二次創作小説(新・総合)
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- 時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
- 日時: 2018/01/27 23:44
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
『フィフティ・シリーズは死んでいない』
時空監理局たくっちスノーが廻る、牙組のものがたり....
どうもロストメイドウィンです
時空監理局って何年も前から妄想してたのに詳しく掘り下げてないなと思い、こういった小説を作りました
【注意】
なんかもうオリ設定の塊です
キャラ崩壊は無いと思う、たぶん。
むちゃくちゃだよォ!
仮面ライダー要素もりもり
【重要な警告】
『仮面ライダービルド』のベストマッチと『帽子世界』の根本的な内容に関するネタバレを含みます
オリキャラ募集は終了しました、沢山の応募ありがとうございました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【牙組組員名簿】
名前
性別
性格
容姿
その他
サンプルボイス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
牙組隊員一覧
【組長】
松山那雄宏(>>8)
【副組長】
かなづち大明神
たくっちスノー(『元』副組長)
【隊員】
ネメシア(>>2)
ルリ(>>5)
享楽(>>10)
オルガ(>>16)
大谷名月(>>18)
越都(>>19)
夜長アンジー(>>21)
ズァーク(>>29)
桐生戦兎/仮面ライダービルド
万丈龍我/仮面ライダークローズ
立崎七夜/仮面ライダーセブン
アプリコット・テルカ・ナイトリード・メルラン・シャル・マリー
・ラディット・ジューン(アプリ子)
???
???
???
???
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.138 )
- 日時: 2018/01/26 21:34
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
うわ、書いてたらコメントがこんなに....
花音さん
たくっちスノー
「松山は仮にも悪役だからなぁ...これが正しいっていうか何というか...」
メイドウィン
「ただの屑悪役に設定盛りまくったツケが回ったってことだね」
たくっちスノー
「数年単位で息子に託すのやめてくれない?」
たくっちスノー
「オルガは年末のときのディケイドライバーを渡しているよ...あれ、描写したかな?」(既に昔の展開を忘れてる)
ロストメイドウィン
「おい」
トクマさん
たくっちスノー
「第十八話は『サヨコォォォ!!!』『親が子供殺すのかよ!?』『二人の香澄の為に~』等ライダーネタを沢山盛れたし書いてて楽しかったです」
ロストメイドウィン
「で、マガイモノどうなの?」
たくっちスノー
「実を言うと...そう言った事例は聞いたことがない、けど万丈はそれでいいのかもしれない」
たくっちスノー
「三羽烏と延命装置に関してですが、ここから大詰めというわけで帽子世界の真実、NPG機関とファウストの関係に関して明らかになりながら判明するのでお楽しみに」
Miruraさん
たくっちスノー
「ごくろうさん!最近は深夜にコメントすること多かったもんね!」
ロストメイドウィン
「8時も充分深夜だと思うが」
たくっちスノー
「おだまり」
ロストメイドウィン
「松山なんかを擁護したくないのだが、念のため言うと世界線が違うからざくアクZの奴とは別人だ」
たくっちスノー
「ただ...こっちの松山の件で少々面倒なことにはなるだろうね」
ロストメイドウィン
「何故だ?」
たくっちスノー
「後々ざくアクの方に特別編でも書くよ」
コメント感謝だよ!
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.139 )
- 日時: 2018/01/26 22:35
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
戦兎
「天才物理学者の桐生戦兎は、東都の平和を守るために仮面ライダービルドとして戦っている!」
たくっちスノー
「自分達はNPG機関を見つけ出すため、そしてパンドラボックスを開くためのフルボトルを集めるために西都へ攻め込んだ」
たくっちスノー
「西都のビッグママ、北都のグリス、そして東都のビルドの三都決戦が始まるが、牙組組長松山の裏切りにより三都のメンバー達は大打撃を受け撤退...」
たくっちスノー
「しかしこちらも土壇場でメルが記憶を取り戻し、リベンジを図るのだった...」
たくっちスノー
「まさかあいつが裏切るなんて...ifの世界とはいえもうメチャクチャだ!」
メル
「裏切りそうって面してたけどな」
たくっちスノー
「一応悪役キャラだけどさ...」
メイドウィン
「あいつは今の作風は好まないらしいからなぁ」
たくっちスノー
「あたりめーだろ!理由もなくキャラクター設定を大きく無視した話なんて読者が喜ぶかよ!!」
かなちゃん
「数年前の彼は本当に原作設定放棄してたらしいですからねぇ...」
戦兎
「いよいよ物語も大詰め!第二十話始まるよ!」
...
