二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜
日時: 2017/08/06 22:40
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)

タイトルコール!


八雲サイドによる逃走中、開催!


舞台となるのは鏡のテーマパーク、ミラージュアイランド!この日はアイドルやアーティストが集合し、一大イベントが開催され、最大の賑わいを見せていた。
しかし、その裏でWS世界に関わる事件が起きている事を知らない……!



はじまり>>1 逃走者紹介①>>14-15 ②>>24-25

顔合わせとOPとミッション1>>35-39

ペア写真を撮れ!>>46-49

ミッション①の完結と運命が動き出すミッション②>>58-62

賞金増加!>>69-72

鏡の真相>>80-83

氷結の忍者>>93-97

クッキングパニック>>111-117

伝説の暗殺者>>123-129

逆転の交錯
前編(※修正)>>137-141
後編>>153-160

導く者と定理する者>>165-166 >>168-173

空白の戯曲>>174-184

狂気満る宴会場(別名魔王と堕天使の暗黒なるry)>>190-196

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オマケ1>>104-105
オマケ2>>142-143


注意事項。

1.キャラ崩壊注意。また、二次創作ならではのオリジナル設定が多めです。

2.荒しや誹謗中傷、特定のキャラ叩きは厳禁です。見つけたら即刻削除いたします。

3.不定期更新なので、更新速度は期待できません。因みに本格始動はヴァイスシュヴァルツ小説のあるエピソードが終わってからです。




登場ジャンル

スマブラ ぷよぷよ ポップン ヴァンガード ヴァイスシュヴァルツ リリカルなのは SAO ビビオペ 艦これ ???


サブジャンル

逃走中 ギャグ有り キャラ崩壊注意


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Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.200 )
日時: 2017/09/14 20:36
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)

あ、最大文字数が7000に増えてる。



>迅宗さん


絵里以外のμ’s「そりゃもう」

絵里「ふざけないで(怒)。お化け屋敷なんて二度と行かないわよ……;」

李里香「右に同じ;」

ホラーとか言ってたくせに、裸族と中二病どものせいで恐怖が裸足で逃げ去りました。

獄卒「ジャックのジェノサイドブレイバーは本当に痛いから。保証する」

ジャック「何ならもう一発喰らうか?」

まあ、高ランクの原因は雑魚を片付けた事なんじゃないですかね?
迅宗さんの出番は最後の戦闘ミッション終了後初のミッションでちょっとお手伝いがありますよ?



次から更新します。感想の投稿は待っててください。

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.201 )
日時: 2017/09/14 20:39
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)



ラミネート(アインス)「さて、いよいよ最後の戦闘ミッションだ!気を引き締めていけ!」

キルン(辻宗)「ラストはここ、ラグナロクシアター!音楽を楽しむのもよし、映画を見るのもよし、音楽ゲームを楽しむのも良しといった、三点セットが売りの映画館です!!」

最後の戦闘ミッションの舞台は、音楽アトラクションだった。ダンスゲームのように音楽に乗って踊ったり、音楽を聴いてゆったりとするスペースも存在するこの場所に挑むのは……!




八雲「ミチ、しずる、ショウマ、アンリエット、シュルク!!」



最後に選ばれたのは5人中3人が戦闘経験の浅いキャラ達だった。ここは実戦経験のあるシュルクとアンリエットが頼りになる。そしてガチャの結果は……。

















ミュージックオーダーを手に入れました!


ショウマ「音叉?」

ミチ「えっと、『一回きりですが、挑戦する音楽の選択を行えます。ただし、使った場合は大きくランクが減少します』か。音楽ゲームでもやるの?」

しずる「このメンバーでも一応は大丈夫って訳ね。これはミチが持ってて。クリスちゃん、マリア、お願いね」

クリス&マリア「ああ(わかったわ)」

早速カードに戻った契約者をデッキに入れ、ワープしに行く。

武「ミチ、しず姉、これが最後だから頑張れよ!」

響「翼さん、クリスちゃん、マリアさん、頑張ってください!」

未来「最後はビシッとSランクで決めてください!」

切歌「マリア、絶対に返ってきて来るデスよ!」

調「私も、絶対に返ってくるって信じてるから……!」

メタナイト「シュルク、最後の戦いだ。油断せずに行けよ?」

残ったシンフォギアチーム+αからの声援を受け、早速ワープしていった。





ショウマ「ふぅん……カフェと映画館を合わせたって感じだね」

到着した先の感想はまさにそれだった。映画館でよく見るような廊下に、カチケット売り場やウンターの外には軽食を楽しむカフェ、その反対側では音楽ゲームを楽しむエリアが設置されていた。
早速映画館内を捜索していく5人。

