二次創作小説(新・総合)

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笑ってはいけない魔法紳士24時(新装版・完結)
日時: 2021/01/10 23:57
名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=31676

笑ってはいけないも新装版に移転致します!お詫びとしまして募集用紙の受け付けも延長致します。

募集用紙(〆切ました!)>>1
ここまでのお話>>2

1.最初のバスは怖さしかないらしい>>旧版へ
2.バスの道中は罠と笑いの匂いがするらしい>>旧版へ
3.目的地到着は超ふざけ過ぎらしい>>7-11
4.定番の引き出しは決定事項らしい?(その1)>>14-18
5.定番の引き出しは決定事項らしい?(その2)>>21-25
6.歓迎会は常にてんこ盛りらしい>>34-37
7.蒼海の作者は仕込みをするのが完璧らしい>>45-49
8.陰遁の作者は騒動化したらしい>>57-61
9.禍罪の作者は厨二まっしぐららしい>>67-73
10.突風の作者には笑いの神が憑いていたらしい>>81-87
11.昼食の時間でも油断は禁物らしい>>92-100
12.世音の作者は自由過ぎて手に負えないらしい>>110-114
13.苺の作者は果たし状が発端らしい(その1)>>122-130
14.苺の作者は果たし状が発端らしい(その2)>>135-145
15.蝶野ネタは理不尽が定番らしい>>154-158
16.姫君の行方は罠の巣窟らしい>>166-173
17.夜の定番は怖さにこだわったモノらしい>>178-184
18.フィナーレは派手に行うモノらしい>>188-190

*ここから未公開シーン編です
19.バスで友人に会うとき固まるらしい>>195-198
20.校長の話は別に忘れて良いらしい>>202-206
(202のみカキコのみの話題です)
21.潰し合うのは運命らしい>>207-214
22.相手と同じ衣装は屈辱的らしい>>217-219
23.授業中はお静かに、らしい>>226-232
24.昼食時に語れなかった話題があるらしい>>235-239
25.捕まった罰は沢山用意したらしい(その1)>>242-248
26.捕まった罰は沢山用意したらしい(その2)>>251-257
27.捕まった罰は沢山用意したらしい(その3)>>261-273
28.裏側とドラマはこだわったらしい>>278-289
29.反省会をして終わるらしい>>292-293

Re: 笑ってはいけない魔法紳士24時(新装版) ( No.180 )
日時: 2019/12/04 12:36
名前: YUMA (ID: a0p/ia.h)

17.夜の定番は怖さにこだわったモノらしい・3

本番1、まずは基本

1.火野映司と深海マコトの場合

映司とマコトは見取り図を頼りに奥の階段を探していた。

映司「マコト君、この奥に階段があるんだね?」
マコト「ええ、見取り図が確かなら...」

夜の学校とは一部補助灯がともっていても不気味。自分達の足音と声以外には特に何もない...?

バチ、バチバチ...
<補助灯が一瞬だが点滅

マコト「!?」
映司「マコト君?」

だが、電灯の点滅に気付いたのは仮面ライダースペクターだけだった模様。

マコト「だ、だだだ、大丈夫、大丈夫だ!!」
<無我夢中で見取り図を眺めている&パニックに
映司「うん、分かった。早く目的地に着いて確認したらすぐに皆の元に帰ろう。落ち着いて」

その裏では...あの補助灯には特殊な電気を流すと反応する仕掛けを仕込んでいたのだった。

完二「どーだ、直斗」
<補助灯に繋がっている透明な電気コードを持っている
直斗「ナイスタイミングでした、巽君。ここの迷彩カバーも問題なく作動、後は...はい。火野さんと深海さん、これから階段で2階の目的地に向かう様子です。メインのスタンバイどうぞ」
<途中からシェイドで通信

そんなこんなで2人は目的地である2階の陰遁の作者の授業を受けた教室に。

本館2階、作者黒猫の授業の教室

マコト「黒猫さんの授業を受けた教室はここだな...」
映司「何も目立ったモノは無いけど...?」

ただ、仮面ライダーオーズが何故か置いてあった机の上のメモを取って見てみると...

