二次創作小説(新・総合)

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ごちうさ モンブラン風味 作者募集!
日時: 2020/10/28 12:08
名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ご注文はうさぎですか?の二次創作を執筆したいと思います!ごちうさのキャラを描くのは初めてですが、読者を心がぴょんぴょんするんじゃあああ状態にさせられるよう、頑張ります!


お話の募集用紙>>44

Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.38 )
日時: 2020/09/30 19:30
名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

謎の剣士さんへ
感想感謝です。こんばんはです。
私はてりやきバーガーとか月見バーガーとかが好きですね。

Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.39 )
日時: 2020/10/01 16:14
名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「ヨハネ、降臨!」
「あのお客様、色々大丈夫でしょうか」
「クククク。怪しげな茶で堕天したるこの私を浄化させようとしても無駄なことですよ。
諦めなさい」
「ご注文は何にいたしましょうか」
「突っ込んでよ!」

自称・堕天使の津島善子さんがフルール・ド・ラパンに来店しました。
相変わらず堕天使キャラを貫いており、浄化されまいと本人なりに抵抗しています。けれど店に漂うハーブの爽やかな香りを嗅ぐうちに心はすっかり落ち着き、気がつくと椅子に腰を下ろしてメニューを頼んでいました。にっこりと微笑み、店の奥へ引っ込むシャロさんを見届けてから、善子さんは頭を抱えました。

「私としたことがなんてことを! このままでは浄化されてしまう!
天使の攻撃に参るような堕天使ヨハネに非ず! ハーブティーなど地獄の業火で焼き払って――」
「お待ちどうさまです」
「ありがとう」

お礼を言って机の上に置かれたお茶とクッキーと睨み合います。
出来立てほやほやのクッキーとお茶は湯気を出しています。
クッキーを一枚摘まみ、穴が開くほど見つめて唸ります。

「ここで食べてしまったら浄化されてしまう・・・・・・」

言葉とは裏腹に口の端からは涎が流れています。
お腹もなり、目を輝かせて。

「でも食べる~♪」

ついに堕天使ヨハネは天使シャロさんのハーブ攻撃に屈してしまったのです。

「うま♪」

ご満悦の善子さんにシャロさんも嬉しい気持ちになりました。
そして何より嬉しかったのは善子さんがきちんとお代の500円を払ってくれたことです。以前、ビブリーさんに食い逃げをされてしまいましたが、少なくとも今回は儲けを手にすることができました。
幸せな気分で店を出る善子さんにシャロさんは手を振って。

「お客様、またいらしてくださいね」

Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.40 )
日時: 2020/10/01 19:59
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

天悪「どうもモンブラン博士さん!天悪です!今回のエピソードも癒されました〜…!シャロちゃんと対峙するかすみちゃんとヨハネちゃんかわいいっ」

サタン(表)「だからどういう目線で言ってるのだ…」

苗木(表)「(ちゃんと善子さんのこと、『ヨハネ』って言うんだね…)シャロさんも極貧生活だけど、人望あるんだね!」

天悪「心をぴょんぴょんさせるうさぎ(本人はうさぎを苦手にしてる)だからね!今後もお客様を元気にして、笑顔に過ごしてもらいたい。それではまた期待して待ってます!」

Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.41 )
日時: 2020/10/02 21:48
名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

天悪さんへ
癒されたみたいで良かったです!
善子はヨハネを自称しています!どっちも個性的で良い子なのです!

Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.42 )
日時: 2020/10/08 11:35
名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no



「飲め」

シャロさんは目の前の相手に頭を傾けられ、躊躇していました。
巨大なティーカップの頭を持つ超人ティーパックマンがシャロの噂を聞きつけ、足を運んできたのです。そして彼女のハーブティを味わうとその礼として、自慢の紅茶を飲ませるべく、頭を傾けてきました。カップの頭からは並々と紅茶が注がれています。

「いただきます!」

意を決したシャロさんは一口紅茶をすすってみました。
香り高く爽やかな味の紅茶は、いくら飲んでも飲み足りません。
気が付いた時には彼の頭のお茶を全て飲み干していました。

「うま~!」

あまりの美味さに天にも昇る気持ちになっていますと、ティーパックマンは頭を戻し、踵を返します。

「俺も紅茶の味を高めるが、お前も精進を忘れるな」
「は、はい!」

短い出会いでしたが、シャロさんは大切なものを学び得た気がしました。



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