二次創作小説(新・総合)

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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
日時: 2018/01/27 23:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『フィフティ・シリーズは死んでいない』

時空監理局たくっちスノーが廻る、牙組のものがたり....


どうもロストメイドウィンです

時空監理局って何年も前から妄想してたのに詳しく掘り下げてないなと思い、こういった小説を作りました

【注意】
なんかもうオリ設定の塊です
キャラ崩壊は無いと思う、たぶん。
むちゃくちゃだよォ!
仮面ライダー要素もりもり

【重要な警告】
『仮面ライダービルド』のベストマッチと『帽子世界』の根本的な内容に関するネタバレを含みます




オリキャラ募集は終了しました、沢山の応募ありがとうございました


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【牙組組員名簿】
名前

性別

性格

容姿

その他

サンプルボイス

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

牙組隊員一覧

【組長】
松山那雄宏(>>8)
【副組長】
かなづち大明神
たくっちスノー(『元』副組長)
【隊員】
ネメシア(>>2)
ルリ(>>5)
享楽(>>10)
オルガ(>>16)
大谷名月(>>18)
越都(>>19)
夜長アンジー(>>21)
ズァーク(>>29)
桐生戦兎/仮面ライダービルド
万丈龍我/仮面ライダークローズ
立崎七夜/仮面ライダーセブン
アプリコット・テルカ・ナイトリード・メルラン・シャル・マリー
・ラディット・ジューン(アプリ子)
???
???
???
???

Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.118 )
日時: 2018/01/24 17:37
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

戦兎
「天才物理学者の桐生戦兎は、東都を守るために仮面ライダービルドとして戦っている!」

たくっちスノー
「自分達の元に現れたのは時空犯罪者仮面ライダーディエンドこと海東大樹と、死んだはずの管理人ドーラ」

たくっちスノー
「メルのちょっとした頼みでトップテンと龍我、そして名月は外へ出るが仮面ライダーグリスと三羽烏に目を付けられる」

戦兎
「名月は上手くメルを連れて逃げ出したが、オウルハードスマッシュの魔の手が迫る!」


戦兎
「そして俺に突然電話を掛けてきた人物、それはメルの母親であり、帽子世界を作ったという謎の人物、ビッグママだった...!!」

ドーラ
「ねぇねぇ、もうメルってこのままでよくないかな?可愛いし素直だしいい子だし可愛いし」

龍我
「今可愛いって二回言ったぞ」

シキ
「私は元にもどってほしい派、何だか調子狂うのよ」

シキ
「ていうかあんた、幼児化したメルを甘やかしたいだけでしょ、妹に好かれてないからってメルにすがる?」

たくっちスノー
「あれも一種のシスコン?」

ドーラ
「次は第十七話、いよいよ最後のフィフティ・シリーズが登場するよ、では本編始まるよ」

戦兎
「ごまかした!?」

...