第二十話
【心火、尽きる】
西都で繰り広げられた三都決戦から早くも一週間の月日が経った
あれ以来、猿渡は三羽烏達が入院しているNPG機関へ足を運んでいたが、門前払いされていた。
ジャコウ
「またお前か、面会は出来ないと何度も言っているだろう」
猿渡
「頼む...ちょっと顔を見るだけでいいんだ。」
ジャコウ
「駄目だ、帰ってくれ」
猿渡
「......っ」
石動
「お、もしかして三羽烏達の様子を見に来たのか?」
猿渡
「スターク...」
ジャコウ
「ブラッドスターク、何とか出来ないのか?元はと言えばお前が....」
石動
「もう見せてやってもいいんじゃねぇの?ビッグママを連れていったあいつらにもバレるんだし」
ジャコウ
「どこまで話すつもりだ」
石動
「ほぼ全てさ」
ジャコウ
「好きにしな、我々は責任を取るつもりはない」
石動
「はいはい...よし、例のブツはちゃんと持ってきただろうな?」
猿渡
「こいつだろ...?」
猿渡は袋から二枚のパネルを渡す...パンドラボックスの面である『パンドラパネル』である
石動
「よーし!西都の奴と合わせて合計四枚!後は東都のパンドラボックスと残り二枚を合わせれば、完成だな...っと」
猿渡
「それで、あいつらはちゃんと生きてるんだよな?」
石動
「ああ、元気元気!すぐに会えるぞ!」
猿渡
「本当か!?早く見せてくれ!!」
石動
「そう慌てんなって...」
....
幻徳
「西都はハードスマッシュ、ビッグママ共に戦闘不能...仮面ライダーもいないから戦う力はない」
メイドウィン
「北都も三羽烏がやられ、グリスがあの調子だからな....」
龍我
「猿渡の奴、今日も見舞いの為に西都に行ってたよ」
ネメシア
「ですが...私達も無事で帰れなかったですね」
七夜
「ああ...何せ、享楽のおっさんとオルガ、たくっちスノーのフィフティ・シリーズが壊れちまったからな」
たくっちスノー
「壊れちゃったものはしょうがないさ、それより二人はもう大丈夫?」
享楽
「オウ、どうにかなァ」
オルガ
「副組長こそ大丈夫ですか?ビームを思いっきりくらったと聞きますけど...」
たくっちスノー
「マガイモノは実質不死だからへーきへーき!」
幻徳
「こちらも大打撃を受けたが、もう向こうに驚異はない、よくやってくれた」
メイドウィン
「ああ....ところでさ、」
ビッグママ
「.....」
メイドウィン
「いつまでビッグママをここに残しとくの?人質じゃ無いんだからさ...」
メル
「しょうがねぇだろ、お前らが完治するの時間かかりすぎなんだよ」
アプリ子
「は、はぃ...治癒魔法が弱くてすいません...」
メル
「へっ、まあいいか」
シキ
「そうそう、メルはこうでなくっちゃね」
ドーラ
「ボクは前の方が良かったけどなぁ」
メル
「...さて、もう話してもいいだろう、ビッグママ?」
ビッグママ
「....そうね」
幻徳
「どういうことだ?」
メル
「記憶を取り戻したとき、自分は【全部】思い出したんだよ...」
メル
「帽子世界に入る前の記憶もな」
ドーラ
「....えっ!?」
戦兎
「どういうことだ、お前達は帽子世界で生まれたんじゃないのか?」
ビッグママ
「いいえ、メルはもちろん、シキもドーラも、他の管理人も...皆元は現実世界で生まれたれっきとした人間です」
メル
「そして、帽子世界に入る前の自分は....」
「植物状態だったんだ。」
