二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドタバタ逃走中4.8!学生さんだけで逃走中!
日時: 2013/10/29 00:00
名前: りゅーと (ID: P.nd5.WZ)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

サユリ「タイトルコールだよ!せーの・・・!」
タロー「今回の逃走中は番外編逃走中!学生キャラが逃げ回るよー!!ジャンル数は少ないけど、メンバーは豪華だからねー!!」
アミティ「ジャンルはぷよぷよとポップンと黒バスと・・・」
苗木「僕達、新ジャンルの「ダンガンロンパ」の4ジャンルのキャラ達が逃げ回るよ!!初めてだけど、頑張ってみるね!」
ラフィーナ「今度の逃走中はホワイトランドで起きたお菓子フェスティバルを舞台に逃走者達が大暴れですわ!」
火神「ストーリーはラフィーナの言葉の通りにお菓子の国にいる知り合いの元へ行く紫原とポエットが応援に行く中、そこである事件に巻き込まれる。その事件は国を揺るがす事態に・・・!」
今吉「今回はお菓子をモチーフにしているから甘いものが好きな人は大歓迎やで!今回の衣装は久々に衣裳チェンジするから、そこにも注目をしてーな!」
霧切「実を言うと、今回の逃走中は別のサブタイトルがあるのよ。たしか、「ホワイトランドのお菓子フェスティバル」だったわね?シンプルだわ・・・」
ナカジ&十神「こんな感じだが、よろしく頼む!」


タグ:逃走中 クロスオーバー ぷよぷよ ポップン 黒子のバスケ ダンガンロンパ オリジナル設定あり キャラ崩壊要注意


「追記」暇な時にWSTのデータを更新しますのでちょくちょく見に来て下さい。

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9:勇気を持って前へ進め!(その6) ( No.251 )
日時: 2014/01/10 20:06
名前: りゅーと (ID: Ex8RKlaC)

BGM:The Sealer 〜ア・ミリアとミリアの民〜


ウーノ「両者の準備は整いました!今回の試合で司会を担当する事になりましたウーノです。皆さんよろしくお願いします。」


ステージには観客が多くおり、いつの間にか満席になっていた。司会はウーノであり、彼が進行をするようだ。


ウーノ「赤コーナーは超高校級のプログラマーである不二咲さんです!パートナーは自信が作ったプログラムのアルターエゴです。って、不二咲さん。その衣装は・・・?」
不二咲「何か分からないけど、せっかくだから着替えてと言われたんだ;確か、青い髪の女の人達がニアさんのコスプレをしてほしいと・・・」
大和田「MAHOKOさん、俺は女子供を殴れないので代わりに始末してくれませんか?」
ウーノ「大和田さん、ドンマイです;さて、青コーナーは我ら作者、MAHOKOです!パートナーはルカリオが行きます!」


ステージにアルターエゴとルカリオが出現し、ついに試合が開始。コイントスで先攻と後攻を決める。先行は不二咲であり、最初にドロー。手札にはサンダーエナジーとアイスエナジーとパワーサポートが2枚ずつとヒールサポートが1枚。


不二咲「パワーサポートで攻撃が可能だね。パワーサポート2枚を出してウェポン!」
アルターエゴ「戦うね!アルターショット!」


アルターエゴは手から光の球体を飛ばし、ルカリオに攻撃。すくみは発生しないので普通に2000ダメージ。


MAHOKOのHP:40000→38000


ルカリオ「ルールは大丈夫か?」
MAHOKO「ええ。私のターン!ドロー!」


後攻、MAHOKOの手札はファイアエナジーとターンサポートが3枚、パワーサポート1枚。ターンサポートはカードドロー系なのですぐに手札を増やす事も可能。


MAHOKO「ターンサポートで山札から2枚ドロー!出たのはパワーサポートとサンダーエナジーね。まずは・・・パワーサポート2枚を出してウェポン!さらにファイアエナジー3枚を出してアタックよ!」
ルカリオ「来たか!はっけい!グロウパンチ!」


複数の攻撃手段があるとダメージの量は跳ね上がる。最初にはっけいでダメージを与え、次にグロウパンチを使う。普通に行くとダメージは8000だが・・・


不二咲「チェンジ!カードは・・・サンダーエナジー!サンダーエナジー3枚でガード!」
アルターエゴ「ご主人タマありがとう!シールド展開!」
ウーノ「すくみが発生しました!このため、ガードは一段階繰り上がります!」
ルカリオ「!」


