二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ナンバーカラーズ
日時: 2019/10/12 08:41
名前: いくちゃん (ID: UK8YjfXC)

こんにちはいくちゃんです!
この作品は、ナンバーズとカラーズヒロインズの世界に異世界の世界を入れたお話です。

時系列は同じですが、内容が所々違ってきます。
なので、また別の世界と捉えてくれたら幸いです。
後、自分が投稿したもので、企画物以外はいつか本にしたいと考えているため、内容が急過ぎたり、メモ感覚や脚本のようになってることをご了承下さい。

それではお話の始まり始まり



ここはとある異世界
みんな仲良く暮らし、多少揉め事はあったが、平和な町であった

ある日、突然悪の魔法使いがやってきた。
すると、悪の魔法使いは自らの魔法を使って
人々の感情を奪い、不思議な石に閉じ込めてしまった。
しかし、突然何の因果か、1人の少女が現れ、1つ石を手に取ると、なんと言うことだろう彼女は日曜に出てくるようなヒロインに
変わったではないか!
しかし、彼女1人ではどうにもならず、石は悪の手に渡ると思いきや、石は散り散りに飛んで行きどこかへ行ってしまった。
悪の魔法使いも少女もそれを見ることしか出来なかった。

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Re: ナンバーカラーズ ( No.29 )
日時: 2020/03/27 22:21
名前: いくちゃん (ID: 2Elm7N8p)

秘書「アンハピ!」

アンハピ「なんでしょうか?」

秘書「取引をしましょう!あなたの信頼はないに等しい!」

アンハピ「何が言いたいの?」

秘書「また、あの時に戻りたいのですか?」

アンハピ「い、嫌よ!あんな惨めな想い絶対・・・」

秘書「では、このカードなんですが・・・」

アンハピ「何それ?」

秘書「簡単に言うと、強化ムカンシーンです!普通のムカンシーンと違いさらに強化されております!」

アンハピ「それを私にどうしろと?」

秘書「ディファレント様はあなたに呆れております!今すぐにでも切り捨てる考えです!しかし、カードの力を使って信頼を取り戻すと言うなら、まだここに居させると言うことです!」

アンハピ「なるほど、もう私に後はないってことね!」

秘書「はい、ディファレント様はグレーも切り捨てたくらいですから!」

アンハピ「完全にグレーは諦めたのね」

秘書「あっ、いくつか付け足しておくと、カードは4枚、あと強化と言ってもあなたの心で強くなると思ってください!ただし、使っているものに致命傷を与えます!」

アンハピ「分かったわ!私はディファレント様に拾われ、ディファレント様が導いてくれた!この世界の感情を全て消し去ってくる!」

第28話・新たなカード!アンハピの新しい力!

経子「はい、本番まであと2週間余り!追い込みよ!」

カラーズ「はい!」

知「そういえば、歌は?」

植「私がいくつか書いてきました!」

経子「どれどれ、うーん、やり直し!」

植「ええ!?」

鶴「経ちゃん!」

経子「何鶴?」

鶴「せめて、具体的に何がダメなのかとか良い方法もしくは作詞の基本とかを教えないと!」

二「そうだ!そうだ!」

経子「じゃあ、見てよ!」

全員「これはひどい!」

植「そんなにですか?」

二「読んで恥ずかしくなるわ!」

一「うちの作詞家!」

二「いや、あんただろ!」

一「とにかく、植ちゃんは私と場所移動しようか!」

植「はい」

笑「衣装は相が作ってきてくれたし・・・」

情子「本当に凄いわよね、人を見ただけでその人の体型やサイズが分かるなんて!」

支「逆に怖い!」

援「作詞があるということは作曲は誰がやるの?」

カラーズ「えっ?」

笑「私、音楽知識ない!」

その他「私も!」

カラーズ「どうすればいいの?」

経子「分かったわ、作曲は私がやっておくわ!一応経験あるし!」

カラーズ「ありがとうございます!」

和「なんなら私も手伝います!」

経子「ありがとう和ちゃん!」

帰り道
笑「もうあと2週間か、みんな頑張ろうね!」

知「だからといって、自主練のやり過ぎで倒れるとかやめてくださいね!」

支「ああ、笑ちゃんならありがち!」

笑「なっちゃん、それどういう意味?」

情子「それにしても、スクールアイドルだっけ?案外楽しいわね!」

援「ええ、ジャパンにはこんな素晴らしいものが合ったなんて!」

植「でも、難しいわよ!だって自分達で曲まで作らないといけないし・・・」

経子「そりゃ、大会の基準で使う曲は今までに未発表の曲しか使えないってなってるんだから!」

笑「でも、私は納得かな・・・」

相「何で?」

笑「うち、お食事処やってるでしょう!」

知「ええ、私は常連ね・・・」

笑「たまに、閑散してたときどうやったらお客さんが来るかな?って思って最初はもっと安くすればいいんじゃない?ってお母さんに言ったの!でもそれじゃ家が儲からないからダメって言われて・・・」

支「ああ、私も思ったことある!」

情子「そうよね、うちも花屋だから分かるわ・・・」

相「そうそう、安くするだけじゃあ意味ないのよね!」

笑「その時に、お母さんから新しい物を考えるってことを教えてもらったの!」

支「そうそう、定番の物以外にみんなが好きそうな物を置くだけで、売り上げが全然変わるんだってお父さん行ってた!」

情子「うちは季節に合わせてるからな・・・」

相「まあ、新しい発想が世界を変えるってことかな!」

知「言ってることは間違ってませんが、意味が分かりません!」

情子「カッコつけ損ねたね!」

相「何よ!」

一方
アンハピ「一応ルビーの発明で、カードの特性で人より大きな建造物でもムカンシーンに変えれるそうだな、よし!フィーリングブロック!」

ムカンシーン!

