二次創作小説(新・総合)
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- 最期の陰謀が導く学園生活
- 日時: 2023/03/04 02:42
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: FBVqmVan)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12800
こんにちはベリーと申します。
雑談掲示板にて、「スピンオフを書いて欲しい」という要望があったため、スレを建てました。
100%自己満足の創作ですが、見てくださったら泣いて喜びます。
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
〇このスレは「ポケモン二次創作 裏の陰謀」「ポケモン二次創作 最期の足掻き」「神が導く学園生徒」のスピンオフです。本編とは…関係ある場合とない場合があります。その際は記載致します。
〇他の方の要望によっては不快なカップリングや絡みがある場合がございます。ご了承ください。
〇スピンオフ兼ifルートも兼ねているため、胸糞やグロ等少々過激な部分も含まれています。
◤◢◤◢その他◤◢◤◢
〇他の方の作品のクロスオーバーやコラボ等大歓迎です。というか、昔コラボしたり、他の方がクロスオーバーしてるのをみてやってみたいなと感じました。しかし自分から声は掛けれません!恥ずかしいので。もし、クロスオーバー、コラボしたいな等ほんの少しの気持ちがありましたら是非乗らせていただきます。
〇私の創作物同士のクロスオーバーは難しい場合があります。ネタバレなどを含むため。
【目次】
《裏の陰謀》
「買い物」 >>
「裏の陰謀主要登場人物の心の暴露」
>>
《最期の足掻き》
《神が導く学園生徒》
《クロスオーバー、コラボ》
【女剣士様とのコラボ】
「戦士たちの愉快な日々2」×「最期の足掻き」
『バレンタインに異性など関係ない』一気見 >>3-62
【一日目】
奇跡の出会い。 >>3
理解と順応。 >>8
ようこそ!我らが学校へ! >>9
皆仲良く。 >>16
【二日目】
ちなみに明日はバレンタインだ。>>22
チョコレートを作りましょう。 >>25
オマケ >>26
【三日目】
最後は盛り上がっていこうぜ! >>29
最後のパーティ >>32
さて、ゲームを始めようか。 >>42
ぶち壊し。 >>46
【最終日】
姫を助けるナイト達。 >>53
立ちはだかるリーダー。 >>58
最終局面 >>61
お別れ >>62
ー完結ー
【野良さんとのコラボ】
「疾風の神威」×「裏の陰謀」
『大切な人が居るのだから』
1問目【虚無】>>75-
「神学」×「裏陰」×「最期の足掻き」
「カラオケ」
前編>>65
後編 >>72
「裏の陰謀」×「最期の足掻き」×「神が導く学園生活」
『依存性の人達の集まり』
>>
【スピンオフテーマについて】
スピンオフを書くにあたり、「基本的には読者からのリクエスト形式にして欲しい」との要望があったと共に、私もスピンオフのネタは余り出ないかもしれないため、テーマを募集します。詳しくは下のテンプレを見てください。
また、あまりネタが湧かないのと、きっと他の方からのテーマ提供なんて多くても3つ程度と思いますので長くは続かないと思います。頑張って1年……かな。ご了承ください。
【テンプレ】
創作物「」(裏の陰謀等の作品名)
希望テーマ「」(花見や、バレンタイン、学校生活等)
↑*必須項目
ーーーーーーーーーーーーー
要望「」(このキャラとこのキャラの絡みをみたい、このキャラを深堀して欲しい等)
その他「」
↑*これらがあるとスピンオフを書く際に助かります
ーーーーーーーーーーーー
【お客様】
〇謎の女剣士様
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活 ( No.71 )
- 日時: 2022/07/06 23:54
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: Lr4vvNmv)
>>70
リクエストありがとうございます!
粗相などはありませんでした…!逆に小説カキコの初コメント(?)に私を選んでいただきありがとうございます!本当に光栄です…
逃走中ですね、総合ルビでは人気コンテンツですね。ただ自分の創作でやる発想はありませんでした(笑)
なんせ需要無いものは余りやりたくないので…
けど需要があると分かったなら全力で楽しく、自己満になりますが書かせていただきます!
いつになるか分かりませんが、必ず描きます。1年後とかになったらすみません…
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活 ( No.72 )
- 日時: 2022/07/07 19:47
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: 8topAA5d)
前回のあらすじ
なんやかんやでカラオケに集まったベリー3作のキャラ達。そのカラオケ店員としてセブンが来たので巻き込みました!