ミチ「——ねぇ、これじゃないの?」

映画館エリアを粗方探し出した後、ミチがある扉を指す。それはカフェの扉であり、一見どこにでもある扉だが……?

ミチ「これ見て。あれが職員用、あれが客用であれが非常口。じゃあこれは?」

アンリエット「確かに。ここだけ余計ですわ!」

パンフレットで確認すると、ミチの指した扉はこの喫茶店では余計なものに分類されているものだった。となると、この扉の先が今回の戦闘ミッションの舞台という可能性が高い。
準備ができたのを確認すると、すぐにノブを回し、扉の奥へと向かう!





最後の戦闘ミッション!

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.202 )
日時: 2017/09/14 21:12
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)


アンリエット「どうやら今回もここで行うみたいですね……」

外に出ると街の風景が一行を迎えた。見た限りさっきまでの場所とは違う。手掛かりに何かを探そうとするが、未知の場所故にどこを捜索していいのか分からない。そんな時、翼がある事に気づく。

翼「ここ、リディアンの教室のひとつじゃないのか?」

ミチ「確かにそうだわ。しかもここ、場所的に響ちゃんと未来ちゃんの教室よ。多分新設っぽいけど、それだと配置が……?」

アンリエット「と言う事は、ここはシンフォギアのWS世界と言う事……?」

確信を得ようと教室を出ようとした。しかし、そこである事に気付いたアンリエットが足を止めた。

アンリエット「あれ?ところでシュルクさん達は?」

ミチ「え?って、ショウマさんにしず姉もいないわよ!?」

何と、ショウマとシュルク、しずるがいつの間にか消えていたのだった!?扉を抜けるまで一緒にいたと思っていたのに、扉を抜けたらいつのまにかいなくなっていたのだ!慌てて探してみるが、3人の姿は影も形も無い……。仕方なく捜索は諦めて教室を出て外の世界を確認する。町並みは翼達の知るものと同じであった。だが、いくつか違う点が存在する。例えば……。



未来「あれ?あそこって『ふらわー(響達行きつけのお好み焼き屋』があった所だよね?」

響「本当だ!でも、コインランドリーになっちゃってる……」

クリス「えっと……あれって司令が時々アクション映画借りてくる店じゃなかったか?」

切歌「なんか、場所が違ってないデスか?」

調「だよね……私達の世界なのに、何かが違うっていうか……?」



そうこうしてる内に公園へと到着した一行。今の所めぼしい手掛かりも無く、どん詰まり状態になってしまっていた。しかしそんな一行に転機が訪れる……。

















響「ちょっと図書館で調べてみようか」

キャロル「そうだな。何か解るかもしれん」


ミチ「あれ?あれってキャロルに……響!?」

翼「バカな!?立花はステージにいるんだぞ!それがどうして……!?」

なんと、遠目からステージにいるはずの響と未来、キャロルを発見したのだ。肝心の響と未来は今ステージにいるはず。不信感を隠せない3人は、話を聞こうとキャロルに近付いた。

響「え……?嘘、翼さん!?」

翼「ん?」

キャロル「お前ら、何でここにいるんだ!?」

ミチ「え?何で私達を知ってるの?」

翼「立花どうした?鳩が豆鉄砲を食ったような顔を——?!」

狼狽する響の手を取った瞬間、感触に違和感を感じる。いや、遠目ではっきりわからなかったが、響の右腕——肘から前腕までが義手となっているのだ。一瞬硬直してしまい、問いただす。

翼「いったいどうしたこの腕は!?誰にやられた!?誰に造ってもらったこの機械鎧!」

ハルヒ『落ち着きなさいよ!ちょっとハガレン混じってる!』

響「ちょ、ちょっと待って!翼さんは……!」



























響「翼さんは、もう死んだはずなんですよ!?」

翼「……ゑ?」





その後、未来の迅速な通報により連行された翼+α。二課もといS.O.N.G.に連れていかれ、尋問を受けることになりました。

弦十郎「で、何故ここに来たのか説明できるか?」

ミチ「え、えーっと……;」

アンリエット(何故かしら、今ここで地雷を踏んだら……)

挑戦者+α(目の前の司令官に殺される!!)

