二次創作小説(新・総合)
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- 時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
- 日時: 2018/01/27 23:44
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
『フィフティ・シリーズは死んでいない』
時空監理局たくっちスノーが廻る、牙組のものがたり....
どうもロストメイドウィンです
時空監理局って何年も前から妄想してたのに詳しく掘り下げてないなと思い、こういった小説を作りました
【注意】
なんかもうオリ設定の塊です
キャラ崩壊は無いと思う、たぶん。
むちゃくちゃだよォ!
仮面ライダー要素もりもり
【重要な警告】
『仮面ライダービルド』のベストマッチと『帽子世界』の根本的な内容に関するネタバレを含みます
オリキャラ募集は終了しました、沢山の応募ありがとうございました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【牙組組員名簿】
名前
性別
性格
容姿
その他
サンプルボイス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
牙組隊員一覧
【組長】
松山那雄宏(>>8)
【副組長】
かなづち大明神
たくっちスノー(『元』副組長)
【隊員】
ネメシア(>>2)
ルリ(>>5)
享楽(>>10)
オルガ(>>16)
大谷名月(>>18)
越都(>>19)
夜長アンジー(>>21)
ズァーク(>>29)
桐生戦兎/仮面ライダービルド
万丈龍我/仮面ライダークローズ
立崎七夜/仮面ライダーセブン
アプリコット・テルカ・ナイトリード・メルラン・シャル・マリー
・ラディット・ジューン(アプリ子)
???
???
???
???
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.73 )
- 日時: 2018/01/07 17:49
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ネメシア
「たくっち...スノー...!?」
かなちゃん
「たくっちスノーさんは黒影さんから生まれました」
かなちゃん
「数多くの設定を自力で取得した彼は、マガイモノでありながらマガイモノメイカーとしての技術を持っていました」
かなちゃん
「そして、自分のような意思のあるマガイモノを数多く作ってきた」
享楽
「...前になァ、あの坊主、局長を父親みたいな存在とか言ってたなぁ」
戦兎
「ああ...父親、か。」
『父親』
ふと、戦兎の記憶に、ある思い出が蘇る
石動
【戦いから帰って来たお前に『おかえり』って言うの、好きなんだよ...】
【なんか、家族。って感じがしてさ...】
戦兎
「.....」
かなちゃん
「私の時代の黒影さんは、剣さんのことを話すとき...笑っていました」
かなちゃん
「ケタケタと、狂った人形のように...歪んだ愛を向けていました....!!」
大明神は思い出したかのように震える
ネメシア
「...これは、大事ですね」
ルリ
「ええ...」
メイドウィン
「でも、おかしくないか?」
かなちゃん
「へ?」
メイドウィン
「だって、この資料...」
メイドウィン
「『つるぎちゃん』って、女性みたいな言い方してるけどさ」
メイドウィン
「黒影剣って....男だよ?」
かなちゃん
「...え、いや、え、冗談ですよね?」
メイドウィン
「いや冗談じゃない、今でもあいつの顔を覚えているが、むっちゃ男前だった」
かなちゃん
「ええええええええええっ!?」
メル
「前提が崩れたな」
翔太郎
「余計にワケわからなくなってきた...」
メイドウィン
「ねぇ、それって本当に俺?」
かなちゃん
「い、いやでも!!本人の口から語られたんですよ!!」