セブン「俺歌えないんだが……」
タミ「私と同じ金髪じゃん! 大丈夫! 君は居るだけで価値があるよ☆」
セブン「そういう問題じゃないんだよ」
トモバ「はいはーい。じゃあ次ユウちゃん歌ってね」
アリス「あら、セブンには振らないのですね」
レイナ「コイツそういう感じの役じゃない」
全員『(なんで来たんだろ……)』
ユウ「おっと、私だったね。さて、なにを歌おうか……」
ユウはワクワクしながら液晶パッドを触り始めた。情報屋だからなのかこういう未知の機会には興味しんしんのようで、ユウのニヤけが止まらない。
『ぱっぱらぱーで唱えましょう。どんな願いも叶えましょう』
ユウがノリノリで歌い始めたのはまふまふ様作詞作曲の『ハローディストピア』である。ネットの問題について触れている曲で、その中にはネットの『情報』について触れることも多々ある。そしてこの曲の特徴は音域が高いのである。
『退場退場。消えてちょうだい吐いて捨てるような夢ごと』
しかしユウはサビだけ1オクターブ音をさげて歌っている。生き方も歌い方も頭が回る。しかしユウとて人間。いや、厳密には違うが今回は人間という事にして、ユウとて人間。感情はある。途中から何故か気恥ずかしくなってしまったユウは最終的には真っ赤な顔で歌い終えていた。
別にこの曲自体に恥ずかしい点は無いため、皆の前で歌うことの謎の恥ずかしさに目覚めたのであろう。
レイ「ひゅっ~。リウちゃん顔真っ赤だねぇ」
セブン「何故そんなに恥ずかしがる」
ドク「逆に17人の前で恥ずかしげも無く歌える方が珍しいぞ」
ユウ「あぁっ! もうドク好き! 」
レイ、ドク、セブン、ダミ
「何故そうなる(真顔)」
レイ「俺のリウ発言に触れないあたりかなり恥ずかしい見たいだね。もう一曲歌わせる?♪」
シュウ「ダメだよレイ……流石にね? 」
ダミ「取り敢えずリウちゃん化したユウは僕がケアしとくよー。他歌っといてー」
トモバ「りょ、了解っ! 取り敢えずユウは最期の足掻きチームに任せて、次は誰歌おう! 」
シーーーン
ヒュウ「え、ここはトモバだろ」
トモバ「え?」
レイナ「自分だけ仕切ってて」
マオ「お咎めなしとは」
レイナ「問屋が下ろさないわよね? 」
トモバ「ちょっとぉ?! 何でこういう時だけマオレイは噛み合うわけ?! 昔はもっと仲悪かったでしょ! 」
マオ「昔って……何年前だよ」
レイナ「あ、詳しくは『ポケモン二次創作 裏の陰謀』最新話にて確認してみてね。」
クロ「サラッと宣伝入れてくるな。神学も宣伝させろ」
タツナ「第1幕しか終わってない神学を宣伝と言われてもな」
ミソウ「私達と格が違いすぎる」
クロ「お前は二次創作だろうが! (獣化)」
ラナ「クロ、落ち着いて。」
クロ「はい。落ち着きます」
タツナ「うっわコイツきめぇ」
ミソウ「重度の依存性……」
リゼ「双子は1度鏡見た方がいい気がします」
双子「は? 」
リゼ「待ってください何故貴方達はそんな沸点低いんですか」
一方その頃
トモバ「ずるいよね?! 歌うならレイナとがいい! トモレイ正義! 百合正義! 」
ヒュウ「落ち着け、落ち着け(2回目)」
セブン「論点がズレてってるぞ。コイツ本当に統治家の人間か? 」
マオ「残念ながら時期会長だ 」
ドク「表世界も終わりだな」
シュウ「まあまあトモバ。ほら、歌うの楽しいしトモバは皆を明るく出来るからさ! トモバの歌う姿見てみたいんだ! 」
トモバ「え、なんか気持ち悪……」
シュウ「……ん? 」
トモバは美少女(シュウを女と認識している)に優しく接せられた事がないためシュウの営業スマイルは効かなかったようである。シュウもまさか表世界の人間に通用しないと思ってなかったようで素の邪悪なオーラが出かけるが直ぐに引っ込む。
リゼ「あ、じゃあ私行きます……」
ヒュウ「よーしトモバも行ってこーい(背中バンッ)」
トモバ「え、嫌だよせめて美少女が良い」
マオ「よーし行ってこーい」
トモバ「だから嫌と……」
レイナ「(無言でトモバの背中バンッ)」
トモバ「行ってきます((キリッ」
コウ「なんか家のHENTAIと似たような空気を感じるんだがあのトモバ」
