二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- sister act original
- 日時: 2017/05/16 21:49
- 名前: angelo (ID: AQILp0xC)
sister act(天使にラブソングを…)の1の後を妄想爆発させた何か。
個人的に大好きなんだ、不朽の神作である天使にラブソングを…シリーズと、キャスト達が…おばあちゃまとおばちゃま達がなんかめっちゃ可愛過ぎる。
未だかつて、こんなにおばあちゃまやおばちゃまが可愛い作品なんて無いよ、マジで。
名前のあるキャラ(デロリス、ロバート、パトリック、ラザラス、アルマ)と作中で名前が出たイグネイシャスとアニマ以外の名前は私が調べて適当につけました←
ちなみに、sister actのシスターキャラの名前はラテン語由来です←
- Re: sister act original ( No.1 )
- 日時: 2017/04/24 21:23
- 名前: angelo (ID: 16oPA8.M)
キャスト(メインキャラ)
デロリス・ヴァン・カルティエ(シスター・メアリー・クラレンス)
明るく自由奔放で堅苦しいのが嫌いな性格の黒人女性。シスター達の頼れる親友である。歌に関しての知識や指揮能力に長け、言葉巧み。
シスター・メアリー・ロバート
シスター見習いのデロリスの最も親友のシスターの1人。パトリックやラザラスとも親しい。元は内気で気弱な引っ込み思案だったが、デロリスのお陰でかなり明るくなった。優しく思いやりがあり、困った人を放って置けない性格や結構不器用なのは相変わらず。年齢は30代前半。
シスター・メアリー・パトリック
ふくよかな体格の明るく元気で陽気なシスター。デロリスの最も親友のシスターの1人で、ロバートとラザラスとも親しい。歌やダンス、楽しい事が大好き。好物はアイスクリーム。丸っこい見かけによらず、身体能力は高め。年齢は30代前半。
シスター・メアリー・ラザラス
シスターの中でも年長で、シスター達を取り仕切ったりする事もあるシスター。デロリスの最も親友のシスターの1人。ロバートとパトリックとも親しい。見かけや口調のせいで厳しく見られがちだが非常に優しく思いやりあるお茶目な人物。年長のシスターだが、実はシスターの中でも長身で大柄な体格をしている。年齢は口に出さない為不明だが、恐らく80代である。実は運転免許を所有している。
シスター・メアリー・アルマ
シスターの中でも年長のシスターで、ラザラスとは学友でもある。ピアノを担当しているが、耳が遠く補聴器が必須だが、度々付け忘れる。性格は穏やかで優しいがお年の所為かちょっと天然。おっとりした口調で話す。
聖キャサリン修道院長
聖キャサリン修道院を取りまとめる修道院長。真面目でしっかり物で規律に厳しい堅物な人物だったが、デロリスのお陰(?)か堅物な性格が今ではだいぶ丸くなった。実は学生時代はデロリス並みの問題児で大司教を困らせていた。シスター時代の名前はシスター・メアリー・アベル。
- Re: sister act original ( No.2 )
- 日時: 2017/05/16 21:47
- 名前: angelo (ID: AQILp0xC)
キャスト(他のシスター達)
シスター・メアリー・フェリクス
ラザラス、アルマと共に年長のシスター。シスターの中で一番小柄で華奢なおばあちゃんシスターだが、非常に元気でかなり身軽で若々しい。性格は気さくで優しく、面倒見が良くノリも良くお茶目。可愛らしい声をしている。
シスター・メアリー・オーレリウス
