二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜
日時: 2017/08/06 22:40
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)

タイトルコール!


八雲サイドによる逃走中、開催!


舞台となるのは鏡のテーマパーク、ミラージュアイランド!この日はアイドルやアーティストが集合し、一大イベントが開催され、最大の賑わいを見せていた。
しかし、その裏でWS世界に関わる事件が起きている事を知らない……!



はじまり>>1 逃走者紹介①>>14-15 ②>>24-25

顔合わせとOPとミッション1>>35-39

ペア写真を撮れ!>>46-49

ミッション①の完結と運命が動き出すミッション②>>58-62

賞金増加!>>69-72

鏡の真相>>80-83

氷結の忍者>>93-97

クッキングパニック>>111-117

伝説の暗殺者>>123-129

逆転の交錯
前編(※修正)>>137-141
後編>>153-160

導く者と定理する者>>165-166 >>168-173

空白の戯曲>>174-184

狂気満る宴会場(別名魔王と堕天使の暗黒なるry)>>190-196

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オマケ1>>104-105
オマケ2>>142-143


注意事項。

1.キャラ崩壊注意。また、二次創作ならではのオリジナル設定が多めです。

2.荒しや誹謗中傷、特定のキャラ叩きは厳禁です。見つけたら即刻削除いたします。

3.不定期更新なので、更新速度は期待できません。因みに本格始動はヴァイスシュヴァルツ小説のあるエピソードが終わってからです。




登場ジャンル

スマブラ ぷよぷよ ポップン ヴァンガード ヴァイスシュヴァルツ リリカルなのは SAO ビビオペ 艦これ ???


サブジャンル

逃走中 ギャグ有り キャラ崩壊注意


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Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.180 )
日時: 2017/07/11 12:46
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)


ジュリエット「ロミオ、どうだった?」

ロミオ「2人助けられたが、一人は……」

ユウゼン「いったいどうなっている?そろそろ言っても良いだろう?」

?「それは私がお話しします」

キリエ「このおじさん誰?」

エクス「ロレンス司祭。この街じゃ中立の立場にある協会の人だよ」

ロミオの代わりに答えたのは修道服の往年の男性、ロレンスだった。彼は顔を青くしながら遡るように悲劇を語る。

ロレンス「彼女は一昨日、ふらりとここに来たんです」

キリエ「ちょっと待って。彼女が消えたのは今朝よ?なんで2日もズレてる訳?」

ユウ「きっと、想区ごとに時間軸も違うんだろうな」

ロレンス「私は宿を紹介してそこに泊ったのですが、彼女はその時は街をふらふらと歩いていたが、昨日変なプレートを住民全てに配ったんです。その日の正午、彼女は市街の人々に向けて言い放ちました……」




ルーティア『これから皆さんには死んでいただきます。拒否権はございませんのでどうか皆様、最後の時をお過ごしくださいませ』



ロレンス「その後、モンタギュー家の当主とキャピュレット家の当主がいきなり殺され、そしてその2つの家の人間が誰彼構わず殺されていったのです……」

ロミオ「それから彼女はこの街の人間を次々と殺し、既に被害は5万人を超えている……!」

ジョセフィーヌ「ヴェローナ市の人口は約25万人……と言う事は、5分の1は殺されたということに!?」

ユウ「奴なら4、5日で残りも皆殺しにするだろうな。なあ、人魚姫って知ってるか?」

シンデレラ「え?確か、地上の王子様に恋をした人魚姫が人間の脚を得た代わりに声が出なくなって、王子が許嫁の王妃と結婚するって聞いて王子様を殺すかどうか決断を迫られたけど、結局王子を殺すことはできずに最後に泡になって消えちゃうってあれよね?」

ユウ「ああ。『本来の』人魚姫ならな。アイツの場合、根本的な解決法しか考えてないから姉達が王子を殺すよう促したが、あいつは3秒で即決した。王子だけじゃなく、許嫁の王妃や従者、使用人に至るまで全員惨殺という結果に終わり、『メガラニカ史上最悪の事件』として、メガラニカ全土を震え上がらせた……」

ユウが語ったルーティアの過去に恐らくこの教会に避難している全員が表情をひきつらせただろう。現にリナに聞いた所、彼女はアイチやエミ達と違い『監視保護』という名目で契約したと彼女は語った。