タミ「それクロの前で言わないでね獣化するから」
コウ「オタクが言っても説得力ないなぁ」
ダミ「タミちゃんは見た限り比較的沸点低い方だから大丈夫でしょ」
コウ「まあ、そうだな」
タミ「というか私達名前似てない?! 」
ダミ「創作者も意図してなかったみたいだよ」
ユウ「う、うーん……あれ、私は……」
コウ「あ、起きたなユウ。今トモバとリゼが歌うところが」
ユウ「え、何があったし」
リゼ『本能が狂い始める。追い詰められたハツカネズミ』
トモバ『今絶望の縁にたって、踏切へと飛びだした』
意外にも静かなスタートに一同は驚いていた。トモバならリゼを引きずって明るい曲を選ぶと思ったからである。
この曲はみきとP様作詞作曲の少女レイというボカロ曲である。夏っぽいトロピカルなリズムと異なり不穏な歌詞で有名である。また、意味がわかると怖い歌詞としても名を馳せている。
登場人物は2人の少女。片方の少女はもう片方の少女が好きで色々やりすぎてしまう話であるのだが、トモバが統治家の長女というプライドが無ければ普通にレイナにやりそうである。それに対して感情というものをあまり感じれないリゼは無表情で綺麗な音色を奏でていく。シュウの笑顔を見ても尚心動かされない無感情のリゼにとっては、少女レイは真反対の曲かもしれない。
トモバ、リゼ『繰り返すフラーシュバック~』
そして今ここでは本編ではありえないタッグが組まれている。こういう会話以前に存在を認識し合えないもの同士がクロスオーバーで関わることが楽しいと、創作者も今気づいた。
そんなことを書いていると2人の曲は終わっていた。
シュウ「リゼ良かったよ!」
リゼ「ありがとうございます」
レイナ「……トモバの声が綺麗? 」
ヒュウ「新発見だな」
トモバ「ちょっと待って私いつもそんな声汚い?! 」
セブン「汚くはないが印象が汚いから相対的に声も汚く感じる」
トモバ「酷くない?! あ、次歌う人ー。そうだ、今回もペアにして、レイナ、シュウ、ドク、ラナンキュー! 『トンデモワンダーズ』を歌いたまえ! 」
ラナ「切り替え早」
シュウ「それよりもツッコむ所結構あるよね?! 」
ドク「3作主人公が集まるのはわかるが何故俺なんだ……」
レイナ「私達にはメンバーも曲選びの権利も無いのね」
トモバ「ドクは最期の足掻き、裏の陰謀の狭間の人物だからうってつけって訳! 」
ラナ「神学……いえ、世界観が違うものね。」
レイナ「あ、私の質問は無視 」
シュウ「てかこのメンツでトンデモワンダーズはハードル高いって! 」
そうこうしているうちにトモバがトンデモワンダーズの曲を入れてしまった。4人は急いでマイクを取り歌う準備をする。
レイ「この中で1番強いラナがレイナみたいな性格で助かったよ……」
セブン「そうなのか? 全くそうは見えんが……」
アリス「そこは『神が導く学園生活』の第1幕まで見てくださいまし」
ダミ「わーお、自然な流れで宣伝されたー」
ユウ「因みにここの強さランキングは神学、裏の陰謀、最期の足掻き『最新話時点(神学第1幕、裏の陰謀十一章、最期の足掻きナナ)』で1位ラナンキュー、2位レイナ、3位ドク、4位レイ 同率クロ、5位シュウだよー」
レイナ「サラッとネタバレ入ってない? しかも結構重要な」
ユウ「大丈夫大丈夫。こんな自己満文章見てる人なんて居ないんだからw」
セブン「にしては、最期の陰謀が導く学園生活に閲覧数抜かされてるじゃねぇか最期の足掻き」
シュウ「君今絶対触れちゃ行けないところに触れたね? (真顔&死んだ目)」
セブン「(ゾッ)」
レイ「ま、まあ あれはコラボで女剣士さんからのファンも来てたからだしね? 」
ドク「言い訳感が否めない」
レイ「2年前から執筆して不正でもしない限り追いつかないであろう閲覧数がある裏の陰謀に半分入ってる浮気者は黙っててくれる? 」
ドク「いや……お前らもいつか本編に出るかも……」
ユウ「私余命4年だよ? 」
ドク「すまん。」
するとイントロが流れ始めた。キャラ同士で喋らすとどうしてもメタ発言が飛び交ってしまう。それは創作者の趣味である。ウケ狙いとかでなく完全に創作者の自己満である。
シュウ『エビバディ→解体!