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.140 )
- 日時: 2018/01/26 22:36
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
...猿渡達はNPG機関の地下へと進み続ける
猿渡
「おい、あいつらはここにいるのか...?」
石動
「まー、慌てなさんな...ほら、到着だ!!」
猿渡
「...何!?」
石動
「ほら、この中のどれか、この中にお前の大切な奴等がある」
猿渡
「何、言ってやがる....!!こいつは...どう見ても...!!」
猿渡は回り一面に浮かぶある物を見て拳を握りしめる...それを石動が軽く制す
石動
「まぁまぁ、言いたいことは分かるさ、でもちゃーんと生きてるよ!」
石動
「...『脳』だけ、なんだけどさ」
この部屋にあったのは、人間の脳みそ、それが怪しげな装置の中で浮かんでいた...そしてそれは、三羽烏の脳がどれなのかも分からないほどの量だった
猿渡
「お、お前....!!!これはどういうことだ!?」
石動
「おいおい、生きてたらなんでもいいって言ったのはそっちだぜ?ちゃんと生きてるだろ?肉体無いけど。」
猿渡
「....ッ!!!」
石動
「まぁ、落ち着け...脳だけにはなったがいつらは苦しんじゃいないさ」
猿渡
「どういうことだ...!?」
石動
「難しい話になるから、よ~く聞けよ?」
猿渡
「.....」
石動
「まず、奴等はこんな姿になっていることは知らない。」
猿渡
「どういうことだ...?」
石動
「ここにある一部の脳みそは脳内に自分この身の世界を作り、その中で生きているんだ、」
石動
「脳内でネットワークを構築し、無数の脳内世界を行き来している...そしてそれらはひっくるめて【帽子世界】と呼ばれている」
猿渡
「帽子世界....万丈から少し聞いたことがある」
石動
「万丈達はどういうワケか帽子世界に介入出来たからな...」
猿渡
「つまりあいつらはその【帽子世界】って所にいるのか?どうやればそこに...」
石動
「お前も脳みそだけになってみれば会えるんじゃないの?」
猿渡
「ふざけるな!!...そうだ、万丈だ、万丈なら帽子世界に介入出来る方法を知ってるはずだ、そうすれば....」
石動
「逃げられると思ってるのか?」
石動はスチームガンを猿渡に向ける...猿渡の背後からジャコウと松山が降りてくる
ジャコウ
「帽子世界の真実を外部に漏らされるわけにはいかない」
石動
「もう漏れてると思うけどな~」
松山
「るっせぇ!あいつらも後で殺しゃいい話だろ!!」
【コブラ!】
【海賊!】
猿渡
「...ここで死ぬわけにはいかねぇんだ!!」
『ロボットゼリー!!』
猿渡
「変身!!」
石動
「蒸血!」
松山
「アマゾン!!!」
『潰れる!流れる!溢れ出る!!ロボットイングリス!!ブルァァァァァ!!』
【コブラ...コ・コブラ...ファイヤー!!】
【アルファ・ネ・ク・ス・ト】
マツヤマα-NEXT
「いつまでも...俺の時代なんだよ!!」
パイレーツハードスマッシュ
「覚悟しろ」
グリス
「スターク!!...あいつらを返してもらうぞ!!!」
ブラッドスターク
「そうは...いかねぇな!!」
....
一方戦兎達もビッグママの口から帽子世界の真実を知らされていた....