第十七話
【最後のフィフティ・シリーズ】

戦兎
「ビッグママ!?」

たくっちスノー
「えっ!?」

幻徳は小声でメイドウィンに話しかける

幻徳
「ビッグママ、というのは?」

メイドウィン
「メル達帽子世界を作った人で...プロバイダーのまとめ役でもあるな」

幻徳
「なるほど、プロバイダーがファウストと繋がりがあるとするなら、奴もそうである可能性が高い.....逆探知だ」

メイドウィン
「了解だ...戦兎、なるべく延ばせ」

戦兎
「...それでビッグママ、貴方が俺にかけてきたということは、やはりメルの...」

【はい、あの子を迎える為に連絡したのです...シキやドーラも来ているはずですが、今、彼女達は?】

戦兎
「今は外出中で、俺の近くにはいません、ですがすぐに帰ってくるかと...」

【そうですか、私もすぐ東都へ出発するのでそれまでには...】

戦兎
「はぁ、そうですか...えっ」

【何か悪いことでも?】

戦兎
「いや、そういうわけでは....」

電話中に、発信器のレーダーからネメシアはあるものが見えた

ネメシア
「あっ、首相!大変です!」

幻徳
「どうした?」

ネメシア
「これ、同じところを動き回ってますけど...もしかして戦闘してるんじゃありませんか!?」

幻徳
「何!?....おい待て、二人足りないぞ!」

メイドウィン
「どうやらこちらに向かってるみたいだな...それを1つの反応が追いかけている」

フィリップ
「もしかしなくてもメル達だろう...今の彼女は戦闘力さえも失っている...」

翔太郎
「何...!?すぐに助けに向かう!」

幻徳
「早く行くんだ!」


戦兎
「すいません、一旦俺も向かうのでまた後で.....」

幻徳
「待て、まだ切るな!逆探知が終わっていない!」

戦兎
「もう切れたよ」

幻徳
「クソッ...奴等の事が何か分かるかもしれなかったのに」

戦兎
「いや、向こうから来てくれるらしい、ある程度の事は聞かせてくれるだろう」

たくっちスノー
「ビッグママがここに来る...大丈夫なのか?ガーディアンや兵士がウロウロしてるってのに」

たくっちスノー
「氷室、念のため自分もメルを助けに向かう」

幻徳
「首相を付けろ」

たくっちスノーと翔太郎が階段を急いで上がっていき外に出ると、それに続いて松山も階段を登り始める

幻徳
「何処へ向かうつもりだ、お前の自由行動は許可していない」

松山
「トイレだよ...」

...
ビッグママが電話を終えた後、狙っていたかのようにスタークがビジョンで話しかける

ブラッドスターク
「よぉビッグママ、今日はお急ぎかい?」

ビッグママ
「ええ、メルやシキに何かあったらと思うと立ち止まっていられないのです」

ブラッドスターク
「く~っ!泣かせる親子愛だねぇ!だが今はそいつは銃弾に耐えられる体になってから話すことだねぇ」

ビッグママ
「貴方は何が言いたいんですか?」

ブラッドスターク
「今のあんたじゃメルにたどり着く前におっ死ぬってことさ...まぁ生きてるとも言いが...おっと失礼」

ブラッドスターク
「そこで!優しい俺からプレゼントってワケだ...ほれ!」

スタークが指を鳴らすと、天井から蜘蛛の糸を伸ばしてスーパーヴヴァが降りてくる

Sヴヴァ
「ったく、なんで俺がこんな事を...」

ブラッドスターク
「悪い悪い、ここの奴等から好きなだけヤミー作っていいからさ」

Sヴヴァ
「チッ...ほらよ!」

スーパーヴヴァはビッグママにベルトのような物を渡す

ビッグママ
「これは?」

ブラッドスターク
「奴の仲間達が持つと言われている【フィフティ・シリーズ】の1つだ、こいつを使えば奴に会いに行くほどの力を得ることが出来る」

ブラッドスターク
「ま、使うも使わねぇもあんたの自由だ、それで死んだとしても俺は何も悪くない」

ビッグママ
「...そろそろ失礼します」

ブラッドスターク
「行ってらっしゃ~い」

フィフティ・シリーズを片手に持ち、ビッグママは西都の外へと向かった...ビッグママが外に出たとき、ジャコウが入ってくる

ブラッドスターク
「ああジャコウ、あんたの海賊フルボトルもエンコ出来たからすぐに使えるぞ」

ジャコウ
「スターク、今のはどういうことだ?」

ブラッドスターク
「どういうって、ピンチの娘を親が助けに行く、当たり前の事じゃないか」

ジャコウ
「だが、ビッグママは...」

ブラッドスターク
「スカイウォールがあるから戦闘機も戦車も使えないし、そちらにはハードスマッシュとなったプロバイダーが沢山いる」

ブラッドスターク
「パンドラボックスのおかげで命拾いしてるんだぜ?あんたらNPG機関は」

ジャコウ
「だがそれはお前達も同じだろう?」

ブラッドスターク
「言えてるなぁ、確かに帽子世界と具現化エンコードが無かったらここまで楽はできなかったよ」

ブラッドスターク
「だがそれでも、帽子世界とパンドラボックスはまだ不完全...互いに完成を早めようぜぇ?」

そう言ってスタークは通信を切る


ジャコウ
「あいつ、何が狙いだ....?」

Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.119 )
日時: 2018/01/24 17:38
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