翼(どどど、どうするんだ涼宮!お前この状況を楽しんでいただろ!頼むSOS団団長!)

WSハルヒ『ここまで来てあたし頼み!?えーっと、とりあえず自己紹介したら?』

凄まじい重圧の中、話そうにも言葉が出ない4人。下手に地雷を踏めば目の前の司令官に殺されかねない……。
そんな折り、意を決して翼が切り出した。

翼「とりあえず自己紹介からしましょう。彼女は桜庭道子。そして右からアンリエット、キャロル。そして私が……」




































翼「花咲蘭(はなさきらん)と言います(キリッ」

キャロル&アンリエット&ミチ&&WSハルヒ&ナレーション(いや無理があるだろおぉぉぉぉぉぉぉーーー!!!?)

シンフォギア関係者「何やってんだあの人はああああああああああーー!!!?」



リコ(辻)「何考えてんのよあの人!?なんかハトプリの最終回で見た変身アイテム持ってた子みたいだよ!?」

響(オ)「先輩の続編でも始まる気か!?7年越しの続編解禁か!」

うらら(辻)「次は何色ですか!?定番の桃キュアリーダーからどんでん返しの青キュアですか!?」

キルン(辻宗)「あの防人は何であんな発想をしたんだよ!?」

ビードロ(オーロラ)「つーかあの冷静なキャラはどこいった!?」

あかね(オ)「幾ら中の人ネタやからって無理あるやろ!!ピンクと青だし!!」



この防人、中の人繋がりで偽名を考えやがった。お前絶対にハトプリとハガレン見てきただろ。確かに本名を言い辛いのは解るが、流石にその偽名はバレるだろ。流石にいたたまれなくなったのか、キャロルが引き気味にツッコミを入れる。

キャロル「おい……;なんだその名前、お前本名は風な——」

翼「なーに言ってんのかなこの子は!さっきこの人が翼さんは死んだって言ったでしょ!それにほら、時々歩いてるとやじ馬から『あれ翼さんじゃね?』って言われてて迷惑してたんだよ!有名人と顔が似るってのも嫌ですよねー!!」

ミチ(ちょっとハルヒ、何であんなこと教えたの!?つか、トップアーティストと一緒にハトプリとハガレン見たの!?)

WSハルヒ(んな訳無いでしょ!?自己紹介しろって言ったけどこんな返答誰が予想できたのよ!)

この剣、このまま無理しても押し切るつもりです。だが、ある人物がこの部屋に入室したおかげでそれは全部水の泡となる。

?「旦那、どうしたんだ?」

弦十郎「君か。彼女らが訳の分からない事を言いだしてな。こいつの名も偽名臭くてな」

翼「……え?」

その人物に翼が固まるのも無理はないだろう。















奏「なるほど。確かに怪しいな……」

こちらの世界ではとっくに亡くなったはずの天羽奏がこの世界にいるのだから……!



エレン(オ)「はぁっ!?何で奏がいるの!?」

奏(オ)「呼んだ?」

響(オ)「いやいやあんたじゃなくて、シンフォギアの方!確かあの人1期の1話で死んだはずだよ!?」

切歌「どーなってんデスか!?実は生きていた!なんてネタとして古いデスよ!」

響「そんな盛大なドッキリできる訳無いでしょ!!無印の1話見て来て!?」

会場もこの通りである(当たり前だbyステージの装者全員)。




翼「」

奏「完全に硬直してるな……」

まさかの登場に完全に硬直する翼達。いや、こっちからしたらあなたが生きてる事は本編に凄まじい支障をきたすからね。奏はしばらく考えていると、弦十郎と共にある事を呟きだした。