キリエ「とんでもない人魚姫ね……ねぇ、あいつの倒し方って無いの?」

ユウ「一応勝算はあるが……問題は次の標的だ。あと20万近い生存者の中から一人を探すなんて骨が折れるぞ」

20万の中から次の標的を見つけるのは無理に等しい。数では圧倒的に有利だが、モンタギュー家とキャピュレット家のいざこざが起きない可能性もなくはない。良い提案が中々浮かばない中、再び放送が入った。


ピンポンパンポーン。



ルーティア『13万2860番様、お時間です』

エクス「13万!?」

サード「嘘でしょ!?さっきは5万だったのに、もう半分も殺されたの!?」

ジュリエット「確か、別の所でも市民を避難を……まさか、そこにいる人達を……!?」

ロレンス「それに今の番号は……私です!」

ジョセフィーヌ「だったら司祭を囮にしてその隙に一気に叩けば……」

サード「何か手はあるの?」

ジョセフィーヌ「ええ。あのユニットの特徴は水質を操って刃の切れ味や鋼鉄以上の硬度にする事ですわね……」

サード「……じゃあお姉さんにアドバイス。『常に最悪の事態を頭に入れておく事』を忘れないでね」

ジョセフィーヌが思いついた作戦に一行は耳を傾ける。その作戦の大まかな内容は納得したが、幾つかユウゼンの提案を受け入れて作戦を実行に移す。


いよいよルーティアとの決戦……!

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.181 )
日時: 2017/07/11 12:51
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)


アレーナ


ルーティア「まあ!ロレンス司祭様ったらこんな所にいらしたのですね!」

円形闘技場の前にいたロレンスを見つけたルーティア。彼女は嬉々として逃げ出すロレンスを追いかけてアレーナに入った瞬間だった。




ロレンス「今です皆さん!」

ルーティア「!?」

ロレンスが叫ぶと同時に、入口の上から瓦礫が雪崩れ落ちてふさがれる。よく見ると仕掛けられた形跡があり、ロレンスは最初からここへ来るつもりだったようだ。

ルーティア「まさか自ら退路を塞ぐとは……覚悟はお有りですね?」

ユウ「そりゃこっちの台詞だ!」

次の瞬間、ルーティアの背後から風の刺突が襲い来る。それをすんなりと避けたルーティアが振り返ると、ユウ達の姿を見つける。

ルーティア「ロミオさん、ジュリエットさん、何の真似ですか?」

ロミオ「君のやり方に異議を唱えてるだけだ」

ルーティア「理解に苦しみますね。放っておけば、あなた方には死の未来が待っているだけ。私はあなた方の悲恋に同情してその未来を消そうとしてるだけですよ?」

ジュリエット「それはあなたのお節介よ。私達が結ばれないの運命の書の筋書きなだけよ!」

ルーティア「それだとロミオさんを好きになったのも筋書きと言う事になりますが?」

ロミオ「いや、それは違う。僕がジュリエットを、ジュリエットが僕を愛せたのは僕らの意志だ!例え遠からず死ぬ運命が待ち受けていたとしても、僕はジュリエットに会えた事を誇りに思う!」

キリエ「うっひゃー、傍から見たら顔を真っ赤にしちゃいそうな台詞をよく言えるわね」

ヘタレキャラが見たら顔をトマトよろしく真っ赤にしてるであろう台詞を言いきるロミオとジュリエット。普通なら感動シーンでもあるはずだが、ルーティアは興が冷めたようなリアクションで2人に言い放つ。

ルーティア「あー、だったらもう良いです。あなた達も殺して終わりにするだけですので」

ユウゼン「来るぞ!」

いつの間にか調達してきた剣に水を滴らせ、振ると同時に矢となった水滴を避け、一斉にルーティアに迫る。

ユウ「ユウゼンとジュリエットは遠距離主体、キリエとジョセフィーヌは中距離からスイッチしつつ攻撃、俺とロミオは近距離から攻めまくるぞ!」

一気に7人でルーティアに攻めこむ。水質を替えて様々な力に変えることができる強敵。それでも反撃の機会を与えまいと怒涛の攻撃を仕掛ける。

ルーティア「水蓮、浦浪!」

ロミオ「うわっ!?」

ジュリエット「ロミオ!任せて!」

反撃に横薙ぎの一閃と共に放った水流が攻撃していたロミオを薙ぎ払う。その瞬間、ジュリエットが入れ替わりに仮死の毒を塗りこんだ矢を放つ。

ロミオ「流石だジュリエット!」

ルーティア「甘いですよ」

しかし矢が当たる前に足に水を纏わせ、スケートの要領で全て回避する。そのまま出会った時に放った技、斬鮫を放つ。

キリエ「このっ……!当て当たれ当たれぇぇぇぇーーー!!!」

滑りながら迫るルーティアに対してキリエが銃を乱射する。しかし、それはあまりにも力不足でルーティアの障壁に悉く弾かれてしまう。更に追撃に瓦礫が次々と降り注ぐが、あざ笑うように次々と避けていく。