クローズチャージ
「うおおおおおおおおお!!!」
グリス
「オラオラオラオラオラ!!!」

ディエンド(ドーラ)
『うりゃっ!』

スタッグハードスマッシュ
「くっ...こいつめ!」

キャッスルハードスマッシュ
「一気に畳み掛けるぞ!」

スタッグハードスマッシュ
「だが黄羽がいないぞ...」

キャッスルハードスマッシュ
「一人くらい欠けてても問題はねぇ!!」

キャッスルとスタッグは一時的に高スピードとなりシキに襲い掛かる

シキ
「リンゴドライブ!」

得意の時魔法で時を止め、二人にアーツを叩き込む

シキ
「雪月花、雪月花、雪月花」

【戦闘力が62アップ!】

キャッスルハードスマッシュ
「うおああああああ!!!」

スタッグハードスマッシュ
「ぐおあああああ!!」

ディエンド(ドーラ)
『やるねぇ』

シキ
「一応、トップテンだからね」

グリス
「大丈夫かお前ら!?」

スタッグハードスマッシュ
「す、すまねぇカシラ...」

キャッスルハードスマッシュ
「この...俺たちは負けるわけにはいかねぇんだ!!」

【ファイナルアタックライド ディディディディエンド!】

ディエンド(海東)
「もらった!!」

キャッスルハードスマッシュ
「ぬわーっ!!」

異次元の穴を開けて、海東ディエンドが割り込みキャッスルを吹っ飛ばした!

グリス
「赤羽!?」

クローズチャージ
「お前、海東か!?」

ディエンド(海東)
「ドーラ、こいつらは僕に任せて君はメル達を追え」

ディエンド(ドーラ)
『なんでメル達が逃げたこと知ってるの?』

ディエンド(海東)
「いいから」

【ファイナルフォームライド ァァァアギト!】

海東ディエンドはディエンドライバーで空を撃つと、そこから空を飛ぶ不思議な乗り物を出した

ドーラはライダーカードを外して変身を溶く

ドーラ
「ほら、シキも乗って!まだ遠くには行ってないはずだから!」

シキ
「あんたそれ運転できるの?」

ドーラ
「....やってみる!」

シキ
「ちょっと!?」

ドーラとシキは超スピードでメル達の方へと向かった

グリス
「させるか!おい青羽!お前も追うんだ!」

スタッグハードスマッシュ
「合点!」

ディエンド
「さーてグリス、君のライダーカードも欲しかったんだよね」

クローズチャージ
「オオルァ!」

グリス
「調子のってんじゃねぇぞ!」

....

一方戦兎達

戦兎
「おい、松山のトイレ長くね?」

幻徳
「もう数分は出てこないな」

メイドウィン
「大きい方じゃねーの?」

享楽
「ちょっと見てくるわァ」


享楽は上の階の喫茶店に向かい、ノックをする

「ヲ~イ、まだかァ、そろそろ出てこんかイ」

「出てこんなら蜂の巣にしてやんでェ」


「くらえ!!」ババババババ
【ガトリングアーム】

上から銃弾の乱射音が響き始める

戦兎
「ちょっと!!ちょっと!!本当に蜂の巣にするんじゃねぇよ!!」

享楽
「悪い悪い、後で経費で弁償するわァ...ん?おい首相!!大変じゃけェ!!」

享楽
「あいつ、バックレよったわ!!」

幻徳
「何だと!!?」

幻徳が慌ててトイレを確認すると、発信器が割られ、向こう側の部屋の壁が空いていた...

幻徳
「チッ、あいつめ...!!」

ネメシア
「首相!」

幻徳
「今度はなんだ!?」

ネメシア
「ほ、北都からも...謎の大群が...」

幻徳が急いで戻り、パソコンを確認すると、昆虫のような怪物がぞろぞろと歩いているのがはっきりと見えた

メイドウィン
「これ...まさかたくっちスノーが言ってたヤミーって奴か?」

戦兎
「アゲハやカマキリ、カブトムシにバッタ....昆虫系集合じゃねぇか!」

オルガ
「確か、ヤミーを作るのは...スーパーヴヴァというGファウストの幹部ですね」

メイドウィン
「やっぱりファウストは北都に...」

ルリ
「皆、早く戻ってきてください...」

ネメシア
「...待ってください!西都から尋常じゃないスピードで移動する物体が!」

戦兎
「えっ、なにこれ!?」

幻徳
「...チッ!どこもかしこも敵だらけか!」

Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.120 )
日時: 2018/01/24 17:39
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

