二次創作小説(新・総合)

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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
日時: 2018/01/27 23:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『フィフティ・シリーズは死んでいない』

時空監理局たくっちスノーが廻る、牙組のものがたり....


どうもロストメイドウィンです

時空監理局って何年も前から妄想してたのに詳しく掘り下げてないなと思い、こういった小説を作りました

【注意】
なんかもうオリ設定の塊です
キャラ崩壊は無いと思う、たぶん。
むちゃくちゃだよォ!
仮面ライダー要素もりもり

【重要な警告】
『仮面ライダービルド』のベストマッチと『帽子世界』の根本的な内容に関するネタバレを含みます




オリキャラ募集は終了しました、沢山の応募ありがとうございました


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【牙組組員名簿】
名前

性別

性格

容姿

その他

サンプルボイス

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

牙組隊員一覧

【組長】
松山那雄宏(>>8)
【副組長】
かなづち大明神
たくっちスノー(『元』副組長)
【隊員】
ネメシア(>>2)
ルリ(>>5)
享楽(>>10)
オルガ(>>16)
大谷名月(>>18)
越都(>>19)
夜長アンジー(>>21)
ズァーク(>>29)
桐生戦兎/仮面ライダービルド
万丈龍我/仮面ライダークローズ
立崎七夜/仮面ライダーセブン
アプリコット・テルカ・ナイトリード・メルラン・シャル・マリー
・ラディット・ジューン(アプリ子)
???
???
???
???

Re: 時空監理局外伝 「牙組」 ( No.153 )
日時: 2018/01/27 23:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)



赤羽
「カシラぁ!!」

猿渡
「お、お前ら....本当にお前らなのか!!?」

黄羽
「会いたかったよ、カシラぁ~!!」

三羽烏は泣きながら猿渡に駆け寄る...猿渡も三人を抱きしめ涙を流す

猿渡
「ごめんよ....今度は、絶対死なせねぇからな....」

青羽
「ええ...帰ろう、俺達の北都へ...!!」

猿渡
「ああ...これからも一緒なら、どんな苦難だって乗り越えれるからな....!!」

赤羽
「ほら、カシラ!俺が運びますよ!」

黄羽
「あっズルいよ赤ちゃん!僕も!」

青羽
「俺が運ぶんだ!」

三人に担がれ、北都へと歩いていく猿渡を、龍我は遠くから見ていた


龍我
「....良かったな、幸せになれよ、猿渡。」

戦兎
「おい万丈、牙組のメンバー集合だってよ」

龍我
「え?ああ、分かった」


....

メイドウィン
「皆、よく頑張ってくれた...急な任務だったが、無事で何よりだ」

メイドウィン
「数千人の管理人達は、それぞれ別の時空で新たな生活を歩めるよう支援しているから心配はいらねぇ...ただ、問題はお前達だ」

享楽
「とォ言いますと?」

メイドウィン
「ほら...えっと、松山が死んじゃっただろ?それで、仕事が終わったから、かなづち大明神氏とたくっちスノーは帰っちゃうだろ?」

メイドウィン
「組長と副組長が同時にいなくなっちゃうからさ...牙組は一時的に解散となる!」

戦兎
「....えっ」


「「「ええええええええええ!!?」」」

ルリ
「まぁ、確かにまとめ役がいなくなるのは仕方の無いことですけど....」

オルガ
「そんな...せっかくまとまってきたのに...」

メイドウィン
「ま、まぁ!近いうちに牙組選挙をやるからさ!そのときになったら電話するからよ...それまで、それぞれの世界で休んでてくれ!」

アプリ子
「は、はぃぃ...やっと帰れるぅ」

メイドウィン
「そういうわけで、皆解散!またいつか会おうな!」

ネメシア
「お疲れさまでした...また、会えるといいですね」

享楽
「アア、お互い長生きしようなァ」

ルリ
「さよなら!」

オルガ
「またいつか!」

名月
「バイバイ!」

牙組の組員達は時空の渦へと入り、それぞれの世界へ帰っていく

...