人々「キャアアア!」

笑「あっちで悲鳴が!」

支「ムカンシーンじゃない?」

相「いくしかないでしょ!」

植「ええ!」

情子「もちろん!」

援「みんなを助けに!」

経子「気をつけて!」

アンハピ「暴れろ!ムカンシーン!」

ムカンシーン!

笑「そこまでよ!」

アンハピ「カラーズ!」

笑「みんないくよ!」

カラーズチェンジ!

どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!

ムカンシーン!

全員「たあ!」

ムカンシーン!

バン!

スマイル「うわー!」

サポート「スマイル!」

パートナー「こうなったら!」

ドン!

パートナー「ああ!」

ナチュラル「パートナー!」

パッション「どうやら、建物だから気持ちが聞こえない!」

アンハピ「ハッハッハ、その通り!気持ちが聞こえない相手にあんたらが敵うわけないでしょ!行けムカンシーン!」

ムカンシーン!

ダアッン!

4人「うわー!」

アンハピ「感情がない、悔しさも痛みもそんな嫌なこと全部ないんだ!それでいいじゃないか?最初から負けにいく試合なんていらないじゃない!」

スマイル「そんなことない!」

サポート「スマイル!」

スマイル「たとえ、ネガティブな感情だろうと、そこから頑張ろうって困難に立ち向かう感情がある!それに負けにいくんじゃない!自分達の実力を試しにいく!そこで自分達の反省点や弱点などを修正して、また次に挑む!それこそ夢を叶えたいという感情よ!サポート!」

サポート「OK!」

ピンクスマイル!ピンクホワイトバージョン!

ホワイトサポート!ホワイトピンクバージョン!

2つの力を1つの力に!
ピンクホワイトスクリュー!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・」

アンハピ「畜生!」

ビュン!

笑「なんとか勝てたね!」

支「ええ・・・」

相「あれ?」

植「体が・・・」

情子「重い・・・」

援「み、みんな・・・」

パタン

次回予告!
アイドル活動とヒーロー活動の疲労で倒れてしまったカラーズ、しかし彼女達の意思は変わらない!そんななか、アンハピが幸となって、カラーズに近づきある話をする!
果たしてその内容とは?
次回ナンバーカラーズ
幸の過去、幸せって何?

Re: ナンバーカラーズ ( No.30 )
日時: 2020/03/28 12:26
名前: いくちゃん (ID: 2Elm7N8p)

次の日
がらがら

経子「みんな大丈夫?」

笑「はい!」

支「ちょっと、疲れがたまっただけです!」

相「でも、しばらくは安静と・・・」

知「それはそうよね・・・」

経子「どうする?あなた達はこのまま続ける?」

笑「もちろん、続けるつもりです!だよねみんな?」

5人「はい!」

経子「まあ、あなた達ならそういうと思ったわ!でもあなた達の体に負担をかけていたのも事実!鶴と相談して軽めのメニューの調整をしてるところよ!」

植「ありがとうございます!」

幸(ここがあいつらが運ばれた病院ね・・・)

第29話・幸の過去、幸せって何?

がらがら

笑「あっ、幸!」

幸「こんにちは」

笑「どうしたの?幸に病院に運ばれたって言ったけ?」

幸「あなたの母親から聞いたのよ!偶然会ってね・・・(本当に偶然よ)」

笑「そうなんだ・・・、いやー参った、参ったよ!」

知「あなたは張り切り過ぎなのよ!」

笑「でも、こうしてみんなと一緒って言うのもいいかな?」

情子「不吉なこと言わないでよ!」

植「そうよ!不謹慎よ!」

笑「そういう意味じゃないの!1人じゃあ心細いというか・・・」

相「その気持ち分かる!1人でも仲間がいると本当はダメなときもあるのに不思議と出てくる安心感というか・・・」

支「確かに!」

笑「一種の幸せっていう感情かな?なーんて!」

幸「ねえ、笑?」

笑「何幸?」

幸「幸せって何?」

笑「突然どうしたの?」

幸「ちょっと、小話実は私幸せって物が分からなくて・・・(えっ?私今何を話してる?)」

植「幸せって言っても、みんな人それぞれ違うからな・・・」

情子「そうよね」

笑「幸は幸せを感じたことないの?」

幸「私ね、幼い頃に捨てられた身だから・・・(だから私は何を言って?)」

笑「そうだったんだ・・・」

支「可哀想に・・・」

知「今はどちらに?」

幸「最初は施設に居たんだけど、いじめられて・・・」

植「可哀想に・・・」

幸「そこを抜け出した後はある人に拾われてそこで暮らしてるわ!(ヤバいディファレント様のことは伏せないと!)」

笑「良かったね!でも何で幸せを感じ取れないの?」

幸「分からない、分からないの!ただ、それだけよ!さよなら!」

がらがら

笑「あっ!」

知「行っちゃいましたね・・・」

笑「幸、幸せが分からないんだ・・・」

病院から離れた場所
幸(私はなぜ?なぜあの話をあいつに?)

にゃー!

幸「猫?」

猫(僕はただの野良猫、飼い主に捨てられただひっそりと生きてる、生きるために、魚屋などでこっそり盗み食いをして捕まることもあるが、爪で対抗!だって仕方ないじゃないか!捨てたのはお前ら人間なんだから!)