映司「え?..."泣きそう"...??」
??「なんやと...?」

謎の声が何処からか。目の前にいるマコトではない。

映司「マコト君、何か言った?」
マコト「え?な、何も言ってな」
??「泣く、やと?」

混乱しながらも先と違い謎の声をはっきり聞き、

映司&マコト「ーーーッ!」

ココに仕込まれていた罠を瞬時に判断した2人は...

ズドォオオオオン!
<??=キンタロス、ベランダの壁を突き破って2人に突進してくる!

キンタロス「なーーーけーーーるーーーでぇーーーーー!!」

更に何故かねぼすけキンちゃんはゾンビのマスクを被せられているので不気味さもマシマシ。

映司&マコト「ゾンビマスクで安定して寝ぼけんな馬鹿熊ーーーッ!」
<涙目で走って逃げる

だがな、キンちゃんの件は序の口。1階に降りた2人を待ち受けたのは...

マコト「はーっ...キンタロスが1階に降りてこないのがまだマシっぽい...」
映司「ゾンビマスクはやめて...?」

なんと。階段降りた2人の目の前にはいつの間にかホラーでおなじみの貞子さんがいたのである。

貞子(?)「...」
2人((((;゚Д゚)))))))

キンタロスで困惑した2人にコレは事実上追い打ち。

2人「にぎゃあああああああああああああああ!!((((;゚Д゚)))))))」

全速力ダッシュで逃げていきますた。なお貞子さん担当は...

シェイド(^ω^)つ"もうネタバレOK"
貞子(?=鳴上)「気取られずに待機しろ、とはいえ場所は掛けみたいな感じだったからなぁ...」
<貞子な頭装備を取り外す

出だしは順調です

Re: 笑ってはいけない魔法紳士24時(新装版) ( No.181 )
日時: 2019/12/04 12:37
名前: YUMA (ID: a0p/ia.h)

17.夜の定番は怖さにこだわったモノらしい・4

本番2、前の2人の反応と共に

映司「貞子さんが...貞子さんが...」
マコト((((;゚Д゚)))))))

あんまりなパニック中の2人を見て翔太郎は嫌な予感を察知。

フィリップ「この定番の件はユマサイドでは徹底して怖がらせに転じてくるのか。興味深いね、翔太郎(・∀・)」
翔太郎「...相棒、やめとけ、とにかく落ち着いて考え」

ガシッ
<フィリップ、翔太郎の首筋を掴む

ルカ「うわぁ...」
クローシェ「頑張りなさい、ダブルな探偵コンビ」

もう半熟探偵には逃げ場なし。...諦めろ翔太郎。

ズリズリズリズリ...
<フィリップ、翔太郎を引きずって本館へ

翔太郎「やめてくれぇえええええ!!」

改めて、

2.左翔太郎とフィリップの場合

これからの事に興味津々な地図を見る相方への対応は慣れていたのか本館に入ってから諦めた様子のハーフボイルドはライトを照らしていた。

フィリップ「翔太郎、僕らの封鎖ポイントについてだが...2階以降が全て封鎖されて奥の講堂に誘導されているみたいだよ」
翔太郎「...分かった」

慎重に警戒しながら歩く2人。だがしかし...それが場合によっては命取りだったりするのです。ほら...

カチッ
<翔太郎、何かしらの仕掛けを踏んづけた

フィリップ「相棒」
翔太郎「な、なんか音したよな一体...」

ガサガサガサガサッ!
<蜘蛛足がついた目玉軍団が大量発生!

なんと、蜘蛛足がついた目玉が大量に2人の足元から出てきた!詳しくは深夜廻を参考に。

目玉蜘蛛軍団「ピギャー!」
2人「ーーーーーーーーーーーーーッ!」

なお、閲覧時の責任は負えないので悪しからず。話戻して探偵コンビはあまりの驚きでパニック&逃走したのは言うまでもなく。ただ裏では...

大翔&丈瑠&つかさ((((;゚Д゚)))))))やった自分でもコワイ
<仕掛け部屋の隅でガクブル中

あー、確かゴーオンゴールドとシンケンレッドとパトレン3号はオバケ嫌いでしたね...