オウルは空から追い上げてどんどん名月達との距離を詰めていく

オウルハードスマッシュ
「まてまてまて!逃げられると思わないでよ!」

名月
「ハァハァハァ...このままじゃ追い付かれる!」

メル
「....!!」ギュッ

名月
「大丈夫...もうすぐ付くから!」

オウルハードスマッシュ
「...ははん、さてはその先にアジトがあるんだな!?」

名月
「っ...」

オウルハードスマッシュ
「よーし、このまま追いかけ...痛い!!」

その時、高速で飛んでくる物体に激突し落下する

オウルハードスマッシュ
「いったぁ~、ちょっと!安全運転してよ!」

ドーラ
「二人とも、早く乗って!」

シキ
「おえっ...乗り心地悪いわねこれ...」

名月
「ドーラさん!」

名月はドーラの手を取り乗り物に乗る...その時スタッグもオウルに追い付いた


オウルハードスマッシュ
「あれ?なんで青ちゃんまで?」

スタッグハードスマッシュ
「いいからあいつら捕まえるぞ!」

オウルハードスマッシュ
「うん、掴まって!」

オウルはスタッグの肩を掴み、ドーラ達を追い上げる....

その後ろに何かが近づいていることも気付かず...


ドーラが前を見ると、たくっちスノーとダブルが居た

ダブル
「お前ら、無事か!?」

たくっちスノー
「こっちだこっち!!」

メル
「ティー!」

シキ
「ちょ、ちょっとあいつらなんとかして...」

ドーラ
「シキ、大丈夫?」

シキ
「風の勢いとかもろに受けるからぜんぜん大丈夫じゃない」

ドーラ
「困ったなぁ...ボクのアーツは斧だから届かないし...というわけで!」

ダブル
「なんだそりゃ...しゃあねぇな。」

ダブルはジョーカーメモリを抜き、別のメモリを刺す

『サイクロン、トリガー!』

ダブル
「あの黄色いのは俺に任せろ...」

たくっちスノー
「よし...じゃあ自分はあいつを!!」

戦兎は慌ててたくっちスノーの方へと走り、叫ぶ

戦兎
「お前ら、逃げろ!敵はそいつらだけじゃない!」

たくっちスノー
「え...うわっ!?」

たくっちスノーは思わず尻餅をつく、屋根の上から、無数の昆虫ヤミーが自分達を見ていた

この怪物達には、管理人はもちろん、オウル達北都の人間も驚愕していた

スタッグハードスマッシュ
「な、なんじゃありゃ...」

オウルハードスマッシュ
「て、敵かなぁ...」

たくっちスノー
「うっわ、ヤミーだらけ...いくら自分達でもこれは...!!」

ダブル
「まずい、一斉に飛びかかってくるぞ!」

ドーラ
「うわわわわ!?」




「....あの子達は、私が守ると決めたのよ」


ヤミー
「「グワアアアアアア!!!」」

その時の事だ、アギトマシンより速く飛ぶ物体が、次々とヤミーを倒していく

その拍子にメダルがじゃらじゃらと降ってくる


たくっちスノー
「い、いてっ...なんだあ...ええええ!?」


高速で飛び回るものは一時的に動きを止める...物体の正体は、金色の車のようなライダー...