思い出に消しゴム!? あれっ?! 』
ラナ『ハイになる、廃になる。はい、とは言えなーい』
レイナ『お可視い世界 お菓子は消えちゃう、どうしよ』
ドク『“どうして!?”も“ああして!!”も
君らしくないな?』
これは作詞作曲ささくれP様の最近の名曲『トンデモワンダーズ』である。わずか4日と4時間で殿堂入りを果たし、様々な歌い手に好んで歌われるが、早口で難易度が高い結構凄い曲である。ドクとラナはテンポが遅れ気味で噛み気味であるが、レイナとシュウは歌ったことの無い曲なのに歌詞を見ただけで綺麗な声と共に歌詞が入ってきやすい。2人はかなり天才肌のようだ。
しかし、無表情のレイナとラナは淡々と歌うだけで、ドクとシュウは抑揚を付けて表情豊かに歌っている。
レイナ、シュウ、ドク、ラナ
『ワンワンでツーカーでスリーフォー
エビバディ ショウタイム!』
歌い終わると周りからは拍手が巻き起こった。
トモバ「キャー! レイナー! 」
ヒュウ「相変わらず上手いな歌」
マオ「ドクも上手かったよな。敵役だけど」
セブン「レイナが歌うと何かジワるものがあるな」
レイ、タツナ、ミソウ
「シュウ……」
リゼ「3人がめちゃくちゃ感極まってますが……」
ダミ、ユウ
「2代目……」
リゼ「ダメです2人も感極まってました」
クロ「俺今日死んでも良いかもしれない」
コウ「お前タミみたいなことになってるぞ?! 」
タミ「だよね! それが尊いという感情なのよ! 」
クロ「これが、尊い……」
アリス「タミ、クロに余計な知識増やさないで上げてくださいまし」
ドク「俺のおまけ感半端ないな」
レイナ「私はドクが1番かっこよかったと思うわよ」
ドク「レイ……レイナ……」
ヒュウ、マオ、トモバ
「(殺気)」
セブン「幼馴染組3人。怖い怖い」
ドク「大丈夫だこれぐらいの殺気は慣れてる」
セブン「慣れるなよ」
レイ、ユウ、ダミ
「(殺気全開)」
レイナ「この殺気は? 」
ドク「3柱と元柱の殺気浴びせられてなれるやつなんて居ないだろ」
レイナ「チャーフルが居るじゃない。」
ドク「あいつはヤバイ。」
レイナ「人間で施設リーダーになってるドクも中々やばいわよ」
ラナ「最期の足掻きメンバーは感極まったり沸点低かったり感情豊かね」
シュウ「特定の条件が揃えば皆情緒不安定になるよね💦」
ラナ「貴方もじゃない? ソレイユ・ジーニア。さっきからドクへの殺気が尋常じゃないわよ……」
シュウ「……唯の10歳と思って侮ったらいけないね」
ラナ「侮って欲しかったわ」
電話『トゥルルルルルル』
トモバ「あ、私出るー。ヒュウとマオはそのトゥエルブスとか言うやつを絶対に逃がさないでね」
ヒュウ、マオ「「言われなくとも」」
ドク「お前らレイナに対して過保護過ぎないか?! 」
トモバ「あ、はーい。失礼しまーす。もう時間だってー! そろそろ解散しましょう! 」
アリス「そうしましょう。」
クロ「ラナ荷物あるか! 持つぞ! 」
ラナ「無い」
タミ「たぁのしかった!」
コウ「マジで何だったんだこのカラオケ……」
ダミ「いやぁ、楽しかったね。オリジナルにも見せたかったよ」
ドク「見てるだろ。天国とかで……てかお前成功作だったんだな」
ダミ「え、何で見抜かれたの」
ユウ「失敗作なんてネタバレの宝庫なのに来るわけないじゃん」
ダミ「メタイ……」
タツナ「俺今度はシュウと歌いたい! 」
ミソウ「私も。私も! 」
レイ「俺も機会があれば」
シュウ「少なくとも施設では無理かなぁ……いつかやろうね! 」
トモバ「カラオケたぁのしかったぁ!また行こう!」
ヒュウ、マオ、レイナ、セブン、ドク
「絶対無理」
トモバ「そんな硬いこと言わずにぃ」
ドク「お前ら(幼馴染組)こんな奴にふりまわされてきたのか……」
レイナ「最初は鬱陶しいだけだったのに……」
マオ「限度は守って欲しい」
ヒュウ「もうレイナ関連以外でお前に関わらない」
トモバ「誰のお陰で毎年レイナのバレンタインチョコが貰えるとでも? 」
ヒュウ、マオ「一生着いていきます」
レイナ「……(助けて)」
ドク「そんな顔をされても俺は助けないぞ」
セブン「まず無表情で何考えてるかわかんねぇんだが。というか俺は結局なんでここに来たんだ。」
ドク「裏の陰謀常識ツッコミポジだろうな……」
セブン「戯れごとは好かないんだが、せめてムスカリーかカシワにしてくれよ……」
ダミ「そういえば、この回にオチってつくのかい?」