ドーラ
「シキ、ボクらはどうしよっか」

シキ
「ドーラ、あんたアテはあるの?」

ドーラ
「人造人間は、当分作れないしなぁ...」

翔太郎
「ん?お前ら帰る先が無いのか?それなら風都ふうとに来るか?」

ドーラ
「風都?東都や北都とはどう違うの?」

フィリップ
「全然違うよ...とてもいい街だからすぐ気に入ると思う」

シキ
「それは楽しみ」

フィリップ
「これでも翔太郎は風都でかなり顔が広いからね、ガイド役には打ってつけだよ」

翔太郎
「よし、まず風都の名物と言えば...」

越都
「さぁ、振り切るぜ!」

...

戦兎
「ふぅ...あれ、万丈!俺達の世界はかっちだぞ!」

龍我
「...ああ、悪い、俺は帰らねぇ」

戦兎
「はぁ?何言ってるんだよ!」

龍我
「ほら、俺って元の世界だと冤罪晴らせてねぇし、脱獄犯のままだし...それなら、このまま時空の旅人やってみようと思ってさ。」

戦兎
「ったくこれだからバカの考えることは...ああ分かったよ好きにしろ!ただし、ちゃんと帰ってこいよ!」

龍我
「あったりめぇだろ!....じゃあな」

....

かなちゃん
「皆、行っちゃいましたねぇ」

たくっちスノー
「自分達も帰ろう、元の世界線へ」

かなちゃん
「ええ...」

メイドウィン
「...戻るんだな、たくっちスノー。」

たくっちスノー
「ああ...お別れだよ、父さん。」

メイドウィン
「へっ、父さんが...あ、そうだ!一度でいいから言ってみたかったんだよな...」


メイドウィン
「あばよ、バカ息子!」

たくっちスノー
「バカは余計だっての!この天然親父!」

メイドウィン
「ははは、言うなぁ!....じゃあな」

たくっちスノー
「...うん、バイバイ。」

....

時空の渦を、たくっちスノー達は進む

たくっちスノー
「いやぁ...まさかこんなことになるとは」

かなちゃん
「長かったですねぇ...でも、普段と違う牙組も新鮮でしたね」

たくっちスノー
「ああ...なぁ、こっちの世界線でも牙組が解散されてたらどうする?」

かなちゃん
「それを考えるのが貴方の仕事ですよ」

「そうだぞ、ったくお前はさぁ」

たくっちスノー
「小言は結構....って、えええ!?」

かなちゃん
「この声は、まさか...」

たくっちスノーの腹がもぞもぞと動き、メルがひょこっと顔を出す

メル
「そうさ、メル様だ!」

たくっちスノー
「な、なんでここに....!?」

メル
「自分も行き先決めてなくてな...どうせマガイモノになったんだしお前に付いていこうと思ってな」

かなちゃん
「え、ええ....」

メル
「自分もその時空監理局ってのに入るつもりだが、こいつの部下ってのは何かやだな...あ、そうだ、メル様良いこと思い付いたぜ」

たくっちスノー
「え、な、何?」

メル
「たくっちスノー、今日からお前はメル様の弟だ!」

たくっちスノー
「ええ!!?お、おとうと!?」

メル
「何だよ、年は自分が上だし成分はこいつと同じだ、文句あっか!」

たくっちスノー
「で、でもなんで姉になるの?」

メル
「だって自分が姉になれば、お前の権力で好き放題出来るし、立場がお前より上になれるじゃねぇか」

たくっちスノー
「理由、最低すぎんだろ!」


たくっちスノー
「でもまぁ、嬉しいかも...姉さん」

かなちゃん
「ふふ...あ、付きますよ、私たちの世界へ」

たくっちスノー
「ああ!」


....僕はようやく黒影に【父さん】って言えた。

...帰ったら資料と報告しないといけないことが沢山だなぁ、でも何より大事なのは


...僕に、また1つ家族たいせつなものが出来ました


【CAST】
「登場人物」

『仮面ライダービルド』
桐生戦兎/仮面ライダービルド
万丈龍我/仮面ライダークローズ(チャージ)/クローズレイジング
石動美空
石動惣一/ブラッドスターク/仮面ライダースタークチャージ
氷室幻徳/ナイトローグ/仮面ライダーダークビルド
猿渡一海/仮面ライダーグリス
北斗三羽烏(赤羽、青羽、黄羽)
小倉香澄