名月
「仮面ライダー...!?」

たくっちスノー
「いや、違う...あれはゴルドドライブだ!!」

ダブル
「ゴルドドライブ?」

たくっちスノー
「詳しく話すとネタバレになっちゃうから言えないけど、あいつはライダーのようでライダーではない!!」

ダブル
「じゃあ敵!?」

ゴルドドライブ?
「.....」チラッ

オウルハードスマッシュ
「な、なんだかこっち見てない?」

スタッグハードスマッシュ
「なんだ、やんのか?うおおおおお!!」

ゴルドドライブ?
「...メル達は、私が守らなくちゃいけません」

スタッグハードスマッシュ
「うおおおおおりゃ!!」

ゴルドドライブはあっという間にスタッグの背後に回り、そのまま叩き飛ばす

スタッグハードスマッシュ
「うわああああああああ!!!」

オウルハードスマッシュ
「青ちゃん!!」

ダブル
「は、はええ!!ぜんぜん見えなかった!」『アクセルよりも速い...!?』

たくっちスノー
「...うわ、まだヤミーいるんじゃねぇか!」

名月
「どうすれば...あ、リアルイメージ!」

たくっちスノー
「それだ!...でも、もう翔太郎呼ぶのに使ったしなぁ」

ダブル
「え?」『そういえばそんなこともあったね』

ドーラ
「え?リアルイメージ?」

名月
「うん、私にはそういう力があって...」

ドーラ
「言ってくれたら人造人間をいくらでも作れたのに!」

名月
「あっ、ちょ、勝手に....」

ボン!

ドーラはすぐさま名月に駆け寄った結果..爆発が起きた!

戦兎
「うわぁっ!!」

たくっちスノー
「あっちちちち!!」

シキ
「あんた、色々とやりすぎよ...」

ドーラ
「ごめんごめん」

オウルハードスマッシュ
「あぶなかった...あれ?さっきの奴は?」

空高く飛んでいたオウルハードスマッシュは爆発から免れたが...

ゴルドドライブ?
「ここです」

オウルハードスマッシュ
「あびゃーーっ!!」

いつのまにか背後に立っていたゴルドに叩き落とされた!

衝撃で二人の変身が溶ける


黄羽
「ぐぐぐ....また負けた」

青羽
「覚えてろよ!次こそはもっと強くなってやるからな!」

黄羽と青羽はそそくさと退散していった

Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.121 )
日時: 2018/01/25 06:46
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

シキ
「逃げた....?」

戦兎
「危なかった....」

ドーラ
「ボクのリアルイメージの産物が偶然爆発してくれたから敵も倒したし、これで万事解決だね」

名月
「あんたねぇ...」

危険なものが無くなったと判断するや否や、ゴルドドライブらしきものはメルに詰め寄るがたくっちスノーが制する

たくっちスノー
「待て、助けてくれたのはありがたいが、あんたは一体....」

それを聞いて、ゴルドドライブはベルトのキーを捻り、変身を解いた


ビッグママ
「私です、ビッグママです」

戦兎
「....えっ、あんたが!?」

ドーラ
「えっ!?」

シキ
「貴方が....」

たくっちスノー
「えええ....」

ダブルもメモリを抜き、元に戻って答える

翔太郎
「この人がビッグママ...メルの母親であり帽子世界を作ったという...」

戦兎
「...なんか、あの小さいメルの母親とは思えないな、結構年取ってるし」

名月
「こら、失礼でしょ!」

戦兎がそう思うのも無理はなかった、小学生かそれくらいの肉体年齢のメルに対してビッグママは髪の色こそ同じだが、30か40代ほどの顔つきだった

ビッグママ
「貴方が左翔太郎さんですか」

翔太郎
「あ、どうも...なんかすいません、勝手に管理人なんかになったりして...」

ビッグママ
「構いませんよ、それよりメルは...」

メル
「....ママ?」

ビッグママ
「メル!」

たくっちスノー
「...それで、貴方の目的ってやはり」

ビッグママ
「メルを迎えに来ました...今まで守ってくださりありがとうございます」

たくっちスノー
「構いませんよ、友達みたいなものですし...ただ、彼女は記憶が...」

ビッグママ
「聞いています...でもよかった、記憶がないとはいえ、この子に怪我がなくて...」

ドーラ
「ビッグママ...」

メル
「ママ、お家に帰りたい」

ビッグママ
「そうね、もう帰らないとね...それでは」

ドーラ
「シキ、ボクらはどうする?」

シキ
「今はパス、まだ気になることがあるし」

メル
「じゃあね、ティー!」

たくっちスノー
「ああ、またな!」

ビッグママはメルを連れて西都の方角へと向かっていった...

翔太郎
「おい、良いのか?」

たくっちスノー
「自分達より実の母親のそばにいさせてやった方がいいだろ」

翔太郎
「そうじゃない、ビッグママのあのベルトだ!あれはどう見ても...」

たくっちスノー
「うん、【フィフティ・ドライブドライバー】...紛れもない、最後のフィフティ・シリーズだ」

たくっちスノー
「でも、今のビッグママにはメルを守るため必要なものだ...自分の想定している中で正しい使い方をしている」

たくっちスノー
「だからアレは一旦回収しない!」

戦兎
「分かった...じゃあ帰るか」

名月
「ところでこれどうする?」

ドーラ
「そうそう、この子にも名前つけないとね...えーっと何にしようかな」

たくっちスノー
「メシュレイアとかでいいだろ」

ドーラ
「それはもうある」

...