メイドウィン
「そうは言ってもなぁ...」
「どういうこと?」
かなちゃん
「!!」
気が付くと、多少黒く汚れたたくっちスノーが後ろに立っていた
たくっちスノー
「黒影、本当かよ?」
メイドウィン
「ああ、間違いない」
たくっちスノー
「....じゃあ、僕が殺したあの黒影は....一体....誰.....?」
『そいつは俺が教えてやろう』
たくっちスノーが声を聞き後ろを向くと、石動がガーディアンを携え地下室を包囲していた
メル
「お前、あの時の!」
石動
「久しぶりだなぁ、夢の世界の管理人メル。」
石動
「それに...風の世界の新たな管理人、左翔太郎。」
翔太郎
「...こいつは?」
ルリ
「悪の組織ファウストの幹部です」
翔太郎
「なるほど、それは黙ってはいられないな」
石動
「たくっちスノー、年末はよく頑張ってくれたねぇお疲れさま!」
たくっちスノー
「どういうことだ?」
石動
「あのときお前を戦わせたのは、ダメージを受けることで溢れるお前の体液を回収する為だったのさ」
石動
「お前の体液は、知能の高いマガイモノを作る上で必要不可欠だからな」
たくっちスノー
「お前...ライダーシステムだけに飽きたらず、マガイモノさえも軍事兵器にするつもりか!?」
石動
「ローグはそのつもりらしいけどな、俺は違う」
石動
「俺はボスの言うとおり従うだけさ」
戦兎
「葛城巧が?」
石動
「おいおい、巧はファウストを作った人間だろ、今はグローバル・ファウストの話をしているんだ」
龍我
「グローバル・ファウストのボス?」
石動
「ああ、ほらこっちこっち!」
石動は手招きで合図して呼び寄せる
そこからガーディアン二人に両腕を担がれて現れた男は...服装、髪型、髪の色までメイドウィンとほぼ同じだった
ただ、彼には顔がなかった
「紹介しよう、これが今のグローバル・ファウストのボス、2017年のシャドー・メイドウィン・黒影だ!」
【次回予告】
メイドウィン
「これが、俺....?」
石動
「そう、これがお前!」
たくっちスノー
「違う...そんな化け物は黒影なんかじゃない!!」
石動
「現実を見ろよ、黒影は本当はヒーローなんかじゃなかった、ただのエゴの塊さ」
【全 テ ハ ツルギチャン ノ 為 ダヨ....】
メイドウィン
「黒影剣...女性じゃないはずだろ?」
たくっちスノー
「惑わされるな父さんッ!!」
【次回、第十話】
『父よ、君は本当に英雄なのか』
メイドウィン
「自分自身を受け入れるために俺は俺と戦う!変身!!」
【シグナルバイク!ライダー!】
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.74 )
- 日時: 2018/01/10 21:35
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
戦兎
「天才物理学者の桐生戦兎は、ブラッドスタークに奪われた20個のフルボトルを回収するため時空監理局と協力することになった!」
メイドウィン
「戦兎、いいニュースと悪いニュースがあるがどっちから聞きたい?」
戦兎
「え、じゃあいいニュースから!」
たくっちスノー
「リアルワールドのアンケートで子供がなりたい職業一位に学者が選ばれたぞ!」
戦兎
「マジで!?」
メイドウィン
「こういうのってライダーの影響受けるんだよなぁ」
戦兎
「よっしゃ!ま、これも俺が天↑才↓だから?」
たくっちスノー
「その理論だとゴーストの時代は何に憧れれば良いのか分かんないけどな!」
戦兎
「で、悪いニュースって?」
たくっちスノー
「みーたんのこと完全に忘れてた」
戦兎
「あっ、やっべ」
メイドウィン
「みーたんって?」
たくっちスノー
「ヒロイン」
戦兎
「やべぇ殺される、何時間放置してた?」
たくっちスノー
「大丈夫、時空監理局内だとまだ五時間しか経ってない!」
メイドウィン
「あれだけやってまだ五時間かよ...」
戦兎
「今回で第十話!そろそろファウストが本気を出してくるぞ、お楽しみに!」
...