美羽「分かった、あの探偵2人は例の講堂にもうすぐ到着なのね、了解。アニと殿様とつかささんには...落ち着いてから伝えておくわ。うん、アレは私もビビった。」

及び一方の探偵2人は裏側の通信通り、目的地のとある講堂内部に入ろうとしていた。

本館1階、とある講堂内部

ガチャ。

フィリップ「し、翔太郎!あまり僕から離れない様にしたまえよ!」
翔太郎「というかお前も離れんな!」

先の気持ち悪い蜘蛛の件でビビりながら、ではあるが。

翔太郎「...?おいフィリップ。ちょいと待て」

ライトを持つ翔太郎が教壇を照らしていたらとあるモノを発見。フィリップにも声をかけてそのまま教壇へ近付く。それは謎の手形の認証装置。メモ付きだ。

翔太郎「..."2人分認証して下さい"」
フィリップ「明らかに罠みたいだね」

考えていても仕方ないので2人は手を出して装置を認証。

ピコン×2

アナウンス「2人分の手形認証を確認...」

先の予想通りにコレが恐怖のはじまりだった。

ビーッ!ビーッ!ビーッ!ビーッ!

2人「!?」

赤いランプが点滅&大音量のアラーム音。

アナウンス「警告!警告!実験動物が脱走しました!」

アナウンス曰く、"実験動物"の脱走。

翔太郎「ま、まずくねーか」
フィリップ「実験動物の担当...興味深いね(`・ω・´)」

いつも通りの魔少年はさておき、その"実験動物"の正体は即座に明らかになった。

ガシャァアアアアアアアアン!
<急に講堂の中央が破壊されて...!

きゅうきょくキマイラ(`・ω・´)ピキーン
2人「」

床下から現れた実験動物=MOTHER3のトラウマになっちゃうエネミーでした...

2人「ゲームオーバーは嫌ぁあああああ!」

ドゴッ

きゅうきょくキマイラ(`・皿・´#)逃げんなピキーン!
フィリップ「壁も扉も突き破ってくるとは...((((;゚Д゚)))))))」
翔太郎「この時だけでもお前は感心持つなフィリップーーーッ!!」

とにかく天井や壁や扉や床を突き破って

バキャアアアアン!

きゅうきょくキマイラ(`▼皿▼´#)はよ捕まれやピキーン!

トラウマエネミーは半熟探偵と魔少年探偵を

フィリップ「もうヘトヘトになっちゃうーー...」

本館出入り口近くまで

きゅうきょくキマイラ(`・ω・´)ピキピキーン!

追いかけ続けたそうな。

翔太郎「こっちくんなぁああああッ!」

トラウマエネミー、投下DEATH

Re: 笑ってはいけない魔法紳士24時(新装版) ( No.182 )
日時: 2019/12/04 12:37
名前: YUMA (ID: a0p/ia.h)

17.夜の定番は怖さにこだわったモノらしい・5

本番3、どんどんエスカレートしていく驚かせ内容

翔太郎&フィリップ「」
<放心...

仮面ライダーバロン、仮面ライダーエグゼイドは探偵2人が出て来た前後の瞬間できゅうきょくキマイラの影を見ていたのでどちらも不安気味。

永夢「見てましたよね、戒斗さん。アレ」
戒斗「それ以上追求するな、エグゼイド。行くぞ」

では3組目、GO。

3.駆紋戒斗と宝生永夢の場合

戒斗と永夢先生も慎重に地図を確認しながら進んでいく方か。

戒斗「俺達は...」
永夢「...目的地は3階の図書室ですが...殆どの道が封鎖されて1本道みたいです」

仕方ないのでそのまま2階へ向かう2人。だが、階段の目の前に来た際...

コロコロコロコロ...こつんっ
<戒斗の足元に人体模型の首が転がってくる

戒斗「!?」
永夢「戒斗さん...コレ作り物ですよ」

冷静なタイプの2人に対して効果は薄かったがきもだめし定番の罠。そのまま無視して階段を上っている途中に本命が発生した...