奏「そういや八房の旦那も、葬式の時には大泣きしてたな……」

弦十郎「そうだな……あいつがやっと片付けできるようになったって喜んでた矢先に……」

翼「お父様……でも意外でした。こっちの私がもう片づけをできるようになるなんて驚きm……」

何気なく自分の事で感心する翼。だが、言い終わる寸前に2人の狙いに気付いてすぐさま逃走。しかし取調室から出る前に、弦十郎が翼の頭を鷲掴みにして止めた。

弦十郎「……手羽先とソテーと焼き鳥、どれがいい?」

翼「どのみち料理されるのがオチじゃないですかOTL」

その後、洗いざらい吐かされた後、色々と情報収集をすることができた。以下、情報をまとめたもの。





1.時間軸からして、この世界はシンフォギアAXZ前GX後の時間軸。

2.この世界の翼は無印1話冒頭のライブに起きたノイズ襲撃の際、絶唱を使って既に他界している。

3.響のギアは轟槌『ミョルニル』。覚醒後は他のギアの待機状態と違い、義手の形態となっている。

4.この世界の櫻井了子はフィーネに自我を乗っ取られておらず、今も生存。奏はこれまでの戦いでフォニックゲインが上昇し、Linker抜きでも十分な時間戦えるようになっていた。

5.神獣鏡は完全には破壊されておらず、事件後修復されて正式に未来のギアとなっている。ただし、補欠みたいな立場で。

6.この世界のガングニールは一つしか存在せず、マリアは元からアガートラームの奏者である。

7.マリア、調、切歌はある人物の行方を捜すため現在ロンドンにいる(ちゃっかり緒川さんに付いてきた)。

8.ウェル博士はこの世界ではネフィリムを暴走させた後、連行する際の崩落に巻き込まれて死亡したと弦十郎は言っている。

9.そもそも魔法少女事変なんて無い。従ってイグナイトモジュールもまだ組み込まれていない。




弦十郎「異世界か……にわかに信じられんが、キャロル君の事もあるからな」

ミチ「え?じゃあこの子は……」

キャロル「ああ。正真正銘お前達の世界のキャロルだ。調査でこっちに来てお前達に会い、この有り様だ」

話を聞いていく内、調と切歌がロンドンにいると言う事は残った3人は向こうにいるのかもしれない。そう思えるだけでも安堵した4人だったが、そこにクリスが割り込んできた。

クリス「お取込み中悪いが、外に出ようとは思うなよ?」

翼「それは重々承知して……」

櫻井|☆ω☆)←メディカルルームの影からスタンバイしている。

翼「……あれは受けなければならないのか?」

クリス「……ま、ガンバ」



まさかの奏登場。感想まだ。

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.203 )
日時: 2017/09/14 21:26
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)




場所は変わり、ロンドン。


ショウマ「全く、よりにもよって彼女らとはぐれてしまうとはね」

シュルク「いや、誰だって思ってませんからねこんなの」

しずる「とにかく、情報になるものを探しましょう」

ロンドンに飛ばされた3人は離れ離れになってしまった3人の捜索よりも情報収集を優先した。そんな時、ステージからの連絡が入る。

ルーナ『あ、ようやく通じた!よかった〜;』

キルン(辻宗)『どうやら今回はシンフォギアのキャラと協力してボスを倒すことにあるらしい。それとその音叉は一定時間即死攻撃や死の呪文、ノイズの接触から身を守ることができるぞ!』