幸「ふふ、いい鴨いえ、いい猫が見つかったわ!ブラックオン!その感情よ石にしてしまえ!フィーリングブロック!」

猫「にゃー!」

ムカンシーン!

病院
笑「ありがとうございました!」

全員「ありがとうございました!」

医師「お大事に!」

ウィーン

フィール「お前ら!大変や!ムカンシーンが出た!」

知「こんなときに?」

笑「知ちゃん、私達行くよ!」

知「待って!みんな病み上がりなのよ!」

支「それでも、人の命には変えられない!」

情子「そうよそうよ!」

現場
ムカンシーン!

笑「何あれ?」

相「猫の怪物?」

情子「建造物だけじゃなかったの?」

笑「みんな、行くよ!」

カラーズチェンジ!

どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!

ムカンシーン!

ガシッ

スマイル「うわあ!」

パートナー「ヤバ!」

パッション「鋭い爪ね!」

知「みんな、余り無理をしないで!」

スマイル「じゃあ一気に決めちゃう?」

パッション「無理に決まってるじゃない!」

サポート「スマイル!もっと冷静かつ確実に!」

パートナー「っていうか猫って動物でしょ?なんなら気持ち聞けるんじゃないの?」

ナチュラル「かといっても、動物の気持ちを人間が聞けますか?逆ならともかく・・・」

ヘルプ「どういうこと?」

スマイル「私達人間の気持ちが動物に伝わるってことだよね?」

ナチュラル「はい!その通りです!しかしその気持ちを汲み取ることは不可能ですが・・・」

パートナー「じゃあ、意味ないじゃない!」

スマイル「どこかに動物と話せる人が居たらな・・・、テレビで出てる女性のような・・・」

パッション「確かに、居たけどそんな都合のいい話あるわけないでしょ!」

知(確かに、人間の気持ちが動物に伝わるけど、動物の気持ちが人間に伝わるなど、難しい話、そんなことできるのは、その動物に関わっている人くらいだわ!でもだからといってこの状況でそんな都合良く動物の気持ちを分かる人など・・・)

?「あの子、寂しがってる」

知「えっ?あなた危ないので逃げてください!」

?「今、どういう状況ですか?それならあなたも同じかと・・・」

知「そうね、あなたあの猫の気持ちが分かると?」

?「はい!申し遅れました、私山吹祈留と申します!中3です!」

知「あっ、先輩ですか!それよりあの猫の通訳を!」

祈留「はい!まず、怪物に変えられて驚いています、そしてあの猫の言うことには、飼い主に捨てられて町をずっとさ迷っていたんだそうです、なんとか生き延びるために、ゴミ箱を漁ったり、魚屋から魚を盗んだりと・・・」

スマイル「可哀想、幸に似てる・・・」

アンハピ「ううっ!」

サポート「生きていくためとはいえ、そんな苦しい生活を・・・」

ナチュラル「その前に、その猫を捨てたのも私達人間ということよね・・・」

ヘルプ「じゃあ、することは1つじゃない?」

スマイル「うん!」

全員「新しい飼い主を見つける!」

知「誰も飼わないの?」

スマイル「待っててね猫ちゃん!今私達が助けるよ!サポート!」

サポート「はい!」

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクホワイトバージョン!

ホワイトサポート!ホワイトピンクバージョン!

2つの力を1つの力に!
ピンクホワイトスクリュー!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・・」

知「祈留さんありがとうございました!」

祈留「どういたしまして!それよりその猫ちゃん?」

援「考えてみたけど、私が飼うよ!」

全員「ええ!」

援「寮はペット禁止じゃないから!とんだ肉食動物や国や市に申請するようなもの以外は基本飼えるの!」

全員「へえ・・・」

知「でも、いろいろ用意するものがありますよ!」

援「そうなの?私初めてだから色々教えて!」

笑「じゃあ、明日は援のために猫の飼い方を学ぼう!」

全員「おー!」

次回予告!笑が恋?相手は知の幼馴染みの先輩?その先輩にはある悩みが?そして前回の一件でみんなの負担を軽減策したいと思う知にチャンスが!果たして?
次回ナンバーカラーズ!
救えるか?幼馴染みとカラーズのメンバー!

Re: ナンバーカラーズ ( No.31 )
日時: 2020/03/31 21:53
名前: いくちゃん (ID: 2Elm7N8p)

笑「もー!遅刻!遅刻!何でよりによって知ちゃん来ないのよ!」

ダン!

?「おっと!」

笑「あっ、ごめんなさい!」

?「大丈夫かい?危なかったね!気をつけてね!」

笑「あっ、はい、ありがとうございます」

?「なんなら一緒に行こう、僕は足が早いからすぐつくと思うよ」

笑「あっ、はい・・・」

学校
知「私にできることは?」

第30話・救えるか?幼馴染みとカラーズのメンバー!