ぺろん

戒斗「ーーーッ!?」
永夢「...何かありましたか?戒斗さ...ーーーッ!」

なんと、永夢先生のプリズマイリヤな衣装のスカートが多少めくれていた!パニックになる仮面ライダーエグゼイド。

永夢「!...!?...どうなってんのコレぇえええ!!」
戒斗「...!」
<永夢を落ち着かせようとしたらスカートの釣り針とワイヤーを発見

即座に戒斗が相手の後ろにあった釣り針つきのワイヤーを発見して

戒斗「エグゼイド、そのまま動くな」
永夢「はい?」

ブチリ。

そのまま取り外し...もといワイヤーを力ずくで引きちぎった事でトラブルは解消したものの...

永夢「はぁ...すいませんでした」
戒斗「全く...お前も落ち着け。それにしてもなんという姑息な罠だ...!」

引きちぎったワイヤーとその先についた釣り針を眺めて恐ろしい形相の仮面ライダーバロンとそれに慣れたご様子の仮面ライダーエグゼイド。どちらも女装衣装なので確実にスタッフがどちらかをハメる気でいたのは別の話。

竜司「なあ、レンレン。永夢先生じゃなくて戒斗サンをアレでハメてたら俺達オワタだったな((((;゚Д゚)))))))」
<手にワイヤーの先がちぎれた釣り竿。アレの実行犯だったらしい
蓮「確実にロードバロンで俺達を探して半殺しする気でいたよね...多分断片的に力使ってワイヤー引きちぎった件で察した...!((((;゚Д゚)))))))」

今回ハメたの永夢先生でジョーカーもスカルも命拾いしたかもよ?多分...頭が冷静になった蓮は即座にシェイドを使う。

蓮「そうだ...連絡しなきゃ。...うん、俺。もうすぐ先生と戒斗さんが図書室に到着するよ。スタンバイは...分かった。いつでもOKなんだな。」

本館3階、図書室内部

ガラガラッ

永夢「大きな書店みたいな所ですね...」
戒斗「...!」
<ライトを照らして警戒

普通の学校の図書室というよりそこは大きな書店、大きな図書館というべき場所。あらゆる棚は全て本まみれ。

バサバサッ
<何処かの棚から本が数冊落ちる

2人「!?」

まだこの罠はご挨拶。油断大敵という奴だ。その中...

戒斗「?」
永夢「どうされました?」

現時点でライトを持っている戒斗が何かしら見つけたらしく、永夢を連れて行く。

永夢「戒斗さんが気にしていたのはコレですね。ピンクの女の子向きファイルですが...」
謎のヒトダマ「ぉおおおお...」
戒斗「ーーーッ!」

謎のファイルに夢中になる永夢先生の後ろから青い色した謎のヒトダマが!戒斗は驚き後ろに後ずさる。

永夢「?...どうしました??」
戒斗「後ろに...うしろに...!((((;゚Д゚)))))))」
謎のヒトダマ軍団「オロローン...オロローン...」
<何体か増えてる!

仮面ライダーエグゼイドは振り向くが、そこには誰もいない。

永夢「えーと、このファイル以外に荷物らしいモノがなさそうなんで早めに切り上げませんか?」
戒斗((((;゚Д゚)))))))
<震えながら頷く

目的地に到着したが手がかりがファイル以外無いので引き上げようとしたその時だった。...コレが"本番"だ。

バチン
<戒斗の持っているライトが急に消えた!

2人「!?」

そして混乱する2人の周りには...大量の謎のヒトダマ達。

謎のヒトダマ軍団
「オロローン...オロローン...」
「口惜しや...口惜しや...!」
「うらめしやー...」
「アォぉおおおお...」
「恨むだべ...祟るだべ...」

2人「嫌ぁああああああああーーーーーーッ!!((((;゚Д゚)))))))」

及び、普段から冷静なバロンとエグゼイドには恐怖体験をプレゼント。即座に図書室から出て行くが...

謎のヒトダマ軍団
「みーつーけーたーーー」
「どーこー」
「恨みはラサでおくべキカぁああああ!」

ヒトダマ達は逃がさない様子なのか追いかけてくる!