トモバ「…………取り敢えず誰か爆発させよう!」
全員『爆発オチなんてサイテー!』
─完─
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活 ( No.73 )
- 日時: 2022/07/15 15:26
- 名前: サクラビス (ID: kJLdBB9S)
創作物「裏の陰謀」(裏の陰謀等の作品名)
希望テーマ「幻想入り」(花見や、バレンタイン、学校生活等)
↑*必須項目
ーーーーーーーーーーーーー
要望「レイナ1人でいいので、幻想入りをして欲しいです。単発で構いません。」(このキャラとこのキャラの絡みをみたい、このキャラを深堀して欲しい等)
その他「霊夢とレイナの共闘が見たいです」
↑*これらがあるとスピンオフを書く際に助かります
ーーーーーーーーーーーー
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活 ( No.74 )
- 日時: 2022/07/16 12:17
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: JbG8aaI6)
サクラビスさんありがとうございます!
リクがどんどん溜まってく……
レイナが幻想入りですね! 私東方は二次創作と原作ゲーム実況しか見てないので上手くかけるか分かりませんが……
ネタ東方mmdのようなガバ設定、独自設定追加するかもしれません。ご了承ください。
あ、かきます!
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活 ( No.75 )
- 日時: 2022/08/06 15:06
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: QeRJ9Rzx)
疾風の神威×裏の陰謀 コラボ二次創作
『大切な人が居るのだから』
※注意事項
〇これは野良様とのコラボです。
〇疾風の神威を見たり、野良様に直接質問をしたりして、書いておりますが、キャラ崩壊、設定矛盾が起こる可能性があります。それは私が許せないため何かあったら是非指摘してください。
〇これはコラボですが、本編との直接的な関わりはありません。二次創作です。
一問目【虚無】
私の名前は霊 麗菜イッシュ地方のヒウオギシティ出身の駆け出しポケモントレーナーである。
今夜は中々眠れなかったため、ポケモンセンターの外で涼んでいる。冷たい風が心地よく、先程までバトルをして熱せられた人体がゆっくりと冷えていく。
「おや、お久しぶりではないですか」
すると後ろから声をかけられる。冷たく低い声。多分大人の男の人だろう。
一瞬誰か分からなかったが、後ろを見て、特徴的な外見で私の脳内人物データベースで直ぐに引っかかった。
ヒウンシティで実験と称していきなりバトルを仕掛けてきたちょっとやばそうな人。アクロマである。
「アクロマ……プラズマ団の」
「覚えてくださってたのですか。光栄です」
アクロマは微笑み胸に手を当てる。プラズマ団と言うだけでインパクが強いのにその異様な髪型を足されると嫌でも覚えている。
「ところで、今回も実験に付き合って頂けませんか?」
アクロマが世間話をするようにサラッと言った。前も実験に付き合わせれた。しかし、ただのバトルだったし、バイト代も弾んだため、今回も協力してもいいかも知れない。
プラズマ団というところが引っかかる。でもバトルするだけなら大丈夫だろうと腰に着いたモンスターボールを取り出そうとする。
しかし、私の手は空をスカッと切る。あるのはイーブイのモンスターボールだけだ。
ポケモンセンターの部屋にモンスターボール置いてきた……
私は顔をサッと青くした。
「ああ、今回はポケモンバトルではありません。この機会を試して頂きたく……」
アクロマが何かのベルを取り出した。ただのベルである。黄色で月の光に当たって鈍く光っている。
私は只怪しい目でアクロマを見つめた。
「何コレ」
「ベルです」
私が聞くとアクロマは爽やかな笑顔で答えた。それは分かるのよ。まんまベルじゃない。見た目が。
見た限り何の変哲もないベルである。しかし、私のような一般トレーナーに頼むということは、何かあるのだろう。
ポケモンをおびき寄せるベルとか?