【第十話】
『父よ、君は本当に英雄なのか』
のっぺらぼうの未来のメイドウィン...らしき物はグラグラと揺れている
メイドウィン
「おい、アレがお前の時代の俺なのか?」
たくっちスノー
「...顔が無いけど、恐らくそうだよ。」
龍我
「でもなんでのっぺらぼうになってんだよ?」
かなちゃん
「消し飛ばしたときに名前を消したから...ですかね」
石動
「まぁそんなことはどうでもいいんだ!聞かせてやりなぁ黒影様、あんたの愛を!」
龍我
「...ッ!!何だ!?」
メイドウィン達は頭が突然痛み始める...しばらくすると、声のような物が脳内に響く
【『全 テ ハ ツルギチャン ノ 為 ダヨ....』】
翔太郎
「くっ...これはあいつから発せられているのか!?」
メイドウィン
「つるぎちゃんって...アホかお前!?あいつ野郎だぞ!?」
七夜
「あんた、そういう系か?」
メイドウィン
「なわけねーだろ給料減らすぞ!!」
七夜
「そこまでキレなくてもいいだろォ!?」
【ツルギチャン ダイスキ...】
たくっちスノー
「やめろ...やめろ、怪物!!」
石動
「産みの親を怪物呼ばわりなんて、俺だったら泣いちゃうよ」
たくっちスノー
「黙れ!あいつはただの怪物だ!黒影じゃない!」
たくっちスノー
「僕と同じ醜い『紛い物』だ!!」
【クトゥルフ】
たくっちスノー
「蒸血!」
【ミストマッチ...クトゥルフ..ク、クトゥ...ファイヤー!!】
カオスフェイカー
「うおああああああ!!」
石動
「おっといけない...頼むぜ?」
カオスフェイカー
「...ッ!!ぐ、ぐ...」
未来黒影が手を前に出すと、カオスフェイカーの動きが止まり、そのまま後ろに押し出される
カオスフェイカー
「ぐわっ!」
メル
「おい、たくっちスノー!」
たくっちスノー
「...ちっ、マガイモノのくせに実力だけは変わらないな」
【『ボクハネ アノ 世 ニ 行 ッテ 後悔 シタンダ』】
【『アノ 世 ニ ツルギチャン ガ ドコニモイナイ』】
【『ダカラ マタ 生 キ 返 ッ テ ツルギチャン ヲ 作ル 事 ニシタ』】
【『邪魔 シナイデ』】
たくっちスノー
「ふざけんじゃねぇ...お前のせいで僕みたいな生まれる必要のない可哀想なマガイモノが沢山いるんだ」
たくっちスノー
「お前はもう一度あの世に行ってもらう!」
かなちゃん
「...皆さん、いきますよ!」
『ラビット!タンク!ベストマッチ!』
『ウェイクアップ!クローズドラゴン!』
『ジョーカー!』
『ラッキーセブン!』
『フィ・ス・ト・オ・ン』
『ファントムエムブレム!』
『アーイ!バッチリミナー!』
【DORAGO RIDE】
『タカ!トラ!バッタ!』
『ドリルアーム』
『「変身!!」』
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!』
『ウェイクアップバーニング!クローズドラゴン!イエーイ!』
『ガッチャーン!ハオウアップ!タドル越えるナイトメイツ!亡霊の魂!』
『カイガン!マクスウェル!足掻け凡才!潰せ天才!』
【バハムート】
『タ・ト・バ!タトバタ・ト・バ!』
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.75 )
- 日時: 2018/01/10 21:36
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ビルド
「行くぞ!」
石動
「ほう...もうこんなにフィフティ・シリーズが集まったのか、一個や二個は欲しいところだな」
【コブラ】
石動
「蒸血!」
【ミストマッチ...コブラ..コ・コブラ...ファイヤー!】
ブラッドスターク
「さぁて...仕事しますか!」
クローズ
「オルルァ!!」
ブラッドスターク
「フンッ!!、ここじゃ狭いから...な!!」
クローズ
「ぐぉあ!!」
スタークはクローズの拳を受け止め、そのまま天井へ投げ突き破る
ビルド
「クローズ!」
ブラッドスターク
「よいしょっと!」
ジョーカー
「待て!」
....
