恋物語 作者/椿希

第4話 つらい・・・日々。
「ねぇねぇ・・・。桐谷君。ここが、わかんないんだけど。教えてくれる?」
「あっそこオレじゃぁ、わからねぇな。石島。」
「なに?」
「津上のやつがここ、わからねぇんだってよ。」
「あっここ。エーとね。このプラスとマイナスを、マイナスにして普通の式にして答えに、マイナスをつける。それだけっ!簡単でしょ。」
「ホントだぁ~!説明も分かりやすかったし。」
(・・・・・・うざいわね。本当は、桐谷君と私を引き離したいのかな?そんなの絶対無理よ。私が、勝つに決まってるじゃん。)
舞:「ねぇ。安西さん。」
「何?」
この子は、安西美郷。
すっごく憎たらしいやつで、小学校のとき、桜神と愛花を引き離したうざいやつ。
「石島さんって、誰が好きなの?」
「今は、どうなのか、分からないけど。
小学校のときは、6年間桐谷のことがすきだったらしいよ。」
「そうなの?ほかに、桐谷君が好きな人っている?」
「後・・・・そうそう。未咲。照崎未咲。あの子は、手ごわいから、
桜神も苦戦してたらしいよ。」
「ありがとう・・・。いきなりごめんね。」

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