『帽子世界』
メル
シキ
ドーラ
ジャコウ
ビッグママ

『寄生ジョーカー』
松山那雄宏

『ざくざくアクターズ』
かなづち大明神

『ニューダンガンロンパV3』
夜長アンジー

『遊☆戯☆王ARC-V』
ズァーク

『仮面ライダーW』
左翔太郎/仮面ライダージョーカー/仮面ライダーW
フィリップ/仮面ライダーファング/仮面ライダーW

『スーパーダンガンロンパ2』
七海千秋

『仮面ライダー電王』
モモタロス/仮面ライダー電王

『仮面ライダーディケイド』
海東大樹/仮面ライダーディエンド

『マガイモノ』
たくっちスノー
メル・ルメール
レイジング龍我
名無しの怪物(たくっちスノー時代の黒影)
マツヤマα-NEXT
スーパーアポロガイスト
スーパーヴヴァ
管理人石動

『オリジナル』
ネメシア
享楽
ルリ
オルガ
大谷名月
越都
シャドー・メイドウィン・黒影
シャドー・ラミス・黒影
立崎七夜/仮面ライダーセブン
アプリコット・テルカ・ナイトリード・メルラン・シャル・マリー
・ラディット・ジューン(アプリ子)

「元ネタ」
『石ノ森章太郎』様より【仮面ライダーシリーズ】
『えぬ』様より【帽子世界】

「スペシャルサンクス」
Mirura@様
ルルミー様
トクマ様
広村伊智子様
越都様
これを見ている貴方

....


たくっちスノー
「メル姉、しかし唐突だったね、旅に出たいなんて」

あの事件以来...たくっちスノーとメルは本部から離れ、あらゆる世界へと出向いていたのだ

メル
「おう、色んな世界を見て回る...なんか面白そうじゃねぇか?」

たくっちスノー
「そりゃそうだけど...この移動しながら仕事できる特製コートがあってこそなんだからね?」

メル
「はいはい、弟は真面目だな」

たくっちスノー
「....まあいいや」


「メル姉!まずは何処へ行こうか?」

二人の冒険は、ここから始まる。

【時空監理局外伝『牙組』】
『END』

Re: 時空監理局外伝 「牙組」 (完結) ( No.154 )
日時: 2018/01/28 00:01
名前: mirura@ (ID: pThiwAMs)

帰ってきてみれば、完結したと!
おめでとうございまああああああああああああす!!!

凄い覚悟でマガイモノになったメルと、即興で設定を真似出来るたくっちスノーさんと、
最後の最後でカッコいいビルドアップを見せてくれた戦兎!
この三人の力があったからこそ、石動をブッ飛ばせたんですね!

ラスボスを倒し、無事ハッピーエンドを迎えれましたね!
メルがマガイモノになったのには驚きました!


牙組は一時解散、ですか。
また、団結出来るといいですね!

これが完結して、次はのび太戦記ですね!
応援してます!


ネメシア「皆さん、ただいま戻りましたー!」

ミラ「ネメシアー!前より立派になったね!楽しかったー?」

レウォル(ミラのあんな笑顔見たの何百年ぶりだろう・・・・・・)




最後に、
完結、おめでとうございます!

Re: 時空監理局外伝 「牙組」 (完結) ( No.155 )
日時: 2018/01/28 08:01
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

Miruraさん

たくっちスノー
「まぁ発動条件が厳しいんだけどな!」
コメント感謝だよ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【あとがき】

ロストメイドウィン
「ああ、時空監理局の話を書いているはずだがこんな風に終わったロストメイドウィンだ」

ロストメイドウィン
「即興で始まったこの小説も完結した...やっと話を終わらせるようになってきたな」

ロストメイドウィン
「何せ昔はマツヤマが言っていたような浮かんではすぐ新しいのを書き、すぐ放置していく日々だったからな、それを黒影で絶ち切ったのは一種の成長と思ってほしい」

