二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- けものフレンズROR
- 日時: 2019/03/31 16:16
- 名前: 日に日 (ID: KDFj2HVO)
本題
パークの歴史家の摩訶手記のリメイク兼けものフレンズRの四時創作として出発をします。
現在プロットの作成中であり、早ければ今夜には投稿できる予定です。
基本的にはライガー×ロジコマ コンビが、開拓者トリオやサーかばなどと共にセントラルエリアを目指すストーリーです。
決着がつかなかったクイーンゴーストも今回はきっちり落とし前を付けます。
基本的な設定はけものフレンズRを参照して欲しいです。
また、多くの自己解釈を含みます。
それがOKという方は見てください!
- Re: けものフレンズROR ( No.1 )
- 日時: 2019/03/31 20:06
- 名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)
………………波間に揉まれる一艘の舟。
よく見れば舟でなく、別の車両を船にいじった物だとわかるそれ。
その船は行ったり来たり、今にも沈んで行きそうだった。
中の船員は既に気を失っていた。
おそらくなにかの拍子に頭をぶつけたのだろう。
…………………
舟がひっくり返る、その寸前。
ガッ!!!という音と共になにかが刺さる。
一本の青い鎖。その先には奇妙な飛行機。
それは、その舟を近くの陸地に引きずり上げる。
青いWの形をした飛行機は、一瞥もなくその場を後に飛び去っていった。
…………夢の中
かばん
「ここはどこだろう、ぼくは、確か、サーバルちゃんと漕ぎ出して、でも海が荒れて、それから…………」
その時、誰かの歌声が響く。
????
「………カラ、コモママツキヌケケテ、アイモイラナイ、ナニモ……………」
かばんちゃんは何とかその歌の主を突き止めようとする、だが、そこで。
全てが微睡に消えていった。
- Re: けものフレンズROR ( No.2 )
- 日時: 2019/03/31 21:04
- 名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)
サーバル
「っは!」
???
「あー、よかった。気がついたみたいで」
サーバル
「かばんちゃんはどこにいるの!?」
???
「うわあ、ちょっと暴れないで、一から説明するから、その爪しまって!」
しばらく経って。
???
「そういう事情だったんだ。
取り敢えずそのかばんちゃんは無事だから、ゆっくりしていってよ。じきにヤンバルクイナやキーウィもくるしさ。」
サーバル
「さっきはごめんね。ところでここはどこなのかな。」
???
「ここはりうきうちほー。あてはカカポって言うんだ。それにしても、よくあんなんできゅうしゅうちほーからここまで来れたね。まったく凄いよ。」
…………………
その日の夕方。
かばんちゃん
「ということは、船や飛行機ではこのパークを出ることは出来ないんですか?」
カカポ
「そうみたいだよ。現にあてらも何回かこのパークを出ようとしたんだよ。
筏を作ったり、昔の飛行機を直したり、
でも何回やっても強い風波で戻されちったんだ、普通の手段じゃとてもね。何か雨も風も関係ない所を動けるような奴じゃなきゃダメだね。」
かばんちゃん
「そう………ですか。」
かばんちゃんとサーバルは小さなビルで一夜を過ごす事になった。
サーバルに付き合って狩りごっこに興じたカカポたちだったが。
ガラパコスペンギン
「」
ヤンバルクイナ
「」
キーウィ
「」
カカポ
「」
サーバルの圧勝だった。
まあ、考えてみりゃそうなるわな、というほかなかったが、あえて言わないかばんちゃん。
そしてみんな眠くなり、そのまま寝てしまった一同であった。
その頃
……………
パーク セントラル大火山
????
「遂にこの時が来た、我らこの世界に非ざる者、その願いが叶う時!」
????
「この世界を輝きで埋め尽くすために!」
………………
きゅうしゅうちほー
????
「またともえちゃんとカフェでゆっくりできるなんて、ボク達幸せ者です!」
???
「いやいやそんなことないよ、あたし達はいつでも友達だもん!」
アルパカスリ
「あの日からセルリアンはでないし、お客さんいっぱいだし、いいk」
ゴマちゃん
「アルパカーお代わりー」
「「「もう食べちゃったの!?」」」
夜は長く、しかし…………
- Re: けものフレンズROR ( No.3 )
- 日時: 2019/03/31 22:31
- 名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)
次の日の朝。カフェを出発した一台の車両
車両はバスに似ているが、窓に鉄心が入っていたり、エンジンが大きかったりやたら物々しい。
ライガー
「ともえちゃん、乗せてくれてありがと!」
ロジコマ
「珍しいよね、いきたい場所被っちゃうなんて。」
ともえちゃん
「ぜんぜん大丈夫だよ、あたし達仲間だもん!それに何人も乗れるのに、勿体ないじゃない。」
ゴマちゃん
「それはいいけど、なーんか遅くなってないか?(やっぱりあの二人重いんだ……)ってイエイヌ、どう思」
イエイヌ
「zzzzz」
(そーいや昨晩一番騒いでたなこいつ)
のが飛びまくる音
サーバル
「きゅうしゅうちほーに」
かばんちゃん
「帰る方法があるんですか?」
カカポ
「ああ、あてら試した事はないけど、一応ね。おーいキーウィ、『はぐるまごう』の
準備しといてほしいんだ。」
キーウィ
「無言でグッドのサイン」
カカポ
「準備できるまで、結構掛かるからさ、あてのオススメスポット教えたげる。」
カカポに連れられ向かった先には、展望タワー。その頂上で。
カカポ
「あてらはみんな飛べない鳥だからさ、こんなところが好きなんだよね、やっぱり憧れちゃうからね。」
サーバル
「うんうん、すっごくわかるよ!」
かばんちゃん
「あれ、あなたは?」
ガラパコスペンギン
「ば、バレちゃった!?」
カカポ
「どしたん。ガッピー。」
ガラパコスペンギン
「実はちょっと練習したいんで、」
サーバル
「なになに、聴かせてー」
カカポ
「隠し芸か!なら披露してもらいたいなぁ」
かばんちゃん
「(何するつもりなんだろう?)」
ガラパコスペンギンが取り出したのは、古びたステレオカセット。そこから流れる音楽に合わせてガラパコスペンギンは歌い出す。
………きゅーんきゅーん、キューンキューン....私の彼は.......
ステキな歌声が響く中、タワーの下から声が聞こえた。
カカポ
「準備できたみたいだな。名残惜しいけど、元気でな!」
サーバル かばんちゃん
「「うん!」」
ガラパコスペンギン
「あの、どうだった?」
サーバル
「すっごく良かったよ!マーゲイに聴かせてあげたいぐらい!」
ガラパコスペンギン
「本当! じゃあ、これ持って行ってよ!」
ガラパコスペンギンはサーバルに何こかカセットテープを渡す。
カセットテープはかばんちゃんのかばんに大事に仕舞われた。
タワーの下ではキーウィが待っていた。
キーウィ
「行こう。」
言うなりスタスタ歩き出すキーウィ。
サーバルとかばんちゃんはその後をついていった。
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