回想
知「えっ?」

スマイル「嘘!」

サポート「そんな!」

パートナー「指輪が・・・」

ナチュラル「消えるなんて!」

回想終わり
知「私は成れなかった、でも笑はそんな私を励まし、またチャンスが来ると言ってくれた、なら今度こそ、みんなの力に・・・」

一方
笑「ハアー・・・」

支「笑ちゃんどうしたんだろう?」

情子「たしか、今日ギリギリで来たわよね?」

相「おーい!笑何考えてるの?」

支・情子「ちょっと、相!」

笑「今日素敵な出会いが・・・」

情子「少女漫画か!」

笑「遅刻しそうで通学路を走ってたら、交差点の角でぶつかって・・・」

情子「ますます少女漫画じゃない!」

笑「あの人がいなかったら確実に遅刻だったな・・・」

支「そんなにかっこよかったんだ」

相「誰だったの?」

笑「あっ、名前聞くの忘れた!」

休み時間
?「すみません、桃原笑さんは?」

笑「はい!私ですが・・・、あー!」

?「これ君のだよね?」

笑「はい!今朝はありがとうございました」

?「どういたしまして」

笑「失礼ですが、あなたのお名前は?」

?「僕の名前かい?僕は赤平優斗って言うんだ、よろしく!」

笑「赤平先輩ですね!よろしくお願いします!あと改めてありがとうございました!」

情子「赤平?!」

相「どうしたの?情子!」

情子「赤平って私のおばあちゃんの名字じゃない!」

全員「ええ!」

支「それに、赤平家はお金持ちで有名な貴族のような存在!」

笑「えっ?情子ちゃんってそこの孫なの?」

情子「祖母が町長のあんたに言われたくない!」

優斗「えっ?」

情子「先輩!おばあちゃんの名前は?」

優斗「ええっと、たしか美鈴だったような・・・」

情子「それ、あたしのおばあちゃんよ!お母さんとこの!」

全員「ええ!」

優斗「といっても僕は拾われた身だからな・・・」

全員「ええ!」

知「あら、笑に優斗!何やってるの?」

笑「知ちゃん知ってるの?」

優斗「青梅、知り合いか?」

笑・優斗「えっ?」

知「幼馴染みよ!」

全員「ええ!」

ダークside
アンハピ(私はなぜ?)

回想
幸「幸せって何?」

回想終わり

アンハピ(なぜ、私はあいつに?とにかくこいつを使ってカラーズを倒さない限り・・・、もうあの体験だけは嫌だ!)

次の日の部室
知「ふーん、優斗に恋したのね!」

笑「うん」

植「ずっと自分を追いかけてきた妹が自立するのかって顔だよ、知?」

知「ち、違うわよ!それに妹じゃないし!」

笑「まさか、赤平先輩が知ちゃんの幼馴染みだったなんて・・・」

知「私としては、優斗が赤平家に拾われたことにびっくりだけどね・・・」

植「それより私は、情子さんが赤平家の孫ってことに驚きなんですけどね」

笑「ってことは先輩と情子ちゃんどういう関係になるんだろう?」

情子「従兄だろうね・・・、義兄とは言い難いし・・・、そういえば拾われたって何が合ったの?」

知「簡単に言うとあの子孤児なのよ!両親から虐待を受けて・・・、自動施設に保護されて・・・」

笑「可哀想・・・」

知「まあ、その時からちょくちょく会って相談にのってたんだけどね!」

植「でないと、幼馴染みにもならないよ」

知「そういえば、1人妹が居たって言ってたんだけど、その妹は行方不明らしいの!同じく施設に通ってたんだけど、施設内でいじめられて脱走したらしいわ!それ以降行方不明!」

笑(どこかで聞いた話のような?まさかね!)

知「だから、彼可能性が有る限り、妹の行方を追ってるわ!」

笑「そうなんだ・・・」

情子「今日、おばあちゃんとこ来る?本人から情報聞くって手もあるし!写真くらい見せてもらったら、どこかで見つかる可能性もあるし!」

笑「うん」

赤平家
笑「おお!」

支「噂には聞いてたけど・・・」

植「大きな家だね!」

相「大きすぎよ!何坪あるのよ!」

援「わーお!こんな大きな家は初めてです!」

ピンポーン

美鈴「はい!ちょっと待っててね!」

玄関
情子「こんにちは、おばあちゃん!」

カラーズ「おじゃまします」

美鈴「みんないらっしゃい!」

優斗「ああ、君達!」

?「お婆様、お兄様、そちらは?」

全員「えっ?」

知「優斗、そちらは?」

優斗「ああ、妹の愛美さ!」

愛美「初めまして、赤平愛美と申します!」

知「妹?ってことは見つかったの?」 

優斗「いや、まだだよ!この子も拾われた子さ!だから義妹だよ!」

植「そうなんだ・・・」

笑「あの、実は私達もそのお手伝いをできたらなと思っていて・・・」

優斗「ありがとう、そんな気を使わなくても・・・」

知「可能性を広げる意味ではいいんじゃないかしら?妹の写真とかある?」

優斗「それが・・・」

情子「まさか、ないの?」

優斗「あるにはあるんだが・・・」

写真を見る一同

相「こ、これは?」

支「分からない!」

情子「何で過去の写真なのよ!っていうか何歳?」

優斗「ごめん、4歳くらいの写真しか残ってなくて・・・」

知「仕方ないわね、親に虐待受けてたんだから・・・」

笑(あれ?誰かに似てるような?)

結局
情子「収穫なしか・・・」

支「それよりも情子ちゃんのおばあさん優しいよね、身よりのない子供を引き取るなんて!」

相「それくらいお金があるんでしょ!」

一方
優斗「ハアー、どこに行ったんだ?それもあるが・・・、義妹がなついてくれないんだよな・・・、仲良くしたいのに・・・」

アンハピ「ん?いい鴨見つけた!その感情よ石にしてしまえ!フィーリングブロック!」

優斗「うわあ!」

知「優斗!」

笑「先輩!」

ムカンシーン!