ラザラス達に次ぐ年長の70代シスター。楕円の銅縁眼鏡をかけている。厳しそうに見えるが非常に思いやりがある。ラザラスとは友人。フェリクス、ネレーに次ぐ小柄な体格をしている。
シスター・メアリー・イグネイシャス
ラザラス達の次に年配の70代シスター。白ぶち眼鏡でいつも薄く濃いめの口紅をつけている。性格は穏やかで優しいが曲がった事が嫌い。ラザラスとは友人。歌が好きで、オペラみたいな歌い方をする。実は楽しい事が好きで好奇心が強い。
シスター・メアリー・アニマ
ラザラス達の次に年配の70代シスターの1人。かなり度の強い縁なし眼鏡をかけた優しい笑顔の落ち着いたタイプのシスター。性格は穏やかで優しく気が長いが少し心配性。薄く口紅をつけており、顔立ちがちょっとイグナティウスと似ている。イグナティウスとは親友であり学友。読書が趣味で知識量が凄まじく、別名は歩く辞書。実は隠れて歌が上手い。アルマと名前を良く混同されがちなのが悩み。
シスター・メアリー・アーネスト
ラザラス達に次ぐ年配の70代シスターの1人。度の強い縁なし眼鏡を少しずらすようにかけている。性格はしっかり物だが割とノリが良くお茶目。非常に手先が器用で、裁縫などでは毎回アルマのフォロー役。
シスター・メアリー・ホリス
60代の底抜けに明るく笑顔を絶やさない比較的長身のおばちゃんシスター。声は大きく力強く、こぶしを回すように歌う。性格は陽気で豪快でお喋りと人が好き。ボディタッチや手を握るのが癖。パトリック同様に元気で明るく、尚且つ音楽や楽しい事が好き。
シスター・メアリー・ヒューゴ
60代の厳しげな顔つきをしたパトリックに負けず劣らずなふくよか体格のおばちゃんシスター。ホリスとは同期で学友。豪快な性格だが面倒見が良く、厳しくも優しい肝っ玉母ちゃん系シスター。ツッコミ役になってる率が何故か高い。
シスター・メアリー・ジュリアス
60代の茶目っ気たっぷりなおばちゃんシスター。ホリス、ヒューゴとは学友であり同期。性格はマイペースで気長だが、割としっかり者で気の強い部分もある。他人にイタズラをしたり、いじってからかうのが好き。意外と手先が器用。
シスター・メアリー・ニコラス
若めの見た目をした一際小顔で比較的小柄な40代後半のシスター。フェリクスに負けず劣らずに細身で華奢な体躯の持ち主。性格は少し気弱だが穏やかで非常に心優しく思いやりがある。可愛らしいが弱々しい声で、歌声も声量が足りず少し弱い上、リズム感が地味に悪い。フィンガーシンバル担当。手先が非常に器用で、料理や裁縫の腕はピカイチ。実は見た目と違って割と俊足。
シスター・メアリー・レネー
40代の丸っこく小柄な体格の若く見える系シスター。ニコラスとは同期で学友。明るく快活で社交的で真面目だが大雑把な性格。実はフェリクスに次ぐ小柄な体格をしており、割と力持ちだが体格の所為か足が遅い。実は歌うことが好きで、ロバートに隠れているが歌が上手い。大雑把故にロバートよりマシだが不器用で、裁縫の時はニコラスに毎回フォローされているメンバーの1人。フェリクス、オーレリウスとは小柄同士だからなのか親しい。
シスター・メアリー・トム
40代前半の若く見える眼鏡なシスター。明るく優しいが真面目でちょっと堅物でそそっかしい性格。表情が豊かで、感情や気持ちがすぐ表情に出る。リアクションが大きめ。ロバートよりマシだがそそっかしいが故に不器用であり、裁縫ではいつもニコラスにフォローされている。
シスター・メアリー・ラルフ
40代前半の若めに見える、一番の長身シスター。元気で明るく快活で、非常にノリが良く社交的で人とお喋りが好き。トムとは学友であり同期。不器用そうに見えるが、実は大体は割とそつなく出来る。タンバリン担当で、タンバリンは腰に装着している。
- Re: sister act original ( No.3 )