ルーティア「全く、この程度で私が倒せるなんて思ってないですよね?アレーナの端に近付いた途端、さっきからがれきが落とされてる……あなた達の仕業ですよね?」

キリエ「ゲッ、もうバレた!?」

ルーティアが背後を指す。丁度アレーナの観客席の最前線には何かを持ったロレンス司祭とサードだった。それと同時に手から手の平サイズの水球を生み出し、そこから高水圧の水のレーザーを発射。かろうじて避けたものの、今持っていた物——何かの植物の種——を弾き飛ばしてしまった。

ルーティア「何かの種かは知りませんが、攻撃用の植物の種だったのでは?それももう終わりみたいですね」

勝利が遠のいていく事を確信していくかのように小雨が降り注ぐ。

ルーティア「さぁて……この場にいる全員を殺すには丁度良いですね」

ユウ「ヤバい、大技が来る……!武装憑依、フィフスド・クロウ」

キリエ「任せて!武装憑依、胡蝶蘭の銃士キルスティ!」

ルーティア「水雨、水衝!」


なんかピンチに……;

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.182 )
日時: 2017/07/11 12:54
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)


全身が濡れたと思いきや、その状態から両手を勢いよく横に翳す。次の瞬間水滴が銃弾よろしく放たれ、アレーナの周囲を破壊していく。
直前にユウとキリエが自分のデバイスをそれぞれカラスと胡蝶蘭を模した盾に変形させ、計10枚の盾を展開。障壁を張れない人の前に盾を移動させて攻撃から守る。

ルーティア「結構しぶといですね……今の大技を耐えるなんて」

ユウ「確かに、お前を倒すにゃこの大技をしのがなきゃならなかった……」

ルーティア「まだ勝つ気でいるのですか。驚きですね」

キリエ「あらん?勝った気でいたのはそっちでしょ?」

キリエがいつもの調子で言った途端、アレーナの地面から植物のツタが飛び出してくる。

ルーティア「植物!?まさか、ロレンスさん達が蒔いてたのって……!」

キリエ「そ、最近ネオネクタールで発見された少しの水分で成長するけど、氷点下でしか花を咲かさないフリーズツリーの種なの。一応適さない環境でも育つっちゃ育つけど、水分が多すぎるとすぐに水分を一気に放出してからっからになっちゃうの。それに……結構燃えやすいのよね!」

すかさずエクスとキリエが水分が抜け落ちたフリーズツリーを斬り落とし、ルーティアと自分達を取り囲む。それに先ほどの台詞ということは……!




ユウゼン「紅蓮爆撃!」

ジョセフィーヌ「トイズ発動……!パイロキネシス!」

サード「幻惑のサモンビースト、グリズリー!」

ルーティア「しまっ……!」

一瞬で炎に包まれたアレーナ。ルーティアも水球をいくつも生み出して消火に当たるが、燃え盛る炎に水を放っても鎮火どころか燃え上がってしまう。
鎮火できずに焦りが生じ、汗も異常なほどの量を流す。