愛美「何ですのあれは?」

美鈴「愛美、優斗!どこなの?」

笑「みんな行くよ!」

カラーズチェンジ!

どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!

全員「たあ!」

愛美(今のは?いったい?)←逃げた先の玄関の影で見ていた

知「愛美さん、美鈴さん!早く逃げて!」

美鈴「でも、優斗が!」←愛美から遅れたので笑達の変身を見ていない

知「私が行ってきます!」

美鈴「あなたも逃げた方が、大丈夫です!きっと生きて帰って来ます!優斗と共に・・・」

愛美「お気をつけて!」

ムカンシーン!

バン!

カラーズ「ああ!」

ダン!×6

アンハピ「ハッハッハ、行ける、今日は行ける!カラーズを倒せる!そして感情のない世界を作る!」

スマイル「そんなことさせない!」

サポート「赤平先輩、あなたの悩みは何ですか?」

優斗(血の繋がりがないのか、愛美がなついてくれない!よそよそしくて、面と向かって話をしてくれない!)

スマイル「うーん、これは・・・」

サポート「どうすれば?」

知「あなたはどうやって施設の人と仲良くしてきたんですか?」

スマイル「知ちゃん?」

知「昔のあなたは、施設内でも沢山の友人がいたはずです!同性だけでなく異性も!」

優斗(た、確かに・・・)

知「妹という考えではなく、1人の人間として、他人と考えてから妹という認識でどうでしょうか?私にも幼馴染みがいます!全くの赤の他人ですが、私は実の妹のように可愛がっています!あなたもまずは頼れる人という認識で接したらどうでしょうか?それが私が考えた提案です!」

ピカーン!

カラーズ「あれは!」

フィール「まさか、再び青の指輪が!」

アンハピ「嘘でしょ?また増えるの?」

知「いける!私もみんなの力に、優斗をカラーズのみんなを!私はみんなを助ける!」

知、指輪をはめようとする

パッ!

全員「えっ?」

知「嘘!何で?」

パッション「スマイル、この展開は?」

スマイル「今まで事例はないよ!そもそも失敗した人の多くは、すぐに再び覚醒してたし・・・」

知「そ、そんな!」

アンハピ「良かった!びっくりしたじゃない、これ以上増えたらあたしの立場がなくなるところだったわ!」

スマイル「知ちゃんの言う通りだよ!私は知ちゃんの本当の妹じゃないけど、知ちゃんのことは本当のお姉ちゃんのように思ってる!血の繋がりなんて関係ないんだから!サポート!」

サポート「はい!」

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクホワイトバージョン!

ホワイトサポート!ホワイトピンクバージョン!

2つの力を1つの力に!
ピンクホワイトスクリュー!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・」

アンハピ「まあ、増やさないだけマシよね!」

ビュン!

美鈴「みんな、大丈夫だった?」

笑「はい!」

支「ねえ、愛美ちゃん?」

愛美「何ですか?」

支「お兄さんのことどう思ってる?」

愛美「時に厳しく、時に優しく、というより実は私には姉がいたんですよ!」

笑「えっ?愛美ちゃんお姉ちゃんがいたの?」

愛美「はい、今は行方不明ですが・・・」

情子「もしかして、自分と重ねて気を使ってるとか?」

愛美「そうではないんです!ただ・・・」

全員「ただ?」

愛美「男の人と話したことがなかったんです!」

笑「もしかして、緊張してた?」

支「まあ、愛美ちゃんから見たら先輩大きいもんね!面と向かってって言われると緊張するよね・・・」

情子「だってよ!優斗兄ちゃん!」

優斗「そ、そうだったのか!」

愛美「いえ、私ギターとヒーローに憧れているのですが・・・」

笑「どうしたの?」

愛美「それを怒られて以降・・・」

情子「どういうことかな?うるさいとか?」

愛美「いいえ、女の子がやるようなものではないと・・・」

支「それは聞き捨てなりませんね!」

笑「うんうん」

情子「男尊女卑ね!っていうか原因兄ちゃんのせいじゃん!」

優斗「えっ?僕のせい?」

カラーズ「うんうん!」

相「差別よ!差別!時代は変わるんだから!」

笑「そうだよ!今や男の人だって家事をする時代なんだから!」

支「そうね、女の人だって中には自ら力仕事を選ぶ人だっているもの!運送屋さんとか・・・」

援「そうそう!ダンスやバレーだって女の人だけじゃない!男の人も普通にやってるわ!
あなたはそういう人達を否定してるってことなのよ!」

優斗「えっ、でも・・・」

美鈴「みんなの言う通りよ優斗!それに私愛美のギター好きだもの!」

愛美「お婆様!」

優斗「悪かった、ごめんなさい」

情子「仕方ない今日あたしここ泊まろうかな?仲裁役になるから!」

美鈴「じゃあ、私はあんたの家に電話しとくね!」

情子「おばあちゃんありがとう!」

一方
植「知・・・」

知「また、成れなかった・・・」

次回予告!
またもカラーズに成れなかった知!
そんな知を励ますために、笑達はなんとかオーディションで知を励まそうと練習を重ねる、しかしそこにアンハピの魔の手が!そして、好の調査により笑達はアンハピの正体を知ることになる!
次回ナンバーカラーズ!
励ましの歌とダンス!狙われたオーディションとアンハピの正体!

Re: ナンバーカラーズ ( No.32 )
日時: 2020/04/04 12:07
名前: いくちゃん (ID: 2Elm7N8p)

知「また、成れなかった・・・」

第31話・励ましの歌とダンス!狙われたオーディションとアンハピの正体!