無駄なダメージを減らそうと不二咲は手札のアイスエナジーを山札の一番上のカードと交換。山札にあったのはサンダーエナジーであり、それを含めて雷のカードを3枚出す。すくみの性質により、炎に強い雷がガードに使われたため、威力は半減される。電磁シールドを展開する人工知能は受けるダメージを減らす。


不二咲のHP:40000→35000


不二咲「危なかったー・・・;勝っちゃうと防御も固くなるんだね・・・」
MAHOKO「塞がれちゃったわね・・・。すくみって凄すぎるわ・・・」


最初のターンですくみの恐ろしさを知り、両者は警戒する。2ターン目へ移動。不二咲はドローをするも、カードは交換したばかりであり攻撃はせずにターン終了。次はMAHOKOのターン。


MAHOKO「チェンジをするとさっきのカードになるから注意しないとね。ドロー!ターンサポート2枚を使って山札からカード4枚ドロー!」


MAHOKOの手札にはファイアエナジー2枚とアイスエナジー1枚とターンサポート1枚とパワーサポート1枚と中々揃わない。ここはエンドした方がいい。


リオル「最初と言えど、まだ序の口オル・・・」
大和田「ああ、多分どこかで爆発するだろうな・・・」


観客席にいる超高校級の暴走族と波紋ポケモンの言うとおりに途中からこの勝負が苛烈になるのは予想出来る・・・。





すくみは恐怖なので要注意

9:勇気を持って前へ進め!(その7) ( No.252 )
日時: 2014/01/10 20:11
名前: りゅーと (ID: Ex8RKlaC)

7ターン目・・・


不二咲「ドロー!アルターエゴ、アイスエナジー5枚でアタック!」
ウーノ「不二咲さん、ここでアイスエナジーを出して攻撃します!MAHOKOはファイアエナジーを4枚出しましたー!ダメージを完全に無効化しました!」


7ターン目では不二咲が同じエレメントカードを5枚出して12000ダメージを与えようとするも、MAHOKOはすくみを利用してファイアエナジーを4枚出して完全防御。アルターエゴのビット攻撃はルカリオのまもるによって完全回避。


アルターエゴ「嘘っ!?完全防御!?」
ルカリオ「MAHOKO、恩に着る!今のを喰らったら死にかけるぞ!」
MAHOKO「偶然にも揃ったからね♪(こっちはヒールが使えないからすごい危ないのよ・・・」


デッキの都合上、無駄なダメージを受けたくない彼女は自分のターンで反撃しようと動く。自分がしている遊戯王とは違うカードゲームに苦戦はするも、カードゲームを好む自分としては負けたくない。


MAHOKO「ドロー!ターンサポートを2枚出して山札からカードを2枚ドローし、捨て札からパワーサポートとサンダーエナジーを回収!パワーサポート3枚を出してウェポン!サンダーエナジー5枚でアタック!」
ルカリオ「行くぞ!はっけい!はどうだん!」
アルターエゴ「高威力の攻撃が来るよ!特にアタックは危険だよ!」


相手の攻撃力は1万以上オーバー。主人の手札は3枚とあまりなく、チェンジしても大ダメージは防げない。だが、防御は可能だ。タイミングを見計らい、不二咲はコールをする。


ルカリオ「この威力を耐える事は出来るか?すくみを利用しても・・・」





不二咲「スペシャル!スペシャルカード、プリズムオーラを使用!」
MAHOKO「スペシャルカード!?」





不二咲はチャージしていたスペシャルゲージを消費させ、スペシャルカードを使用。スペシャルカードである「プリズムオーラ」は防御時に受けるダメージを無効化する効果があり、場に出すとアルターエゴの体を七色のオーラが包む。オーラに守られたため、最初のウェポンと決め手のアタックを無効化させた!