エクス「まさか、彼女の弱点って熱?」

ユウ「ああ。水で濡れてる分奴はほぼ無限に魔法を使う事ができる。けど、自分の汗や血、生み出した水だとその媒体を作るのは不可能!」

ユウゼン「今この状況は、奴にとっちゃ文字通り牢獄と言う訳か。俺には大した熱さじゃないがな」

ルーティア「理解……できない……!その2人は、死ぬ運命が待っているんですよ!何故決まっている運命に逆らおうとしないんですか!!」

ロミオ「それはつまり、君がこの物語の本当の意味を知らないだけだ」

灼熱の牢獄に閉じ込められたルーティアが息も絶え絶えに叫ぶ。だがそれをロミオがぴしゃりと否定。そこに弓を両手剣に変形させたジュリエットも続ける。

ジュリエット「運命の書に死の運命が待っているのなら、今を後悔しないように生きていくだけよ。未来を否定するのは、あなたが本当の意味でこの物語を愛せていないだけ」

キリエ「良くへらへらとそんなこと言えるわね。悲劇の主役として生まれた時から、もう覚悟は決まってましたっていうのと一緒じゃない」

キリエも自らのデバイスを片手剣に変形させ、ルーティアに構えながら言う。それにジュリエットは『他の想区でも一緒じゃないかしら?』と返す。そして3人同時に駆け……






ロミオ&ジュリエット&キリエ「帰ったら頭冷やしてこの物語を見直してこい!!!」


3人同時にルーティアに斬撃を喰らわせた……!
致命的な一撃を与えた直後、ユウが白紙のカードを投げつけてルーティアに張り付ける。途端にカードが悲鳴を上げるルーティアを吸収していき、彼女の姿がなくなると同時にユウの手元に戻ってきた。これでこの世界の異変も解決し、レイナに調律を頼めばいいのだが……。

エクス「ねぇ、ところでどうやて脱出するの?」

キリエ「ごめーん、ちょっと無理かも;想像以上に炎が強かったみたい;まともな即成植物使っても燃やされて終わりだわこれ;」

ユウゼン「新種によくある想像以上の成果って奴か」

サード「そこは冷静に語らないで!?これじゃ手を出そうにも……!」

最悪な事に想像以上に炎の勢いが強すぎて、生半可な水魔法や土魔法じゃ消火できないレベルにまで至っていた……!外にいるサードも手の出しようがない……!








アミタ「ヴァリアブルカノン、ファイア!」

コーリン「ジュエルレス・ショット!」

完全に積んだと思われた時、巨大な魔法弾と魔力の矢が燃えているフリーズツリーを粉砕し、一つの脱出経路を作る。すかさず出来上がった脱出経路から外へ出て、脱出に成功した。


3つ目もクリアした……!

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.183 )
日時: 2017/07/11 12:55
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)




レイナ「こっちに来たと思ったらアレーナが燃えてるわ、あちこちに死体が転がってるわ、いったいどうなってたのよ!?」

エクス「ご、ごめん;でもおかげで助かったよ。危うくアレーナで灰になるかと思った……;」

既に別の想区で問題を解決した一行がここに駆けつけて合流してきたようだ。今のはアミタのヴァリアブルカノンだったらしく、あれが無ければ今頃文字通り灰にされていただろう。改めてロミオとジュリエットの想区の女神の泉に集合する。

キュベリエ「みなさんお疲れ様でした。3つの想区からの異変も消えて、あとはレイナさんの調律だけです!」

レイナ「私からも礼を言うわ。私達だけだったら多分調律に至らなかったかもしれないわ」

凛「こっちこそ、まさかお話の中に入るなんて思わなかったにゃ!」

花丸「オラも、お話の中に入れただけで満足……って」

凛&花丸「あああああーーーッ!!!」

物語の中に入れたという感動が抜けきれない凛と花丸が急に大声を上げる。思わず調律を開始しようとしたレイナが中止したほどに。

レイナ「ちょ、ちょっとどうしたの!?」

凛「凛達まだ鏡を見つけてないにゃ!」

花丸「まさかオラ達の行った想区に鏡があって、戦いの最中に壊れちゃったんじゃ……;」

凛「なら凛達戦犯に゛ゃ゛ー!!」

キュベリエ「あの、鏡って貴方達が最初に言ったアレですか?」

パニックになるスクールアイドルを他所に、物語の女神は一旦姿を消す。そして再び瞬く間に探し求めていた鏡を持って現れたのだった。

キュベリエ「オズの魔法使いの想区の住人がここに持ち込んできたんです。何か特別な魔法が施されていて、下手に解除をしようとしたら粉々に砕け散る仕掛けと思って、手が出せずにいたんですが……」