永夢「ど、どど...どこまで...!」
戒斗「エグゼイド、遅れるなーーーッ!!」

その様子を舞台裏では満足そうに眺めていた輩がいた。

双葉「ふんふんふーん。ココをこうしてこうやってーの。つかギャハハハwwww全部偽のヒトダマなのにバロンとエグゼイド超ダセェwwwwwそれでもライダーかwwwww」
<ヒトダマ達の配置などを改ざんして戒斗と永夢を苦しめている。

余談だがあのヒトダマ達は心の怪盗団のナビが細工した幻影である。音声は本人曰く怖い音源を厳選してるそうだ。及び余談だが永夢先生といえば...

ズコー!

永夢「い、イタタ...」
<幾らか太もも見えてます
戒斗「...!」
<無視する予定だったが心配なのか永夢に近付く

双葉「おお、エグゼイド安定のズッコケだが今が魔法少女イリヤたんの服装だからなぁ、ぐふふwwwwつか竜司ー。バロンのアレの場合も見たかったけどよー。色違いやちよさんコスプレのスリットもどストライクなんだけどー?」

双葉、戒斗へのアレはやめとけよ?命いくつあっても多分足りないから。

次でラストだ

Re: 笑ってはいけない魔法紳士24時(新装版) ( No.183 )
日時: 2019/12/05 11:00
名前: YUMA (ID: Uj9lR0Ik)

17.夜の定番は怖さにこだわったモノらしい・6

本番4、最も気合い入れてやらかした奴

クローシェ「あ、貴方達...このファイル、何処で手に入れたの!?」

戒斗と永夢先生が本館出入り口に帰った後が本題だった。あの時図書室で持ち帰って来たピンクのファイル、実は...

ルカ「...あの陛下の秘密文書の証なの。多分裏側にはシロゴーヤの皇帝一族の家紋が入っているわ。」

よく見ると、裏側右下の隅に家紋らしいエンブレムが記載。

戒斗「...!」
永夢「どう関与してくるんですか?」

それについてが本題です...

4.操真晴人と泊進ノ介の場合

進ノ介「あの機密ファイルとセットで届く筈だったらしいな、目的の荷物」
晴人「ただファイルが図書室にしか転送されなかった事と他で見当たらない事から...消去法で俺達の目的地に荷物が送られてる可能性大って訳か。」

残る2人、仮面ライダーウィザードと仮面ライダードライブの目的地は本館地下2階の蒼海の作者の教室だ。

晴人「なあ泊さん。他の奴らは全員地下捜査じゃなかったらしいから」

雑談していたその際だった。

カランカラン...カランカラン...

進ノ介「待て魔法使い!静かに」

何処からかガラガラの音が聞こえる。かなり近いポイントからだ。

晴人「(まさか...この際のガラガラで思いつくモノってまさか...!)とまわりさん早く空いてる部屋か階段に逃げーーー」

ベシャッ

かわいい赤ちゃん(・∀・)あうー。

不安げな晴人の嫌な予感は現実に。天井からこんにちはして来たのはペルソナQの不気味な赤ちゃん型のF.O.E、"かわいい赤ちゃん"だった...

2人「こいつの何処が可愛いんだーーーッ!?」

ドドドドドドドド!
<赤ちゃん、2人を高速で追いかける

かわいい赤ちゃん(・∀・)だーだー!

しかも特注仕様でこの赤ちゃんは普通より高速で追いかけてくる悪趣味な改造である。

かわいい赤ちゃん(・∀・)ばぶー!

晴人「泊さん、あそこに階段だ!」
進ノ介「嗚呼、トップギアで下りるぞ!不気味な赤ん坊とつきあうのはごめんだ!!」

漸く地下行き階段を発見して2人は大急ぎで階段を下る!

ドタドタバタバタ...

2人が階段を下りたのを確認してF.O.E.は消滅。及びあの悪趣味な罠を仕込んでいた人物...仮面ライダージオウは大急ぎで連絡を入れていた。

ソウゴ「うん、あの赤ちゃんの件...思ってたより2人に効果抜群でさ、予定より早めに晴人と進ノ介が地下1階に降りてくるみたい。うん。後のスタンバイよろしくお願いします。」

そんなこんなで件の2人は下りた先の地下2階行きのルートが使えないので代用ルートを探す為に地下1階を探索していた...