ショウマ「なるほど。それで、ミチ達の方は?」

キルン(辻宗)『それならさっき連絡が付いた。今その世界の日本にいるらしい』

連絡を受け、ミチ達が無事である事とアイテムの効果を知った一行。そしてある程度情報収集した後、しずるがある人物を見つける。

しずる「あら?あれって……調ちゃんに切歌ちゃん!良かったわ、私ちょっと聞いてくるね!」

調と切歌を見つけたしずるは早速彼女らから情報を得ようと足早に近付く。

しずる「調ちゃーん!」

調「!?」

いきなり抱き着いて接触を計るしずる。当の調はいきなり抱きつかれてわたわた慌てるが、これは当然のリアクションである。

しずる「もーうどうしたのよ?切歌ちゃんもこっちに来てたんだ。じゃあマリアは?あぁごめんなさい。マリアは私と一緒にいるんだっけ」

シュルク「しずるさーん、もうそろそろやめた方が良いんじゃないですかー?」

べたべたとまとわりつくしずるを振りほどけずにいる調。そろそろ助けてやろうとシュルクが動こうとした瞬間、誰かが近づいてくる。

マリア「調、そっちはどうだった——って、何をやってるの貴方!?」

シュルク「え!?マリアさん!?」

WSマリア『この世界の、私!?』

現れたのはマリア本人だった。どうやらこの世界のマリアらしい事は理解したが、今の調の状況を見て慌てた様子でしずるに声を出す。

マリア「そこのあなた、早く彼女から離れて!」

ショウマ「?」

次の瞬間、しずるの頬が何かを掠った。頬に赤い線とそこから滴る赤い雫が頬を伝う……。

切歌「お前、何調にべたべたまとわりついてやがる!!」

しずる「!?」

切歌「調、大丈夫か?何もされてないか?」

調「うん。大丈夫」

ナイフの所持者はこの世界の切歌だった。彼女の手にはナイフが握られており、目付きも鋭い釣り目。こちらを完全に敵視しており、呆然と立ち尽くしているしずるの隙を突いて調をしずるから引きはがした。そして敵意のこもった目でしずるを睨み、一言付け加える。

切歌「今度調にちょっかい出したら、バラバラの膾切りにすっからな?」

ステージにいる人達(怖ッ!!)

彼女の背後にバイオシリーズのタイラントがいたのは気のせいだと思いたい。すぐに踵を返して立ち去ろうとする2人をシュルクが止める。

シュルク「ちょっと待ってちょっと待って!3人とも!」

マリア「何?」

切歌「ナンパしてるんだったら腕斬り落とすぞ?」

ショウマ「大丈夫、少なくともここに君らをナンパしようとする勇者はいない。それよりも話を聞いてくれないか?そこのカフェで」

情報源を逃すまいとショウマがカフェで話をしようと引き留める。そこには納得したようで(しずるを同席させないことを条件に)喫茶店に向かった。
事情を聞いた所、色々得ることができたがここは割愛。次になぜここにいるのかを聞いてみた。

マリア「色々言えないけど、変な人と遭遇してね……」

ショウマ「おめおめと逃げ帰った「あ゛?(by切歌」訳ではないんだね」

調「(ムスッ)…一応撃退はしましたよ?今は緒川さんとマリアに地下経路を調べてもらってるんです」

切歌「ともかく、あたしはもう出るからな(自分の飲み物の代金を置いて去って行く」

調「ん。私はもう一杯飲んでから帰るね。——あ、これは自腹だから」

シュルク「あ、ちょっと!しずるさん、後を追って——」

飲み物を飲み終えた切歌は早々に去って行く。このまま一人にさせたら不味いと思ったのか、シュルクが喫茶店の外にいるしずるに声をかける。



























しずる「わー、すごーい。このナイフ、切れ味いいわねー。手首切ったらきれいに血が流れるかしらー?(虚ろな目&棒読み」

店員「お客様おやめください!何店のど真ん中で自殺を図ろうとしてるんですか!?」

ショウマ&マリア「……って何やってんだあああああああああ!!!(鎖を使ってドロップキック」

店員&しずる「そげぶっ!?」

向かいの陶磁器&銀食器店でナイフを手に虚ろな目でとんでもない事を口走っていて店員に止められていました。これを見たショウマが本来ボケ役のはずなのに思いっきりツッコミを入れられました(そしてすぐに店に戻りました)。余り見かけないショウマのツッコミだったが、お構いなしにショウマが怒声を上げる。

マリア「こんな所で自殺なんてジョークでも笑えないわよ!お店もに迷惑を被るのはやめなさい!!」

ショウマ「仮にも君らあの子と無関係じゃないでしょ!?自殺なら後でもできるし今は早く彼女を追う!」

しずる「いえっさー!」

WSクリス『なんか、シュールな光景だな;』

やっと正気に戻ったのか、すぐさま切歌を追って地下へ行く。いや、自殺は阻止しろ全力で。



ロンドンにも挑戦者が飛ばされました。

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.204 )
日時: 2017/09/14 21:30
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)