アイチ「あれ?じゃあ持ってきた人は……?」

キュベリエ「それが、持ってきた人物が東の魔女だったので……その……;」

タオ「あー、つまりアレか?一旦はここに隠したは良いが、結局運命の書に書かれた通りドロシーの叔父と叔母の家に潰されちまったって訳か?」

タオの台詞で一気に場の空気が冷たくなる。沈黙が長くなるにつれキュベリエも涙目になっていく。もうこの時点で既に女神感台無しである。

キュベリエ「だ、だってだって!世界同士がぶつかったんですよ!鏡に施された魔法を処理するより、世界の消滅が優先されるべきではありませんか!」

シェゾ「お前、(それあるんだったら俺らわざわざ戦う)必要なかったじゃねぇか!!」

キュベリエ「ガーーーーーーーーン!!!」

シェイン「シェゾさん、ナイスです」

トドメにシェゾのこの一言である。態々戦う必要は無かったと言ったつもりだが、思わず要所を抜いてしまうクセが発動(笑)。図らずもキュベリエに役立たず女神の烙印を押してしまったwww。一応こっちのシェゾは公式のヘンタイからコミュ障にランクダウンしています。だって、艦これの若葉はマジのドMだし、ピクシブでやってるバディファイト小説の主要オリキャラなんて、主要人物以外の人を覚える基準が強さじゃなくて自分に与えた傷みだもんね。そりゃランクダウンされるのも無理はない。

レイナ「そろそろ調律しないとこの想区、本当に消滅しちゃうから、始めるわよ?」

エクス「でも、キリエは……」

キリエ「良いわよ。あーんなお熱い台詞言うお熱いカップルに何言っても無駄だって分かったのよ。レイナ、お願いできる?」

レイナ「……解ったわ」

あれほど食って掛かったキリエが吹っ切れたようにレイナに調律を促す。








レイナ「『混沌の渦に呑まれし語り部よ……我の言の葉によりて、ここに調律を開始せし…』」


詠唱を唱え終えると、レイナの身体から混沌を秩序に戻す白い光が溢れ出す。調律の光が世界を包み込むと、異変の起きた想区全ての『調律』が完了した……。





フロート(江西)「第5回戦の総合評価の結果、Sランク!」

会場「わあああああああー!!!」


第5回戦:ハンター放出阻止!


ジョセフィーヌ「……」

アンリエット「あらお姉様、どうしたの?いつもなら高笑いしていそうなのに……」

ジョセフィーヌ「少し、頭痛がするだけですわ……」

スイコ「……まさか」

ジョセフィーヌ「少し水を飲めば……なんとかなると……」

スイコ「ジョセフィーヌさん、ちょっと——」

ユウゼン「待て、ジョセフィーヌ」

スイコが止めようとする前にユウゼンが呼び止める。そして人差し指を立て、何本に見えるか尋ねる。

ジョセフィーヌ「……さん?」

レッカ「あっちゃー;完全に熱中症ね。ねえ、まさかどっかで水を飲んだ?」

ジョセフィーヌ「ええ……」

ユウゼン「低張性脱水症状か。さっきのアレーナでの作戦で炎ん中にいた所為で、一気に大量の汗が出て塩分も同時に放出した……」

スイコ「低張性脱水症状は水分だけ摂っても治らないわ。今は熱疲労みたいだけど、もうこれ以上の続行は無理ね」

ユウゼンとスイコが言ったように、今ジョセフィーヌは燃やしたフリーズツリーが原因で低張性脱水症状に陥っていた。当人は水分不足によるものだろうと勘違いしていのだが、低張性脱水症状は体内の塩分不足が原因。しかも今言ったように今は熱疲労で収まっているが、このまま続けたら最悪命に関わる大事(おおごと)になってしまう……!

レッカ「ともかく、これ以上参加するんだったら本当に命に係わるわよ?」

ジョセフィーヌ「だ、だから私は……」

スイコ「無理強いするならこっちからドクターストップをかけるけど?」

ジョセフィーヌ「ぐぬぬ……;」

ウルトラレア部隊の2人の医師のドクターストップという重圧を掛けるが、ジョセフィーヌが中々リタイアしようとしない。そこに痺れを切らした八雲が宣言を出す。

八雲「あーもう!そこまで言うんだったらジョセフィーヌ、医療班のドクターストップの権限により、リタイアを宣告します!」

ジョセフィーヌ「幾ら、作者の命令でも……」

八雲「これは医療班の判断によるものだから。2人とも、さっさと病人を医療室に連れてって!」

スイコ&レッカ「了解!」

ジョセフィーヌ「ちょ、ちょっと待ちなさい!私はまだぁぁぁ〜〜〜……!!」



ジョセフィーヌ:ドクターストップによりリタイア 残り20人



5回目でついにドクターストップによるリタイアが提出されてしまった……。





確保者の言葉:2人目『ジョセフィーヌ・ミステール』


ジョセフィーヌ「」←頭からぷすぷす言ってオーバーヒート状態。

アンリエット「酷い有り様……私、スポーツドリンクを買ってきます」

レッカ「んーん。低張性熱中症は塩分不足が原因よ。確かにスポーツドリンクとかは有効だけど、むしろ塩水の方が良いわ。まぁ、飲めないほど濃すぎたり某料理対決に出たトンでも塩を使うのはアウトだけど」