ウーノ「まさかのノーダメージです!このターンは両者が激しい攻撃を出すと同時に完全防御をするとは予想外です!スペシャルカードの登場にも驚きました・・・。両者のHPは3万弱とまだまだ残っており、カードの使い方にも目が奪われます・・・。」
リオル「スペシャルカードってこんな効果があったオルね・・・。今のを喰らったら15000近くはあったはず・・・!」
大和田「一瞬で追い込まれるのか・・・!」





15ターン目・・・


MAHOKO(まずいわね・・・)
不二咲(属性が二つあるけど、どっちにしようかな?うーん・・・)


15ターン目にしてここで両者に変化が。MAHOKOの方はかなり悩んでおり、不二咲の方は相手と同じように悩むも内容は違う。理由は多くある手札からだ・・・。


不二咲(ここは思い切ってやった方がいいかも!)
大和田「不二咲、お前のターンだぞ」
不二咲「あ!ごめん!ドロー!ターンサポートで手札と捨て札のカードを2枚交換!捨て札から回収したパワーサポートを加えてパワーサポートを4枚でウェポン!さらにアイスエナジーを3枚でアタック!」


15ターン目はガンガンと攻撃する不二咲。それに対してMAHOKOは・・・


MAHOKO「げっ!?エレメントカードがないんだけど!!サポートカードは多くあるのに!」
ルカリオ「MAHOKO、今すぐにチェンジをしろ!」
MAHOKO「チェンジ!・・・何で、パワーサポートが出るのよー!?(涙」


どうやら、MAHOKOに手札事故が発生しました;ちなみに手札事故と言うのは、よくカードゲームやコンボを用いて戦うゲームなどで見られる手札の偏りや場に出せるカードがない事を示す。カードゲームをするプレイヤーやコンボが必須なゲームに必ずある現象であり、少なくとも一度は来る悪夢だ。
いくつかの救済処置はあるので、成功した場合は防御や反撃が可能だが、失敗したら大惨事になる事は言うまでもない。こうなると無防備になり、ダイレクトに1万ダメージを受けてしまう。


MAHOKO「デュエリストである私はその悪夢を十分知ってるから、本当にシャレにならないってばー!!」
ウーノ「ドンマーイ;」
アルターエゴ「アルターショット!ロックオンアルファ!」
MAHOKO「よもぎっ!」


MAHOKOのHP:29000→19000


思わぬ不幸と一撃に苦しめられたMAHOKOはガードを諦めて自分のターンにカードの補充をして次の攻撃に備えて即座に自分のターンを強制的に終わらせる。そして、不二咲のターン。


MAHOKO(手札事故が起きるなんて計算外だったわ!あれが出来れば勝てるんだけど・・・!)
不二咲「僕のターン!ドロー!やった!ファイアエナジーを4枚でアタック!さらに・・・」
MAHOKO「失念してたわ・・・!」


超高校級のプログラマーの手にはもう一枚のスペシャルカード。スペシャルカードの存在を思い出した彼女はチェンジをしてアイスエナジー3枚を出してガード。すくみを発生させて不利になるが大ダメージよりはマシだ。
そんな中、不二咲が出すカードは・・・!





不二咲「スペシャル!スペシャルカード、ワンランクですくみを一段階アップ!僕の攻撃はカード6枚分だよ!」
アルターエゴ「必殺技を行くよー!ヴォルテックスデリート!」
ルカリオ「防ぎ切れん!ぐわぁぁぁ—————!!!」
MAHOKO「ルカリオ!」





最大限にまでパワーアップした人工知能の電磁砲に波導ポケモンは防ぎ切れずに大ダメージを受けてしまう。ガードでダメージを半分に抑えるも、失った体力は大きい・・・。


不二咲(もしかしたら勝てる・・・!)


MAHOKOのHP:19000→9000


MAHOKO「ルカリオ、大丈夫!?」
ルカリオ「それよりも試合に集中しろ・・・」
MAHOKO「でも、体が・・・!」
ルカリオ「これくらいは平気だ。だが、MAHOKO。焦るな。今は不利かもしれないが、チャンスは転がっている。」
MAHOKO「ええ、分かってるわ・・・(まさか、相手がこんなに強いなんて・・・!」


若干焦り始めている事にルカリオは察知する。手札の方はエレメントカードが上手く揃わず、コンボのカードがあまりない。このままだと自分の納得しない結果になってしまう・・・。





すくみで大爆発とスペシャルカードのコンボは恐ろしい

9:勇気を持って前へ進め!(その8) ( No.253 )
日時: 2014/01/10 20:17
名前: りゅーと (ID: Ex8RKlaC)

MAHOKO(条件は揃ってるけど、今やってもいいのかな・・・?だけど、間に合わなかったら・・・どうしたら・・・!)