しずる「ちょ、ちょっと待って!」

切歌「ったく、しつけーな!良いか、あたしはお前の話を聞く気なんて無いからな!」

しずる「お願いだから話を聞いて。そうでないと……今ここで自分の心臓にナイフを刺す!」

切歌「あっそ。じゃあ勝手に死んでろ」

しずる(クリス&マリア)「ちょっとは反応して!?」



切歌(こっちの)「あっちのあたし、クールを通り越して滅茶苦茶ドライデス!!」

アコ(オ)「今の台詞、マリアさんとクリスさんのも混じってるんじゃない?」



とんでもない告白(?)の後、溜息を吐く切歌。しつこいしずるにとうとう頭に来たのか、怒声を投げる。

切歌「おい、とっとと出て来いよ!」

しずる「え?」

ローブの男「……いつから気付いていた?」

しずる「え!?」

声を向けた先は、しずるではなくトンネルの陰から現れたローブの男だった。

切歌「こちとら人の気配には慣れっこだ、殺気込みなら尚更な。こっちから会いに行く手間が省けて助かったよ」

ローブの男「こそこそと嗅ぎまわられては困るのでな。だが、気付いた上で民間人を巻き込もうとは舐められたものだ……!その程度なら容易い!」

舐められたと思っているローブの男は手に持っていた黒い結晶体をばらまく。結晶が地面に落ちて割れると、そこから大量のアルカ・ノイズが現れた!ローブの男が指示を出すと、ギアを纏う暇も無く歌としずるに一斉に攻撃をし始めた。

ローブの男「はっ、あっけないものよ……」

?「いいえ、終わりじゃないわ……!」

ノイズの攻撃の中心部でそんな呟きが聞こえた次の瞬間、ある人物がアルカ・ノイズを蹴散して現れた。

しずる(WSマリア)「もうこれ以上、彼女を傷つけたりはしない!」

切歌「まさか、奏者が目の前にいたとは思わなかったな……!」

今の土壇場でこっちの世界のマリアがしずるに憑依したと同時に、切歌もイガリマを纏ってアルカ・ノイズに反撃していだのだ……!


BGM:烈槍ガングニール


しずる(WSマリア)「切歌、無事みたいね——って、あなたのそれ何!?」

切歌「イガリマだけど?」

振り返って無事を確認したマリアが思わず二度見する。その理由は切歌の纏っているイガリマは彼女の知るものと違っていたからだ。イガリマを纏った切歌は一言でいうなら『魔女』のイメージが強く、アームドギアは『鎌』。しかしこの世界の切歌のイガリマは頭にイヌ科を思わせるヘッドホンに鋭い後ろ脚をモチーフにしたような靴にスカートの後ろ側、尾てい骨のある部分からは細い尻尾のようなアタッチメントも付いていた。肩のプロテクターや右の耳当て部分の裏についてあるヘアピンと同じバッテン印と見慣れた印象もあるが、アームドギアも『鉤爪』になっており、鋭い目つきも相まってまるで『狼男』と呼ぶにふさわしい風貌だった。驚くなってほうが無理である。

しずる(WSマリア)「いやいや、ガングニールよ!忘れたの?!」

切歌「そっちこそ頭打ったのか?ガングニールは奏さんのしかねぇよ?」

ローブの男「ええい、何をごちゃごちゃと!とっとと殺ってしまえ!」

言い合う2人に怒った男が再び結晶をばらまいてアルカ・ノイズを召喚する。しかし……。


しずる(WSマリア)「って、話の邪魔よ!」

切歌「雑魚はすっこんでろ!!火獄・邪NnNゥ!」

この2人には全く無意味だった。しずるがアーム度ギアでなぎ倒し、切歌もアームドギアの切っ先を擦らせて火花を起こし、刃が真っ赤になり、炎を纏った鉤爪を交差させながら振り上げて斬り裂く。
しかし相手も次々とアルカ・ノイズの召喚の繰り返しで近付けられない。

切歌「おいお前、伏せろ!円獄・鋭ア利Arゥ!」

しずる(WSマリア)「え?」

通信を切った切歌がプロテクターを刃に変形し、バーニアを噴かせて一気に体を捻じりながら突進しながら切り刻んでいく。そのおかげで粗方アルカ・ノイズも片付いたが、再びローブの男が召喚していく。