ネメシア
「そ、そんな....メルさんやドーラさん、シキさんが本当は脳しかないなんて...」
たくっちスノー
「この三人が現実世界に介入できたのも...いわばインチキに近い方法だったからな...」
翔太郎
「悪い、お前が大怪我してたから...」
シキ
「気にすることじゃないわよ、私もドーラも、そしてメルも薄々気づいていたから」
メイドウィン
「だが、そんな帽子世界にもイレギュラーな存在がいる」
フィリップ
「僕と七海、そして海東だね」
たくっちスノー
「海東はまぁいつもの事だから深く考えないとして....フィリップと七海は...」
フィリップ
「ある意味、僕らは人間をやめてるからね」
七海
「だね」
戦兎
「NPG機関の大型延命装置【帽子世界】...何故そんなものを?」
ビッグママ
「最初はメルを救いたい、その一心だけでした」
ビッグママ
「植物状態となったメルを救う為に、私は脳内に仮想世界を作らせる方法を選んだ...それが一番最初の世界である【夢の世界】です」
ビッグママ
「メルが元気に走り回る姿を見たときは本当に嬉しかった...」
メル
「.... 」
ビッグママ
「そして、メルのように植物状態、意識不明、末期癌等の長く生きられない、活動できない人間の脳が集まっていき...メルの夢の世界と繋がり世界が増えていった」
戦兎
「その中の一部がシキとドーラ...」
ビッグママ
「皆、私の大切な子供のような存在です、だけどその技術に目を付けたのが...貴方達で言う『ファウスト』です」
ビッグママ
「ファウストはこの技術を知るや否や、瀕死の人間を集めて、次々と管理人を増やしていきました」
ビッグママ
「やがて大規模な物となり、ファウストはジャコウを筆頭とした一部研究員や技術を残し、西都を離れていった...そうして残った者が集まった物こそ【NPG機関】」
翔太郎
「やはりジャコウもグルだったか...」
ビッグママ
「しばらくして、ファウストがまた帰ってきました、ファウストの本当の目的が分かった頃には、もう手遅れだった...」
戦兎
「本当の目的!?何なんだ、ファウストが帽子世界を作らせた理由って!?」
「おっと、ここまでだ」
突然、入り口からアポロガイストの盾が飛んでくるが、ドーラがどうにか弾く
ドーラ
「ブロッキングジェムがなかったら危険だったよ」
たくっちスノー
「この盾はスーパーアポロガイストの....まさか!!?」
Sヴヴァ
「そのまさかよ!」
ネメシア
「スーパーヴヴァ!!」
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.141 )
- 日時: 2018/01/26 22:37
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
Sアポロガイスト
「全てを知ったお前は生きて返すなと命令されているのだ」
Sヴヴァ
「あの猿渡とかいう男も、いずれ始末されるだろう...後はお前達だけだ!」
龍我
「無関係の猿渡にまで...てめぇらもう許さねぇ!!!」
『クローズドライバー!!』
『スーパーウェイクアップ!クローズヒートドラゴン!!』
Sヴヴァ
「何、向こうもスーパーだと!?」
『Are you ready?』
龍我
「変身!!」
『ウェイクアップ・リベンジャー!!クローズレイジング!!イエイイエーイ!!』
クローズレイジング
「この野郎!!!」
Sヴヴァ
「ぐわあああああああ!!!?」
クローズレイジングの正拳でスーパーヴヴァは呆気なく壁を突き抜け吹き飛ばされた!
Sアポロガイスト
「何!?」
クローズレイジング
「今の俺はマガイモノ相手なら負ける気がしねぇ!!!」
戦兎
「万丈....お前そんな強くなったのか!!?」
クローズレイジング
「ハザードレベル6.9だってよ」
戦兎
「強すぎんだろ!!今の俺の倍近くあるじゃねぇか!」
幻徳
(あれ、これ正体言ったら俺ぶっ殺される?)
かなちゃん
「いいえ、これは恐らく対マガイモノ特化の力ですね、私と同じ力ですよ」
たくっちスノー
「アレかぁ...昔その力に自分は二度殺されたから強さは保証するよ」
翔太郎
「つまりどういうことだ?」
フィリップ
「マガイモノ以外ならそこまで恐ろしくはない、ということさ」
それを聞き、幻徳はほっと胸を撫で下ろす
ネメシア
(なんでこの人ホッとしてるんだろ)
クローズレイジング
「コレが最後の戦いになるかもしれねぇ!!お前らも出来る限り変身しておけ!!」
Sアポロガイスト
「うおおおおおお!?」
クローズレイジングはスーパーアポロガイストの首を掴みそのまま外へと飛び出す!!