- 日時: 2017/04/25 23:13
- 名前: angelo (ID: AwgGnLCM)
法王様の前で歌ってから数ヶ月、季節は秋めいてきていた。
椅子に座り、談笑しているデロリス(クラレンス)とシスター・メアリー・ロバート、シスター・メアリー・パトリック、シスター・メアリー・ラザラスの4人。
談笑の途中、不意にドアが開く音が聞こえ、4人は同時に振り返った。
そこに、買い出しから戻って来たシスター・メアリー・ニコラス、シスター・メアリー・トム、シスター・メアリー・ラルフが両手に買い物の荷物を持って現れた。
「はぁ、やっと着いたぁ…」
トムが少し疲れたような表情で、両手に持った荷物を一旦、床に置いた。
「腕ちぎれる、手が痛い…」
ラルフは重い荷物を任されたようで、手にはビニール袋の取っ手を持っていた跡が模様のようについていた。
「ふぅ、後は片付けなきゃ…」
最後に入って来たニコラスは、ドアを閉めて施錠し、息を吐きつつ呟いた。
「片付けかー、ラルフ大活躍だね」
トムがラルフの方を見ながらケラケラと笑った。
「高いとこ担当だからね、あたし…」
ラルフは軽くため息を混じらせながら、笑ってそう答えた。
「さて、早く片付けて食事作らなきゃね、トムとラルフは」
食事は1週間当番制で、今週はトムとラルフのペアが担当だった。
2人は驚いた表情で顔を見合わせていた。
「…忘れてた、食事当番だったの」
トムがかなり困った表情をすれば、ラルフもまた困った表情を浮かべて呟いた。
「あたしもよ、トム…どうしよう」
困り果てる2人を前に、デロリス達がやって来た。
「片付けはあたしら4人でやるわよ?」
デロリスは言うが早いかトムから荷物を取っていた。
「そうよ!わたし達がやっちゃうから、早く食事に取り掛かるべきよ!」
パトリックは笑ってラルフから荷物を取る。
「ニコラス、あんたは2人のお守り役だよ」
ラザラスがニコラスから荷物を取ろうとしたが、それを察したロバートが、ラザラスより先に荷物を取って抱えた。
「わたし達はその、ニコラスみたいに料理に口出し出来ないから!」
ロバートはチラッとラザラスを見て笑顔を浮かべ、ニコラスにも笑いかけて。
ラザラスは少し不満気ではあったが、ロバートの真意を理解したのか…少し肩を竦めただけだった。
「あ、あぁ、ありがとう…デロリス、ラザラス、パトリック、ロバート!」
トムは驚きから笑顔に表情を変えながら頭を下げる。
「お言葉に甘えて、行こうトム!」
ラルフもまた同じように頭を下げてから、トムの腕を掴んで小走りにキッチンに向かった。
「…ありがとうデロリス、ラザラス、パトリック、ロバート…ええ、わかったわ」
ニコラスは頭を下げた後、困った表情をしたものの…すぐに笑って2人を追うようにキッチンに向かった。
- Re: sister act original ( No.4 )
- 日時: 2017/04/26 22:42
- 名前: angelo (ID: DMJX5uWW)
キッチンに向かったニコラスを見送ると、デロリス達は早速買い出しの荷物の片付けに取り掛かった。
キッチンの冷蔵庫とは別に、保管用冷蔵庫がある(人数がいる為、材料の量が多いので増やされたとか)。
高いところに置くのをラザラスとパトリックが担当し、デロリスはロバートとと他の物を片付けて。
「人数いるから量が半端ないわね、毎度の事ながら」
デロリスがアイスクリームを3つ(大きなアメリカンサイズのやつ)を取り出しながらボヤく。
「当たり前よ、こんだけいんだから」
ラザラスは冷蔵庫の1番上の棚にソーセージの袋をつっこみながら言葉を返した。
「今日の晩御飯何かしらね!」
パトリックが冷蔵庫のカゴ部分に調味料を入れながら、楽しそうに話した。