ダークside
アンハピ「後2枚・・・、絶対、絶対、倒す!」

次の休みの日
経子「1,2,3,4!5,6,7,8!
   はい、一旦休憩よ!」

全員「はーい!」

笑「知ちゃん、今日も来てないね!」

情子「そりゃ、2回目だもの・・・」

援「そういえば好の姿も見えないわね・・・、部屋を訪ねたら調べたいことがあるって書き置きがあったんだけど、まさか!」

笑「流石に大丈夫じゃないかな?調べたいこと何でしょ!きっと大丈夫だよ!」

援「また、あっちに寝返るなんてお姉ちゃんは許さないからね!」

笑「そんときはまた説得すればいいんだよ!」

相「楽観的過ぎよ!今度は一筋縄ではいかないかもしれないじゃない!」

一方好
好(僕の記憶と目が正しければ幸の正体は・・・、早くしっぽを掴んでみんなに知らせないと!)

夕方
ピンポーン

知の母「はい」

笑「ごめんください!笑です!」

知の母「あっ、笑ちゃん!ありがとう、今開けるからね!」

知の家に上がり・・・

トントントン

笑「知ちゃん!笑だよ!開けて!」

知「部屋自体は開いてるから勝手に入って!」

ガチャ

笑「失礼します(わー、物凄くやつれてる・・・)」

知「ねえ、笑?私には何が足りないの?」

笑「えっ?」

知「私は何でヒーローに成れないの?何が足りなかったの?ねえ教えてよ!」

笑「そんなこと言われても・・・」

知「あんたが言うには1回変身に失敗した子がいた、でもその子は次の回で成功してる、でも私はもう2回失敗してるのよ!前例ないんでしょ!私はもう成れないのよ!」

笑「だったら、知ちゃんが新しい歴史を作ればいいんじゃないかな?」

知「どういうこと?」

笑「知ちゃんの言う通り、2回変身を失敗した子の前例はない!でももし知ちゃんがそれをも乗り越えて変身したら、変身ヒロインに新たな1ページが刻まれるんじゃないかな?知ちゃんが新たな1ページを刻むんだよ!」

知「新たな、歴史・・・」

笑「うん、3度目の正直って言うじゃない!」

知「でも、2度あることは3度あるとも言うわ・・・」

笑「それは、3回目の変身のチャンスだよ!そしてそのチャンスを物にすればきっと!」

知「まさか、あなたに励まされる日が来るとはね・・・、昔は勉強が出来なくて泣いて私に頼みに来たあなたが・・・」

笑「私だって成長してるんだよ!でも、これも全部知ちゃんのおかげだけどね!」

知「それはその通りね!」

笑「もう!」

えみちか「ハハハ・・・!」

笑「それより、近いオーディションだよ!入賞しなくてもやれるだけのことをやらないと!」

知「その通りね!後悔だけはしないように、それにあなたの左隣は私がいないと!」

笑「うん!そうだよ!」

知「否定はしないのね」

笑「だって知ちゃんがいないとタイミングが合わないから・・・」

知「しょうがないわね」

えみちか「ハハハ・・・!」

次の日
知「さあ、今日が本番ね!」

植「このオーディションは知を励ますためでもあるんだけど・・・」

情子「もう、十分じゃない?」

全員「ハハハ・・・!」

その後ろ
幸「絶対、倒す!」

会場の中
好「じゃあ、僕は向こうで着替えてくるから!」

笑「うん、じゃあ順番まで結構あるから席で待ち合わせね!」

好「おう!」

援「ああん、好!お姉ちゃんと一緒に着替えようよ!」

情子「何言ってるの?このバカ姉は?」

着替えが終わり・・・
笑「よし!みんな!今日は自分たちがやって良かったと思えるパフォーマンス、そして審査員ではなく、お客さんを楽しませるように頑張ろう!」

全員「おー!」

一方
好「ええっと、席は・・・、ん?」←咄嗟に壁に身を潜める

幸「後2枚、何使おうか・・・」

好(あれは紅林幸!あのカード!もしかして!)

女子「ああ、本番怖いなあ、緊張する!早く楽になりたいよ!」

幸「ニヤリ」

好(笑った?)

幸「ブラックオン!」

好(あれは!アンハピ!)

アンハピ「その感情よ石にしてしまえ!フィーリングブロック!」

女子「ああ!」

好(やっぱり、どこかで見たと思っていたが、まさか紅林幸がアンハピだったなんて!みんなに知らせないと!)

更衣室前
人々「キャアアア!」

笑「どうしたの?」

フィール「大変や!ムカンシーンが出た!」

経子「ええ、知、望!私達は他の人達を誘導よ!」

知・望「はい!」

現場に駆けつけたカラーズ

アンハピ「来たわね!」

笑「みんなが楽しみにしていたオーディションをぶち壊すなんて!」

カラーズ「絶対、許さない!」

カラーズチェンジ!

どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!

ムカンシーン!

全員「たあ!」

ムカンシーン!

スマイル「よっと!(あれ?)」

サポート「スマイル、どうかした?」

スマイル「あっ、今日のいや前からムカンシーンが少しおかしいなって思ってて・・・」

パートナー「気のせいじゃないの?」

ヘルプ「それは私も感じてた!」

スマイル「ん?わかった!」

パッション「何?」

スマイル「見て!アンハピを!」

パートナー「いつもと変わらないと思うけど・・・」

スマイル「あの子苦しんでるように見える、まるで切羽詰まってるような・・・」

ムカンシーン!