自分にちょっと苛立つMAHOKO。自分のターンになり、どう動こうかと悩んでいる時・・・


不二咲「この3ウェイスタンドオフって凄い難しいんだね。属性を組み合わせたり、スペシャルカードで逆転・・・。このゲーム、実際にあったら流行すると思う!」
ウーノ「私も興味を持ちましたし、似たのがないのでしょうか?小説限定ってもったいないですし・・・」
リオル「リオルもやりたい!やりたい!」
不二咲「僕もそう思う!MAHOKOさんもそう思うでしょ?」
MAHOKO「え?う、うん!私も面白いと思うわ・・・!」


相手の質問にうっかり答えるが、ふと彼女はある事に気づく。それは不二咲が楽しそうにゲームをしていた事。観客席や司会に楽しそうに会話をし、パートナーとうまく連携を取っている。初めてのゲームに手探りと言えど、不二咲は結果を気にせずにひたすら頑張っていた。あのコンボやスペシャルカードのタイミングや巨大な一撃も不二咲が引き出したもの。あの子が自分を倒すべき強敵と意識し、全力を出して頑張っている・・・!


MAHOKO(不二咲ちゃんが笑ってるわ・・・。さっきの表情よりも生き生きしてるし、楽しそうね・・・!楽しそう・・・?そうだわ、私もこのゲームを楽しんでたんだよね?一瞬のミスで気持ちが沈んでた・・・。私ったら何をしてるのよ!不二咲ちゃんやルカリオが一生懸命頑張っているに何、弱気になってるのよ!ああもう!)


ここで自分が手を抜いたら不二咲のためにはならない。ましてや、試合を立候補したルカリオや自分を応援してくれる人達に失礼すぎる・・・!
両頬を叩いて気合を入れ直すと彼女は再び試合に戻る。その様子にルカリオは頷いた。


ルカリオ「MAHOKO!」
MAHOKO「ここからは私の快進撃を見せてあげるわ!」


ドローとターンサポートで手札を調整し、再び手札とにらめっこ。相手のHPは21000と大きな差があるが、逆転は可能。


MAHOKO(不二咲ちゃんのHPはやや半分・・・。もしかしたら勝てるかも・・・!これの効果を発揮させるには私の運次第ね・・・!でも、私もやるわよ!)


覚悟を決めた作者はずっと温存していたスペシャルゲージを消費させ、スペシャルカードを使用する!





MAHOKO「スペシャル!スペシャルカード、サンダーレーン!」
不二咲「!」





最後の賭けとして、MAHOKOはスペシャルカードを使用。使用したのは5ターンの間、相手が場に出せるエレメントカードをサンダーエナジーのみに絞る「サンダーレーン」。予想外の事に超高校級のプログラマーは大ピンチに陥る。


MAHOKO「ドロー!ターンサポートで山札からカードを2枚ドロー!パワーサポート3枚でウェポン!さらにサンダーエナジー3枚でアタック!」
ルカリオ「はっけい!グロウパンチ!」
アルターエゴ「ご主人タマ!相手が迫ってきます!交換してください!」
不二咲「無理だよ!手札を交換したんだけど・・・!」


スペシャルカードの使用後に手札の交換をしても無意味。雷属性限定でしか出せないので攻撃や防御もままならない。仮に攻防が可能になっても大ダメージやダメージ軽減はほぼ無に等しい・・・。


アルターエゴ「うぐっ!」


不二咲のHP:21000→13000


不二咲「僕の番だね!ドロー!ターンサポートでドロー!ヒールサポート2枚でヒール!パワーサポート3枚でウェポン!」
アルターエゴ「助かったー;アルターショット!」
MAHOKO「すくみはないから通常ダメージね。ここは普通に耐えて!」
ルカリオ「来た!」


不二咲のHP:13000→19000
MAHOKOのHP:9000→6000


MAHOKO「2ターン目。ドロー!ターンサポートで捨て札から2枚ターンサポートを回収し、山札から4枚ドロー!ファイアエナジー4枚でアタック!これは耐えられるかしら?」
ルカリオ「行くぞ!しんそく!」
アルターエゴ「ガードは・・・!」
不二咲「・・・(首を振る」