進ノ介「...普通のルートが使えねーとなると...どっかに非常口階段とかがもう1つあるのか?」
晴人「ここまでまわりくどい...俺らを遠回りさせて苦しめる気だなチクショウ」

イライラしていた2人に追い打ちをかける準備開始だ...

ガコンッ

2人「!?」

何かしら落っこちた音が響く。

晴人「もうやだ、もう怖い...」
進ノ介「何の音だよ、もう!」

ガタガタガタッ

それと同時に窓や扉がガタガタ音を立てて震え始めた!

2人((((;゚Д゚)))))))

ガタガタガタガタガタガタガタガタ...

小刻みに揺れて止まってを繰り返すのでもう2人には精神的に響いている!

進ノ介「うげぇえええ!」
晴人「ヤバい!このままだとヤバい事に巻き込まれる!」

非常階段を発見すると2人はそのまま慌てて降りていった。

進ノ介「魔法使い!あっちに!」
晴人「ああ...非常階段だ!」

カツカツカツカツカツカツカツカツ...

もうこれ以上今のラップ現象の罠を追求するのが怖くなっていたのか階段を下る速度はかなりの早足だった。余談だがここの罠は地味だけど...

草加「心配無用さ、スタッフ。こういうモノは2人に対して地味に効いてるよ、問題ないから。」
<手元に罠用スイッチ数個。コレで2人をハメていた!

ではウィザードとドライブの2人に視点を戻そう。目的の地下2階に下りて来た2人は全体的に様相が一変していたのに気が付いた所。

進ノ介「なんかさ、見取り図的には変化ないけどここ全体的に神社っぽくなってねえ?」
晴人「うん、そう思う。榊の葉とかしめ縄とかロウソクとか燭台とか色々...」

シャーン...

2人「...?」

何処からか鈴の音。神楽鈴らしいが...

進ノ介「ま、まあ目的地ココらしいし荷物取ってすぐ帰ろうぜ。」
晴人「そうした方がよさそう...もうこれ以上怖いのに巻き込まれるのはこりごりだよ...」

音がしたのと同時に2人は目的地の教室に到着した。

ガラガラッ

本館地下2階、薬品調合室内部

晴人「あの時はガチで怖かったよ。薬がフラグだったなんて。」

蒼海の作者の件を振り返りながら教室の中を調査する2人。

進ノ介「バニヤンに踏み潰された奴だな、うん。俺らも怖かった」

しばらくして、奥の器材置き場の付近に段ボール箱を発見した。多分コレが目的の荷物だろうか?

晴人「よっ、と。あまり重たくなさそうだぜ」
進ノ介「俺が道を先導する、荷物は任せた。」

だが、ここからがメインイベントの始まりだ(黒笑)

シャーン...シャーン...

2人「ーーーッ!」

神楽鈴の音が少しずつ2人に近付いてくる。その正体は...

神楽鈴の徘徊者(?)「!」

シャドウコリダーの敵だったーーーッ!

シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン!

進ノ介「やっぱ荷物取って来て良かったーーーッ!」
晴人「逃げろとまわりさんーーーーー!?」

バタバタバタバタ!

しかし、この2人ってかなり遠回りして地下に来てましたよね?地下1階に戻って来て疲れている2人に仮面ライダーカイザがメインの恐怖はまだ終わらない的な追い打ちを。

草加「よっしゃ、下準備は完了。ソウゴから借りたアレを起動するか(黒笑)」
<何かの装置を起動する。

進ノ介「ぜー、はー...」
晴人「さっきの鈴野郎は地下1階まで追ってこな」

カランカラン...カランカラン...

2人「ここでもかぁああああ!!」

そうです。草加がソウゴからレンタルした装置はあの赤ちゃんの...

