二次創作小説(新・総合)
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- ごちうさ モンブラン風味 作者募集!
- 日時: 2020/10/28 12:08
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
ご注文はうさぎですか?の二次創作を執筆したいと思います!ごちうさのキャラを描くのは初めてですが、読者を心がぴょんぴょんするんじゃあああ状態にさせられるよう、頑張ります!
お話の募集用紙>>44
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.33 )
- 日時: 2020/09/29 16:38
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「シャロさんにパンの差し入れ持ってきました」
「ありがとうね、かすみ」
「かすみじゃなくてかすみんです!」
中須かすみさんがフルール・ド・ラパンに遊びにきました。
手に持っているバケットの中にはクリームやチョコボールでカラフルに色付けしたコッペパンが入っています。
「じゃじゃーん、かすみん特製レインボーコッペパンですよ。どうぞ」
「ありがとう。いただきます」
何の疑いを持つこともなく、シャロさんはパンを口に運びました。
ふんわりとしたパン生地に滑らかな生クリーム、柔らかい中にサクサクと心地よいチョコボールが噛み砕かれる音・・・・・・手作りパンとしてまさに絶品でした。
「美味しいわ。かすみん、ありがとね」
「いえいえ~。それほどでも」
謙遜しつつ踵を返したかすみさんは、シャロさんに見えないようにニヤリと意地悪く笑いました。
「パンは炭水化物でチョコも生クリームも糖質たっぷり高カロリーです。たくさん食べてぽっちゃりさんになってかすみんのライバルがまたひとり消え・・・・・・」
「ご馳走様」
「え!? もう食べたんですか!?」
少しの間にペロリと一個完食したシャロさんは二個、三個とどんどん食べていきます。促すまでもなく食べてくれるのでかすみさんの「ぽっちゃりさん」大作戦は順調に進んでいると言えますが、シャロさんの食べるペースの早さにはかすみさんも想定外でした。
「シャロさん、早食いすると太りますよ~」
「心配ないわ。これからいっぱい働くもの」
普段、栄養が取れていないシャロさんはかすみさんのパンでエネルギーを補給し、また元気に働き始めました。元々華奢なシャロさんでは一度に大量に食べたからといってそう簡単に太るものではないことをかすみさんは失念していました。お店を出て、扉が閉まると、かすみさんは拳を握り。
「かすみんは諦めませんよ。シャロさんをいつかぽっちゃりさんにして見せます!」
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.34 )
- 日時: 2020/09/29 17:15
- 名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)
天竜です
かすみがシャロをぽっちゃりにする日は来るのだろうか?
続き楽しみにしてます
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.35 )
- 日時: 2020/09/29 21:27
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
天竜さんへ
ありがとうございます!
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.36 )
- 日時: 2020/09/30 14:31
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「ハンバーガーとオレンジジュース、ポテトのセットをください」
この日、シャロさんは貯めたお金で久しぶりの外食に行きました。
本日のメニューはハンバーガーです。
席に腰かけ、鞄から読みかけの小説を取り出してしばらく読んでいますと、店員さんが料理を運んできました。お礼を言って、ハンバーガーに向き合います。
白い紙の包みを丁寧に剥がしますと、ハンバーガーが顔を覗かせました。
少し堅めに焼かれたパンズにレタス、玉ねぎ、分厚いハンバーグ、トマトの順で挟まれています。一口噛みますと、サクッとパンの噛み切られる音がします。
熱々で歯ごたえの良いパンズとシャキシャキのレタス、玉ねぎの辛さが食を進め、ハンバーグの肉汁が口いっぱいに溢れます。強く噛むとぶちゅっとトマトが潰れ、真っ赤な液体が喉の奥を通過していきました。久々に食べたシャロさんですが、その美味しさに感動し、あっという間に完食です。食べ終わった紙を綺麗に畳んで、今度はポテトを摘まみます。長さや細さは均一ではないので、端の小さくて固めのところや、細くて柔らかなものなど、一袋で様々な食感を楽しむことができます。フライドポテトにはあらかじめ塩味がついていますから、それだけでも充分に美味しいのですが、ポテトの相棒のケチャップをつけるとトマトの酸味と甘みがよりジャガイモのコクを引き立てます。
オレンジジュースも全部飲み干し、満足感を得たシャロさんが食後の余韻に浸っていますと、壁を挟んで向こう側の席から声がします。
「エリチはハンバーガーを食べるのは初めてなん?」
「そうなの」
「食べたらきっと驚くと思うんよ」
「楽しみにしているわ」
少し椅子から身を乗り出して向かいの様子を伺いますと、金髪の少女とふっくらとした唇が特徴的な少女が話をしていました。
メニューが運ばれ、ハンバーガーを初めて食べるという金髪ポニーテールの少女が躊躇いがちに一口を頬張り、その味に感動して青い瞳を輝かせました。ここまではごく普通の日常の光景でした。少女が友人の顔を見ますと、豊かな胸が印象的な少女がそっと自分のハンバーガーに手を添え、何やら呪文を唱えました。
すると、ふわふわとハンバーガーがトレイから浮かび上がってきたではありませんか。あまりの光景にシャロさんは石にでもなったかのように茫然としていますと、浮遊したハンバーガーはシャロさんのトレイに着地。
目があった少女――東條希さんはシャロさんにウィンクして、言いました。
「驚かせてしまったお礼。よかったら食べてね」
「あ、ありがとう」
「ほな、行こうか」
「そうね」
お礼を言うシャロさんに微笑むと、ふたりは颯爽とした足取りでお店を出ていくのでした。
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.37 )
- 日時: 2020/09/30 16:10
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
こんにちは。
ハンバーガー、懐かしいです。
私、当時はチーズ系が苦手でした。
今は、辛子抜きのハンバーガーなど安い奴を頼んでいます。
私は、知ってるジャンルがBLEACH ワンピース ナルト系 ドラゴンボール 犬夜叉 ポケモンですね。
クロスオーバーなので、ゲームキャラもいます。
博士さんの参考になれば、ですが。
それでは。