翔太郎
「了解だ、行くぜ相棒!」
フィリップ
「ああ!」
『サイクロン】
【ジョーカー!』
戦兎
「抜け駆けなんかさせるかよ、万丈!」
『ライオン!掃除機!ベストマッチ!』
たくっちスノー
「ネメシア!!今回は特別なメダルだ!」
ネメシア
「はい!」
七夜
「ヒーローの底力だぜぇ!!」
七海
「いっくよー」
『アーイ!バッチリミナー!』
ズァーク
「...はぁ、ようやく終わるか」
『デュエル覇王伝!』
アンジー
「長かったねー」
ドーラ
「越都、代わりに変身して」
越都
「んあ!」
アプリ子
「は、はうう...」
『ドライバーオン!セットオープン!』
メイドウィン
「いくぞ、お前ら....!!」
「『【変身!」』】
『サイクロン、ジョーカー!』
『スーパー!!スーパータカ!!スーパートラ!!スーパーバッタ!!ス~パァ~・タトバ・タ・ト・バ!!スーパー!!!』
『たてがみサイクロン!ライオンクリーナー!イエーイ!』
『セブン!』
『KI!MA!I!RA!キマイラ!』
『ガッチャーン!ハオウアップ!』
『フィストオン』
『カイガン!カイザ!呪いのベルト!913!』
黒影流マッハ
「出撃だぁ!!」
「「「「うおおおおおおおおお!!!」」」」
ラミス
「な、なんだか凄い勢いね...」
メル
「モタモタしてる場合じゃねぇ、これ使え!」
メルとシキはフィフティ・シリーズを持たないメンバーに弓や剣等の武器を渡す
オルガ
「これは?」
シキ
「デコイを狩る時に使う武器よ、お古ばっかだけど」
メル
「こいつがあればそれなりには戦える!」
ルリ
「助かります!」
...そして、外では一進一退の大進撃だった
Sアポロガイスト
「ハッ!」
アポロガイストが剣でベルトを真っ二つにする
アプリ子
「あっ...外れ..た」
アンジー
「あー、壊れちゃった」
クローズレイジング
「オラァ!!」
Sヴヴァ
「ガハッ...この野郎!!」
ハオウゲーマー
「がっ...!!」
バチバチ
ズァーク
「...向こうも本気のようだな」
クローズレイジングが二人を吹き飛ばしたかと思えば、上手く隙を付きフィフティ・シリーズを次々と破壊していったのだ
ルリ
「そんな...フィフティ・シリーズが!!」
たくっちスノー
「別にいいさ!元々危険だから回収したら壊そうと思ってたし!」
セブン
「どういうことだお前ら!?フィフティ・シリーズが欲しいんじゃねぇのか!?」
Sアポロガイスト
「フィフティ・シリーズやライダーシステムが欲しかったのは戦争に勝ち、邪魔者を排除するためなのだ...ほぼ勝負が決まった今となってはもういらないのだ」
Sヴヴァ
「そういうわけだァ!!もうお前らは必要ねぇんだよ!」
「それはお前達も同じだ」
スーパーアポロガイストとスーパーヴヴァはスチームガンで蜂の巣にされる
幻徳
「醜いマガイモノは...もういらないのさ」
ダブル
「何故首相がトランススチームガンを!?」
幻徳
「たくっちスノー...もう俺の正体を話したって構わないんだぞ?ククク」
ビルド
「どういうことだ?たくっちスノー」
たくっちスノー
「そういえば、そんなことも考えてたな...裏切ったら知らせようと思っていたけど」
たくっちスノー
「そこにいる氷室幻徳こそ...ファウストの幹部、ナイトローグだ」
幻徳
「ご名答!!」
【ミストマッチ...バット..バ・バット...ファイヤー!!】
幻徳はスチームガンにバットフルボトルを入れ、ナイトローグに変身する
ナイトローグ
「そう、俺がナイトローグだ...お前達は東都の為に、そしてファウストの為によく働いてくれた....」
ナイトローグ
「だがそれもここまでだ!!」
ナイトローグは辺り一面に乱射する
Sヴヴァ
「ウグアアアア!!ナイトローグ!!貴様、俺達さえも消し飛ばすつもりか!!」
ナイトローグ
「もうお前達は必要ない...消えろ!」
クローズレイジング
「やるぞ七夜!!」
セブン
「おう!!」
『ready go!!レイジングフィニッシュ!!』
『ラッキーセブン!!』
ナイトローグ
「ハアアアアアアアア!!!」
セブン
「ウリャアアアア!!!」
クローズレイジング
「デリャアアアアア!!!」
Sヴヴァ
「グワアアアア!!!」
Sアポロガイスト
「ヌワアアアアア!!」
三人の蹴りで二人が吹き飛ばされ、マガイモノキラーのクローズレイジングの力で二人が蒼く燃え上がる
...だが、今まで乱暴に扱ったツケが回り、とうとうブレイクガンナーも壊れてしまう
七夜
「げっ...セブン好きだったのによぉ」
- Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.142 )
- 日時: 2018/01/26 22:38
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
Sヴヴァ
「う、ヴアアア!!!熱い!!体が!!俺の体がぁぁぁぁ!!!」
Sアポロガイスト
「グ...ウウ...ア..」
二人は体は四股が溶けそうなり倒れこむ...スーパーヴヴァはナイトローグの方へもがくように手を出す
Sヴヴ
「ダ...ダスケデグレ....マダ....シニタクネェ...」
Sヴ
「コノ...オレ..ガ...コン...ナ...トコロ...デ..