ナイトローグ
「スターク、遅かったじゃないか」
ブラッドスターク
「黒影様が少々遊んでいてな」
ナイトローグ
「フン...何が黒影様だ。」
セブン
「あの時のコウモリ野郎!」
ナイトローグ
「ナイトローグだ」
ブラッドスターク
「おいローグ?例のブツは完成したか?」
ナイトローグ
「ああ、お前が摂取したマガイモノ成分のおかげでな」
ブラッドスターク
「黒影様じゃろくなマガイモノ作れないしな~」
ローグは大きな黒い缶詰のような物と謎のベルトを取りだし、ベルトをスタークに渡す
クローズ
「何だよ、アレ?」
たくっちスノー
「スパークリングにスクラッシュドライバー!?なんであんたらの世界線でそれを!?」
『スパークリング』
別の世界線でパンドラボックスの成分を摂取した戦兎がスタークに勝つために作り上げた力
『スクラッシュドライバー』
葛城巧のもうひとつの技術
共にこの世界線の戦兎達には知り得ないはずのアイテムだった
ブラッドスターク
「何不思議そうな顔してるんだ?今度はこっちの変身を見せてやるぜ!」
ナイトローグ
「...行くぞ」
ブラッドスターク
「ローグ、ほい!」
スタークはビルドドライバーをローグに投げ渡し、スクラッシュドライバーを巻く
『スクラッシュドライバァー!!コブラゼリー!!』
『バットエンジンスパークリング!!』
たくっちスノー
「まずい、あいつに変身させるな!」
ブラッドスターク
「もう遅い!」
スタークはレバーを引き、ベルトに刺したゼリーの容器をスクラップにする
『潰れる!流れる!溢れ出る!』
『Are you ready?』
幻徳
「ビルドアップ!」
石動
「変身!」
変身の衝撃でライダー達は吹き飛ばされる
『コブラ イン スタァークチャージ!!ブルアァァァァ‼!!』
『ジュワッと焦がす!!バットエンジンスパークリング!!イエイイエーイ!!』
ダークビルド
「仮面ライダーダークビルド...」
スタークチャージ
「仮面ライダースタークチャージ...」
『『ここに誕生!!』』
別の世界線で戦兎達の勝利の鍵となった新兵器は今、大きな驚異となった。
スタークチャージ
「へっ、ようやく俺たちも仮面ライダーになれたぜ」
ダークビルド
「これで俺たちのハザードレベルも上昇出来る...さぁ、かかってこい」
クローズ
「姿が変わったところでどうなるってんだよォ!!」
ダークビルド
「ふん...」
『ready GO!スパークリングフィニッシュ!!』
ダークビルドは蒸気を放った後クローズの腹に焦げる一撃を放った
クローズ
「ぐわああああああああ!!!」
その衝撃でクローズの変身が溶ける
ビルド
「大丈夫か、万丈!」
龍我
「あ..あいつ...とんでもねぇくらい強くなってやがる...」
スタークチャージ
「次はどいつだ?」
ジョーカー
「俺だ...!!」
『ジョーカー!マキシマムドライブ!』
ジョーカー
「ライダーパンチ...!」
スタークチャージ
「ふふーん?」
『スクラップフィニッシュ!!』
スタークチャージ
「おるぁ!!」
ジョーカー
「ぐはっ...!!」
スタークチャージはジョーカーの拳を蛇のように捻ってかわし、そこから回し蹴りを叩き込む
その衝撃でジョーカーも変身が溶ける
たくっちスノー
「翔太郎!!」
翔太郎
「な、なんて進化だ...」
スタークチャージ
「そりゃそうだ、何せこの二つは天才が設計し、偉大なるマガイモノの王の成分が込められている」
ダークビルド
「この新たな変身に弱点などない...」
ネメシア
「ど、どうしましょう...」
たくっちスノー
「フィフティ・シリーズ及びマガイモノは、本家本元には勝てないはずなのに...」
ダークビルド
「そうか、ならお前達にも勝てる相手を用意してやろう」
ビルド
「何!?」
スタークチャージ
「そう、お前が欲しがってるフルボトルを返してやるんだよ」
スタークチャージが指を鳴らすと、真っ黒な人形が黒影から生えてきた
龍我
「うわっ、なんだあれキモッ!」
たくっちスノー
「...マガイモノの、素か?」
マガイモノの素人形達は戦兎のフルボトルを降ると、それを自身に指し姿を変えた!
