのルールとしてはかなり少ない。
でも、これがいつもの俺達のゲームのやり方で、その他の細かいルール等は現場で理解する。
それだけだ。
俺達は立ち上がると、衣装の入った紙袋を手に、懐かしい廃工場跡へと向かった。
- Re: 【VOCALOID】13943号室【VanaN'Ice】 ( No.17 )
- 日時: 2012/09/18 19:26
- 名前: マノレク (ID: UHIG/SsP)
レン君…
かわいいから大丈夫。
サ☆ム☆ラ☆イ
wwwwwwwwwwwwwwwwww
わら草しかかけんwww
- 【VOCALOID】13943号室【VanaN'Ice】 ( No.18 )
- 日時: 2012/09/18 22:24
- 名前: 月森和葉 (ID: ngsPdkiD)
>>マノレク
やっと来たね。
もう……誰も突っ込んでくれなくて……。
廃工場跡は相変わらず暗く、黴臭かった。
前と変わったところと言えば、子供の姿が一つもないところだ。
「子供がいねえな…」
するとキヨが口を開いた。
「今の子供達はあまり外で遊ばないからね。うちの学校の生徒達もそうだ」
「最近はゲームとかが充実してるからね」
ウミも言った。
彼の仕事は主に女性や子供をターゲットとしているから、そういうことには以外と詳しい。
「今回の制限時間は……」
「二日くらいだろう」
今回は皆一様に休みを取ってきたから、それくらいが妥当だろう。
「じゃあ……」
「行くか!」
俺達は頷きあい、それぞれに指定された場所へと向かった。
次回からシリアスに入ります。
展開早ぇ……。
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