ロストメイドウィン
「と、話が逸れた、恒例のこぼれ話や初期案だが...」

ロストメイドウィン
「前作ざくアクZでは最後の展開を急遽変えたと話したな?....今回は変えまくりだ」

ロストメイドウィン
「何せ、この小説はこれを書く前から牙組のメンバーだったアンジーと転子がオリジナルの変身アイテムで変身するという妄想から始まったからな」

ロストメイドウィン
「途中のビルド戦争なんて唐突だ、書いてる頃はその話やってなかったし、ハマると思わなかったし」

ロストメイドウィン
「帽子世界もここまで絡むことなかったし...というか設定クロスなんて初めてだよ」

ロストメイドウィン
「まぁつまり、今まで以上に没にした話、キャラクターが多い作品だったと言うわけだ」

ロストメイドウィン
「グローバル・ファウストのボスの初期案は蛮野ゴルドドライブだったしな」

ロストメイドウィン
「キャラクターに関してだが...ああ、扱いに差があってすまない」

ロストメイドウィン
「妄想も万能ではないからな、書きたい話でも時間がなかったり入れる暇が無かったら切り捨てていく」

ロストメイドウィン
「オルガ、名月はそれなりに活躍したと思うが、ルリェ....」

ロストメイドウィン
「越都に関しては出すだけでも苦労したのでノーカンだ」

ロストメイドウィン
「ライブ感満載で苦労した小説だが、オリキャラを送ってくださった方、読んでくれた方、本当にありがとうございました」

ロストメイドウィン
「次回作...といっても、同時執筆のアナザールートを終わらせてからだな」

ロストメイドウィン
「では恒例の宣伝タイムだ」


ロストメイドウィン
「【仮面ライダービルド】は毎週日曜午前9時から放送中!」

ロストメイドウィン
「放送中なのに物語を終わらせた俺ってどうかしてるな」

ロストメイドウィン
「おっとこれだけじゃない...ビルドのBlu-raycollectionには、今回活躍した氷室幻徳が主役のオリジナルドラマ【ROGUE】が入っている」

ロストメイドウィン
「まだまだ!仮面ライダーWが漫画化された【風都探偵】もよろしく!」

ロストメイドウィン
「そしてこれこそが大本命!えぬ氏が制作中の【新訳帽子世界】だ!」

ロストメイドウィン
「帽子世界にはドーラ、シキ、メルの他に三人の主人公がいて、ストーリーは共通だったのだが、新訳では何とそれぞれに新ストーリー搭載!システムも大きくパワーアップ!」

ロストメイドウィン
「ざくアクといい無茶しすぎだろツクール作者」

ロストメイドウィン
「では今回のあとがきは終了だ、アナザールートでまた会おう」

猿渡「お前と話がしたかったよ...龍我。」 ( No.156 )
日時: 2018/08/22 16:43
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【SS】