「.....
そのままスーパーヴヴァは形も残さず燃え尽きた
ナイトローグ
「フン...くだらん」
たくっちスノー
「うわぁ...かなちゃん様のよりエグいマガイモノキラーだよ、万丈は」
Sアポロガイスト
「フフフ...ハハハハ....」
スーパーアポロガイストは体から黒い液体が剥がれながらも立ち上がる
クローズレイジング
「...!?、こいつ、体が燃えていってるのに笑っていやがる!?」
Sアポロガイス
「これで終わったと思ったら大間違いなのだ!!」
Sアポロガイ
「私はお前達にとって迷惑な存在であり、マガイモノ!!」
Sアポロガ
「例え私の体がこうやって燃え付きようと、第二第三の私が作られ!!貴様達の前に立ちはだかるだろう...」
Sアポロ
「私は死なない...これからもお前達にとって迷惑な存在だ」
アポ
「一時の別れを告げよう...さらばだ!!」
「黒影様、万歳!!」
...そしてアポロガイストは、立ったまま灰になり尽きた
たくっちスノー
「....あばよ、スーパーアポロガイスト、今度会うときは、マガイモノ王国にでも連れてってやるよ」
ネメシア
「副組長!こんなことしてる場合じゃないですよ、猿渡さんが!」
享楽
「そりゃそうやけども...フィフティ・シリーズはもう殆ど壊されてもうたで」
メイドウィン
「まぁ、それが仕事だけどよ...」
たくっちスノー
「いや、まだ一個だけ残ってる...松山のフィフティ・シリーズが」
ナイトローグ
「...ハァ、向かう場所は同じ、というわけか。」
たくっちスノー
「え?あんたも付いてくるの?」
ナイトローグ
「勘違いするな、俺はファウストの幹部でありながら先程の帽子世界の話を知らされてなかった...それが気にくわないから石動の奴に文句をいいに行くだけだ」
たくっちスノー
(そういや別の世界線でも重要な話はスタークからの又聞きだったな)
たくっちスノー
「この中でスタークや松山、それに未来の黒影と戦えるのは残った仮面ライダーと管理人、そして今ここにいる黒影だけか...」
ネメシア
「私たちはどうすれば?」
シキ
「今も増え続けるハードスマッシュ達をお願い、帽子世界の武器を使えばどうにかなるはずだから」
七海
「分かったよ」
戦兎
「パンドラボックスは?」
幻徳
「任せろ」
たくっちスノー
「フルボトルは?」
メイドウィン
「全60本バッチリ回収!」
龍我
「気合いは!!」
翔太郎
「充分!」
ドーラ
「OSゲージもばっちりだよ」
シキ
「リンゴドライブもいつでも使える」
メル
「準備万端だ!!」
ビッグママ
「皆さん、行きましょう...全てを終わらせるために...私から始まったこの戦いに終止符を打つために」
戦兎
「あいつらと決着をつけるんだ!!」
「『【ああ!!」』】
戦兎達はたくっちスノー、ドーラ、シキの力で西都近くまでワープした
七夜
「あいつら...美味しいところだけ持っていきやがってよぉ!!」
かなちゃん
「そんなこと悠長に言ってられませんよ、ほらおでましですよ」
ネメシア
「私達もやりましょう皆さん!東都の為にも!」
オルガ
「はい!」
....