「効果は?」
「一定時間他の場所へ行くことが出来ます」
「んなバカな」
私は呆れた。そんな子供だましが通じると思っているのだろうか。確かに、外に出てきたばかりの駆け出しトレーナーだが、流石に騙されない。
ならば詐欺か? ベルを鳴らしただけで詐欺が起こることがあるのだろうか。
元々このアクロマという人物の素性すら分からない。プラズマ団と言っても、ホウエンのロットさんのように良い人なのかもしれない。
というか、そうじゃないとこんな堂々と出歩かないだろう。
「行きたい場所はありませんか? 一定時間ですが、何処へでも行けますよ」
アクロマがテレビの通販番組のように見る手振りで説明し始める。アクロマは分かっているのだろうか。それが余計胡散臭く感じさせると。
しかし、何処へでも行けるのは興味深い。
「本当に、何処へでも行けるんですね?」
「はい」
「特殊な電波が流れている場所でも行けるんですよね?」
「それを確認するための実験です」
アクロマはニコニコしながら顔が変わらない。その顔は私も知ってる。研究者が早く実験したくてたまらない時の顔である。
それに、特殊な電波がある場所は行けない可能性がある。
私は数秒考えて……
「やります」
そう言った。アクロマは少し目を見開き、驚いた。
「こんな胡散臭いバイトをするのですか」
「胡散臭くしてたのは7割型アクロマだけどね」
私は腕組みをして、高圧的に言った。アクロマは苦笑いをしていたが、悪いとも思ってないようである。
別に反省を促してるつもりは無いため良いのだが。
「では説明致しましょう。行きたい場所の風景を強く考えて、ベルを鳴らしてください。気持ちの強さによって行ける時間が決まります。」
アクロマは説明しながら素早くベルを私に持たせる。その仕草が紳士的で自然だったため、私も自然と受け取ってしまった。
結構重さがあり、驚いた。そして、持ってから分かるのがやはり普通のベルだと言うことだ。
中に舌が入っていてこの直径五十cmのベルを振るのだろう。重いわよ。
特に変わった所など無いため好きな場所にいけるか怪しい。そんな機械なんて白髪ポニーテールの紫男みたいなやつしか作れないのに、何故アクロマは持ってるのだろう。
「注意事項は?」
「……はぁ。抜け目無いですね。
注意事項は、余計な思いが想像してる場所より強くなると支障が出るから気をつけてください」
アクロマが残念そうにため息をつく。注意事項は最初から話さないつもりだったのだろう。聞いてて良かった。
「余計な思いって?」
「基本的に感情です。嬉しい、悲しい、腹立たしい等です。しかし、その場所に思いを馳せる程度なら問題は無いのでそんなに心配しないで大丈夫です」
そう言われると少し不安になってしまう。まあ、大丈夫だろう。私はベルの頂点を掴んで、鳴らした時に音がこもらないようにする。
音の響き方で効果が変わるかは知らないが、やって損はない。
アクロマの方を見る。アクロマは微笑みながら頷く。
行きたい場所を思い浮かべる。
ひんやりしてて、歩く度にキシキシとなるボロボロの床。ちょっともたれかかっただけで壊れる壁。
上を見ても偽物の太陽しか見えない。よりどりみどりな木々に流れる小川。白い大岩が重なる場所。ビルの五回まであり、建物が作れると思う程の太さの大樹。
いい調子だ。このままベルを鳴らしたら行きたい場所に行けるだろう。
行ったらどうしようか、そこを見て回る? いつもの場所にいく? 誰かと会う?