一方、公園は....


グリス
「トドメだ!!」

『スクラップフィニッシュ!!』

グリスは肩部分のゼリーを後ろに向け、ジェット噴射して蹴りかかった!

クローズチャージ
「ぐわあああああ!!!」

ディエンド
「あっ、大丈夫かい?」

キャッスルハードスマッシュ
「ぐええ...」

クローズチャージは衝撃で壁まで吹っ飛ばされ、変身が溶ける


龍我
「ち、ちくしょう...」

グリス
「さて、答えてもらおうか...パンドラボックスはどこにある?」

龍我
「だ、誰が北都の野郎どもなんかに話すかよ....」

ディエンド
「そうだ、パンドラボックスは僕のものだ」

龍我
「お前......うっ!!」

龍我の肩に何か刺さり、龍我はそのまま気を失った


ディエンドとグリスが上を見ると、スタークが右腕から針を伸ばしていた

ブラッドスターク
「よぉお前ら、何してんだ?」

キャッスルハードスマッシュ
「あ...スタークさん!」

ディエンド
「やばっ」

『アタックライド インビジブル!』

自身が不利と察したディエンドはアタックライドを使い何処かへ消えた

キャッスルハードスマッシュ
「あっ、あいつら...」

ブラッドスターク
「まぁいいだろあんな奴...」

キャッスルとグリスも変身を解く

猿渡
「スタークさん、そいつ死んだのか?」

ブラッドスターク
「いいや?今日は針の中身を睡眠薬にしてみたんだ、丸一時間は眠ってるだろうな」

猿渡
「そうか...で、そいつをどうするんだ?」

ブラッドスターク
「そうだなぁ、ひとまず...」

黄羽
「赤ちゃーん!カシラ~!また負けちゃ...スタークさん!?」

ブラッドスターク
「ああ、また負けたの?」

青羽
「い、いやその...変な帽子を被った奴と車みたいな奴に...」

ブラッドスターク
「ああそれねぇ...ありゃ西都の兵器だ、気を付けた方がいいかもなぁ」

猿渡
「西都か...俺たちも用心した方がいいな」

「それよりこいつの発信器外すの手伝ってくれよ」

「分かった!ねぇねぇスタークさん、なんか強くなれる方放ってある?」

「あるとも!帰ったらお前達も強くしてやるからな....フフフフフ」

『ディスチャージボトル!潰れな~い!』

気を失った龍我を抱え、スターク達は消しゴムで消えていった

【次回予告】

戦兎
「万丈が行方不明!?」

越都
「私は越都だ。」

ドーラ
「この人造人間、なんか変だなぁ」

龍我
「俺をどうするつもりだ?」

ブラッドスターク
「ちょっとしたプレゼントをあげるだけさ...ご覧、これこそリメンバーツルギプロジェクト、略してRTPのリベンジ第一作目だ!」

【君 ガ 守 リタガッテイタ モノ ダヨ】

「龍我...」

龍我
「...そんな、冗談だろ!?なんで生きてるんだ!?」

次回、第十八話
【哀のドラゴン】

龍我
「未来の黒影...改めて感じたよ、テメーがどうしようもねぇカス野郎だとな!!」

『スーパーウェイクアップ!!クローズヒートドラゴン!!』

Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.122 )
日時: 2018/01/24 23:48
名前: mirura@ (ID: pThiwAMs)

まさかビッグママが変身するとは・・・・
驚きです。

メル、いっそのことそのままの方が可愛いですね。
でも、やっぱり元のメルの方がいいですね!


ミラ「そのままの方が可愛いって・・・・ロリコンだから?」

ミルラ「ひどいですよ・・・違います」

レウォル「嘘つけ、登場予定のオリキャラも2000歳以下だろ」


確かにそうですが、里にはモブがちゃんといますから!


龍我さん、一体何が・・・!?
更新、頑張ってください!

私は寝ます・・・・


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