ナチュラル「皆さん!よそ見は危険ですよ!」

スマイル「ちょっと、あたし行ってくる!」

パッション「スマイル!」

サポート「パッション、スマイルを信じて!」

スマイル「ちょっと、あなた!」

アンハピ「なんだ?」

スマイル「あなたは何が不満なの?」

アンハピ「不満?そうだな、お前らを倒せないことだ!」←スマイルに殴りかかる

スマイル「おっと!それだけじゃないはずよね?」←寸でのところで交わす

アンハピ「何が言いたい?」

スマイル「あのムカンシーンの感情はあなた自身の感情も含まれているんじゃないの?」

アンハピ「知らん、知らん、知らん!」

ムカンシーン!

スマイル「ほら、やっぱり!あなたの気持ちからムカンシーンが動いてるじゃない!あなたの不満は何?」

パッ!

好「みんな!アンハピの正体がわかった!」

カラーズ「えっ?」 

援「好!」

好「アンハピの正体は紅林幸だ!」

スマイル「えっ?幸?」

アンハピ「バレたら仕方ない・・・、ブラックオフ!」

全員「嘘!」

幸「ええ、そうよ!私がアンハピこと紅林幸よ!」

好「まさか、お前の変装だったとはな・・・」

幸「まさか、元同僚に見破られるとは・・・、まあいい、これでわかったでしょうお間抜けさん!私はあんたらが嫌いなのよ!」

スマイル「なるほど、やることは1つだね!サポート!」

サポート「スマイル、落ち着いて!」

パッション「アンハピ倒しても意味ないよ!」

スマイル「誰が幸を倒すって言った?フォームチェンジ!」

サポート「ええっと、フォームチェンジ!」

ピンクスマイル!ピンクホワイトバージョン!

ホワイトサポート!ピンクホワイトバージョン!

2つの力を1つの力に!
ピンクホワイトスクリュー!

幸「ふっ!」

ムカンシーン!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・・」

幸「何?」

スマイル「知ちゃんから聞いた赤平先輩の妹の話で、わかったよ!幸、あなたお兄さんがいるでしょ!」

全員「ええっ!」

スマイル「そして、お兄さんの名前は優斗だよね?私はあなたに施設でいじめられた話を聞いた!知ちゃんからも先輩の妹が施設でいじめられて脱走したとも聞いた!これを偶然とは思えない!幸、あなたが赤平先輩の妹だと話の辻褄が合うの!あなたは何が不満なの?教えて!」

幸「そんなこと、教えん!」

次回予告!
アンハピの正体が幸と知ったカラーズ!
メンバーは騙されたと疲弊不満を言うなか、笑1人だけは幸は幸せを知らないだけと、幸を説得するべく幸に会いに行こうとする!
一方後がなくなったアンハピも笑とタイマンバトルを持ちかける!
果たして笑の気持ちは届くのか?
次回ナンバーカラーズ!
スマイルVSアンハピ!届け幸せの気持ち!

Re: ナンバーカラーズ ( No.33 )
日時: 2020/04/05 12:47
名前: いくちゃん (ID: 2Elm7N8p)

回想
スマイル「あなたは何が不満なの?」

幸「そんなこと教えん!」

回想終わり
笑「幸・・・」

一方
幸「もう、あとがない!これで決める!」

第32話・スマイルVSアンハピ!届け!幸せの気持ち!

バン!

情子「邪魔するわよ!」

笑「邪魔するなら帰って!」

情子「うん、わかった!って違う!ってコラ!支!帰るんじゃない!」

支「だって、帰ってって言われたから」

情子「真に受けるな!で、笑!いい加減目を覚ましなさい!幸は悪の下部だったの!私達は騙されてたの!分かる?」

相「そうよ!その通りよ!あんたの優しさに漬け込んであいつは私達を探ってたのよ!私達の弱手とかね」

笑「何言ってるの?情子ちゃん!相?」

相「あんた、まだあいつのことを信じるつもり?」

情子「はっきり言うわ!あの子は敵!幸なんて子はいなかったのよ!」

笑「そんなことないもん!」

バン!

支「あっ、笑ちゃん!」

情子「待ちなさい!」

好「それはこっちの台詞だ!」

支「好君?」

援「私もいるわよ!」

一方
笑「(幸は前に言ってた、あの子は幸せという感情がわからない子なんだ!だから幸せを知らなかったのよ!知らない子には幸せを教えないと!でも・・・)どう教えたらいいんだろう?」

その頃
援「幸が存在しない、じゃあうちの弟も存在していないってこと?」

その場のメンバー「あっ!」

情子「ごめん・・・」

好「僕も知らんが、何人かはこっちの世界からディファレントに漬け込まれた人物ってところだろう、現に僕や幸もその1人だしな!」

一方
二「あっ!笑ちゃんじゃん!」

早「どうしたの?」

笑「あっ、先輩方・・・、実はある友達がなんて言うのかな、悪いこと、うーん・・・」

二「人に迷惑をかけてるって捉え方でいいかな?」

笑「は、はい!それでお願いします!」

早「そういうときは、本当に友達だと思うのなら、まず見捨てないことね!」

笑「でも、その友達はいじめられていたトラウマがあるんです!多分それが原因かと・・・」

二「俺も経験あるよ!いじめられていたね!」

笑「そうなんですか?」

二「ああ!」

笑「どうやって乗り越えたんですか?」

二「お姉ちゃんの存在かな、お姉ちゃんがいつも俺の気持ちになってくれて、いじめっ子達をフルボッコにして、怒られてたときもあったけど、俺はそんなお姉ちゃんが好きで頼りになる存在だったな、自分のことをわかってくれる・・・」