一方西都....
ブラッドスターク
「ほらほらどうした!?」
グリス
「グッ....うわああああ!!」
三対一、しかも迂闊に暴れられない場所での戦いでは流石のグリスも敵わず、変身が溶けてしまう
猿渡
「....ち、ちくしょう....俺は...負けるわけには...」
マツヤマα-NEXT
「へへ、やっと名有りのキャラクターをぶっ殺せるぜ!!」
マツヤマはヒレを猿渡の首に向ける
パイレーツハードスマッシュ
「終わったか」
ブラッドスターク
「ククク...よく頑張ったよ猿渡、冥土の土産に1つだけ教えてやるよ」
猿渡
「何だ....!?」
ブラッドスターク
「NPG機関のNPG、これが何の略かと言うと....」
『Neuro Power Generation』
ブラッドスターク
「日本語に直すと...脳力発電!!」
猿渡
「なっ....!!」
ブラッドスターク
「そう、今の帽子世界は延命装置ではない、人間の脳から膨大なエネルギーを産み出す発電機さ」
パイレーツハードスマッシュ
「1つの脳から得られる電力は大した量ではないが、脳が複数のネットワークを組むと、単体では比較にならないほどの膨大なエネルギーを生む」
ブラッドスターク
「そして、そのエネルギーはデータの様に物理演算させ、無から有を産み出す...それが『具現化エンコード』あの大群ハードスマッシュみたいなのが簡単に作れる」
ブラッドスターク
「具現化エンコードは良いこと付くめだ、資源問題は軽々解決、人間を生き返らせる事例も難なくクリアしている...ほら、あの香澄の事だよ」
猿渡
「....じゃあ、アレか?...今、あいつらは....発電機にされているのか?俺は、お前にバッテリーを寄越したことになるのか?」
ブラッドスターク
「そうなるねぇ、そしてその事は誰も気づいてない」
猿渡
「あ...あああ...俺は、そんなつもりじゃ....」
想像を絶する真実に、猿渡の心は遂に折れた。
猿渡
「あああ....うあああああああああああああああああああ!!!!てめぇらああああああああああああ!!!!」
ブラッドスターク
「あー...ったく幻徳の奴、こうなるから記憶を消した方がいいって言ったんだよ俺は」
マツヤマα-NEXT
「なぁ、もういいか?」
ブラッドスターク
「ああ、恨むんなら、無力な自分を恨むんだな!!!あばよ猿渡!!」
マツヤマα-NEXT
「ヒャッハアアアアア!!!」
マツヤマのヒレが猿渡の首に....!!
(ババババババババ!!!)
マツヤマα-NEXT
「グギャッ!!」
しかし、間一髪のところで鷹のような弾丸が松山を吹き飛ばす!!
ブラッドスターク
「こいつはホークガトリンガー!?ってことはまさか...」
猿渡
「.....あ、ああ」
「おい、石動惣一。」
ビルド
「今の話は...本当なのか!!?」
【次回予告】
ブラッドスターク
「バレちゃあしょうがないな」
名無しの怪物
『また会ったな、別の世界線の黒影』
メイドウィン
「お前...!!」
ブラッドスターク
「おお!パンドラボックスまであるじゃないか!これで俺達の計画も完璧だ!」
ビッグママ
「いいえ、終わらせます!帽子世界は...こんなことの為に作られたのではありません!」
ブラッドスターク
「へっ、その体で何が出来る...なぁ、ビッグママ?」
名無しの怪物
「さぁスターク!早くパンドラボックスと具現化エンコードでつるぎちゃんを作って!!」
ブラッドスターク
「....王様ごっこはここまでだぜ?黒影。」
次回、第二十一話
【愛は負けない】
「ごめんね...でも、これだけは言わせて?愛してるわ、メル...」
「ばかやろおおおおおおおおおお!!!」
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