不二咲のHP:19000→11000


不二咲「僕のターン!サンダーエナジーだけで何とかすれば・・・!ドロー!ターンサポートで手札と捨て札を交換!」


不二咲の手札は使用不可能になったたくさんのファイアエナジーとアイスエナジーが多く占め、サポートカードはあまりない。5ターンの間、サンダーレーンの効果が切れるのを待てば勝てるかもしれない。そう思いつつ、ヒールサポートとパワーサポートをメインに持久戦を試みる。


不二咲「パワーサポート2枚でアタック!」
アルターエゴ「アルターショット!」
ルカリオ「甘い!(腕でガード」


MAHOKOのHP:6000→4000


5ターンの間に決着をつける者と5ターンを生き延びようとする者、激しい攻防戦の中、試合はかなりヒートアップし、観客は両者を応援する。


大和田「不二咲ー!勝利まであと少しだー!ここで粘れば勝てるぞー!!!」
リオル「作者、兄ちゃん、負けないで!」
ウーノ「お二方には勝利のチャンスはあります!最後まで諦めずに頑張ってください!観客はあなた達を応援してます!」
観客「不二咲!不二咲!」
観客2「MAHOKO!MAHOKO!」
アルターエゴ「ご主人タマ、最後まで頑張りましょう!」
ルカリオ「多少の無茶には付き合う!どんどんやれ!」


仲間や観客からの声援に二人はやる気を出す。激しい攻防戦の末に勝利するのは・・・!!





次で決着!

9:勇気を持って前へ進め!(その9) ( No.254 )
日時: 2014/01/10 20:23
名前: りゅーと (ID: Ex8RKlaC)

決着!





MAHOKO「4ターン目!ドロー!・・・来たわ!」


ドローをした瞬間、彼女が望んでいたカードを入手。ニヤリと微笑む相手の表情からすると、出すカードは間違いなくアイスエナジーを複数!サンダーレーンの効果ですくみの勝利は完全に避けられない。まずいと察した超高校級のプログラマーは大急ぎで4枚のサンダーエナジーを出すも・・・





MAHOKO「読みが当たったわ!スペシャル!スペシャルカードをもう一枚使用!シールドブレイク!」
不二咲「属性減らし・・・!?」





ここでもスペシャルカード発動。今度の効果は相手のガードに使われるエレメントカード2枚を捨て札へ送る「シールドブレイク」。ダメージを軽減させようとするも、MAHOKOはゲージを溜めていたため防御を弱くされる。そのため、喰らうダメージは15000・・・!
5ターンの間に全てを整えたMAHOKO。最後はとどめを刺すのみとなった!


MAHOKO「泣かないでね?アイスエナジーを5枚出してアタック!ルカリオ!最大必殺技を使って!」
ルカリオ「御意!」


主人の命令に波導ポケモンは右手を上に上げる。次の瞬間、ステージは青く輝き、場は一瞬にして青いクリスタルの洞窟へと変わった。即席の鉱物の洞窟は純度が高く不純物は全く入っていないので青く澄んだ洞窟の美しさに驚きを隠せない。洞窟という好奇心がそそられる場所、さらに外から差し込む太陽の光も合わさって洞窟の中は美しく見える。
クリスタルの美しさに見とれてしまうが、その近くには精神統一をしているルカリオがいた。背後にはMAHOKOがメガリングを装備しており、腕輪にはめられた石に指をかざす。その石はメガシンカの可能性を秘めたメガストーンの一つ、ルカリオナイト。次の瞬間、ルカリオはオーラに包まれ、メガルカリオに進化した!
精神統一をし強い力を得たルカリオはリズミカルに接近しながら移動をし・・・!





メガルカリオ「インファイト!」
アルターエゴ「うわあああああー!!!」





不二咲のHP:11000→0


守りを捨て懐に飛び込むと強烈な一撃を叩きこむ。インファイトを喰らったアルターエゴは派手に吹き飛び、ステージを転がる。地に伏っしている人工知能は右手を伸ばすが、力尽きてしまう・・・。
この勝負はMAHOKOとルカリオの勝ちが決まり、ハンター2体の放出が確定した。



ハンター2体放出確定



ウーノ「この勝負はMAHOKOとルカリオの勝ちです!勝因は言うまでもなく、スペシャルカードを使ったタイミングがよかったでしょう。そのおかげで相手の手札をうまくコントロールし、5ターンという決められた中でアイスエナジーを揃え、さらに一撃で仕留めれるようにもう一枚のスペシャルカードで土台を整えたのには驚きました。ラストのメガシンカを披露してのフィニッシュは誰が見ても惚れ惚れします。」
大和田「不二咲!」