「ニコラスが手伝ってるから、ちょっと豪華だったりして」
ロバートがナッツの袋を冷蔵庫横の棚に直しつつ、笑って答えた。
会話を弾ませながら、片付けは数分で終了した。
椅子に座り直していると、デロリスが不意に呟いた。
「…あのアイスクリーム、食べたらダメかしら」
発言を聞くや否や、ロバートとパトリックは顔を見合わせ、ラザラスは額を抑えた。
「駄目に決まってるでしょう…あのアイスクリームは皆のおやつなんだから」
ラザラスは半分呆れながら呟く。
「そうよ、皆で食べるアイスクリームなんだから!」
ロバートもラザラスの意見に頷きながら、はっきりと言い放つ。
「それよりも…ニコラスを怒らせた方が怖いわ…それに、シスター仲間達に睨まれるのも怖いし…」
流石のアイスクリーム好きのパトリックも、困ったように首を横に振った。
「…ニコラス、怖そうなイメージないけどねえ」
デロリスが軽く笑えば、ラザラスは真顔に、パトリックは笑顔を引きつらせ、ロバートは両手で顔を覆った。
「ニコラス程怒らせたらいけない人間は居ないね」
ラザラスは手を祈るように組みながら呟く。
「ええ、本当にヤバいのよ…ニコラスは…」
パトリックは引きつった笑顔のまま話す。
「私は聞いただけだけど…凄かったわ」
ロバートはラザラスのように両手を祈るように組みながら呟く。
「…逆に、ニコラスを怒らせて見たくなってきたよ」
話を聞いたデロリスは、悪戯っ子のように笑った。
「」
- Re: sister act original ( No.5 )
- 日時: 2017/04/30 22:16
- 名前: angelo (ID: O/vit.nk)
一方、キッチンのトムとラルフは焦っていた。
夕飯の時間まで、後30分。
「あああ、何を作ればっ、どうしよう…!」
真面目なトムは完全にパニック状態で、涙目だった。
「とっ、トム、取り敢えず落ち着いて!」
ラルフは焦りながらもパニック状態のトムを落ちつかせようとしていた。
「おっ、落ち着ける訳ないじゃない!ああ時間が、でも何を…!」
ラルフに落ち着くように言われたトムは時計をチラ見して更に焦りを加速させ、つられるように時計を見たラルフもまた焦っていた。
「2人共、落ち着いてちょうだい?」
焦ってどうしたらいいかパニックになった2人の後ろから、追いついたニコラスが穏やかに話しかけた。
ニコラスの方を向いたラルフはホッと安心していたが、トムは真面目な性格が災いし、ニコラスを見てもパニック状態が治らなくなっていた。
そんなトムを、ニコラスは優しく抱きしめた。
「大丈夫、大丈夫よトム」
「まだ時間はあるし、私も手伝うんだもの、焦る必要なんてないのよ」
ニコラスに抱きしめられ、言葉を聞いたトムは次第に落ち着きを取り戻した。
「…ごめんなさい、ニコラス…私、取り乱しちゃって…」
トムは申し訳無さそうに頭を下げた。
「頭を上げて、トム…私は大丈夫だけど、ラルフには謝った方が良いと思うのよ」
ニコラスはふわりと笑ってそう返すと、トムはラルフの方を向いた。
「ラルフ、私っ…本当にごめん!」
トムが思い切り頭を下げれば、ラルフは笑った。
「大丈夫だよ、トム!さ、早く夕飯作んなきゃ!」
トムの方を叩き、色々と準備する。
「ね、ニコラス…今日は何を作るの?」
ラルフが興味津々にニコラスを見つめた。
「そうね…今日は健康的に、肉と野菜のスープとパンとパンにつける、甘さ控えめヨーグルトソースにしましょ!」
メニューを聞いたトムとラルフは想像してしまっていた。
「…お腹空いた」
ラルフは悲しげな表情でそう呟き
「私、よだれ出そう」
トムは冗談混じりにそう話し、口元を拭いながら笑った。
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