『ロック!』
『ゴリラ!』
チェーンハードスマッシュ
「ウオオオオオ!!」
キングコングハードスマッシュ
「うほほほほほ!!(^o^)」
ネメシア
「スマッシュになりました!」
ビルド
「なんだあのスマッシュ!?こんなの見たことないぞ!!」
スタークチャージ
「こいつらは『ハードスマッシュ』の試作品、今までのスマッシュよりずっと知能が高く、強く...なる予定の改造兵器だ!」
ダークビルド
「さて、我々は急用があるので失礼する」
スタークチャージ
「ああ、NPG機関を待たせているからな」
ダークビルド
「おい!スターク!」
スタークチャージ
「へへっ、チャオ。」
ダークビルドとスタークチャージは時空の渦を作り消える
「やっべ黒影様置いてきた!」
「別に良いだろあんなの、放置してもすぐ帰ってくる」
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.76 )
- 日時: 2018/01/10 21:37
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
キングコングハードスマッシュ
「ウホホホホホ!!」
チェーンハードスマッシュ
「ウオオオオオオ!!」
ネメシア
「彼らは私たちがなんとかします!」
かなちゃん
「マガイモノ退治は...慣れてますんで!」
松山
「そろそろアマゾンになりてぇんだが」
たくっちスノー
「ダメに決まってんだろ」
松山
「なんでよ」
たくっちスノー
「暴走されたら困るんだよ」
かなちゃん
「いきますよ!」
たくっちスノー
「...待てネメシア、そろそろ三分だ、このメダルに変えろ!」
ネメシア
「はい!」
『エビ!カニ!サソリ!』
『ビーカーソー!ビーカーソー!』
セブン
「オルァ!」
享楽
「オルルァ!」
キングコングハードスマッシュ
「.....」
メル
「全然効いてねぇな...自分のアーツもはたして通用するかどうか」
メイドウィン
「...あの未来の俺に攻撃は届くのかな?」
メイドウィンが包丁を投げ、刺さっても相手はびくともしない
メイドウィン
「なんともないな...まぁ、不老不死だからだろうけど」
たくっちスノー
「....また何か声が!」
【『皆 ドウシテ 邪魔 ヲスル』】
【『ボク ハ タダ ツルギチャン ガ 好 キ ナ ダケ』】
メイドウィン
「そうは言ってもなぁ...黒影剣、男性だろ?」
【『ツルギチャン ダイスキ』】
たくっちスノー
「惑わされるな父さんッ!!貴方は最高完璧の英雄だ、あんな歪んだ愛を持った者とは違う!」
メイドウィン
「...はぁ、たくっちスノー、悪いが少し静かにしてくれ」
たくっちスノー
「え?」
メイドウィン
「たくっちスノー...確かに俺はあんなのとは違うと思ってる、だがお前の言う最高完璧の英雄になったつもりはない」
メイドウィン
「俺はただ不老不死なだけのご飯好きの男性で、ヒーローにも犯罪者にもなるつもりはないさ」
たくっちスノー
「..く、黒影?」
メイドウィン
「おい怪物よく聞け!俺から見て生き物は二種類あった!」
メイドウィン
「1つは一緒に料理を食べたい生き物!もう1つは料理にしたい生き物だ!」
メイドウィン
「だが、今のあんたと一緒に飯を食いたいなんて感じないし、食材としての魅力すら感じねぇ!」
メイドウィン
「だから...お前は廃棄処分って奴だ!」
その時、不思議なことが起こった
生き物としての怒りと、たくっちスノーのマガイモノ成分がシンクロし、新たなベルトを産み出したのだ!
メイドウィン
「おりゃっ!!」
たくっちスノー
「これは...マッハドライバー!!」
メイドウィン
「あいつが未来だろうと過去だろうと、もうどうでもいい!」
『シグナルバイク!』
メイドウィン
「俺は俺であるために戦う!変身!!」
『ライダー!マッハ!』
「調理、完食、いずれもマッハ!」
「俺は、黒影流マッハだ!」
たくっちスノー
「黒影が...マガイモノライダーに!?」
黒影流マッハ
「俺は料理人、一匹の生き物から無数の料理を創造する神秘の戦士」
黒影流マッハ
「ハードスマッシュ、あんたからは....何が作れるかな?」
黒影流マッハは音速で未来黒影に一撃を加える
【『何故 君 ハ 時空 ヲ 跨 グ』】
【『設定 ヲ 集 メテ ツルギチャン ヲ マタ 作 ルカラジャナイノ?』】
黒影流マッハ
「そんなわけあるか!俺が時空を跨ぎ、世界を歩くのはその世界の旨い飯を知ったり色んな人と仲良く飯を食べるためだ!」
龍我
「どっち道私欲に使ってねぇか?」
ネメシア
「ご、ご飯食べるくらいなら...」
たくっちスノー
「これに関しては後で考えようか...」
『ヒッサーツ!!』
黒影流マッハ
「行くぞ!黒影流調理術!」
『full course!!』
黒影はオーラをまとい、ハードスマッシュにかじり...そのまま肉を食いちぎった!!