その瞬間。一瞬だけ、そんの一瞬だけ赤黒い液体の様子が頭をよぎった。
一瞬だけだったのに、それが紙に落とした水性絵の具のようにジワジワ広がる。上手くいったのはそこまでだった。
飛び散る四肢に喚き声を上げる生き物。綺麗な小川は濁って泥水同然。木々は触ったら折れそうな木の群れに、しわしわな木の実が数個生っている。
大樹は見ただけで生気を吸われそうなおどろおどろしい所で、大岩も入ったらあの世に連れていかれそうだ。
黒くしわしわな人が手を出して、恨みつらみを呟く何かが私を包み込む。それに続き他の人とは思えない物体に、泣き崩れたポケモン等が私を引っ張り始める。
これらは全て空想上のものだと言うことは分かる。現実でこんなことは無いしありえない。分かっていても、私の心の中が様々な言葉で溢れかえる。
謎の生き物達の地の底を這うような恐ろしい単語達と私が今思ってる事が溢れ出てくる。自分でも一つ一つ認識することが難しい。
そんな様子を他人事のように見ている自分がいる。
私はそんな状況だったのに、何も考えずにベルを鳴らしてしまった。
『ゴーンゴーン』
低く不気味な金属音が黒い空に吸収されるように鳴り響く。それと共に不気味な生暖かい風が吹いてきた。
よく考えたら、かなり感情的になっていたのに安易にベルを鳴らすべきでなかった。しかし、十秒位待っていても何も起こらない。
そうだ、これは何の変哲もないベルである。オカルトのような物だ。信じた私がバカだったが、これでお金が貰えるなら安いものだ。
「何も無かったから返っ」
私がベルをアクロマに返そうとすると、氷のように冷たい何かが私の片足に張り付く。
下を見ると地面に黒い穴が空いて、そこから黒いモヤの手が私の片足を掴んでいる。
ポケモンか?! しかし、こんなポケモン見たことがない。
「アクロマっ!どうしたらっ」
「私には分かりません」
私が焦り混じりの声を出すとアクロマは即答でそう言った。ならどうすれば良いのだ。
取り敢えず振り払うか? しかし、掴まれてる部分から気力のような物が吸収されてる感覚がある。
クソッ! こんな事になるならば話に乗るんじゃなかった!
誘惑に負けた自分自身に嫌気がさす。
「多分貴方の感情の問題なので、それに関する何かを断ち切ったら元に戻れると思いますよ」
「私がどっかへ行く前提なの……」
アクロマが最初から表情は変わらず微笑んでおり、焦りが見えない。マッドサイエンティストは皆こんな奴なのか。
必死で頭を働かせた。黒い手はどんどん増えてきて、その度に私の力は抜けていく。このままでは穴の中に引きずり込まれる。アクロマは分からないというのだから頼りにならない。私も解決策は浮かばない。
(あっ これ、無理だ)
私は遅いながらもそんな結論に至った。アクロマは初めからこの結論に至っていたのだろう。
私は黒い手に身を任せ、穴の中に吸い込まれて行った。
◇◇◇
「はぁっ!」
掛け声と共に大鎌の"黒咲"を振り下ろした。目の前に黒咲が振り下ろされると、その起動に沿って赤黒く、とても生物のものとは思えない血液が飛び散る。
服に返り血が飛ばぬよう、私は丁寧にかわす。流石に全てをかわすことは出来ないため、少しは服に飛び散ってしまうが、仕方の無いことだと思い、次の怪物に目を向けた。
黒い霧がまとわりついた謎の生物……いや、生物かどうかも分からない。その名の通りの人を無差別に襲う化け物。これは"虚無"という名があり、A県水瀬市中心に発生している。
私の名前は夜明 刹那17歳。この虚無と呼ばれる危険な化け物を抹殺するために作られた組織。"神威団"に所属している女子高生だ。
今日も発生した虚無の討伐に来ていた。しかし、いつもと比べれば規模は小規模のため、早く終わるだろうと踏んでいる。
次に襲いかかってくる虚無が目の前に居た。私は何気に少し重い黒先を振るために構える。そして、虚無を切ろうとすると、"何か"の影響で体の重心がズレる。
「っ?!」
口から一息の二酸化炭素が漏れる。
何かに足を引っ張られた感触を覚え、尻もちを着いてしまった。
痛い……が、虚無が目の前にいる以上肝が氷点下並みに冷えた。このミス1つで大怪我に繋がり、最悪死んでしまう。
すると虚無が至近距離に迫っていた。黒咲は手から離していないが、今から振り下ろせるかと言われると無理である。
(間に合わないっ!)