切歌「……おっ」

ローブの男「どうした?頭でもおかしくなったか?」

切歌「いいや、丁度良いタイミングだと思ってな」

何かに気づき、急に笑顔になる切歌に対してローブの男も笑みを浮かべる。だが次の瞬間、飛来してきた丸鋸がアルカ・ノイズを斬り裂いた。切歌以外の誰もが何が起きたか驚いているうちに、続けて鎖がアルカ・ノイズを貫き消滅させ、困惑しているローブの男の後頭部に銃が付きつけられる。

調「切ちゃん、お待たせ」

切歌「いいや、全然」

ローブの男「バカな、挟み撃ちだと!?」

マリア「そこまでよ。両手を上げて大人しくしなさい」

ショウマ「おーおー、意外と効くもんだ」

シュルク「調ちゃんがいきなり飛び出したと思って来てみたら、まさかこうなっていたとは……」

ローブの男「まさか……罠!?だがやり取りなんてどこで……」

そう、後から追ってきた4人だ!今のはあのローブの男を捕らえる為の罠だと切歌は言う。しかし、そんなそぶりは無かったが……?だが、ローブの男はある一点に気づいた。

ローブの男「——まさか、あの時!?」

あの時の調と切歌の一言程度のやり取りの内にこの作戦を伝えていた、それ以外考えられない……!

調「切ちゃんとは長い付き合いだから。ショウマさんはその人を縛り上げてて。これを片付けた後じっくり尋問させてもらうから」

切歌「ははっ、盛大に終わらせてくぞ!!」



BGM:デンジャラスサンシャイン&メロディアスムーンライト


切歌「転殺・Rォ魅イ怨!」

調「α式改:惨漸世壊!」

シュルク「こっちも負けてられない!モナドアーツ『撃』!」

ショウマ「モナドって、ノイズにも効くんだね。これは驚いた」

すかさずアルカ・ノイズに攻撃を仕掛けていく4人。まず切歌が片方の鉤爪部にもう片方をつなぎ合わせてひとつの手裏剣へと変形。投擲して相手を切り刻み、続けて調がツインテール部分と両腕の装備から大量の丸鋸を射出。大火力を発揮しづらいイチイバルを的確にサポートしてくれる。シュルクも自らの武器を使い、次々とアルカ・ノイズを蹴散らしていった。
もうこの5人を止める術はアルカ・ノイズには無く、ものの5分で片付いてしまった。

しずる(クリス)「ま、奏者4人もいりゃ楽勝だろうな」

切歌「さて、と。おい!そろそろ喋ったらどうだ?」

ローブの男「……」

あっさり片付けて尋問しようとローブの男に近付く。しかし、男の方はいやに冷静だった。まるで目の前の光景が見えていなかったように変わらず立っていて……。

マリア「それなんだけど……ごめんなさい、もう彼から事情は聞けないわ」

調「…どうしてマリアが謝るの?」

申し訳なさそうにマリアが軽くローブの男を押すと、男はばたりと倒れて動かなくなる。疑問符を浮かべながらも切歌は足でローブの男の肩を小突くが全く反応が無い。これは……!

シュルク「こ、これって……!」

ショウマ「毒か。多分口の中にあらかじめ毒を仕込んでいたんだね」

切歌「何で止めなかったんだよ!?」

ショウマ「立ち位置的に口の中を調べられないから無理無いでしょ?」

謝罪しながらもショウマはローブの男の持ち物を調べていた。すると、マイクロチップを見つける。何かしら重要な手がかりだと思うが、切歌がさっそく調べようとしたところ、マリアが制止させる。

マリア「待って。こういう状況になるのは相手も考えていたはずよ。今ここで下手にスイッチを入れたら逆にデータが消し飛ぶわよ」

ショウマ「そう、餅は餅屋って奴さ」

ショウマの言葉にマリアは「そういうこと」と返す。チップを持って緒川の元へ向かおうとした時、マリアがすれ違いざまに切歌と調に言った。

マリア「2人とも、今度の相手は私達とも無関係とは言い切れないわよ」

切歌&調「!」

しずる「あの2人、どうしたのかしら……?」

その言葉はとても小さく、調と切歌以外には聞き取る事が出来なかった……。


まだまだ続くんです。


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