龍我
「ガー...」

「おい、龍我...おい、起きろよ!」

龍我
「はぁ?まだ寝かせてくれよ...」

「起きろっての!」

龍我
「ああ..なんなん...猿渡!?」

猿渡
「ああ...ったく、この世界だと名字呼びかよ」

龍我
「なんでこんなところに居るんだよ、ここ時空間だぞ!?」

猿渡
「俺のことはいいだろ、ちょっと話そうぜ」

龍我
「ならせめて身元を公開しろよ!少なくとも俺はお前の知る万丈龍我じゃねぇぞ!」

猿渡
「ああ、知ってる...俺の事か?」

猿渡
「この世界にはAとBの世界がある、俺が住むのがA、お前がB」

龍我
「ああ分かった、たくっちスノーが言っていたパラレルワールドって奴だな」

猿渡
「大体そんな感じだ、まぁ俺も戦兎の奴から聞いただけなんだが」

龍我
「マジか...だが、なんでそんなの知ってんだ?」

龍我
「パラレルワールド等の時空学は通常の世界では知ることすら出来ないはずだぞ?」

猿渡
「お前本当に龍我かよ...それに関してはな、白いパンドラパネルって奴によるものらしい」

龍我
「白いパンドラパネル?」

猿渡
「これについて話す前に俺たちの世界について話しておくか」

猿渡
「俺たちの世界はエボルトという宇宙外生命体の手によって壊滅の危機に陥っている」

龍我
「マジかよ...こうやって話してる暇ねぇじゃん」

猿渡
「だな...でも俺はもう戦えないんだ、だからこうやってお前に会いに来た」

龍我
「...で、どうなったんだ?」

猿渡
「パンドラパネルは実は黒い奴が存在してな...人工フルボトル『ロストフルボトル』を10個付けることでワームホールが形成され、宇宙を自在に飛び回ることが可能になる」

龍我
「まるで時空の渦だな...」

猿渡
「で、戦兎こと葛城巧の親父さんである忍は」

龍我
「おいちょっと待て、戦兎って巧だったの」

猿渡
「え、そこから?」

龍我
「ああ、誰も知らなかった」

猿渡
「マジか...まぁともかく!その親父さんが作った白いパンドラパネルのデータを戦兎が解析した結果、エボルトを倒す唯一の方法が見つかったんだ」

猿渡
「白いパンドラパネルの力でさっき言ったBの世界を呼び寄せ、組み合わせてCの世界を作る...」

龍我
「なんかスケールがでけぇな...ついていけねぇ...」

猿渡
「だろ?俺達も実際上手くいくか分かってないんだよ」

猿渡「お前と話がしたかったよ...龍我。」 ( No.157 )
日時: 2018/08/22 17:00
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

龍我
「...ん?くっつける?」

龍我
「もしかしたら俺の世界、メチャクチャまずい事になるんじゃねーのか!?」

猿渡
「だろうな...戦兎はスカイウォールの無い世界を呼び出そうとしてるんだが、そっちには無いのか?」

龍我
「最初から無かったわけじゃねぇけどな」

猿渡
「結果的に無くなったならセーフか」

猿渡
「ただ、合体したら俺とお前の世界がどうなるのかは分からねぇ」

龍我
「後で戦兎達に伝えておくか...」

猿渡
「そうした方がいいな」

龍我
「だけどよ、なんでそんなことになってんだ?たくっちスノーから戦争が酷くなったとは聞いたが」

猿渡
「酷くなったなんてレベルじゃねぇよ...」

猿渡
「ま、そんなことお前に愚痴ったってしょうがねぇか」

猿渡
「お前だって胸糞悪い事なんか聞きたくないだろ」

龍我
「まぁ、な...俺の方では一時期北都と仲良くしてもらったしな」

猿渡
「なのにカズミンって呼んではくれないんだな」

龍我
「お前んとこどんだけ関係深くなってんの?」

猿渡
「良いことだってある、みーたんの生の姿をずっとそばで見ることが出来るようになったからな」

龍我
「ああ、そういえば向こうのお前も言ってたな」

龍我
「みーたんは北都の皆にとっての安らぎだって」

猿渡
「スカイウォールの影響で娯楽なんて殆ど消え失せたからな」

猿渡
「ま、どんな状況であれ俺のみーたんへの愛は揺るがないんだけどな」

龍我
「へー、お前がそこまで好意を持っていたとは」

猿渡
「あっちの方も隠してんじゃねぇのか?」

龍我
「よし、会ったらさりげなく聞いておくか」

猿渡
「それがいい...あとヒゲの事だな」

龍我
「ヒゲ?」

猿渡
「氷室幻徳」

龍我
「ああ...あいつ結局東都の首相になったんだよ」

猿渡
「...」

龍我
「...でもよ!最近は性格が軟化してきたし、父親との関係も修復してきたんだってよ、なら安心だな」

猿渡
「ああ...そうだな」

猿渡
「良かったじゃねぇかヒゲ...」

龍我
「...そっちの幻徳はどうなってるんだ?」

猿渡
「それも聞かない方がいい...」

龍我
「.....」

猿渡
「俺の世界は人通り話した、後はお前が話す番だ、龍我。」


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