試合終了後、大和田はすぐに不二咲の元へ駆け寄る。同じように試合を終えた不二咲に関係者が駆け寄り、相手に声をかける。


不二咲「負けちゃった・・・ごめんね・・・えっぐ・・・えっぐ・・・」
大和田「大丈夫だ・・・心配すんな・・・不二咲、よく頑張った・・・」
MAHOKO「いい試合だったわ・・・また勝負をしよう」
ルカリオ「体の方は大丈夫か?」
アルターエゴ「うん、大丈夫だよ。あと、全力で戦ってくれてありがとう・・・!」
ウーノ「以上で試合は終了です。戦った四人に盛大な拍手を!」


ワンワンと泣きじゃくる対戦相手にやれやれとなるも、最後は全員両者に盛大な拍手が送られた・・・。これにて試合は終了。






MAHOKOさんの逆転勝利。これで終了・・・

9:勇気を持って前へ進め!(その10) ( No.255 )
日時: 2014/01/10 20:28
名前: りゅーと (ID: Ex8RKlaC)

かと思いきや?





MAHOKO「色々とあったけど、一件落着かな?このあとはゆっくりと観光をしつつ、不二咲ちゃんが強くなる事と逃げ切る事を祈ろうね!」
リオル「うん!リオルも不二咲さんを応援するオル!」
ルカリオ「そうだな。私達も彼が強くなる事を願っておこう。MAHOKOもいい試合だったぞ!」
MAHOKO「そんなー、私はまだまだだからね?今回ので見直すべき点がいくつか・・・え?」


いい感じで終わりそうになった時、MAHOKOは聞き捨てならないワードが耳に入った。それはルカリオの発言で・・・



ルカリオ「そうだな。私達も「彼」が強くなる事を願っておこうな。」



MAHOKO「ルカリオ、今・・・あんた・・・;」
ルカリオ「作者、まさか気づいていなかったのか?まあ、気づいた私もびっくりしたが・・・;」
ウーノ「え・・・;そんな訳ないですよね・・・;」


MAHOKO達は信じたくない事実に青ざめ、首を不二咲の方に向ける。何か発作的な部分が起きている相手に気付いた大和田は「あーあ;」と頭を押さえている・・・。
信じたくない衝撃の事実。それは・・・





不二咲「僕、男の娘だよ」
MAHOKO&リオル&ウーノ( Д)          °°





全員「はああ——————————!!!?」
大和田「やっちまったな・・・;」





補足:デッキ内容(★がついてるのはスペシャルカード)


「不二咲のデッキ」
サンダーエナジー・ファイアエナジー・アイスエナジー×14
パワーサポート・ヒールサポート・ターンサポート×6(主にカードドロー系や交換系)
★プリズムオーラ(消費ゲージ3:自分の防御時に大ダメージを塞ぐ)
★ワンランク(消費ゲージ3:すくみを1段階アップ)


「MAHOKOのデッキ」
サンダーエナジー・ファイアエナジー×12
アイスエナジー×20
パワーサポート×6
ターンサポート×10(主にカードドロー系や交換系)
★サンダーレーン(消費ゲージ3:5ターンの間、相手が使用するエレメントカードはサンダーエナジーのみに制限するしか使えなくなる)
★シールドブレイク(消費ゲージ4:相手が防御時に出したエレメントカードを2枚捨て札へ捨てる)


「備考」
不二咲のデッキは万能型デッキ。エレメントカードのバランスもよく、サポートもかなり優れている。カードによっては使いまわす事も可能なのでうまく立ち回れる。スペシャルカードの方も手短に使えるタイプなので即座に行動も可能。
MAHOKOさんのデッキは氷重視の相手の手札を制限するデッキ。コツコツと行動しつつ、スペシャルゲージを溜めて、特定の属性を使用して相手の手札をコントロールした。スペシャルカードの意味もそう頷ける。5ターンの間で一つの属性で決着をつけないといけないものの、彼女の思い切った行動に勝利の女神がほほ笑んだ。





最後の最後に爆弾投下。次はオマケと後書き。感想はまだ


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