笑「優しいお姉さんだったんですね!」

早「二、小さい頃からねえねえって甘えてたもんね!しかも泣くときはいつもおねえさんの胸だし!」

二「小さい頃の話だろう!それにお姉ちゃんがそういうんだよ、『泣くんならお姉ちゃんの胸で泣きなさい!』って!」

笑「(相手の気持ちになるか・・・)先輩!ありがとうございました!私ちょっと行ってきます!」

二「おう!頑張れよ!」

早「幸ちゃんを元に戻しなさい!」

笑「はい、って気付いてたんですか?」

二「予想だよ!話は経子さんを通じて鶴ちゃんから聞いてる!」

早「頑張ってきなさい!」

笑「はい!もちろん!いえ、もちのろんで!(私は幸に真の幸せを伝えにいく!私が思う幸せを!幸に伝えるんだ!でもその前に・・・)」

知「大変!」

支「どうしたんですか?」

知「笑が幸を取り戻すべく1人で乗り込みにいくつもりよ!しかもわざわざ優斗を呼んで!赤平家のポストに手紙を入れてたって植が・・・」

全員「ええ!」

とある森
幸「自ら私の前に来るとは探す手間が省けた」

笑「会えて嬉しいよ、幸!私はあなたを元に戻しに来た!」

幸「どういうことだ?」

笑「あなたを幸せにするために、元の居場所に戻す!」

幸「そんなことさせるか!フィーリングブロック!」

笑「カラーズチェンジ!どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!」

アンハピ「私は今影と同化している!この私をお前1人で倒せるか?」

スマイル「倒しに来たんじゃない!説得しに来た!それに今日は不本意だけどあなたに会いたい人も呼んでいる!」

一方その頃
知「優斗!」

優斗「青梅!」

知「今、あなたどこに向かおうと?」

優斗「笑ちゃんがポストに妹が見つかったから、森の方へ来て下さいっていう手紙をもらったんだ、だから今この森に・・・」

知「この中は危険よ!」

優斗「でも、危険を省みても妹を助けるのが兄の努めだ!何が何でも行く!」

植「分かりました、しかし私達がいざというときに護衛になるという許可をおろさない限り行ってはなりません!」

優斗「なぜだ?」

植「妹さんを助けたいんでしょ?私達が護衛となります!」

優斗「君たちが護衛なんて・・・」

相「あたしらをなめんじゃないわよ!」

情子「そうよ、そうよ!女の子だって時には暴れたいし、頼りになる時だってあるんだから!」

支「童話でいうライオンとネズミですよ!」

優斗「分かった、だが本当に無理だと思ったらすぐに警察を呼ぶからな!」

知「ええ、万が一の場合はね!」

相「みんな、行くよ!」

全員「おー!」

情子「ってあんたが号令かけるんかい!」

一方その頃
スマイル「ドキドキスマイルハート!」

ムカンシーン「ホワワワワ・・・」

アンハピ「畜生!だが、まだだ!」

スマイル「もう一度聞くよ!幸の不満は何?」

一方
優斗「本当にこっちで合ってるのか?」

知「ええ、この足跡を追って行けば着くはずです!」

相「あっ、あれじゃない?」

スマイル「たあ!」

アンハピ「とう!」

優斗「あれは?」

支「スマイル、今私達も加勢を!」

スマイル「来ないで!これは私と幸の戦いだから!大丈夫、私に任せて!」

優斗「あれが、幸?なのか?」

アンハピ「いじめられ、施設を脱走、そのあと見た光景はなんだったと思う?」

スマイル「温かい家庭の風景?」

アンハピ「ああ、その通りだ!私は失望した!私はあんな体験した覚えがない!だからディファレント様に声をかけられた時、その感情を失くそうと考えた!自分が味わった苦しみをも失くそうと・・・」

スマイル「嘘だよね!」

アンハピ「嘘ではない!」

スマイル「嘘よ、確かに失望もあったかもしれない、でもそこには別の心があったはずだよね?自分に嘘を付かないで本心を吐いたらどうなの!」

アンハピ「ああ、そうだよ!私は本当はお前らみたいに家族で過ごすことが羨ましかった!いや、羨ましいとおもったのよ!」

ドン!×2

地面に仰向けで倒れる2人

アンハピ「羨ましいと思ったのよ!」

スマイル「そうだよね!」

アンハピ→幸に戻る

優斗「幸!お前本当に幸だってんだな!今までどこ行ってたんだ、心配したんだぞ!」

幸「お兄様?」

優斗「良かった、良かった!」

ドン!

優斗「どうしたんだ、幸?僕だよ!お兄ちゃんだよ!」

幸「ごめんなさい!私お兄様に合わせる顔がありません!」

スマイル「幸!待って!あっ!」←転ける

スマイル「幸!」

ダークside
ダーク「これは、ちょっとヤバいな、私が行くとするか・・・」

次回予告!
最愛の兄を前にして、顔を合わせられない幸はまたどこかへ行方を眩ます!
幸せの感情のない幸は、町をさ迷うことに!
笑達は幸を見つけ幸せを教えることが出来るのか?
次回ナンバーカラーズ!
真の幸せ!クリムソンハピネス誕生!


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