龍我
「うわエグッ」
ビルド
「今回のスマッシュは人間じゃないから良いとして...この人戦わせちゃいかんタイプじゃねぇか」
黒影流マッハ
「うわっ不味い、泥と墨汁を混ぜたような味がする」
メル
「よく分からねぇがマズいって事は伝わった」
黒影流マッハはハードスマッシュをモシャモシャと獣のように肉を食い、最後に二つのフルボトルをペッと吐き出した
黒影流マッハ
「ふぅ...ゴチ、100点中13点の味だった」
たくっちスノー
「ほら、ロックボトルとゴリラボトルだよ」
ビルド
「いらねーよこんな唾液でベトベトのフルボトル!」
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.77 )
- 日時: 2018/01/10 21:37
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
戦いを終え、元の時代へと帰って来た黒影一行
たくっちスノー
「それで、えっと...アレに関してだけど、黒影...」
メイドウィン
「気にすんなって、俺はあいつとは別人と考えておくから」
たくっちスノー
「で、でも....」
戦兎
「そんなことはどうでもいい!たくっちスノー、あのベルトとあの変身は何だ!?」
たくっちスノー
「ローグ達が変身したやつ?」
戦兎
「ああ。」
たくっちスノー
「...スパークリングとスクラッシュドライバーは、別の世界線で君たちが使っている新しいアイテムだ」
松山
「別の世界線?」
たくっちスノー
「創作の世界っていうのはSLGと同じだ、当人の知らぬ間に選択肢が現れ、その選択先によって物語は大きく変わっていくことがある」
たくっちスノー
「本家の道筋から逸れた世界線を、時空監理局では『ifルート』と呼んでいるんだ」
翔太郎
「なるほど...つまりifルートの存在が彼ら、って事だな?」
たくっちスノー
「そう、ブラッドスタークにフルボトルを奪われたとき、それを予測して偽物をわざと盗ませた世界線が本史...本物を盗まれたというifが彼ら」
たくっちスノー
「スパークリングもスクラッシュドライバーも、元は君たちの...武器...で...?」
たくっちスノー
「あーーーっ、そっか!!」
ルリ
「ど、どうかしましたか!?」
たくっちスノー
「もしそうなら、こちらか自分の時代のメイドウィンのどちらかがifルートの可能性もあるじゃん!!」
かなちゃん
「い、言われてみればそうですね...」
メイドウィン
「剣の性別が選択肢っていうのも無理矢理な気もするけど....」
たくっちスノー
「まぁ、設定リニューアルするからおかしくもなるさ」
メイドウィン
「そんなんでいいのかよ...」
享楽
「それはエエとして局長、これからどうすんじゃ?」
オルガ
「ええ、今の僕らではとても彼らには敵いませんよ?」
たくっちスノー
「そうだなぁ...まずこちらもスパークリングとスクラッシュドライバーを開発するとして...ん、ルメールどこ行くの?」
メル
「メルだって言ってるだろ!...ちょっと気になることがあってな」
スタークチャージ
【NPG機関を待たせているからな】
たくっちスノー
「NPG機関?」
ルリ
「未来人の代理局長さん達も知らないのですか?」
かなちゃん
「ええ、聞いたことがありませんね」
メル
「そうか...おい探偵、一旦帽子世界へ帰るぞ」
翔太郎
「え?いや俺は行かなくてもフィリップと連絡が...」
メル
「管理人が世界を放置しててどうすんだ!いいから行くぞ!」
翔太郎
「ちょ、引っ張るなって!」
メルは翔太郎を連れて帽子世界へとワープする
龍我
「あいつ自由だよなぁ」
たくっちスノー
「まぁ、あの二人は牙組じゃないからね...」
【次回予告】
フィリップ
「待っていたよ、夢の世界の管理人。」
翔太郎
「フィリップ、何か検索出来たか?」
フィリップ
「ああ、どうにかね」
メル
「で?色々目処は付いたのか?」
翔太郎
「そんなの言われなくても分かってるだろ?なぁフィリップ」
フィリップ
「ああ、あの機関についてだろう?それに関しては...」
「動くな、お前達は包囲されている」
メル
「おっと、これはやべぇな」
フィリップ
「何の問題でもない」
次回、第十一話
【海賊と夢とハードボイルド】
翔太郎
「俺たちは二人で一人の仮面ライダー」
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