二次創作小説(新・総合)
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- ごちうさ モンブラン風味 作者募集!
- 日時: 2020/10/28 12:08
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
ご注文はうさぎですか?の二次創作を執筆したいと思います!ごちうさのキャラを描くのは初めてですが、読者を心がぴょんぴょんするんじゃあああ状態にさせられるよう、頑張ります!
お話の募集用紙>>44
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.3 )
- 日時: 2020/09/20 20:42
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
ココアさんは高校二年生の女の子で、喫茶店ラビットハウスで住み込みで働いています。ラビットハウスはチノさんの祖父が建てた老舗なのですが、どういうわけかお客さんがいつもあまり来ず、常連さんばかりという状態でした。
このお店ではココアさん、チノさん、リゼさんの三人が店員として働いています。
コーヒーを淹れるのはリゼさんの役割でココアさんは接客担当です。
チノさんに起こされて部屋から出たココアさんは、ストロベリーブロンドの髪をくしで解かして桃色の店員服に着替えて一階に下ります。
下ではリゼさんが既に着替えて待っていました。
「リゼちゃんおはよ~」
「おはよう。遅いぞココア」
「ココアさんはいつものことですから」
「それはそうだが」
「酷いよリゼちゃん!」
「ココアが早く起きないから悪いんだろ」
「姉としてはまだまだですね」
「うえええええええん、リゼちゃあああん!
チノちゃんがまだまだって・・・・・・」
「泣くな! 姉なら妹に嘲笑されたら見返してみろ!」
「だって、だってぇ!」
ぺたりと地面に座りこんで滝のように涙を流すココアさんを他所にチノさんは長い白銀髪の頭のてっぺんにペットのウサギであるテッピーを乗せ、準備完了です。リゼさんはココアさんの制服の汚れを払ってあげていました。
「全く、お客さんが来る前に汚れたら不衛生だと思われるだろ」
「だって悲しかったんだもん」
ぷうと頬を膨らませるココアさんでしたが、次の瞬間、目を輝かせてチノさんに接近し彼女の頬を両手で触れます。白い中にほんのりと赤みがかった頬はまるでお餅のように柔らかく、指で突くとぷるぷるとしています。
「やめてください」
「はうあー。チノちゃんのほっぺ最高だよ~!」
「やめんか」
うっとりとした表情で触りまくるココアさんにテッピーがダンディな老紳士の声で告げますが、ココアさんにテッピーの姿は捉えられていませんでした。
「おい接客係、遊んでないで仕事に戻れ!」
「リゼちゃんもチノちゃんのほっぺ触ってみたら? すっごく柔らかいんだよ~」
「誰が触るか」
「うわーん、チノちゃんのほっぺ、カムバーック!」
服の後ろ首を掴まれ、リゼさんにズルズルと引きずられていくココアさんは、その後、おとなしく接客に戻ることになりました。
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.4 )
- 日時: 2020/09/20 20:57
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
どもです。
ぶっwwwwwwww
し、仕事中にほっぺた触ってますよ〜wwwwwwww
ですが、私からもお仕置きしましょうか!
「しつこいのは嫌いです! ビックバン!」
こ、これならどうでしょう。
ココアちゃん、もう少し真面目にお仕事しましょうね。
じゃないと私、怒っちゃう!
それでは。
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.5 )
- 日時: 2020/09/20 21:26
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
謎の女剣士さんへ
感想ありがとうございます!仕事中にほっぺ触るココアちゃんを気に入ってくださり嬉しいです!
ビックバンを食らったらさすがのココアちゃんも真面目に仕事をすると思います!