ベシャッ

かわいい赤ちゃん(^∀^)あうあうあー。
<2人を見て嬉しそう
2人「もうこないでぇええええ!」

もう2人は不気味な赤ちゃんに無我夢中で1階への階段を上がったそうな...及びあの徘徊者の正体は仮面ライダー龍騎だった。

シェイド(・∀・)つ"お疲れ様、ネタバレOK〜"
神楽鈴の徘徊者(?=真司)「俺よりあの赤ちゃんが一番効果抜群だったみたい。剣崎は大丈夫かな?」
<頭装備を取り外す
草加「"もうこないで"...とねぇ。後...ソウゴ君、装置ありがとう。そういや」
ソウゴ「剣崎の件は大丈夫ー。ほら」

ソウゴが流した映像には...真司と別な神楽鈴の徘徊者=仮面ライダーブレイドが1階で晴人と進ノ介を追い回す光景...

シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン!

2人「またお前か鈴野郎ーーーッ!」

皆さん、夜中にお疲れ様でした

Re: 笑ってはいけない魔法紳士24時(新装版) ( No.184 )
日時: 2019/12/04 12:40
名前: YUMA (ID: a0p/ia.h)

17.夜の定番は怖さにこだわったモノらしい・7

次回予告とおまけ

そんなこんなで出入り口に荷物取って来て到着した晴人と進兄さんのおかげで一行はミッションを無事に達成。なおこの荷物に関して詳しくは...

ルカ「少し特殊な包装の仕方だからみんなは早く部屋に帰ってお風呂に入ってそのまま寝てくれる?明日には開封出来ると思うから。」
映司「現時点でどうにもならないなら仕方ないよね...」

仕方ないので一行はそのまま風呂に入ってそのまま就寝...

次回予告
18.フィナーレは派手に行うモノらしい
>次回、本編はここで一区切り

*以下おまけ

ーそんなこんなで驚いてはいけないオンリー無事終了。

ユマ「寒くなってきましたねー」

ー色々ホラーゲームやら何やらでやらかしたいネタが多数ございまして。

ユマ「そうですな...他のユマサイド側から分けてお伝えだ」

1.火野映司と深海マコトの場合

直斗「僕らの担当は元々基本的な肝試しの形式です。」
完二「ただ、あの貞子の奴は思ってたよりお2人が下りてくんの早ぇから鳴上先輩が即興で提案した奴らしいスよ?」
キンタロス「...Zzz」
鳴上「キンタロスはあの暴走の後、廊下で寝てたところを発見されて搬送されたそうです。問題ありません」

2.左翔太郎とフィリップの場合

大翔「あの目玉蜘蛛より...俺達のケースは探偵2人の件が終わった後のきゅうきょくキマイラの片付けと後始末が大変だったかもしれない」
美羽「...炎も凍結も効かなかったけど一部ハイテクな機械生物だったのを思い出して良かった...」
つかさ「詳しくは...カナロ君が電撃を浴びせて怯ませてからスイッチを切って、再起動防止の為に背中の小型キマイラは圭一郎と咲也が2人がかりで抑えながら拘束した...止めるだけでも被害甚大だったぞ。」

3.駆紋戒斗と宝生永夢の場合

蓮&竜司((((;゚Д゚)))))))
双葉「コイツら、バロンとあのヒトダマの件でガクブル案件だったらしいぞ?」

4.操真晴人と泊進ノ介の場合

草加「詳細の方は俺から説明するね。最近ユマが個人的にビビってたモノをリストアップしたんだ。」
真司「徘徊者と赤ちゃんのどっちが怖かったんだろうな」
剣崎「お、俺は個人的に赤ちゃん...ガラガラ音から落ちて来るコンボはビビる(0w0;)」
ソウゴ「あ、俺も剣崎と同じで赤ちゃん。...それと窓とかドアとかがガタガタするのは俺のプランだよー」

*という訳です。反応あればどうぞどうぞ

ーそんなこんなで本編は次回で一度区切り予定。

ユマ「次回、本編が完結してから残るは全て未公開シーン編となります。」

ー舞台裏から本編では敢えて明かさなかったネタとか色々揃えています。よろしくねー。

ユマ「及びep3関連はもう少しだけ待って下さい」

ー色々調整してるところなのだ...

感想OK&pixiv班はお待ち下さい


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