そう思った瞬間、足元から伸びて、私の足を掴んでいる不気味な黒い手が目に付いた。
足元にはマンホールぐらいの大きさの穴が空いているさっきから続々と黒い手が伸びて、私を引っ張って穴の中へ引きずり込もうとしている。
この手は明らかに虚無である。目の前には虚無。足元にも虚無。しかも無数の。
四面楚歌とはこのことである。しかし、目の前の虚無に攻撃を受けて怪我を負い、最悪死ぬぐらいなら、この穴の中に入った方が安全かもしれない。
もちろん穴が安全な保証は無いが、今ここで怪我を負うよりは断然良い。
私は即座に判断を下し、黒咲を持って素早く穴の中に降りていった。
◇◇◇(レイナ)
真っ黒、真っ黒、1面真っ黒である。しかし、風きり音が耳元で聞こえるため、かなりの速度で落ちているのが分かる。
この状況はマズイ。そこが暗く見えないため、着地をする時絶対変な体制になってしまう。そして、落ちている高さも多分かなりあると思う。
ある程度の高さと体制が悪ければ誰でもだが、最悪即死してしまう。
必死に体制を整えようにも底が見てないため整えるタイミングが分からない。
そんなことを考えていると、白い雲が見えた。それと同時にいくつものビルが立っている場所が見えた。
かなりの高さ落ちていると思っていたが、雲より高いなんて聞いていない。雲より高い場所から落ちたらどんな生物でも死ぬ。
対処法は思いつかない。空中でできることなんて無いし、手持ちはイーブイだけである。
様々な解決案が頭の中を飛び交う中、地面はすぐそこに迫っていた。私は最期の足掻きとして、体制を整えて着地した。
かなり足がビリビリした。それは手のひらまで伝わってきて、膝を着いてしまった。
─助かった、怪我もない。
それを第1に確認したが、雲の上から落ちてきたのに何故手足が痺れる位で助かったのだろう。普通なら運が良くて骨折だと思うのだが……
高いところから落ちて手足が痺れるなんて、幼稚園児がジャングルジムのてっぺんから飛び降りた時のようで久しぶりの感覚を覚える。
取り敢えず周りを確認してみよう。足元から胸下辺りまで薄い白い霧が蔓延っていて、周りにはビルが立ち並んでいる。空も青白く、太陽の光は見えないのに、周りの様子が見える程度には明るい。
地面はアスファルトで固めてあり、駐車場やカフェ等、ヒウンシティのような大都会である。
周りの景色が全体的に白く、空気も冷たい。冬の夜と朝の狭間のような空気感だ。
ここがどこかは検討がつかない。イッシュ地方でこれほどの都会だとヒウンシティしか思いつかないが、ヒウンシティにこんな場所は見たことがない。
ということはここはヒウンシティではないのである。ついでにイッシュ地方でもない。
この時点で私は行きたい場所に行けなかったのだと言うことが分かる。
なら別地方か? 別地方の主に都会は結構把握してるつもりなのだが全然記憶に当てはまらない。
なら地下か? しかし、空から落ちてきたため地下なわけが無い。
─ここはどこだ
私は震えた手でモンスターボールからイーブイを出す。イーブイは鳴かずにチラチラっと周りを1分程見つめる。私はそれを静かに見つめる。イーブイが確認し終わったのかいつものジト目で私を見つめる。
「ブイッ」
イーブイが一声鳴く。何となく言ってることは分かる。『何処?』と言ってる。
分からないから出したんだよ。
私はそう目線で訴える。イーブイは特に反応もせず私の肩に乗った。
取り敢えず探索をした方が良いか。
私はゆっくりと歩き出した。
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