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.6 )
- 日時: 2020/09/21 18:46
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
天々座理世こと通称リゼさんは、腰までかかる青みがかった紫髪をツインテールに纏め、凛々しいツリ目が特徴的な女の子です。スタイルも良く、身長も一六〇㎝と高めなので、ラビットハウスの制服も完璧に着こなしています。ちなみに色はココアさんが桃色、リゼさんが紫、チノさんが水色となっています。コーヒーを淹れるのは彼女の役目で、色々とドジが多いココアさんのフォローをすることも多く、ラビットハウスでは欠かすことのできない人材なのです。手先も器用で美目麗しく性格も面倒見が良い彼女なのですが、一つだけ風変わりなところがあるのです。
それは――
「リゼちゃん、撮るよ~♪」
今日もココアさんはいつものように妹(と思い込んでいる)チノさんの可愛さを堪能するためにデジタルカメラで写真をパシャパシャと撮りまくっていました。
チノさんは写真撮影されるのがあまり好きではありませんので、テッピーと一緒に逃げ回るのですが、ココアさんは四方八方に動き、凄まじい速さでシャッターを押していきます。接客係もそっちのけでチノさんに夢中なココアさんに、リゼさんは盛大に嘆息しました。コップを綺麗に拭いて元の場所に戻してから、客席を見渡します。本日はまだ誰もお客さんが来ていません。常連の青山さんが来る気配も無いのです。ですから、店は三人しかいない状態でした。窓に目を向けますと、店を通るお客さんはいるのです。けれど店が眼中にないのか、男性も女性も素通りしていきます。今は午後三時。おやつの時間帯ですから、親子連れやコーヒー好きの女性が軽く一杯飲もうと思っても不思議ではありません。
ですが、全くお客さんが入らないのです。和菓子を主戦力とする甘兎庵(千夜さんのお店)やハーブを専門で扱うフルール・ド・ラパン(シャロさんのバイト先)にお客さんを奪われているかもしれません。このままではいけないと感じたリゼさんはココアさんに喝を飛ばします。
「ココア! 遊んでないで接客に戻れ!」
ここで、冒頭の台詞に戻ります。
「リゼちゃん撮るよ~♪」
可愛らしい笑顔でカメラのレンズを向けるココアさんに、リゼさんは動揺していました。今までチノさんを被写体にしていたのに、急にこちらの方を向いてきたのです。全くの不意打ちで心臓がびっくりして、パニックに陥ります。
急に言われて心の準備ができていないのです。
「待て」
慌ててココアさんの動きを制しし、ポケットからモデルガンとバラの造花を取り出しカッコイイポーズを決めます。
「いいよ~。そこから・・・・・・にこっ」
「にこっ」
ココアさんに反応して満面の可愛らしい笑顔で微笑んでしまいました。
後悔しても後の祭りでばっちり写真に収められてしまったのです。
耳まで真っ赤になりながら自分の凛々しいイメージが崩壊していく様を危惧していますと、勢いよくお店の扉が開いて、本日のお客さん第一号が入ってきました。
「いらっしゃいませ~」
「どきなさい!」
出迎えるココアさんを吹き飛ばして猛回転させたお客さんは、バンとテーブルを叩いてリゼさんの顔を穴が開くほど見つめ、言いました。
「アンタ、今すぐ私と勝負しなさい!」
「何を言っているんだ」
「事態が呑み込めていないようねえ。勝負って言ったのよ」
「その前に誰なんだ」
「知らないの!? じゃあ教えてあげる」
黒髪ツインテールの小柄な少女のお客さんは一瞬意地悪い笑みを浮かべた後、にっこり笑って両側頭部にピースサインを持ってきて。
「にっこにっこにー♪ あなたのハートににこにこにー! 笑顔届ける矢澤にこにこー! にこにーって呼んで、ラブにこっ♪」
宇宙№1アイドルとリゼさんが出会った瞬間でした。
- Re: ごちうさ モンブラン風味 ( No.7 )
- 日時: 2020/09/21 18:30
- 名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)
天竜です
ココアはいきなり入って来た。にこにぶっ飛ばされましたね。後リゼのフルネーム手々座理世ではなく
天々座理世です。
続き楽しみにしてます