アンリエット「なるほど。では私、岩塩バームクーヘンや塩せんべい、塩キャラメルを持ってきます!」

ジョセフィーヌ「今度は水分を消すつもりですの?」

スイコ「そんなこと実行したら本当に出場停止にさせるからねアンリエットさん」

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.184 )
日時: 2017/07/11 13:02
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)


ラストに情報を。



・ボス情報


『五宝の帝』

竹取物語の想区に現れたカオステラーにされた帝。かぐや姫に対する想いが強くなり、5人の求婚者に出した宝物を求めていた所をカオステラーにされ、5つの宝を持参してかぐや姫を奪いに来た。
本来なら物語終盤で月から迎えに来た者と対峙するはずだったが、結局はかぐや姫と結ばれることが無いと絶望した事もあったと思われる。



『落涙の人魚姫ルーティア』

グリムホロウ劇団の一人。後述の件で監視目的によりリナと契約しているユニット。バミューダ△にも抜擢されるような美声の持ち主で、オペラではその声を余す事無く発揮している。性格はおおらかで優しく、争いを好まない。しかし思い込みが激しくその所為でとんでもないトラブルを起こす問題児。
元はメガラニカのある貴族の末っ子だった。嵐の夜、地上の皇子に恋心を抱き、声が出なくなることを条件に地上に出たものの、既に王子には許嫁がいた。その日の夜に姉達が王子を殺すよう説得を試みたのだが……。



















その説得をルーティアは『自分の恋が叶わないのは王子に許嫁がいたから→王子を殺して許嫁も殺す→勝手に結婚を決めた王子と姫の親族、結婚を知らせなかった大臣や臣下も同罪だから殺す』と、とんでもない発想をしてしまい、一夜の内に300人近い城の関係者を虐殺し、更に声が出なくなった原因である魔女も虐殺。『メガラニカ史上最悪の虐殺事件』としてメガラニカのユニット達を震え上がらせた。
後にグリムホロウ劇団に拾われ、原因がトゥインクル・パウダーだと知り、団長からプリズムパールを貰って声が出せるようになった。水属性魔法も上級までは使いこなし、特に水の質を変化させたり、水の流れを操ったりする事も可能。
争いを元から断とうと考えており、ロミオとジュリエットの想区に来た時も争いの元であるモンタギュー家とキャピュレット家の領主を殺害。その後、その両家の息が掛かっている住人や中立の立場である協会の人間を次々と殺していった。


・助っ人情報

『空白の書の旅人達』

エクス、レイナ、タオ、シェイン、エイダ、サードの6人。想区の住人とは違い、何も書かれていない『運命の書』の持ち主であり、自由に行動を行う事ができ、想区を分けている『沈黙の霧』の中を移動できる。
彼らは『混沌の巫女』を中心に暗躍するカオステラーが歪めた物語を『調律』していく事。ヒーローと契約を交わす事でコネクトを発揮し、その力を行使することができる。
因みに英雄の栞は様々あるが、基本良く使うのがシンデレラとジャンヌ(エクス)、アリスと時計ウサギ(レイナ)、代用ウミガメとジム(タオ)、月光かぐやと紅薔薇(シェイン)、天空ドゥルシネーア(エイダ)、灯火マッチ売りとブリキ(サード)




キュベリエ「しくしくしく……」

レイナ「まだ泣いてるの?」

キュベリエ「だって、必要無いって言われたらショックうけますよ……」

エクス「いや、ヒーローの記憶手に入れてないけど、シンボル収集イベントじゃお世話になってるから;」

キュベリエ「うぅ……あ、そうでした。いつの間にか泉にこんなのが置いてあったんです……」

タオ「何だこりゃ?手紙?」

シェイン「えっと、これは……?」


ラクロジ同様手紙の意味は最後で分かります。
感想おk。


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